第36章 ip

本章では、ip コマンドに含まれるコマンドについて説明します。

36.1. ip availability list

ネットワークの IP の可用性を一覧表示します。

使用方法

openstack ip availability list [-h] [-f {csv,json,table,value,yaml}]
                                      [-c COLUMN] [--max-width <integer>]
                                      [--fit-width] [--print-empty]
                                      [--noindent]
                                      [--quote {all,minimal,none,nonnumeric}]
                                      [--sort-column SORT_COLUMN]
                                      [--ip-version <ip-version>]
                                      [--project <project>]
                                      [--project-domain <project-domain>]

表36.1 表の書式設定

概要

--print-empty

表示するデータがない場合は空のテーブルを出力します。

--max-width <integer>

表示の幅の最大値 <1 は無効にする。CLIFF_MAX_TERM_MYBACKUPDIRTH 環境変数を使用することもできますが、パラメーターが優先されます。

--fit-width

表示幅にテーブルを適合させます。--max- width が 0 よりも大きい場合は暗黙的になります。常に有効にするには、環境変数を CLIFF_FIT_MYBACKUPDIRTH=1 に設定します。

表36.2 CSV 書式設定

概要

--quote {all,minimal,none,nonnumeric}

引用符を含める場合に使用します。デフォルトで数字以外の数値に設定されます。

表36.3 出力形式の設定

概要

output formatter options-f {csv,json,table,value,yaml}, --format {csv,json,table,value,yaml}

出力形式。デフォルトは table です。

-c COLUMN, --column COLUMN

追加する列を指定します。繰り返すことができます。

--sort-column SORT_COLUMN

データを並べ替えるコラムを指定します (最初に指定した列には優先順位があり、存在しない列は無視されます)。

表36.4 JSON 書式設定

概要

--noindent

Json のインデントを無効にするかどうか。

表36.5 その他の引数 (オプション):

概要

-h, --help

ヘルプメッセージを表示して終了します。

--project-domain <project-domain>

プロジェクトが所属するドメイン (名前または ID)。プロジェクト名の競合が発生してしまった場合に、使用できます。

--ip-version <ip-version>

指定した ip バージョンのネットワーク (デフォルトは 4) の ip の可用性を一覧表示します。

--project <project>

指定されたプロジェクトの ip の可用性を一覧表示します (名前または ID)。