第38章 limits

本章では、limits コマンドに含まれるコマンドについて説明します。

38.1. limits show

コンピュートおよびブロックストレージの制限を表示します。

使用方法

openstack limits show [-h] [-f {csv,json,table,value,yaml}] [-c COLUMN]
                             [--max-width <integer>] [--fit-width]
                             [--print-empty] [--noindent]
                             [--quote {all,minimal,none,nonnumeric}]
                             [--sort-column SORT_COLUMN] (--absolute | --rate)
                             [--reserved] [--project <project>]
                             [--domain <domain>]

表38.1 表の書式設定

概要

--print-empty

表示するデータがない場合は空のテーブルを出力します。

--max-width <integer>

表示の幅の最大値 <1 は無効にする。CLIFF_MAX_TERM_MYBACKUPDIRTH 環境変数を使用することもできますが、パラメーターが優先されます。

--fit-width

表示幅にテーブルを適合させます。--max- width が 0 よりも大きい場合は暗黙的になります。常に有効にするには、環境変数を CLIFF_FIT_MYBACKUPDIRTH=1 に設定します。

表38.2 CSV 書式設定

概要

--quote {all,minimal,none,nonnumeric}

引用符を含める場合に使用します。デフォルトで数字以外の数値に設定されます。

表38.3 出力形式の設定

概要

output formatter options-f {csv,json,table,value,yaml}, --format {csv,json,table,value,yaml}

出力形式。デフォルトは table です。

-c COLUMN, --column COLUMN

追加する列を指定します。繰り返すことができます。

--sort-column SORT_COLUMN

データを並べ替えるコラムを指定します (最初に指定した列には優先順位があり、存在しない列は無視されます)。

表38.4 JSON 書式設定

概要

--noindent

Json のインデントを無効にするかどうか。

表38.5 その他の引数 (オプション):

概要

--reserved

予約数を含めます [--absolute と共に使用する場合にのみ有効]。

--project <project>

特定のプロジェクト (名前または ID) の制限を表示します [--absolute と共に使用する場合にのみ有効]。

--rate

流量制御の表示

-h, --help

ヘルプメッセージを表示して終了します。

--absolute

絶対制限を表示します。

--domain <domain>

プロジェクトが属するドメイン (名前または ID)[--absolute と共に使用する場合にのみ有効]。