Menu Close
Settings Close

Language and Page Formatting Options

Red Hat Training

A Red Hat training course is available for Red Hat OpenStack Platform

10.4. Real-time インスタンスの起動およびチューニング

Real-time コンピュートノードをデプロイして設定したら、それらのノードで real-time インスタンスを起動することができます。CPU ピニング、NUMA トポロジー、およびヒュージページを使用して、これらの real-time インスタンスをさらに設定することができます。

インスタンスのリアルタイムポリシーの設定

リアルタイムポリシーは real-time インスタンスを優先し、負荷のピーク時のレイテンシーを最小限に抑えます。このポリシーを設定するには、compute-realtime フレーバーに以下のパラメーターを追加します。

$ openstack flavor set compute-realtime \
  --property hw:cpu_realtime=yes
  --property hw:cpu_realtime_mask=^0

real-time インスタンスの起動

  1. 「Real-time Compute ロールのデプロイメント」セクションで説明したように、オーバークラウド上に compute-realtime フレーバーが存在する状態にしてください。
  2. real-time インスタンスを起動します。

    # openstack server create  --image <rhel> --flavor r1.small --nic net-id=<dpdk-net> test-rt
  3. コンピュートホストへの管理者アクセス権限を持つ場合、オプションとして、割り当てられたエミュレータースレッドをインスタンスが使用していることを確認することができます。

    # virsh dumpxml <instance-id> | grep vcpu -A1
    <vcpu placement='static'>4</vcpu>
    <cputune>
      <vcpupin vcpu='0' cpuset='1'/>
      <vcpupin vcpu='1' cpuset='3'/>
      <vcpupin vcpu='2' cpuset='5'/>
      <vcpupin vcpu='3' cpuset='7'/>
      <emulatorpin cpuset='0-1'/>
      <vcpusched vcpus='2-3' scheduler='fifo'
      priority='1'/>
    </cputune>

CPU のピニングおよびエミュレータースレッドポリシーの設定

リアルタイム負荷用に各リアルタイムコンピュートノードの CPU を十分に確保するためには、インスタンス用仮想 CPU (vCPU) の少なくとも 1 つをホストの物理 CPU (pCPU) にピニングする必要があります。その結果、その仮想 CPU のエミュレータースレッドは、ピニングした物理 CPU 専用として維持されます。

  1. emulator_thread_policy パラメーターを isolate に設定します。以下は例になります。
# openstack flavor set --property hw:emulator_threads_policy=isolate
  1. 専用 CPU のポリシーを使用するようにフレーバーを設定します。そのためには、フレーバーで hw:cpu_policy パラメーターを dedicated に設定します。以下は例になります。
# openstack flavor set --property hw:cpu_policy=dedicated 99
注記

リソースクオータに、Real-time コンピュートノードが消費するのに十分な pCPU があることを確認してください。

CPU ピニングに関する一般的な情報は、「NUMA ノードを使用する CPU ピニングの設定」セクションを参照してください。

ネットワーク設定の最適化

デプロイメントのニーズによっては、特定のリアルタイム負荷に合わせてネットワークをチューニングするために、network-environment.yaml ファイルのパラメーターを設定しなければならない場合があります。

OVS-DPDK 用に最適化した設定の例を確認するには、『ネットワーク機能仮想化 (NFV) のプランニングおよび設定ガイド』「RT-KVM 対応の OVS-DPDK の設定」セクションを参照してください。

ヒュージページの設定

デフォルトのヒュージページサイズを 1 GB に設定することを推奨します。このように設定しないと、TLB のフラッシュにより仮想 CPU の実行にジッターが生じます。

compute-realtime フレーバーのヒュージページサイズを設定するには、以下のコマンドを実行します。

openstack flavor set compute-realtime --property hw:mem_page_size=large

ヒュージページの使用に関する一般的な情報については、『DPDK Getting Started Guide for Linux』の「Running DPDK applications」を参照してください。