Red Hat Training

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3.4. 高可用性のプランニング

高可用性なオーバークラウドをデプロイするために、director は複数のコントローラー、コンピュート、およびストレージノードを単一のクラスターとして連携するように設定します。ノードで障害が発生すると、障害が発生したノードのタイプに応じて、自動フェンシングおよび再起動プロセスがトリガーされます。オーバークラウドの高可用性アーキテクチャーおよびサービスに関する情報は、『高可用性デプロイメントと使用方法』を参照してください。

重要

STONITH を使用しない高可用性オーバークラウドのデプロイはサポートの対象外です。高可用性オーバークラウドの Pacemaker クラスターの一部である各ノードには、STONITH デバイスを設定する必要があります。STONITH および Pacemaker の詳細は、「Fencing in a Red Hat High Availability Cluster」および「Support Policies for RHEL High Availability Clusters - General Requirements for Fencing/STONITH」を参照してください。

director を使用して、コンピュートインスタンスの高可用性 (インスタンス HA) を設定することもできます。このメカニズムにより、ノードで障害が発生するとコンピュートノード上のインスタンスが自動的に退避および再起動されます。インスタンス HA に対する要件は通常のオーバークラウドの要件と同じですが、追加のステップを実施してデプロイメントのために環境を準備する必要があります。インスタンス HA の仕組みおよびインストール手順に関する情報は、『コンピュートインスタンスの高可用性』を参照してください。