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13.4. OVS ボンディングのオプション

以下の表には、これらのオプションについての説明と、ハードウェアに応じた代替手段を記載しています。

表13.1 ボンディングオプション

bond_mode=balance-slb

送信元の MAC アドレスと出力の VLAN に基づいてフローのバランスを取り、トラフィックパターンの変化に応じて定期的にリバランスを行います。ボンディングを balance-slb に設定することにより、リモートスイッチについての知識や協力なしに限定された形態の負荷分散が可能となります。SLB は送信元 MAC アドレスと VLAN の各ペアをリンクに割り当て、そのリンクを介して、対象の MAC アドレスと LAN からのパケットをすべて伝送します。このモードはトラフィックパターンの変化に応じて定期的にリバランスを行う、送信元 MAC アドレスと VLAN の番号に基づいた、簡単なハッシュアルゴリズムを使用します。このモードは、Linux ボンディングドライバーで使用されているモード 2 のボンディングに類似しています。このモードを使用すると、スイッチが LACP を使用するように設定されていない場合でも、負荷分散機能を有効にすることができます。

bond_mode=active-backup

このモードは、アクティブな接続が失敗した場合にスタンバイの NIC がネットワーク操作を再開するアクティブ/スタンバイ構成のフェイルオーバーを提供します。物理スイッチに提示される MAC アドレスは 1 つのみです。このモードには、特別なスイッチのサポートや設定は必要なく、リンクが別のスイッチに接続された際に機能します。このモードは、負荷分散機能は提供しません。

lacp=[active|passive|off]

Link Aggregation Control Protocol (LACP) の動作を制御します。LACP をサポートしているのは特定のスイッチのみです。お使いのスイッチが LACP に対応していない場合には bond_mode=balance-slb または bond_mode=active-backup を使用してください。

other-config:lacp-fallback-ab=true

フォールバックとして bond_mode=active-backup に切り替わるように LACP の動作を設定します。

other_config:lacp-time=[fast|slow]

LACP のハートビートを 1 秒 (高速) または 30 秒 (低速) に設定します。デフォルトは低速です。

other_config:bond-detect-mode=[miimon|carrier]

リンク検出に miimon ハートビート (miimon) またはモニターキャリア (carrier) を設定します。デフォルトは carrier です。

other_config:bond-miimon-interval=100

miimon を使用する場合には、ハートビートの間隔をミリ秒単位で設定します。

bond_updelay=1000

フラッピングを防ぐためにアクティブ化してリンクが Up の状態である必要のある時間 (ミリ秒単位)

other_config:bond-rebalance-interval=10000

ボンディングメンバー間のリバランシングフローの間隔 (ミリ秒単位)。ボンディングメンバー間のリバランシングフローを無効にするには、この値をゼロに設定します。