Red Hat Training

A Red Hat training course is available for Red Hat OpenStack Platform

第1章 はじめに

本書では、Block Storage サービスのバックエンドとして Fujitsu ETERNUS Disk Storage System を使用するように Red Hat OpenStack Platform を設定する方法を説明します。本書では、オーバークラウドのデプロイメントで ETERNUS デバイスが提供する Fibre Channel および iSCSI バックエンドを定義する方法について説明します。このプロセスでは、両方のバックエンドを Block Storage サービスの custom back end として定義します。デフォルトでは、コントローラーノードには Block Storage サービスが含まれます。

前提条件

  • 富士通プラグインのコンテナー registry.connect.redhat.com/fujitsu/rhosp13-fujitsu-cinder-volume-161 を使用して、Red Hat OpenStack Platform オーバークラウドが director を介してデプロイされている。詳細は、ベンダープラグインのプラグイン を参照してください。
  • Block Storage バックエンドには、Fujitsu ETERNUS Disk Storage System デバイスおよびドライバーのみを使用する。
  • オーバークラウドデプロイメントで作成した director インストールユーザーを使用できる。詳細は、Director のインストールおよび使用法 から スタックユーザーの作成 を参照してください。
  • ETERNUS Web GUI または CLI から ETERNUS デバイスの Admin アカウントにアクセスできる。

Red Hat は、Fujitsu ETERNUS デバイスでの Fibre Channel または iSCSI インターフェイスの使用と、それぞれのドライバーおよび設定の使用をサポートしています。

注記

カスタムバックエンドの定義に関する詳しい情報は、カスタム Block Storage バックエンドデプロイメントガイド を参照してください。