10.7.16. quotas

以下の表は、/etc/neutron/neutron.conf ファイルの [quotas] グループで使用できるオプションの概要をまとめたものです。

表10.43 quotas

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

default_quota = -1

整数値

テナントごとに許可されるデフォルトのリソース数。負の値は無制限を意味します。

quota_driver = neutron.db.quota.driver.DbQuotaDriver

文字列値

クォータチェックに使用するデフォルトのドライバー。

quota_floatingip = 50

整数値

テナントごとに許可される Floating IP の数。負の値は無制限を意味します。

quota_network = 100

整数値

テナントごとに許可されるネットワークの数。負の値は無制限を意味します。

quota_port = 500

整数値

テナントごとに許可されるポート数。負の値は無制限を意味します。

quota_router = 10

整数値

テナントごとに許可されるルーターの数。負の値は無制限を意味します。

quota_security_group = 10

整数値

テナントごとに許可されるセキュリティーグループの数。負の値は無制限を意味します。

quota_security_group_rule = 100

整数値

テナントごとに許可されるセキュリティールールの数。負の値は無制限を意味します。

quota_subnet = 100

整数値

テナントごとに許容できるサブネットの数。負の値は無制限を意味します。

track_quota_usage = True

ブール値

現在のリソースクォータの使用状況のデータベースを追跡します。neutron データベースを使用しないプラグインは、このフラグを False に設定する必要があります。