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5.9.3. 共有ストレージの設定

共有ストレージを使用する場合には、Compute サービスのインスタンスディレクトリーを 2 つのノードにエクスポートし、ノードにアクセスできることを確認します。ディレクトリーのパスは、Compute 環境ファイルの state_path および instances_path パラメーターで設定されます。この手順では、デフォルト値の /var/lib/nova/instances を使用しています。共有ストレージを設定することができるのは、root アクセスのあるユーザーのみです。以下の手順の Compute サービスユーザーは、すべてのコントローラーノードおよびコンピュートノードについて同じでなければなりません。

手順

  1. コントローラーノードで以下の手順を実施します。

    1. 以下の例に示すように、Compute サービスのユーザーに /var/lib/nova/instances ディレクトリーの読み取り/書き込み権限があることを確認します。

      drwxr-xr-x.  9 nova nova 4096 Nov  5 20:37 instances
    2. /etc/exports ファイルに以下の行を追加します。

      /var/lib/nova/instances node1_IP(rw,sync,fsid=0,no_root_squash)
      /var/lib/nova/instances node2_IP(rw,sync,fsid=0,no_root_squash)

      node1_IP および node2_IP を 2 つのコンピュートノードの IP アドレスに置き換えてください。以下に例を示します。

      /var/lib/nova/instances 192.168.24.9(rw,sync,fsid=0,no_root_squash)
      /var/lib/nova/instances 192.168.24.21(rw,sync,fsid=0,no_root_squash)
    3. /var/lib/nova/instances ディレクトリーをコンピュートノードにエクスポートします。

      # exportfs -avr
    4. NFS サーバーを再起動します。

      # systemctl restart nfs-server
  2. 各コンピュートノードで以下の手順を実施します。

    1. /var/lib/nova/instances ディレクトリーがローカルに存在することを確認します。
    2. /etc/fstab ファイルに以下の行を追加します。

      NFS_SHARE_PATH:/var/lib/nova/instances /var/lib/nova/instances nfs4 defaults 0 0
    3. コントローラーのインスタンスディレクトリーをマウントし、/etc/fstab に記載されているすべてのデバイスをマウントします。

      # mount -a -v
    4. QEMU がディレクトリーのイメージにアクセスできることを確認します。

      # ls -ld /var/lib/nova/instances
      drwxr-xr-x. 9 nova nova 4096 Nov  5 20:37 /var/lib/nova/instances
    5. ノードでインスタンスディレクトリーを表示できることを確認します。

      drwxr-xr-x. 9 nova nova 4096 Nov  5 20:37 /var/lib/nova/instances
注記

以下のコマンドを実行して、全マウント済みデバイスを確認することもできます。

# df -k