Red Hat Training

A Red Hat training course is available for Red Hat OpenStack Platform

2.4.2. コントローラーノードの要件

コントローラーノードは、Red Hat OpenStack Platform 環境の中核となるサービス (例: Horizon Dashboard、バックエンドのデータベースサーバー、Keystone 認証、高可用性サービスなど) をホストするロールを果たします。

プロセッサー
Intel 64 または AMD64 CPU 拡張機能をサポートする 64 ビット x86 プロセッサー。
メモリー

最小のメモリー容量は 32 GB です。ただし、推奨のメモリー容量は、仮想 CPU の数によって異なります (CPU コアをハイパースレッディングの値で乗算した数値に基づいています)。以下の計算を参考にしてください。

  • コントローラーの最小メモリー容量の算出:

    • 1 仮想 CPU あたり 1.5 GB のメモリーを使用します。たとえば、仮想 CPU が 48 個あるマシンにはメモリーは 72 GB 必要です。
  • コントローラーの推奨メモリー容量の算出:

    • 1 仮想 CPU あたり 3 GB のメモリーを使用します。たとえば、仮想 CPU が 48 個あるマシンにはメモリーは 144 GB 必要です。

メモリーの要件に関する詳しい情報は、Red Hat カスタマーポータルで Red Hat OpenStack Platform Hardware Requirements for Highly Available Controllers のアーティクルを参照してください。

ディスクストレージとレイアウト

Object Storage サービス (swift) がコントローラーノード上で実行されていない場合には、最小で 50 GB のストレージが必要です。ただし、Telemetry (gnocchi) および Object Storage サービスはいずれもコントローラーにインストールされ、ルートディスクを使用するように設定されます。これらのデフォルトは、コモディティーハードウェア上に構築される小型のオーバークラウドのデプロイに適しています。これは、概念検証およびテストの標準的な環境です。これらのデフォルトにより、最小限のプランニングでオーバークラウドをデプロイすることができますが、ワークロードキャパシティーとパフォーマンスの面ではあまり優れていません。

ただし、Telemetry がストレージに絶えずアクセスするため、エンタープライズ環境では、これによって大きなボトルネックが生じる可能性があります。これにより、ディスク I/O が過度に使用されて、その他すべてのコントローラーサービスに深刻な影響をもたらします。このタイプの環境では、オーバークラウドのプランニングを行って、適切に設定する必要があります。

Red Hat は、Telemetry と Object Storage の両方の推奨設定をいくつか提供しています。詳しくは、Deployment Recommendations for Specific Red Hat OpenStack Platform Services を参照してください。

ネットワークインターフェイスカード
最小 2 枚の 1 Gbps ネットワークインターフェイスカード。タグ付けされた VLAN トラフィックを委譲する場合や、ボンディングインターフェイス向けの場合には、追加のネットワークインターフェイスを使用します。
電源管理
各コントローラーノードには、Intelligent Platform Management Interface (IPMI) 機能などのサポート対象の電源管理インターフェイスがサーバーのマザーボードに搭載されている必要があります。

2.4.2.1. 仮想化サポート

Red Hat では、Red Hat Virtualization プラットフォーム上の仮想コントローラーノードのみをサポートします。詳細は、仮想コントロールプレーンの作成 を参照してください。