Red Hat Training
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1.3. ベアメタルアンダークラウドのバックアップ
完全なアンダークラウドのバックアップには、以下のデータベースおよびファイルが含まれます。
- アンダークラウドノード上の MariaDB データベース
- (データベースを正確にリストアできるように) アンダークラウド上の MariaDB 設定ファイル
-
設定データ:
/etc -
ログデータ:
/var/log -
イメージデータ:
/var/lib/glance -
証明書生成データ (SSL を使用している場合):
/var/lib/certmonger -
コンテナーイメージデータ:
/var/lib/docker、/var/lib/registry -
swift の全データ:
/srv/node -
stack ユーザーのホームディレクトリー内の全データ:
/home/stack
注記
バックアッププロセスを実行する前に、アンダークラウドに利用可能なディスク容量が十分にあることを確認します。アーカイブファイルは、少なくとも 3.5 GB となることが予想され、それ以上になる可能性があります。
手順
-
アンダークラウドに
rootユーザーとしてログインします。 データベースのバックアップを作成します。
[root@director ~]# mysqldump --opt --all-databases > /root/undercloud-all-databases.sql
backupディレクトリーを作成して、そのディレクトリーを所有するユーザーをstackユーザーに変更します。[root@director ~]# mkdir /backup [root@director ~]# chown stack: /backup
このディレクトリーを使用して、アンダークラウドのデータベースおよびファイルシステムを含むアーカイブを保存します。
バックアップディレクトリーに移動します。[root@director ~]# cd /backup
データベースのバックアップと設定ファイルをアーカイブします。
[root@director ~]# tar --xattrs --xattrs-include='*.*' --ignore-failed-read -cf \ undercloud-backup-$(date +%F).tar \ /root/undercloud-all-databases.sql \ /etc \ /var/log \ /var/lib/glance \ /var/lib/certmonger \ /var/lib/docker \ /var/lib/registry \ /srv/node \ /root \ /home/stack-
--ignore-failed-readオプションを指定すると、アンダークラウドに適用されないディレクトリーはスキップされます。 -
--xattrsおよび--xattrs-include='*.*'オプションには、Object Storage (swift) および SELinux のメタデータを保存するために必要な拡張属性が含まれます。
これで、
undercloud-backup-<date>.tar.gzという名前のファイルが作成されます。ここで、<date>はシステムの日付けです。このtarファイルをセキュアな場所にコピーします。-