Red Hat Training
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5.12. ストレージバックエンドの準備
一部のストレージバックエンドは、設定フックではなく、独自のコンポーザブルサービスを使用するように変更されました。カスタムストレージバックエンドを使用する場合には、environments
ディレクトリーで関連する環境ファイルに新規パラメーターとリソースが含まれているかどうかを確認してください。バックエンド用のカスタム環境ファイルを更新します。以下に例を示します。
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NetApp Block Storage (cinder) バックエンドの場合は、デプロイメント内の新しい
environments/cinder-netapp-config.yaml
を使用してください。 -
Dell EMC Block Storage (cinder) バックエンドの場合は、デプロイメント内の新しい
environments/cinder-dellsc-config.yaml
を使用してください。 -
Dell EqualLogic Block Storage (cinder) バックエンドの場合は、デプロイメント内の新しい
environments/cinder-dellps-config.yaml
を使用してください。
たとえば、NetApp Block Storage (cinder) バックエンドは、それぞれのバージョンに以下のリソースを使用していました。
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OpenStack Platform 10 以前:
OS::TripleO::ControllerExtraConfigPre: ../puppet/extraconfig/pre_deploy/controller/cinder-netapp.yaml
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OpenStack Platform 11 以降:
OS::TripleO::Services::CinderBackendNetApp: ../puppet/services/cinder-backend-netapp.yaml
今回の変更の結果、このバックエンドには新しい OS::TripleO::Services::CinderBackendNetApp
リソースと、関連付けられたサービステンプレートを使用するようになりました。