設定リファレンス

Red Hat OpenStack Platform 13

Red Hat OpenStack Platform 環境の設定

概要

このドキュメントは、設定オプションを調べるシステム管理者を対象としています。これには、OpenStack で利用可能な設定オプションの一覧が含まれており、自動生成を使用して各プロジェクトのコードからのオプションおよび説明を生成します。

前書き

本書では、Red Hat OpenStack Platform の主要なサービスごとに、設定ファイルで利用可能なオプションを説明します。コンテンツは設定ファイル自体の値に基づいて自動生成され、参照の目的でのみ提供されます。

警告

設定ファイルを手動で編集することはサポートされていません。すべての設定変更は、director を介して行う必要があります。Red Hat は、このガイドを技術リファレンスとしてのみ提供しています。

第1章 barbican

以下の章では、barbican サービスの設定オプションについて説明します。

1.1. barbican.conf

このセクションには、/etc/barbican/barbican.conf ファイルのオプションが含まれます。

1.1.1. DEFAULT

以下の表は、/etc/barbican/barbican.conf ファイルの [DEFAULT] グループで利用可能なオプションの概要をまとめたものです。

表1.1 DEFAULT

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

admin_role = admin

文字列値

認証されたユーザーを管理者として識別するために使用されるロール。

allow_anonymous_access = False

ブール値

認証されていないユーザーが、読み取り専用の権限で API にアクセスできるようにします。これは、ContextMiddleware を使用する場合にのみ適用されます。

api_paste_config = api-paste.ini

文字列値

api サービスの paste.deploy 設定のファイル名

backdoor_port = None

文字列値

eventlet バックドアを有効にします。設定可能な値は 0、<port>、および <start>:<end> です。ここで、0 はランダムの tcp ポート番号でリッスンします。<port> は指定されたポート番号でリッスンします (そのポートが使用中の場合にはバックドアを有効にしません)。また、<start>:<end> は、指定されたポート番号の範囲で最も小さい未使用のポート番号でリッスンします。選択したポートは、サービスのログファイルに表示されます。

backdoor_socket = None

文字列値

指定されたパスを接続を受信できる unix ソケットとして使用して、eventlet バックドアを有効にします。このオプションは、backdoor_port と相互に排他的です。したがって、どちらか 1 つだけを指定する必要があります。両方を指定すると、このオプションの存在によってそのオプションの使用が上書きされます。

client_socket_timeout = 900

整数値

クライアント接続のソケット操作のタイムアウト。受信接続がこの秒数の間アイドル状態であると、閉じられます。0 の値は、永久に待機することを意味します。

conn_pool_min_size = 2

整数値

接続有効期限ポリシーのプールサイズ制限

conn_pool_ttl = 1200

整数値

プールのアイドル状態の接続の存続期間 (秒単位)

control_exchange = openstack

文字列値

トピックがスコープ設定されるデフォルトの変換。transport_url オプションで指定した変換名で上書きできます。

db_auto_create = True

ブール値

サービスの起動時に Barbican データベースを作成します。

debug = False

ブール値

true に設定すると、ログレベルはデフォルトの INFO レベルではなく DEBUG に設定されます。

default_limit_paging = 10

整数値

limit ページング URL パラメーターのデフォルトページサイズ。

default_log_levels = [u'amqp=WARN', u'amqplib=WARN', u'boto=WARN', u'qpid=WARN', u'sqlalchemy=WARN', u'suds=INFO', u'oslo.messaging=INFO', u'oslo_messaging=INFO', u'iso8601=WARN', u'requests.packages.urllib3.connectionpool=WARN', u'urllib3.connectionpool=WARN', u'websocket=WARN', u'requests.packages.urllib3.util.retry=WARN', u'urllib3.util.retry=WARN', u'keystonemiddleware=WARN', u'routes.middleware=WARN', u'stevedore=WARN', u'taskflow=WARN', u'keystoneauth=WARN', u'oslo.cache=INFO', u'dogpile.core.dogpile=INFO']

リスト値

logger=LEVEL ペアのパッケージロギングレベルの一覧。このオプションは、log_config_append が設定されている場合は無視されます。

executor_thread_pool_size = 64

整数値

エグゼキューターがスレッディングまたはイベントレットの場合のエグゼキュータースレッドプールのサイズ。

fatal_deprecations = False

ブール値

非推奨の致命的なステータスを有効または無効にします。

host_href = http://localhost:9311

文字列値

HATEOAS 形式の参照に使用するホスト名。注記: 通常これは、クライアントがこのサービスへの返信に使用する負荷分散エンドポイントになります。デプロイメントが wsgi 要求からホストを派生する場合は、これを空白のままにします。空白は、デフォルトの設定値 http://localhost:9311を上書きするために必要です。

instance_format = [instance: %(uuid)s]

文字列値

ログメッセージで渡されるインスタンスの形式。

instance_uuid_format = [instance: %(uuid)s]

文字列値

ログメッセージで渡されるインスタンス UUID の形式。

log-config-append = None

文字列値

ロギング設定ファイルの名前。このファイルは、既存のロギング設定ファイルに追加されます。ロギング設定ファイルの詳細は、Python のロギングモジュールのドキュメントを参照してください。ロギング設定ファイルを使用すると、すべてのロギング設定が設定ファイルで設定され、その他のロギング設定オプションは無視されます (例: logging_context_format_string)。

log-date-format = %Y-%m-%d %H:%M:%S

文字列値

ログレコードの %%(asctime)s のフォーマット文字列を定義します。デフォルト:%(default)sこのオプションは、log_config_append が設定されている場合は無視されます。

log-dir = None

文字列値

(オプション)log_file の相対パスに使用されるベースディレクトリー。このオプションは、log_config_append が設定されている場合は無視されます。

log-file = None

文字列値

(オプション) ロギング出力を送信するログファイルの名前。デフォルトが設定されていない場合、ロギングは use_stderr で定義されているように stderr に送信されます。このオプションは、log_config_append が設定されている場合は無視されます。

logging_context_format_string = %(asctime)s.%(msecs)03d %(process)d %(levelname)s %(name)s [%(request_id)s %(user_identity)s] %(instance)s%(message)s

文字列値

コンテキスト付きログメッセージに使用するフォーマット文字列。

logging_debug_format_suffix = %(funcName)s %(pathname)s:%(lineno)d

文字列値

メッセージのロギングレベルが DEBUG の場合にログメッセージに追加する追加のデータ。

logging_default_format_string = %(asctime)s.%(msecs)03d %(process)d %(levelname)s %(name)s [-] %(instance)s%(message)s

文字列値

コンテキストが定義されていない場合に、ログメッセージに使用するフォーマット文字列。

logging_exception_prefix = %(asctime)s.%(msecs)03d %(process)d ERROR %(name)s %(instance)s

文字列値

この形式で、例外出力の各行の前に接頭辞が付けられます。

logging_user_identity_format = %(user)s %(tenant)s %(domain)s %(user_domain)s %(project_domain)s

文字列値

logging_context_format_string で使用される %(user_identity)s のフォーマット文字列を定義します。

max_allowed_request_size_in_bytes = 15000

整数値

barbican-api に対する最大許容 http 要求サイズ。

max_allowed_secret_in_bytes = 10000

整数値

シークレットの最大許容サイズ (バイト単位)。

max_header_line = 16384

整数値

許可されるメッセージヘッダー行の最大サイズ。max_header_line は、大きなトークンを使用する際に増やす必要がある場合があります (特に、keystone が大きなサービスカタログの PKI トークンを使用するように設定された場合に生成されるトークン)。

max_limit_paging = 100

整数値

limit ページング URL パラメーターの最大ページサイズ。

publish_errors = False

ブール値

エラーイベントの公開を有効または無効にします。

rate_limit_burst = 0

整数値

rate_limit_interval ごとのログ記録されたメッセージの最大数。

rate_limit_except_level = CRITICAL

文字列値

レート制限で使用されるログレベル名:CRITICAL、ERROR、INFO、WARNING、DEBUG または空の文字列。rate_limit_except_level 以上のレベルのログはフィルターされません。空の文字列は、すべてのレベルがフィルターされることを意味します。

rate_limit_interval = 0

整数値

ログのレート制限の間隔 (秒数)。

rpc_ack_timeout_base = 15

整数値

キャスト/呼び出しからの ACK を待機する秒数。各再試行の後、このタイムアウトは指定された乗数で乗算されます。

rpc_ack_timeout_multiplier = 2

整数値

各再試行後にベース ACK タイムアウトを掛ける数値。

rpc_backend = rabbit

文字列値

使用するメッセージングドライバー。デフォルトは rabbit です。その他のドライバーには、amqp と zmq があります。

rpc_conn_pool_size = 30

整数値

RPC 接続プールのサイズ。

rpc_message_ttl = 300

整数値

送信/受信メッセージの有効期限タイムアウト (秒単位)。その後、クライアント/サーバーによって追跡されなくなります。

rpc_poll_timeout = 1

整数値

ポーリングが待機するデフォルトの秒数。タイムアウトの期限が切れると、ポーリングでタイムアウト例外が発生します。

rpc_response_timeout = 60

整数値

呼び出しからの応答を待つ秒数。

rpc_retry_attempts = 3

整数値

問題が発生した場合のデフォルトのメッセージ送信試行回数: 正の値 N は最大 N 回の再試行を意味し、0 は再試行しないことを意味し、None または -1 (またはその他の負の値) は永久に再試行することを意味します。このオプションは、確認が有効な場合にのみ使用されます。

rpc_thread_pool_size = 100

整数値

同時に動作する (緑の) スレッドの最大数。

rpc_use_acks = False

ブール値

受信者からのメッセージ確認を待ちます。このメカニズムは、PUB/SUB を使用しないプロキシー経由でのみ機能します。

rpc_zmq_bind_address = *

文字列値

ZeroMQ バインドアドレス。ワイルドカード (*)、イーサネットインターフェイス、または IP である必要があります。「ホスト」オプションは、このアドレスを指すか解決する必要があります。

rpc_zmq_bind_port_retries = 100

整数値

ZMQBindError で失敗する前に空きポート番号を見つけるための再試行回数。

rpc_zmq_contexts = 1

整数値

ZeroMQ コンテキストの数。デフォルトは 1 です。

rpc_zmq_host = ccsosp-undercloud.usersys.redhat.com

文字列値

このノードの名前。有効なホスト名、FQDN、または IP アドレスである必要があります。Nova を実行している場合は、"host" オプションと一致する必要があります。

rpc_zmq_ipc_dir = /var/run/openstack

文字列値

IPC ソケットを保持するためのディレクトリー。

rpc_zmq_matchmaker = redis

文字列値

MatchMaker ドライバー。

rpc_zmq_max_port = 65536

整数値

ランダムポート範囲の最大ポート番号。

rpc_zmq_min_port = 49153

ポート値

ランダムなポート範囲の最小ポート番号。

rpc_zmq_serialization = json

文字列値

送信/受信メッセージをシリアライズ/デシリアライズするためのデフォルトのシリアライゼーションメカニズム

rpc_zmq_topic_backlog = None

整数値

トピックごとにローカルにバッファリングする Ingress メッセージの最大数。デフォルトは無制限です。

run_external_periodic_tasks = True

ブール値

一部の定期的なタスクは個別のプロセスで実行できます。ここで実行すべきですか ?

sql_connection = sqlite:///barbican.sqlite

文字列値

参照実装レジストリーサーバーの sqlalchemy 接続文字列。いずれかの有効な SQLAlchemy 接続文字列であれば問題ありません。http://www.sqlalchemy.org/docs/05/reference/sqlalchemy/connections.html#sqlalchemy.create_engine を参照してください。注記: 絶対アドレスの場合は、sqlite: の後に //// スラッシュを使用します。

sql_idle_timeout = 3600

整数値

SQLAlchemy がデータベースへの接続を再確立するまでの時間 (秒単位)。MySQL は、デフォルトの 8 時間の wait_timeout を使用し、その後アイドル状態の接続を破棄します。これにより、MySQL Gone Away 例外が生じる可能性があります。その場合には、この値を下げて、MySQL が接続を切断する前に SQLAlchemy が再接続できるようにすることができます。

sql_max_retries = 60

整数値

起動時のデータベース接続の最大再試行数。再試行回数を無限に指定するには -1 に設定します。

sql_pool_class = QueuePool

文字列値

sqlalchemy.pool モジュールからインポートされたクラスを受け入れ、プール構築の詳細を処理します。コメントアウトされている場合、SQLAlchemy はデータベースダイアレクトに基づいて選択します。その他のオプションは QueuePool(SQLAlchemy が管理する接続の場合) および NullPool(接続の SQLAlchemy 管理が無効な場合) です。詳細は、http://docs.sqlalchemy.org/en/latest/core/pooling.html を参照してください。

sql_pool_logging = False

ブール値

指定した場合に SQLAlchemy プール関連のデバッグ出力をログ (DEBUG ログレベル出力を設定) に表示します。

sql_pool_max_overflow = 10

整数値

SQLAlchemy が使用するプールの最大オーバーフローサイズ。チェックアウトされた接続の数が sql_pool_size で設定されているサイズに達すると、この制限まで追加の接続が返されます。続いて、プールで許可される同時接続の合計数は sql_pool_size + sql_pool_max_overflow になります。オーバーフロー制限がないことを示すために -1 に設定すると、同時接続の合計数には制限が設けられません。SQLAlchemy がデフォルトを選択するのを許可するには、コメントアウトします。

sql_pool_size = 5

整数値

SQLAlchemy によって使用されるプールのサイズ。これは、プールに永続的に保存される接続の最大数です。0 に設定すると、サイズ制限なしを指定できます。プールを無効にするには、代わりに sql_pool_class を指定して NullPool を使用します。SQLAlchemy がデフォルトを選択するのを許可するには、コメントアウトします。

sql_retry_interval = 1

整数値

SQL 接続を開く再試行の間隔。

subscribe_on = []

リスト値

SubConsumer がサブスクライブできるパブリッシャーホストのリスト。このオプションは、matchmaker から取得したデフォルトのパブリッシャーリストよりも優先度が高くなります。

syslog-log-facility = LOG_USER

文字列値

ログ行を受け取る syslog ファシリティー。このオプションは、log_config_append が設定されている場合は無視されます。

tcp_keepidle = 600

整数値

各サーバーソケットの TCP_KEEPIDLE の値を設定します (秒単位)。OS X では対応していません。

transport_url = None

文字列値

メッセージングバックエンドに接続するためのネットワークアドレスおよびオプションのユーザー認証情報 (URL 形式)。想定される形式は次のとおりです。

driver://[user:pass@]host:port[,[userN:passN@]hostN:portN]/virtual_host?query

例:rabbit://rabbitmq:password@127.0.0.1:5672//

URL のフィールドの詳細は、https://docs.openstack.org/oslo.messaging/latest/reference/transport.html で oslo_messaging.TransportURL のドキュメントを参照してください。

use-journal = False

ブール値

ロギング用の journald を有効にします。systemd 環境で実行している場合は、ジャーナルサポートを有効にしたい場合があります。その場合、ログメッセージに加えて構造化されたメタデータが含まれる journal ネイティブプロトコルが使用されます。このオプションは、log_config_append が設定されている場合は無視されます。

use-json = False

ブール値

ロギングに JSON 形式を使用します。このオプションは、log_config_append が設定されている場合は無視されます。

use-syslog = False

ブール値

ロギングに syslog を使用します。既存の syslog 形式は非推奨であり、後に RFC5424 に従うように変更されます。このオプションは、log_config_append が設定されている場合は無視されます。

use_dynamic_connections = False

ブール値

このオプションは、直接接続を動的または静的にします。use_router_proxy=False でのみ意味があります。これは、ダイレクトメッセージタイプに直接接続を使用することを意味します (それ以外の場合は無視されます)。

use_pub_sub = False

ブール値

fanout メソッドには PUB/SUB パターンを使用します。PUB/SUB は常にプロキシーを使用します。

use_router_proxy = False

ブール値

ROUTER リモートプロキシーを使用します。

use_stderr = False

ブール値

出力を標準エラーに記録します。このオプションは、log_config_append が設定されている場合は無視されます。

watch-log-file = False

ブール値

ファイルシステムを監視するように設計されたログハンドラーを使用します。ログファイルが移動または削除されると、このハンドラーは、指定されたパスで新しいログファイルを即時に開きます。これは、log_file オプションを指定し、Linux プラットフォームが使用される場合にのみ有効です。このオプションは、log_config_append が設定されている場合は無視されます。

wsgi_default_pool_size = 100

整数値

wsgi で使用される greenthread のプールのサイズ

wsgi_keep_alive = True

ブール値

False の場合は、クライアントのソケット接続を明示的に閉じます。

wsgi_log_format = %(client_ip)s "%(request_line)s" status: %(status_code)s len: %(body_length)s time: %(wall_seconds).7f

文字列値

ログ行を生成するためにテンプレートとして使用される Python 形式の文字列。client_ip、date_time、request_line、status_code、body_length、wall_seconds をこの形式にフォーマットできます。

zmq_failover_connections = 2

整数値

フェイルオーバーの理由で、ホストへの追加接続がいくつ行われるか。このオプションは、動的接続モードでのみ有効です。

zmq_immediate = True

ブール値

このオプションは、zmq ソケットでラウンドロビンモードを設定します。True は、サーバー側が切断されたときにキューを保持しないことを意味します。False は、サーバーが切断された場合でもキューとメッセージを保持することを意味し、サーバーが表示されると、蓄積されたすべてのメッセージをサーバーに送信します。

zmq_linger = -1

整数値

ソケットを閉じた後、保留中のすべてのメッセージが送信されるまで待機する秒数。デフォルト値の -1 は、無期限の残存期間を指定します。0 の値は、残存期間を指定しません。保留中のメッセージは、ソケットが閉じられるとすぐに破棄されます。正の値は、残存期間の上限を指定します。

zmq_target_expire = 300

整数値

既存のターゲットに関するネームサービスレコードの有効期限タイムアウト (秒単位) (< 0 はタイムアウトなしを意味します)。

zmq_target_update = 180

整数値

既存のターゲットに関するネームサービスレコードの秒単位の更新期間。

zmq_tcp_keepalive = -1

整数値

TCP キープアライブ (KA) メカニズムを有効/無効にします。デフォルト値の -1 (またはその他の負の値) は、上書きをスキップして OS のデフォルトのままにすることを意味します。0 および 1 (またはその他の正の値) は、それぞれオプションを無効および有効にすることを意味します。

zmq_tcp_keepalive_cnt = -1

整数値

リモートエンドが利用できないことを宣言する前に実行される再送信の回数。デフォルト値の -1 (またはその他の負の値と 0) は、オーバーライドをスキップして OS のデフォルトのままにすることを意味します。

zmq_tcp_keepalive_idle = -1

整数値

アイドル状態での 2 つのキープアライブ送信間の期間。単位はプラットフォームに依存します。たとえば、Linux では秒、Windows ではミリ秒などです。デフォルト値の -1 (またはその他の負の値と 0) は、オーバーライドをスキップして OS のデフォルトのままにすることを意味します。

zmq_tcp_keepalive_intvl = -1

整数値

前のキープアライブ送信に対する確認応答が受信されない場合の、2 つの連続するキープアライブ再送信間の期間。単位はプラットフォームに依存します。たとえば、Linux では秒、Windows ではミリ秒などです。デフォルト値の -1 (またはその他の負の値と 0) は、オーバーライドをスキップして OS のデフォルトのままにすることを意味します。

1.1.2. certificate

以下の表は、/etc/barbican/barbican.conf ファイルの [certificate] グループで利用可能なオプションの概要をまとめたものです。

表1.2 certificate

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

enabled_certificate_plugins = [u'simple_certificate']

多値

読み込む証明書プラグインの一覧。

namespace = barbican.certificate.plugin

文字列値

プラグインを検索する拡張名前空間。

1.1.3. certificate_event

以下の表は、/etc/barbican/barbican.conf ファイルの [certificate_event] グループで利用可能なオプションの概要をまとめたものです。

表1.3 certificate_event

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

enabled_certificate_event_plugins = [u'simple_certificate_event']

多値

読み込む証明書プラグインの一覧。

namespace = barbican.certificate.event.plugin

文字列値

イベントプラグインを検索する拡張名前空間。

1.1.4. cors

以下の表は、/etc/barbican/barbican.conf ファイルの [cors] グループで利用可能なオプションの概要をまとめたものです。

表1.4 cors

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

allow_credentials = True

ブール値

実際の要求にユーザーの認証情報を含めることができることを示します。

allow_headers = [u'X-Auth-Token', u'X-Openstack-Request-Id', u'X-Project-Id', u'X-Identity-Status', u'X-User-Id', u'X-Storage-Token', u'X-Domain-Id', u'X-User-Domain-Id', u'X-Project-Domain-Id', u'X-Roles']

リスト値

実際の要求時に使用されるヘッダーフィールド名を示します。

allow_methods = [u'GET', u'PUT', u'POST', u'DELETE', u'PATCH']

リスト値

実際の要求時に使用できるメソッドを示します。

allowed_origin = None

リスト値

このリソースがリクエストの origin"ヘッダーで受信したドメインと共有されるかどうかを示します。形式:"<protocol>://<host>[:<port>]" (行末のスラッシュなし)例:https://horizon.example.com

expose_headers = [u'X-Auth-Token', u'X-Openstack-Request-Id', u'X-Project-Id', u'X-Identity-Status', u'X-User-Id', u'X-Storage-Token', u'X-Domain-Id', u'X-User-Domain-Id', u'X-Project-Domain-Id', u'X-Roles']

リスト値

API に安全に公開できるヘッダーを示します。デフォルトは HTTP Simple ヘッダーです。

max_age = 3600

整数値

CORS プリフライトリクエストの最大キャッシュ期間。

1.1.5. crypto

以下の表は、/etc/barbican/barbican.conf ファイルの [crypto] グループで利用可能なオプションの概要をまとめたものです。

表1.5 crypto

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

enabled_crypto_plugins = [u'simple_crypto']

多値

読み込む crypto プラグインの一覧。

namespace = barbican.crypto.plugin

文字列値

プラグインを検索する拡張名前空間。

1.1.6. dogtag_plugin

以下の表は、/etc/barbican/barbican.conf ファイルの [dogtag_plugin] グループで利用可能なオプションの概要をまとめたものです。

表1.6 dogtag_plugin

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

auto_approved_profiles = caServerCert

文字列値

自動承認された登録プロファイルの一覧

ca_expiration_time = 1

文字列値

CA エントリーの有効期限が切れる日数

dogtag_host = localhost

文字列値

Dogtag インスタンスのホスト名

dogtag_port = 8443

ポート値

Dogtag インスタンスのポート

nss_db_path = /etc/barbican/alias

文字列値

NSS 証明書データベースへのパス

nss_password = None

文字列値

NSS 証明書データベースのパスワード

pem_path = /etc/barbican/kra_admin_cert.pem

文字列値

認証用 PEM ファイルへのパス

plugin_name = Dogtag KRA

文字列値

ユーザーフレンドリーなプラグイン名

plugin_working_dir = /etc/barbican/dogtag

文字列値

Dogtag プラグイン用の作業ディレクトリー

retries = 3

整数値

シークレットの保存または生成時の再試行回数

simple_cmc_profile = caOtherCert

文字列値

単純な CMC 要求のプロファイル

1.1.7. keystone_authtoken

以下の表は、/etc/barbican/barbican.conf ファイルの [keystone_authtoken] グループで利用可能なオプションの概要をまとめたものです。

表1.7 keystone_authtoken

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

auth_section = None

文字列値

プラグイン固有のオプションを読み込む config セクション

auth_type = None

文字列値

読み込む認証タイプ

auth_uri = None

文字列値

パブリックの Identity API エンドポイントを完了します。このエンドポイントは、すべてのエンドユーザーがアクセスできる必要があるため、"admin" エンドポイントにすることはできません。認証されていないクライアントは、認証のためにこのエンドポイントにリダイレクトされます。このエンドポイントにはバージョンを指定しないことが理想的ですが、ワイルドカードでのクライアントのサポートは異なります。バージョン指定された v2 エンドポイントを使用している場合、通常エンドユーザーがそのエンドポイントに到達できない可能性があるため、これはサービスユーザーがトークンを検証するために使用するエンドポイントにすることはできません。このオプションは www_authenticate_uri が優先されるため非推奨となり、S リリースで削除される予定です。

auth_version = None

文字列値

管理 Identity API エンドポイントの API バージョン。

cache = None

文字列値

Swift キャッシュオブジェクトが保存される環境キーを要求します。auth_token ミドルウェアを Swift キャッシュと共にデプロイする場合は、このオプションを使用して、ミドルウェアが swift とキャッシングバックエンドを共有するようにします。それ以外の場合は、代わりに memcached_servers オプションを使用します。

cafile = None

文字列値

HTTPs 接続の検証時に使用する PEM でエンコードされた認証局。デフォルトはシステム CA です。

certfile = None

文字列値

ID サーバーでクライアント証明書が必要な場合に必要です。

check_revocations_for_cached = False

ブール値

true の場合、失効リストはキャッシュされたトークンについてチェックされます。これには、PKI トークンを ID サーバーに設定する必要があります。

delay_auth_decision = False

ブール値

ミドルウェア内の承認要求を処理せず、承認の決定をダウンストリームの WSGI コンポーネントに委譲します。

enforce_token_bind = permissive

文字列値

トークンバインディングの使用および種別を制御するために使用されます。トークンバインディングのチェックを無効するには、"disabled"に設定します。バインドタイプがサーバーの認識する形式の場合にはバインディング情報を検証し、そうでない場合には無視するには、"permissive"(デフォルト) に設定します。"strict"は"permissive"と類似していますが、バインドタイプが不明な場合にはトークンが拒否されます。"required"の場合は、いずれかの形式のトークンバインディングが必要です。最後に、トークンに指定する必要のあるバインディングメソッドの名前。

hash_algorithms = [u'md5']

リスト値

PKI トークンのハッシュに使用するハッシュアルゴリズム。これは、単一のアルゴリズムでも複数でも構いません。アルゴリズムは、Python 標準の hashlib.new ()でサポートされているものです。ハッシュは指定の順序で試行されるため、パフォーマンスのために優先します。最初のハッシュの結果はキャッシュに保存されます。これは通常、セキュリティーが低いアルゴリズムからよりセキュアなアルゴリズムに移行している場合にのみ、複数の値に設定されます。すべての古いトークンの有効期限が切れると、パフォーマンスを向上させるために、このオプションを 1 つの値に設定する必要があります。

http_connect_timeout = None

整数値

Identity API サーバーと通信する際の要求タイムアウト値。

http_request_max_retries = 3

整数値

Identity API サーバーと通信する際に再接続を試行する回数。

include_service_catalog = True

ブール値

(オプション)X-Service-Catalog ヘッダーを設定するかどうかを示します。False の場合、ミドルウェアはトークンの検証時にサービスカタログを要求せず、X-Service-Catalog ヘッダーを設定しません。

insecure = False

ブール値

HTTPS 接続を確認します。

keyfile = None

文字列値

ID サーバーでクライアント証明書が必要な場合に必要です。

memcache_pool_conn_get_timeout = 10

整数値

(オプション) プールから memcached クライアント接続を取得するまで操作が待機する秒数。

memcache_pool_dead_retry = 300

整数値

(オプション)memcached サーバーが停止しているとみなされる秒数。この秒数が経過すると再試行されます。

memcache_pool_maxsize = 10

整数値

(オプション) すべての memcached サーバーへのオープン接続の最大合計数。

memcache_pool_socket_timeout = 3

整数値

(オプション)memcached サーバーと通信する際のソケットのタイムアウト (秒単位)。

memcache_pool_unused_timeout = 60

整数値

(オプション)memcached への接続がプール内で未使用の状態を維持する秒数。この秒数が経過すると終了されます。

memcache_secret_key = None

文字列値

(オプション、memcache_security_strategy が定義されている場合には必須) この文字列は鍵の導出に使用されます。

memcache_security_strategy = None

文字列値

(オプション) 定義されている場合は、トークンデータを認証、または認証して暗号化する必要があるかどうかを示します。MAC の場合、キャッシュでトークンデータが認証されます (HMAC を使用)。ENCRYPT の場合、キャッシュでトークンデータが暗号化され、認証されます。値がこれらのオプションのいずれでもない場合や空の場合には、auth_token は初期化時に例外を発生させます。

memcache_use_advanced_pool = False

ブール値

(オプション) 高度な (eventlet に対して安全な) memcached クライアントプールを使用します。高度なプールは python 2.x でのみ動作します。

memcached_servers = None

リスト値

オプションで、キャッシュに使用する memcached サーバーの一覧を指定します。未定義のままの場合、トークンは代わりに処理中にキャッシュされます。

region_name = None

文字列値

アイデンティティーサーバーがあるリージョン。

revocation_cache_time = 10

整数値

失効したトークンのリストが Identity サービス(秒単位)から取得される頻度を決定します。キャッシュ期間が低い状態で多数の失効イベントを組み合わせると、パフォーマンスが大幅に低下する可能性があります。PKI トークンにのみ有効です。このオプションは Ocata リリースで非推奨となり、P リリースで削除されます。

service_token_roles = [u'service']

リスト値

サービストークンに存在する必要があるロールの選択。サービストークンは、期限切れのトークンを使用できることを要求できるため、このチェックでは実際のサービスのみがこのトークンを送信するように厳密に制御する必要があります。ここでのロールは ANY チェックとして適用されるため、この一覧のロールはすべて存在している必要があります。後方互換性の理由から、現在 allow_expired チェックにのみ影響します。

service_token_roles_required = False

ブール値

後方互換性の理由から、service_token_roles チェックを有効としてパスしない有効なサービストークンをパスさせる必要があります。これを true に設定することが今後のリリースでデフォルトとなり、可能な場合は有効にされる必要があります。

signing_dir = None

文字列値

PKI トークンに関連するファイルのキャッシュに使用されるディレクトリー。このオプションは Ocata リリースで非推奨となり、P リリースで削除されます。

token_cache_time = 300

整数値

トークンの検証に過剰な時間を費やすのを防ぐために、ミドルウェアは、設定可能な期間 (秒単位) 中は以前に見たトークンをキャシュします。キャッシュを完全に無効にするには -1 に設定します。

www_authenticate_uri = None

文字列値

パブリックの Identity API エンドポイントを完了します。このエンドポイントは、すべてのエンドユーザーがアクセスできる必要があるため、"admin" エンドポイントにすることはできません。認証されていないクライアントは、認証のためにこのエンドポイントにリダイレクトされます。このエンドポイントにはバージョンを指定しないことが理想的ですが、ワイルドカードでのクライアントのサポートは異なります。バージョン指定された v2 エンドポイントを使用している場合、通常エンドユーザーがそのエンドポイントに到達できない可能性があるため、これはサービスユーザーがトークンを検証するために使用するエンドポイントにすることはできません

1.1.8. keystone_notifications

以下の表は、/etc/barbican/barbican.conf ファイルの [keystone_notifications] グループで利用可能なオプションの概要をまとめたものです。

表1.8 keystone_notifications

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

allow_requeue = False

ブール値

true は、通知処理エラーが発生した場合に再度キューに入れる機能を有効にします。この機能は、基礎となるトランスポートがこの機能をサポートしている場合にのみ有効にします。

control_exchange = openstack

文字列値

トピックがスコープ設定されるデフォルトの変換。transport_url オプションで指定した変換名で上書きできます。

enable = False

ブール値

true は keystone 通知リスナー機能を有効にします。

thread_pool_size = 10

整数値

通知サーバー処理機能に使用する最大スレッド数を定義します。

topic = notifications

文字列値

Keystone 通知キューのトピック名。この名前は、Keystone デプロイメントの notification_topics 設定 (例:notification_topics =notifications) に記載されている値のいずれかに一致させる必要があります。barbican_notificationsMultiple サーバーはトピックをリッスンし、メッセージがラウンドロビン方式でいずれかのサーバーにディスパッチされます。すべての Keystone 通知を受け取るように Barbican サービスが専用の通知キューを持つ必要があるのはこのためです。

version = 1.0

文字列値

通知を介して呼び出されるタスクのバージョン

1.1.9. kmip_plugin

以下の表は、/etc/barbican/barbican.conf ファイルの [kmip_plugin] グループで利用可能なオプションの概要をまとめたものです。

表1.9 kmip_plugin

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

ca_certs = None

文字列値

連結された認証局証明書へのファイルパス

certfile = None

文字列値

ローカルクライアント証明書へのファイルパス

host = localhost

文字列値

KMIP サーバーのアドレス

keyfile = None

文字列値

ローカルクライアント証明書のキーファイルへのファイルパス

password = None

文字列値

KMIP サーバーとの認証のためのパスワード

pkcs1_only = False

ブール値

非対称鍵の PKCS#1 エンコーディングのみに対応

plugin_name = KMIP HSM

文字列値

ユーザーフレンドリーなプラグイン名

port = 5696

ポート値

KMIP サーバーのポート

ssl_version = PROTOCOL_TLSv1_2

文字列値

SSL バージョン。モジュール ssl の定数にマッピングします。

username = None

文字列値

KMIP サーバーとの認証のためのユーザー名

1.1.10. matchmaker_redis

次の表は、/etc/barbican/barbican.conf ファイルの [matchmaker_redis] グループで使用できるオプションの概要を示しています。

表1.10 matchmaker_redis

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

check_timeout = 20000

整数値

トランザクションが強制終了されるまで待機する時間(ミリ秒単位)。

host = 127.0.0.1

文字列値

redis を見つけるためのホスト。

`password = `

文字列値

Redis サーバーのパスワード(オプション)

port = 6379

ポート値

このポートを使用して、redis ホストに接続します。

sentinel_group_name = oslo-messaging-zeromq

文字列値

Redis レプリカセット名。

sentinel_hosts = []

リスト値

Redis Sentinel ホスト(フォルトトランスモード)の一覧(例:[host:port, host1:port …​ ])

socket_timeout = 10000

整数値

ソケット操作をブロックする際のタイムアウト(ミリ秒単位)。

wait_timeout = 2000

整数値

接続試行間の待機時間(ミリ秒単位)。

1.1.11. oslo_messaging_amqp

以下の表は、/etc/barbican/barbican.conf ファイルの [oslo_messaging_amqp] グループで利用可能なオプションの概要をまとめたものです。

表1.11 oslo_messaging_amqp

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

addressing_mode = dynamic

文字列値

ドライバーが使用するアドレスモードを示します。許可される値:legacy - レガシーのルーティング不可能なアドレス指定を使用します。routable - ルーティング可能なアドレスを使用します。dynamic - メッセージバスがルーティングをサポートしていない場合はレガシーのアドレスを使用します。それ以外の場合は、ルーティング可能なアドレスを使用します。

allow_insecure_clients = False

ブール値

SSL またはプレーン TCP のいずれかを使用してクライアントを受け入れる

anycast_address = anycast

文字列値

コンシューマーのグループに送信する際に、アドレス接頭辞に追加されます。コンシューマー間でラウンドロビン方式で配信される必要のあるメッセージを特定するために、メッセージバスで使用されます。

broadcast_prefix = broadcast

文字列値

すべてのサーバーにブロードキャストする場合に使用されるアドレス接頭辞

connection_retry_backoff = 2

整数値

フェイルオーバーの試みに失敗するたびに、connection_retry_interval をこの秒数だけ増やします。

connection_retry_interval = 1

整数値

再接続を試みる前に一時停止する秒数。

connection_retry_interval_max = 30

整数値

connection_retry_interval + connection_retry_backoff の上限

container_name = None

文字列値

AMQP コンテナーの名前。グローバルで一意でなければなりません。デフォルトは、生成された UUID です。

default_notification_exchange = None

文字列値

通知アドレスで使用される変換名。エクスチェンジ名の解決の優先順位:Target.exchange、他に設定されている場合は default_notification_exchange、他に設定されている場合は control_exchange、他に設定されている場合は notify

default_notify_timeout = 30

整数値

送信された通知メッセージ配信の期限。呼び出し元がタイムアウトを明示的に指定しない場合にのみ使用されます。

default_reply_retry = 0

整数値

リカバリー可能なエラーが原因で失敗した返信メッセージを再送信する最大試行回数。

default_reply_timeout = 30

整数値

rpc 返信メッセージ配信の期限。

default_rpc_exchange = None

文字列値

RPC アドレスで使用される変換名。エクスチェンジ名の解決の優先順位:Target.exchange、他に設定されている場合は default_rpc_exchange、他に設定されている場合は control_exchange、他に設定されている場合は rpc

default_send_timeout = 30

整数値

rpc キャストまたは呼び出しメッセージ配信の期限。呼び出し元がタイムアウトを明示的に指定しない場合にのみ使用されます。

default_sender_link_timeout = 600

整数値

アイドル状態の送信者リンクのパージをスケジュールする時間。期限切れ後にリンクの割り当てを解除します。

group_request_prefix = unicast

文字列値

グループの任意のサーバーに送信する際のアドレス接頭辞

idle_timeout = 0

整数値

非アクティブな接続のタイムアウト (秒単位)

link_retry_delay = 10

整数値

リカバリー可能なエラーが原因で失敗した AMQP 1.0 リンクの再接続間に一時停止する時間。

multicast_address = multicast

文字列値

ファンアウトメッセージを送信するときにアドレス接頭辞に追加されます。ファンアウトメッセージを識別するためにメッセージバスによって使用されます。

notify_address_prefix = openstack.org/om/notify

文字列値

すべての生成される通知アドレスのアドレス接頭辞

notify_server_credit = 100

整数値

受信通知メッセージのウィンドウサイズ

`password = `

文字列値

メッセージブローカー認証のパスワード

pre_settled = [u'rpc-cast', u'rpc-reply']

多値

このタイプのメッセージを事前処置状態で送信します。事前処置されたメッセージは、ピアから確認応答を受信しません。注記: 事前処置されたメッセージは、配信に失敗した場合に警告なしに破棄される可能性があります。許可される値:rpc-call - RPC 呼び出しを事前処置状態で送信します。rpc-reply- RPC 返信を事前処置状態で送信します。rpc-cast - RPC キャストを事前処置状態で送信します。notify - 通知を事前処置状態で送信します。

pseudo_vhost = True

ブール値

仮想ホスト (qpidd など) をネイティブにサポートしていないメッセージバスの仮想ホストサポートを有効にします。true に設定すると、仮想ホスト名はすべてのメッセージバスアドレスに追加され、結果として仮想ホストごとにプライベート サブネット を作成します。メッセージバスが仮想ホストの名前として AMQP 1.0 オープン遂行動詞の hostname フィールドを使用して仮想ホストをサポートする場合は False に設定します。

reply_link_credit = 200

整数値

受信する RPC 返信メッセージのウィンドウサイズ。

rpc_address_prefix = openstack.org/om/rpc

文字列値

すべての生成される RPC アドレスのアドレス接頭辞

rpc_server_credit = 100

整数値

受信する RPC リクエストメッセージのウィンドウサイズ。

`sasl_config_dir = `

文字列値

SASL 設定が含まれるディレクトリーへのパス

`sasl_config_name = `

文字列値

設定ファイルの名前 (.conf 接尾辞なし)

`sasl_default_realm = `

文字列値

ユーザー名にレルムが存在しない場合に使用する SASL レルム

`sasl_mechanisms = `

文字列値

許可される SASL メカニズムのスペース区切りリスト

server_request_prefix = exclusive

文字列値

特定のサーバーに送信する時に使用するアドレス接頭辞

ssl = False

ブール値

SSL 経由で接続を試みます。その他の ssl 関連のパラメーターが指定されていない場合、システムの CA バンドルを使用してサーバーの証明書を検証します。

`ssl_ca_file = `

文字列値

サーバーの証明書の検証に使用する CA 証明書 PEM ファイル

`ssl_cert_file = `

文字列値

クライアント認証用の自己識別証明書 PEM ファイル

`ssl_key_file = `

文字列値

ssl_cert_file 証明書の署名に使用される秘密鍵 PEM ファイル (オプション)

ssl_key_password = None

文字列値

ssl_key_file を復号するためのパスワード (暗号化されている場合)

ssl_verify_vhost = False

ブール値

デフォルトでは、SSL は、サーバーの証明書の名前が transport_url のホスト名と一致することを確認します。設定によっては、代わりに仮想ホスト名を使用することが望ましい場合があります。たとえば、サーバーが Server Name Indication TLS 拡張 (rfc6066) を使用して、仮想ホストごとの証明書を提供する場合などです。サーバーの SSL 証明書が DNS 名ではなく仮想ホスト名を使用する場合は、ssl_verify_vhost を True に設定します。

trace = False

ブール値

デバッグ: AMQP フレームを標準出力 (stdout) にダンプします。

unicast_address = unicast

文字列値

特定の RPC/通知サーバーに送信する際に、アドレス接頭辞に追加されます。単一の送信先に送信されたメッセージを識別するためにメッセージバスによって使用されます。

`username = `

文字列値

メッセージブローカー認証のユーザー名

1.1.12. oslo_messaging_kafka

以下の表は、/etc/barbican/barbican.conf ファイルの [oslo_messaging_kafka] グループで利用可能なオプションの概要をまとめたものです。

表1.12 oslo_messaging_kafka

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

conn_pool_min_size = 2

整数値

接続有効期限ポリシーのプールサイズ制限

conn_pool_ttl = 1200

整数値

プールのアイドル状態の接続の存続期間 (秒単位)

consumer_group = oslo_messaging_consumer

文字列値

Kafka コンシューマーのグループ ID。あるグループのコンシューマーは、メッセージ消費を調整します。

kafka_consumer_timeout = 1.0

浮動小数点の値

Kafka コンシューマーのデフォルトタイムアウト

kafka_default_host = localhost

文字列値

デフォルトの Kafka ブローカーホスト

kafka_default_port = 9092

ポート値

デフォルトの Kafka ブローカーポート

kafka_max_fetch_bytes = 1048576

整数値

Kafka コンシューマーの最大フェッチバイト

pool_size = 10

整数値

Kafka コンシューマーのプールサイズ

producer_batch_size = 16384

整数値

プロデューサーの非同期送信のバッチサイズ

producer_batch_timeout = 0.0

浮動小数点の値

KafkaProducer バッチ処理の遅延の上限 (秒単位)

1.1.13. oslo_messaging_notifications

以下の表は、/etc/barbican/barbican.conf ファイルの [oslo_messaging_notifications] グループで利用可能なオプションの概要をまとめたものです。

表1.13 oslo_messaging_notifications

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

driver = []

多値

通知の送信を処理するドライバー。使用できる値は messaging、messagingv2、routing、log、test、noop です。

retry = -1

整数値

リカバリー可能なエラーが原因で配信に失敗した通知メッセージを再送信する最大試行回数。0 - 再試行なし、-1 - 無限回

topics = [u'notifications']

リスト値

OpenStack の通知に使用する AMQP トピック。

transport_url = None

文字列値

通知に使用するメッセージングドライバーを表す URL。設定されていない場合は、RPC に使用されるものと同じ設定にフォールバックします。

1.1.14. oslo_messaging_rabbit

以下の表は、/etc/barbican/barbican.conf ファイルの [oslo_messaging_rabbit] グループで利用可能なオプションの概要をまとめたものです。

表1.14 oslo_messaging_rabbit

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

amqp_auto_delete = False

ブール値

AMQP の自動削除キュー。

amqp_durable_queues = False

ブール値

AMQP で永続キューを使用します。

channel_max = None

整数値

許可するチャネルの最大数

connection_factory = single

文字列値

接続ファクトリーの実装

default_notification_exchange = ${control_exchange}_notification

文字列値

通知を送信するための交換名

default_notification_retry_attempts = -1

整数値

通知の送信中に接続に問題がある場合に再試行回数の再接続。-1 は再試行が無限を意味します。

default_rpc_exchange = ${control_exchange}_rpc

文字列値

RPC メッセージを送信するための変換名

default_rpc_retry_attempts = -1

整数値

RPC メッセージの送信中に接続に問題がある場合に再試行回数を再接続すると、-1 は再試行が無限を意味します。0 でない実際の再試行を行うと、rpc-request は複数回処理できます。

default_serializer_type = json

文字列値

送信/受信メッセージをシリアライズ/デシリアライズするためのデフォルトのシリアライゼーションメカニズム

fake_rabbit = False

ブール値

非推奨。rpc_backend=kombu+memory または rpc_backend=fake を使用してください。

frame_max = None

整数値

AMQP フレームの最大バイトサイズ

heartbeat_interval = 3

整数値

コンシューマーの接続にハートビートを送信する頻度

heartbeat_rate = 2

整数値

heartbeat_timeout_threshold 中、ハートビートを確認する回数。

heartbeat_timeout_threshold = 60

整数値

ハートビートの keep-alive が失敗した場合に Rabbit ブローカーがダウンとみなされるまでの秒数 (0 はハートビートを無効にします)。実験的

host_connection_reconnect_delay = 0.25

浮動小数点の値

接続エラーのある一部のホストへの再接続の遅延の設定

kombu_compression = None

文字列値

実験的用途: 許容値は gzip、bz2 です。設定されていない場合、圧縮は使用されません。このオプションは、今後のバージョンで利用できない可能性があります。

kombu_failover_strategy = round-robin

文字列値

現在接続しているノードが利用できなくなった場合に、次の RabbitMQ ノードを選択する方法を指定します。設定で複数の RabbitMQ ノードが指定される場合に限り有効になります。

kombu_missing_consumer_retry_timeout = 60

整数値

応答のないクライアントが応答を送信するのを待つ時間。この時間が経過すると無視します。この値は rpc_response_timeout より長くすることはできません。

kombu_reconnect_delay = 1.0

浮動小数点の値

AMQP コンシューマーの取り消し通知への応答で、再接続するまでの待機時間。

notification_listener_prefetch_count = 100

整数値

RabbitMQ が通知リスナーに送信できる確認されていないメッセージの最大数。

notification_persistence = False

ブール値

通知メッセージを永続化します。

notification_retry_delay = 0.25

浮動小数点の値

通知メッセージの送信中に接続に問題がある場合に再試行の遅延の再接続

pool_max_overflow = 0

整数値

pool_max_size を超えて作成する接続の最大数。

pool_max_size = 30

整数値

キューに格納する接続の最大数。

pool_recycle = 600

整数値

接続の有効期間(作成後)または再サイクルなしの場合は None。期限切れの接続は取得時に閉じられます。

pool_stale = 60

整数値

非アクティブな(リリース以降)接続が古いとみなされるしきい値(秒単位)。古い場合は None です。古い接続は取得時に閉じられます。

pool_timeout = 30

整数値

接続が利用可能になるまで待機するデフォルトの秒数

rabbit_ha_queues = False

ブール値

RabbitMQ (x-ha-policy: all) の HA キューの使用を試みます。このオプションを変更する場合は、RabbitMQ データベースを消去する必要があります。RabbitMQ 3.0 では、キューを宣言する際に x-ha-policy 引数によってキューのミラーリングが制御されなくなりました。すべてのキュー (自動生成された名前のキューを除く) がすべてのノードでミラーリングされるようにするには、"rabbitmqctl set_policy HA ^(?!amq\.).* {"ha-mode": "all"}" を実行します。

rabbit_host = localhost

文字列値

単一ノードが使用される RabbitMQ ブローカーアドレス。

rabbit_hosts = [u'$rabbit_host:$rabbit_port']

リスト値

RabbitMQ HA クラスター host:port ペア

rabbit_interval_max = 30

整数値

RabbitMQ 接続を再試行する最大間隔。デフォルトは 30 秒です。

rabbit_login_method = AMQPLAIN

文字列値

RabbitMQ ログイン方法

rabbit_max_retries = 0

整数値

RabbitMQ 接続を再試行する最大回数。デフォルトは 0 (infinite retry count)です。

rabbit_password = guest

文字列値

RabbitMQ パスワード。

rabbit_port = 5672

ポート値

単一ノードが使用される RabbitMQ ブローカーポート。

rabbit_qos_prefetch_count = 0

整数値

事前フェッチするメッセージの数を指定します。ゼロに設定すると、無制限のメッセージのフェッチが許可されます。

rabbit_retry_backoff = 2

整数値

RabbitMQ に接続する際に再試行間でバックオフする長さ

rabbit_retry_interval = 1

整数値

RabbitMQ との接続を再試行する頻度。

rabbit_transient_queues_ttl = 1800

整数値

キューの TTL (x-expires) の期間 (秒単位) を表す正の整数。TTL の期間使用されないキューは自動的に削除されます。このパラメーターは応答キューとファンアウトキューにのみ影響します。

rabbit_userid = guest

文字列値

RabbitMQ ユーザー ID。

rabbit_virtual_host = /

文字列値

RabbitMQ 仮想ホスト。

rpc_listener_prefetch_count = 100

整数値

RabbitMQ が rpc リスナーに送信できる未確認メッセージの最大数。

rpc_queue_expiration = 60

整数値

コンシューマーのない rpc キューの存続時間(秒単位)。

rpc_reply_exchange = ${control_exchange}_rpc_reply

文字列値

RPC 応答を受信するための変換名

rpc_reply_listener_prefetch_count = 100

整数値

RabbitMQ が rpc reply リスナーに送信できる未確認メッセージの最大数。

rpc_reply_retry_attempts = -1

整数値

応答の送信中に接続に問題が発生した場合に再試行回数の再接続。-1 は、rpc_timeout の実行中に無限に再試行されることを意味します。

rpc_reply_retry_delay = 0.25

浮動小数点の値

応答の送信中に接続に問題がある場合に再試行の遅延を再接続します。

rpc_retry_delay = 0.25

浮動小数点の値

RPC メッセージの送信中に接続に問題がある場合に再試行の遅延の再接続

socket_timeout = 0.25

浮動小数点の値

接続のソケットのソケットタイムアウトを秒単位で設定します。

ssl = None

ブール値

SSL の有効化

`ssl_ca_file = `

文字列値

SSL 認証局ファイル (SSL が有効な場合にのみ有効)。

`ssl_cert_file = `

文字列値

SSL 証明書ファイル (SSL が有効な場合にのみ有効)。

`ssl_key_file = `

文字列値

SSL キーファイル (SSL が有効な場合にのみ有効)。

ssl_options = None

dict 値

ssl.wrap_socket に渡される引数

`ssl_version = `

文字列値

使用する SSL バージョン (SSL が有効な場合にのみ有効)。有効な値は TLSv1 および SSLv23 です。SSLv2、SSLv3、TLSv1_1、および TLSv1_2 は、一部のディストリビューションで利用できます。

tcp_user_timeout = 0.25

浮動小数点の値

接続のソケットの TCP_USER_TIMEOUT を秒単位で設定します。

1.1.15. oslo_messaging_zmq

以下の表は、/etc/barbican/barbican.conf ファイルの [oslo_messaging_zmq] グループで利用可能なオプションの概要をまとめたものです。

表1.15 oslo_messaging_zmq

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

rpc_ack_timeout_base = 15

整数値

キャスト/呼び出しからの ACK を待機する秒数。各再試行の後、このタイムアウトは指定された乗数で乗算されます。

rpc_ack_timeout_multiplier = 2

整数値

各再試行後にベース ACK タイムアウトを掛ける数値。

rpc_message_ttl = 300

整数値

送信/受信メッセージの有効期限タイムアウト (秒単位)。その後、クライアント/サーバーによって追跡されなくなります。

rpc_poll_timeout = 1

整数値

ポーリングが待機するデフォルトの秒数。タイムアウトの期限が切れると、ポーリングでタイムアウト例外が発生します。

rpc_retry_attempts = 3

整数値

問題が発生した場合のデフォルトのメッセージ送信試行回数: 正の値 N は最大 N 回の再試行を意味し、0 は再試行しないことを意味し、None または -1 (またはその他の負の値) は永久に再試行することを意味します。このオプションは、確認が有効な場合にのみ使用されます。

rpc_thread_pool_size = 100

整数値

同時に動作する (緑の) スレッドの最大数。

rpc_use_acks = False

ブール値

受信者からのメッセージ確認を待ちます。このメカニズムは、PUB/SUB を使用しないプロキシー経由でのみ機能します。

rpc_zmq_bind_address = *

文字列値

ZeroMQ バインドアドレス。ワイルドカード (*)、イーサネットインターフェイス、または IP である必要があります。「ホスト」オプションは、このアドレスを指すか解決する必要があります。

rpc_zmq_bind_port_retries = 100

整数値

ZMQBindError で失敗する前に空きポート番号を見つけるための再試行回数。

rpc_zmq_contexts = 1

整数値

ZeroMQ コンテキストの数。デフォルトは 1 です。

rpc_zmq_host = ccsosp-undercloud.usersys.redhat.com

文字列値

このノードの名前。有効なホスト名、FQDN、または IP アドレスである必要があります。Nova を実行している場合は、"host" オプションと一致する必要があります。

rpc_zmq_ipc_dir = /var/run/openstack

文字列値

IPC ソケットを保持するためのディレクトリー。

rpc_zmq_matchmaker = redis

文字列値

MatchMaker ドライバー。

rpc_zmq_max_port = 65536

整数値

ランダムポート範囲の最大ポート番号。

rpc_zmq_min_port = 49153

ポート値

ランダムなポート範囲の最小ポート番号。

rpc_zmq_serialization = json

文字列値

送信/受信メッセージをシリアライズ/デシリアライズするためのデフォルトのシリアライゼーションメカニズム

rpc_zmq_topic_backlog = None

整数値

トピックごとにローカルにバッファリングする Ingress メッセージの最大数。デフォルトは無制限です。

subscribe_on = []

リスト値

SubConsumer がサブスクライブできるパブリッシャーホストのリスト。このオプションは、matchmaker から取得したデフォルトのパブリッシャーリストよりも優先度が高くなります。

use_dynamic_connections = False

ブール値

このオプションは、直接接続を動的または静的にします。use_router_proxy=False でのみ意味があります。これは、ダイレクトメッセージタイプに直接接続を使用することを意味します (それ以外の場合は無視されます)。

use_pub_sub = False

ブール値

fanout メソッドには PUB/SUB パターンを使用します。PUB/SUB は常にプロキシーを使用します。

use_router_proxy = False

ブール値

ROUTER リモートプロキシーを使用します。

zmq_failover_connections = 2

整数値

フェイルオーバーの理由で、ホストへの追加接続がいくつ行われるか。このオプションは、動的接続モードでのみ有効です。

zmq_immediate = True

ブール値

このオプションは、zmq ソケットでラウンドロビンモードを設定します。True は、サーバー側が切断されたときにキューを保持しないことを意味します。False は、サーバーが切断された場合でもキューとメッセージを保持することを意味し、サーバーが表示されると、蓄積されたすべてのメッセージをサーバーに送信します。

zmq_linger = -1

整数値

ソケットを閉じた後、保留中のすべてのメッセージが送信されるまで待機する秒数。デフォルト値の -1 は、無期限の残存期間を指定します。0 の値は、残存期間を指定しません。保留中のメッセージは、ソケットが閉じられるとすぐに破棄されます。正の値は、残存期間の上限を指定します。

zmq_target_expire = 300

整数値

既存のターゲットに関するネームサービスレコードの有効期限タイムアウト (秒単位) (< 0 はタイムアウトなしを意味します)。

zmq_target_update = 180

整数値

既存のターゲットに関するネームサービスレコードの秒単位の更新期間。

zmq_tcp_keepalive = -1

整数値

TCP キープアライブ (KA) メカニズムを有効/無効にします。デフォルト値の -1 (またはその他の負の値) は、上書きをスキップして OS のデフォルトのままにすることを意味します。0 および 1 (またはその他の正の値) は、それぞれオプションを無効および有効にすることを意味します。

zmq_tcp_keepalive_cnt = -1

整数値

リモートエンドが利用できないことを宣言する前に実行される再送信の回数。デフォルト値の -1 (またはその他の負の値と 0) は、オーバーライドをスキップして OS のデフォルトのままにすることを意味します。

zmq_tcp_keepalive_idle = -1

整数値

アイドル状態での 2 つのキープアライブ送信間の期間。単位はプラットフォームに依存します。たとえば、Linux では秒、Windows ではミリ秒などです。デフォルト値の -1 (またはその他の負の値と 0) は、オーバーライドをスキップして OS のデフォルトのままにすることを意味します。

zmq_tcp_keepalive_intvl = -1

整数値

前のキープアライブ送信に対する確認応答が受信されない場合の、2 つの連続するキープアライブ再送信間の期間。単位はプラットフォームに依存します。たとえば、Linux では秒、Windows ではミリ秒などです。デフォルト値の -1 (またはその他の負の値と 0) は、オーバーライドをスキップして OS のデフォルトのままにすることを意味します。

1.1.16. oslo_middleware

以下の表は、/etc/barbican/barbican.conf ファイルの [oslo_middleware] グループで利用可能なオプションの概要をまとめたものです。

表1.16 oslo_middleware

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

enable_proxy_headers_parsing = False

ブール値

アプリケーションがプロキシーの背後であるかどうか。これにより、ミドルウェアがヘッダーを解析すべきかどうかを決定します。

1.1.17. oslo_policy

以下の表は、/etc/barbican/barbican.conf ファイルの [oslo_policy] グループで利用可能なオプションの概要をまとめたものです。

表1.17 oslo_policy

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

enforce_scope = False

ブール値

このオプションは、ポリシーを評価する際にスコープを適用するかどうかを制御します。True の場合、リクエストで使用されるトークンのスコープは、適用されるポリシーの scope_types と比較されます。スコープが一致しない場合、InvalidScope 例外が発生します。False の場合、ポリシーが一致しないスコープで呼び出されていることを運用者に通知するメッセージが記録されます。

policy_default_rule = default

文字列値

デフォルトルール。要求されたルールが見つからない場合に適用されます。

policy_dirs = [u'policy.d']

多値

ポリシー設定ファイルが保存されるディレクトリー。これは、config_dir オプションで定義される検索パス内の任意のディレクトリーへの相対パスか、または絶対パスにすることができます。このディレクトリーの検索には、policy_file で定義されたファイルが存在している必要があります。存在しないディレクトリーまたは空のディレクトリーは無視されます。

policy_file = policy.json

文字列値

ポリシーを定義するファイル。

remote_content_type = application/x-www-form-urlencoded

文字列値

REST ベースのポリシーチェックのデータを送受信するコンテンツ種別

remote_ssl_ca_crt_file = None

文字列値

REST ベースのポリシーチェック用の認証局証明書ファイルの絶対パス

remote_ssl_client_crt_file = None

文字列値

REST ベースのポリシーチェック用のクライアント証明書の絶対パス

remote_ssl_client_key_file = None

文字列値

REST ベースのポリシーチェック用のクライアント鍵ファイルの絶対パス

remote_ssl_verify_server_crt = False

ブール値

REST ベースのポリシーチェックのサーバーアイデンティティー検証

1.1.18. p11_crypto_plugin

以下の表は、/etc/barbican/barbican.conf ファイルの [p11_crypto_plugin] グループで利用可能なオプションの概要をまとめたものです。

表1.18 p11_crypto_plugin

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

aes_gcm_generate_iv = True

ブール値

CKM_AES_GCM メカニズムの IV を生成します。

always_set_cka_sensitive = True

ブール値

CKA_EXTRACTABLE=CK_TRUE キーを含め、CKA_SENSITIVE=CK_TRUE を常に設定します。

encryption_mechanism = CKM_AES_CBC

文字列値

シークレット暗号化メカニズム

hmac_key_type = CKK_AES

文字列値

HMAC 鍵の種別

hmac_keygen_mechanism = CKM_AES_KEY_GEN

文字列値

HMAC 鍵生成アルゴリズム

hmac_label = None

文字列値

マスター HMAC 鍵ラベル (HSM に保存されている)

library_path = None

文字列値

ベンダー PKCS11 ライブラリーへのパス

login = None

文字列値

PKCS11 セッションにログインするためのパスワード

mkek_label = None

文字列値

マスター KEK ラベル (HSM に保存される)

mkek_length = None

整数値

マスター KEK の長さ (バイト単位)。

pkek_cache_limit = 100

整数値

プロジェクト KEK キャッシュ項目の制限

pkek_cache_ttl = 900

整数値

Project KEK キャッシュの存続期間 (秒単位)

pkek_length = 32

整数値

プロジェクト KEK の長さ (バイト単位)。

plugin_name = PKCS11 HSM

文字列値

ユーザーフレンドリーなプラグイン名

rw_session = True

ブール値

読み取り/書き込み可能なセッションのフラグ

`seed_file = `

文字列値

RNG のシード用エントロピーをプルするためのファイル

seed_length = 32

整数値

シードのためにファイルから読み取るデータの量

slot_id = 1

整数値

HSM スロット ID

1.1.19. queue

以下の表は、/etc/barbican/barbican.conf ファイルの [queue] グループで利用可能なオプションの概要をまとめたものです。

表1.19 queue

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

asynchronous_workers = 1

整数値

非同期ワーカープロセスの数

enable = False

ブール値

true はキューを有効にし、False はワーカーを同期して呼び出します。

namespace = barbican

文字列値

キューの名前空間

server_name = barbican.queue

文字列値

RPC タスク処理サーバーのサーバー名

topic = barbican.workers

文字列値

キュートピック名

version = 1.1

文字列値

キューを介して呼び出されるタスクのバージョン

1.1.20. quotas

以下の表は、/etc/barbican/barbican.conf ファイルの [quotas] グループで利用可能なオプションの概要をまとめたものです。

表1.20 quotas

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

quota_cas = -1

整数値

プロジェクトごとに許可される CA の数

quota_consumers = -1

整数値

プロジェクトごとに許可されるコンシューマーの数

quota_containers = -1

整数値

プロジェクトごとに許可されるコンテナー数

quota_orders = -1

整数値

プロジェクトごとに許可されるオーダーの数

quota_secrets = -1

整数値

プロジェクトごとに許可されるシークレットの数

1.1.21. retry_scheduler

以下の表は、/etc/barbican/barbican.conf ファイルの [retry_scheduler] グループで利用可能なオプションの概要をまとめたものです。

表1.21 retry_scheduler

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

initial_delay_seconds = 10.0

浮動小数点の値

再試行スケジューラーを起動するまで待機する時間 (浮動小数点)

periodic_interval_max_seconds = 10.0

浮動小数点の値

定期的なスケジュールイベント間で待機する秒数 (浮動小数点)

1.1.22. secretstore

以下の表は、/etc/barbican/barbican.conf ファイルの [secretstore] グループで利用可能なオプションの概要をまとめたものです。

表1.22 secretstore

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

enable_multiple_secret_stores = False

ブール値

複数のシークレットストアプラグインバックエンドのサポートを有効にするフラグ。デフォルトは False です。

enabled_secretstore_plugins = [u'store_crypto']

多値

読み込むシークレットストアプラグインの一覧。

namespace = barbican.secretstore.plugin

文字列値

プラグインを検索する拡張名前空間。

stores_lookup_suffix = None

リスト値

複数のバックエンドサポートでサポートされるプラグインの検索に使用する接尾辞の一覧。

1.1.23. simple_crypto_plugin

以下の表は、/etc/barbican/barbican.conf ファイルの [simple_crypto_plugin] グループで利用可能なオプションの概要をまとめたものです。

表1.23 simple_crypto_plugin

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

kek = dGhpcnR5X3R3b19ieXRlX2tleWJsYWhibGFoYmxhaGg=

文字列値

Simple Crypto プラグインによって使用されるキー暗号化キー

plugin_name = Software Only Crypto

文字列値

ユーザーフレンドリーなプラグイン名

1.1.24. snakeoil_ca_plugin

以下の表は、/etc/barbican/barbican.conf ファイルの [snakeoil_ca_plugin] グループで利用可能なオプションの概要をまとめたものです。

表1.24 snakeoil_ca_plugin

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

ca_cert_chain_path = None

文字列値

CA 証明書チェーンファイルへのパス

ca_cert_key_path = None

文字列値

CA 証明書キーファイルへのパス

ca_cert_path = None

文字列値

CA 証明書ファイルへのパス

ca_cert_pkcs7_path = None

文字列値

CA チェーン pkcs7 ファイルへのパス

subca_cert_key_directory = /etc/barbican/snakeoil-cas

文字列値

サブキャスの証明書/キーを保存するディレクトリー

1.1.25. ssl

以下の表は、/etc/barbican/barbican.conf ファイルの [ssl] グループで利用可能なオプションの概要をまとめたものです。

表1.25 ssl

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

ca_file = None

文字列値

接続クライアントの検証に使用する CA 証明書ファイル。

cert_file = None

文字列値

サーバーをセキュアに起動する際に使用する証明書ファイル。

ciphers = None

文字列値

利用可能な暗号の一覧を設定します。値は OpenSSL 暗号リスト形式の文字列である必要があります。

key_file = None

文字列値

サーバーをセキュアに起動する際に使用する秘密鍵ファイル。

version = None

文字列値

使用する SSL バージョン (SSL が有効な場合にのみ有効)。有効な値は TLSv1 および SSLv23 です。SSLv2、SSLv3、TLSv1_1、および TLSv1_2 は、一部のディストリビューションで利用できます。

第2章 ceilometer

以下の章では、ceilometer サービスの設定オプションについて説明します。

2.1. ceilometer.conf

このセクションには、/etc/ceilometer/ceilometer.conf ファイルのオプションが含まれています。

2.1.1. DEFAULT

次の表は、/etc/ceilometer/ceilometer.conf ファイルの [DEFAULT] グループで使用できるオプションの概要を示しています。

表2.1 DEFAULT

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

backdoor_port = None

文字列値

eventlet バックドアを有効にします。設定可能な値は 0、<port>、および <start>:<end> です。ここで、0 はランダムの tcp ポート番号でリッスンします。<port> は指定されたポート番号でリッスンします (そのポートが使用中の場合にはバックドアを有効にしません)。また、<start>:<end> は、指定されたポート番号の範囲で最も小さい未使用のポート番号でリッスンします。選択したポートは、サービスのログファイルに表示されます。

backdoor_socket = None

文字列値

指定されたパスを接続を受信できる unix ソケットとして使用して、eventlet バックドアを有効にします。このオプションは、backdoor_port と相互に排他的です。したがって、どちらか 1 つだけを指定する必要があります。両方を指定すると、このオプションの存在によってそのオプションの使用が上書きされます。

batch_polled_samples = True

ブール値

ポーリングエージェントの負荷を減らすために、サンプルはバッチで通知エージェントに送信されます。負荷を犠牲にしてスループットを向上させるには、これを False に設定します。

conn_pool_min_size = 2

整数値

接続有効期限ポリシーのプールサイズ制限

conn_pool_ttl = 1200

整数値

プールのアイドル状態の接続の存続期間 (秒単位)

control_exchange = openstack

文字列値

トピックがスコープ設定されるデフォルトの変換。transport_url オプションで指定した変換名で上書きできます。

debug = False

ブール値

true に設定すると、ログレベルはデフォルトの INFO レベルではなく DEBUG に設定されます。

default_log_levels = [u'amqp=WARN', u'amqplib=WARN', u'boto=WARN', u'qpid=WARN', u'sqlalchemy=WARN', u'suds=INFO', u'oslo.messaging=INFO', u'oslo_messaging=INFO', u'iso8601=WARN', u'requests.packages.urllib3.connectionpool=WARN', u'urllib3.connectionpool=WARN', u'websocket=WARN', u'requests.packages.urllib3.util.retry=WARN', u'urllib3.util.retry=WARN', u'keystonemiddleware=WARN', u'routes.middleware=WARN', u'stevedore=WARN', u'taskflow=WARN', u'keystoneauth=WARN', u'oslo.cache=INFO', u'dogpile.core.dogpile=INFO']

リスト値

logger=LEVEL ペアのパッケージロギングレベルの一覧。このオプションは、log_config_append が設定されている場合は無視されます。

event_pipeline_cfg_file = event_pipeline.yaml

文字列値

イベントパイプライン定義の設定ファイル。

executor_thread_pool_size = 64

整数値

エグゼキューターがスレッディングまたはイベントレットの場合のエグゼキュータースレッドプールのサイズ。

fatal_deprecations = False

ブール値

非推奨の致命的なステータスを有効または無効にします。

graceful_shutdown_timeout = 60

整数値

サーバーを正常にシャットダウンするまでのタイムアウトを指定します。値をゼロにすると、endless の待機を意味します。

host = ccsosp-undercloud.usersys.redhat.com

不明な値

AMQP キーで有効である必要があるこのノードの名前。不透明な識別子になります。ZeroMQ のみの場合は、有効なホスト名、FQDN、または IP アドレスでなければなりません。

http_timeout = 600

整数値

HTTP 要求のタイムアウト秒数。タイムアウトを無効にするには None に設定します。

hypervisor_inspector = libvirt

文字列値

ハイパーバイザー層の検査に使用するインスペクター。既知の検査者は libvirt、hyperv、vsphere、および xenapi です。

instance_format = [instance: %(uuid)s]

文字列値

ログメッセージで渡されるインスタンスの形式。

instance_uuid_format = [instance: %(uuid)s]

文字列値

ログメッセージで渡されるインスタンス UUID の形式。

libvirt_type = kvm

文字列値

Libvirt ドメインの種別。

`libvirt_uri = `

文字列値

デフォルトの libvirt URI を上書きします(libvirt_type に依存します)。

log-config-append = None

文字列値

ロギング設定ファイルの名前。このファイルは、既存のロギング設定ファイルに追加されます。ロギング設定ファイルの詳細は、Python のロギングモジュールのドキュメントを参照してください。ロギング設定ファイルを使用すると、すべてのロギング設定が設定ファイルで設定され、その他のロギング設定オプションは無視されます (例: logging_context_format_string)。

log-date-format = %Y-%m-%d %H:%M:%S

文字列値

ログレコードの %%(asctime)s のフォーマット文字列を定義します。デフォルト:%(default)sこのオプションは、log_config_append が設定されている場合は無視されます。

log-dir = None

文字列値

(オプション)log_file の相対パスに使用されるベースディレクトリー。このオプションは、log_config_append が設定されている場合は無視されます。

log-file = None

文字列値

(オプション) ロギング出力を送信するログファイルの名前。デフォルトが設定されていない場合、ロギングは use_stderr で定義されているように stderr に送信されます。このオプションは、log_config_append が設定されている場合は無視されます。

log_options = True

ブール値

サービスの起動時 (DEBUG レベル) に、登録されているすべてのオプションの値をログに記録することを有効または無効にします。

logging_context_format_string = %(asctime)s.%(msecs)03d %(process)d %(levelname)s %(name)s [%(request_id)s %(user_identity)s] %(instance)s%(message)s

文字列値

コンテキスト付きログメッセージに使用するフォーマット文字列。

logging_debug_format_suffix = %(funcName)s %(pathname)s:%(lineno)d

文字列値

メッセージのロギングレベルが DEBUG の場合にログメッセージに追加する追加のデータ。

logging_default_format_string = %(asctime)s.%(msecs)03d %(process)d %(levelname)s %(name)s [-] %(instance)s%(message)s

文字列値

コンテキストが定義されていない場合に、ログメッセージに使用するフォーマット文字列。

logging_exception_prefix = %(asctime)s.%(msecs)03d %(process)d ERROR %(name)s %(instance)s

文字列値

この形式で、例外出力の各行の前に接頭辞が付けられます。

logging_user_identity_format = %(user)s %(tenant)s %(domain)s %(user_domain)s %(project_domain)s

文字列値

logging_context_format_string で使用される %(user_identity)s のフォーマット文字列を定義します。

max_parallel_requests = 64

整数値

同時に処理するサービスの並列要求の最大数。

pipeline_cfg_file = pipeline.yaml

文字列値

パイプライン定義の設定ファイル。

publish_errors = False

ブール値

エラーイベントの公開を有効または無効にします。

rate_limit_burst = 0

整数値

rate_limit_interval ごとのログ記録されたメッセージの最大数。

rate_limit_except_level = CRITICAL

文字列値

レート制限で使用されるログレベル名:CRITICAL、ERROR、INFO、WARNING、DEBUG または空の文字列。rate_limit_except_level 以上のレベルのログはフィルターされません。空の文字列は、すべてのレベルがフィルターされることを意味します。

rate_limit_interval = 0

整数値

ログのレート制限の間隔 (秒数)。

reseller_prefix = AUTH_

文字列値

Swift reseller 接頭辞。proxy-server.conf で reseller_prefix と解析する必要があります。

reserved_metadata_keys = []

リスト値

メータリングの使用用に予約されているメタデータキーの一覧。これらのキーは、名前空間に含まれるキーに追加されます。

reserved_metadata_length = 256

整数値

予約されたメタデータ値の長さを制限します。

reserved_metadata_namespace = [u'metering.']

リスト値

メータリングの使用用に予約されているメタデータ接頭辞の一覧。

rootwrap_config = /etc/ceilometer/rootwrap.conf

文字列値

root としてコマンドを実行するために使用する rootwrap 設定ファイルへのパス

rpc_ack_timeout_base = 15

整数値

キャスト/呼び出しからの ACK を待機する秒数。各再試行の後、このタイムアウトは指定された乗数で乗算されます。

rpc_ack_timeout_multiplier = 2

整数値

各再試行後にベース ACK タイムアウトを掛ける数値。

rpc_backend = rabbit

文字列値

使用するメッセージングドライバー。デフォルトは rabbit です。その他のドライバーには、amqp と zmq があります。

rpc_conn_pool_size = 30

整数値

RPC 接続プールのサイズ。

rpc_message_ttl = 300

整数値

送信/受信メッセージの有効期限タイムアウト (秒単位)。その後、クライアント/サーバーによって追跡されなくなります。

rpc_poll_timeout = 1

整数値

ポーリングが待機するデフォルトの秒数。タイムアウトの期限が切れると、ポーリングでタイムアウト例外が発生します。

rpc_response_timeout = 60

整数値

呼び出しからの応答を待つ秒数。

rpc_retry_attempts = 3

整数値

問題が発生した場合のデフォルトのメッセージ送信試行回数: 正の値 N は最大 N 回の再試行を意味し、0 は再試行しないことを意味し、None または -1 (またはその他の負の値) は永久に再試行することを意味します。このオプションは、確認が有効な場合にのみ使用されます。

rpc_thread_pool_size = 100

整数値

同時に動作する (緑の) スレッドの最大数。

rpc_use_acks = False

ブール値

受信者からのメッセージ確認を待ちます。このメカニズムは、PUB/SUB を使用しないプロキシー経由でのみ機能します。

rpc_zmq_bind_address = *

文字列値

ZeroMQ バインドアドレス。ワイルドカード (*)、イーサネットインターフェイス、または IP である必要があります。「ホスト」オプションは、このアドレスを指すか解決する必要があります。

rpc_zmq_bind_port_retries = 100

整数値

ZMQBindError で失敗する前に空きポート番号を見つけるための再試行回数。

rpc_zmq_contexts = 1

整数値

ZeroMQ コンテキストの数。デフォルトは 1 です。

rpc_zmq_host = ccsosp-undercloud.usersys.redhat.com

文字列値

このノードの名前。有効なホスト名、FQDN、または IP アドレスである必要があります。Nova を実行している場合は、"host" オプションと一致する必要があります。

rpc_zmq_ipc_dir = /var/run/openstack

文字列値

IPC ソケットを保持するためのディレクトリー。

rpc_zmq_matchmaker = redis

文字列値

MatchMaker ドライバー。

rpc_zmq_max_port = 65536

整数値

ランダムポート範囲の最大ポート番号。

rpc_zmq_min_port = 49153

ポート値

ランダムなポート範囲の最小ポート番号。

rpc_zmq_serialization = json

文字列値

送信/受信メッセージをシリアライズ/デシリアライズするためのデフォルトのシリアライゼーションメカニズム

rpc_zmq_topic_backlog = None

整数値

トピックごとにローカルにバッファリングする Ingress メッセージの最大数。デフォルトは無制限です。

sample_source = openstack

文字列値

このインスタンスで出力されるサンプルのソース。

subscribe_on = []

リスト値

SubConsumer がサブスクライブできるパブリッシャーホストのリスト。このオプションは、matchmaker から取得したデフォルトのパブリッシャーリストよりも優先度が高くなります。

syslog-log-facility = LOG_USER

文字列値

ログ行を受け取る syslog ファシリティー。このオプションは、log_config_append が設定されている場合は無視されます。

transport_url = None

文字列値

メッセージングバックエンドに接続するためのネットワークアドレスおよびオプションのユーザー認証情報 (URL 形式)。想定される形式は次のとおりです。

driver://[user:pass@]host:port[,[userN:passN@]hostN:portN]/virtual_host?query

例:rabbit://rabbitmq:password@127.0.0.1:5672//

URL のフィールドの詳細は、https://docs.openstack.org/oslo.messaging/latest/reference/transport.html で oslo_messaging.TransportURL のドキュメントを参照してください。

use-journal = False

ブール値

ロギング用の journald を有効にします。systemd 環境で実行している場合は、ジャーナルサポートを有効にしたい場合があります。その場合、ログメッセージに加えて構造化されたメタデータが含まれる journal ネイティブプロトコルが使用されます。このオプションは、log_config_append が設定されている場合は無視されます。

use-json = False

ブール値

ロギングに JSON 形式を使用します。このオプションは、log_config_append が設定されている場合は無視されます。

use-syslog = False

ブール値

ロギングに syslog を使用します。既存の syslog 形式は非推奨であり、後に RFC5424 に従うように変更されます。このオプションは、log_config_append が設定されている場合は無視されます。

use_dynamic_connections = False

ブール値

このオプションは、直接接続を動的または静的にします。use_router_proxy=False でのみ意味があります。これは、ダイレクトメッセージタイプに直接接続を使用することを意味します (それ以外の場合は無視されます)。

use_pub_sub = False

ブール値

fanout メソッドには PUB/SUB パターンを使用します。PUB/SUB は常にプロキシーを使用します。

use_router_proxy = False

ブール値

ROUTER リモートプロキシーを使用します。

use_stderr = False

ブール値

出力を標準エラーに記録します。このオプションは、log_config_append が設定されている場合は無視されます。

watch-log-file = False

ブール値

ファイルシステムを監視するように設計されたログハンドラーを使用します。ログファイルが移動または削除されると、このハンドラーは、指定されたパスで新しいログファイルを即時に開きます。これは、log_file オプションを指定し、Linux プラットフォームが使用される場合にのみ有効です。このオプションは、log_config_append が設定されている場合は無視されます。

zmq_failover_connections = 2

整数値

フェイルオーバーの理由で、ホストへの追加接続がいくつ行われるか。このオプションは、動的接続モードでのみ有効です。

zmq_immediate = True

ブール値

このオプションは、zmq ソケットでラウンドロビンモードを設定します。True は、サーバー側が切断されたときにキューを保持しないことを意味します。False は、サーバーが切断された場合でもキューとメッセージを保持することを意味し、サーバーが表示されると、蓄積されたすべてのメッセージをサーバーに送信します。

zmq_linger = -1

整数値

ソケットを閉じた後、保留中のすべてのメッセージが送信されるまで待機する秒数。デフォルト値の -1 は、無期限の残存期間を指定します。0 の値は、残存期間を指定しません。保留中のメッセージは、ソケットが閉じられるとすぐに破棄されます。正の値は、残存期間の上限を指定します。

zmq_target_expire = 300

整数値

既存のターゲットに関するネームサービスレコードの有効期限タイムアウト (秒単位) (< 0 はタイムアウトなしを意味します)。

zmq_target_update = 180

整数値

既存のターゲットに関するネームサービスレコードの秒単位の更新期間。

zmq_tcp_keepalive = -1

整数値

TCP キープアライブ (KA) メカニズムを有効/無効にします。デフォルト値の -1 (またはその他の負の値) は、上書きをスキップして OS のデフォルトのままにすることを意味します。0 および 1 (またはその他の正の値) は、それぞれオプションを無効および有効にすることを意味します。

zmq_tcp_keepalive_cnt = -1

整数値

リモートエンドが利用できないことを宣言する前に実行される再送信の回数。デフォルト値の -1 (またはその他の負の値と 0) は、オーバーライドをスキップして OS のデフォルトのままにすることを意味します。

zmq_tcp_keepalive_idle = -1

整数値

アイドル状態での 2 つのキープアライブ送信間の期間。単位はプラットフォームに依存します。たとえば、Linux では秒、Windows ではミリ秒などです。デフォルト値の -1 (またはその他の負の値と 0) は、オーバーライドをスキップして OS のデフォルトのままにすることを意味します。

zmq_tcp_keepalive_intvl = -1

整数値

前のキープアライブ送信に対する確認応答が受信されない場合の、2 つの連続するキープアライブ再送信間の期間。単位はプラットフォームに依存します。たとえば、Linux では秒、Windows ではミリ秒などです。デフォルト値の -1 (またはその他の負の値と 0) は、オーバーライドをスキップして OS のデフォルトのままにすることを意味します。

2.1.2. compute

次の表は、/etc/ceilometer/ceilometer.conf ファイルの [compute] グループで使用できるオプションの概要を示しています。

表2.2 compute

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

instance_discovery_method = libvirt_metadata

文字列値

Ceilometer は、コンピュートノード上で実行中のインスタンスを検出する手段を多数提供します。* ナビゲーション:nova をポーリングしてすべてのインスタンスを取得します * workload_partitioning: コンピュート のインスタンスを取得するために nova をポーリングします * libvirt_metadata: libvirt メタデータからインスタンスを取得しますが、インスタンスメタデータはありません(Gnocchi バックエンドに推奨)。

resource_cache_expiry = 3600

整数値

インスタンスを別のホストに移行する可能性があるため、インスタンスリソースキャッシュを完全に更新する有効期限は、ローカルキャッシュを完全に更新することでローカルキャッシュのレガシーインスタンス情報をクリーンアップする必要があります。最小値は、resource_update_interval の設定オプションの値である必要があります。このオプションは、Nova API へのエージェントポーリングにのみ使用されるため、instance_discovery_methodnaive に設定されている場合にのみ機能します。

resource_update_interval = 0

整数値

このオプション(秒単位)に基づいて、新しいインスタンスを定期的に検出します。デフォルトでは、エージェントはパイプラインのポーリング間隔に従ってインスタンスを検出します。オプションが 0 より大きい場合、ポーリングするインスタンス一覧は、このオプションの間隔に基づいて更新されます。インスタンスに関連する測定は、パイプラインで定義された間隔と一致します。このオプションは、Nova API へのエージェントポーリングにのみ使用されるため、instance_discovery_methodnaive に設定されている場合にのみ機能します。

2.1.3. coordination

次の表に、/etc/ceilometer/ceilometer.conf ファイルの [coordination] グループで使用できるオプションの概要を示します。

表2.3 coordination

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

backend_url = None

文字列値

分散調整に使用するバックエンド URL。空のままにすると、デプロイメントごとの中央エージェントとホストごとのコンピュートエージェントがワークロードのパーティショニングを行わず、そのサービスの単一インスタンスが実行されている場合のみ適切に機能します。

check_watchers = 10.0

浮動小数点の値

グループメンバーシップが変更されたかどうかを確認するチェックの間隔(秒単位)

2.1.4. dispatcher_gnocchi

次の表は、/etc/ceilometer/ceilometer.conf ファイルの [dispatcher_gnocchi] グループで使用できるオプションの概要を示しています。

表2.4 dispatcher_gnocchi

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

archive_policy = None

文字列値

ディスパッチャーが新しいメトリックを作成する際に使用するアーカイブポリシー。

filter_project = gnocchi

文字列値

Gnocchi サービスアクティビティーによって生成されたサンプルを除外するために使用される Gnocchi プロジェクト

request_timeout = 6.05

浮動小数点の値

gnocchi のタイムアウトを要求するまでの秒数

resources_definition_file = gnocchi_resources.yaml

文字列値

サンプルと gnocchi リソース/メトリクス間のマッピングを定義する Yaml ファイル

2.1.5. event

次の表は、/etc/ceilometer/ceilometer.conf ファイルの [event] グループで使用できるオプションの概要を示しています。

表2.5 event

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

definitions_cfg_file = event_definitions.yaml

文字列値

イベント定義の設定ファイル。

drop_unmatched_notifications = False

ブール値

イベント定義が一致していない場合は、通知をドロップします。(それ以外の場合、デフォルトの特性で変換します)。

store_raw = []

多値

選択した優先度レベルの raw 通知を保存します(情報やエラー)。デフォルトでは、未加工の詳細はキャプチャーされません。

2.1.6. ハードウェア

次の表は、/etc/ceilometer/ceilometer.conf ファイルの [hardware] グループで使用できるオプションの概要を示しています。

表2.6 ハードウェア

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

meter_definitions_file = snmp.yaml

文字列値

ハードウェア snmp メーターを定義するための設定ファイル。

readonly_user_auth_proto = None

文字列値

クラウドで実行されるすべてのノードの snmpd v3 認証アルゴリズム

readonly_user_name = ro_snmp_user

文字列値

クラウドで実行しているすべてのノードの snmpd ユーザー名。

readonly_user_password = password

文字列値

クラウドで実行しているすべてのノードの snmpd v3 認証パスワード。

readonly_user_priv_password = None

文字列値

クラウドで実行しているすべてのノードの snmpd v3 暗号化パスワード。

readonly_user_priv_proto = None

文字列値

クラウドで実行されるすべてのノードの snmpd v3 暗号化アルゴリズム

tripleo_network_name = ctlplane

文字列値

コントロールプレーン Tripleo ネットワークの名前

url_scheme = snmp://

文字列値

ハードウェアノードに使用する URL スキーム。

2.1.7. ipmi

次の表に、/etc/ceilometer/ceilometer.conf ファイルの [ipmi] グループで使用できるオプションの概要を示します。

表2.7 ipmi

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

node_manager_init_retry = 3

整数値

Intel Node Manager の初期化失敗時の再試行回数

polling_retry = 3

整数値

このポーリングを無効にする前に IPMI/NM のポーリング障害に対する耐性。負の値は永久に再試行されることを意味します。

2.1.8. matchmaker_redis

次の表は、/etc/ceilometer/ceilometer.conf ファイルの [matchmaker_redis] グループで使用できるオプションの概要を示しています。

表2.8 matchmaker_redis

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

check_timeout = 20000

整数値

トランザクションが強制終了されるまで待機する時間(ミリ秒単位)。

host = 127.0.0.1

文字列値

redis を見つけるためのホスト。

`password = `

文字列値

Redis サーバーのパスワード(オプション)

port = 6379

ポート値

このポートを使用して、redis ホストに接続します。

sentinel_group_name = oslo-messaging-zeromq

文字列値

Redis レプリカセット名。

sentinel_hosts = []

リスト値

Redis Sentinel ホスト(フォルトトランスモード)の一覧(例:[host:port, host1:port …​ ])

socket_timeout = 10000

整数値

ソケット操作をブロックする際のタイムアウト(ミリ秒単位)。

wait_timeout = 2000

整数値

接続試行間の待機時間(ミリ秒単位)。

2.1.9. <meter>

次の表は、/etc/ceilometer/ceilometer.conf ファイルの [meter] グループで使用できるオプションの概要を示しています。

表2.9 <meter>

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

meter_definitions_cfg_file = None

文字列値

メーター通知を定義するための設定ファイル。このオプションは非推奨で、meter_definitions_dirs を使用してメーター通知ファイルを設定します。メーター定義設定ファイルは、パラメーターに従って必要になります。

meter_definitions_dirs = [u'/etc/ceilometer/meters.d', u'/usr/lib/python2.7/site-packages/ceilometer/data/meters.d']

多値

メーター通知を定義するファイルを検索するディレクトリーを一覧表示します。

2.1.10. 通知 —

次の表は、/etc/ceilometer/ceilometer.conf ファイルの [notification] グループで使用できるオプションの概要を示しています。

表2.10 通知 —

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

ack_on_event_error = True

ブール値

イベントの永続性の失敗時の確認メッセージ。

batch_size = 100

整数値

通知メッセージを公開する前に待機する通知メッセージの数。変換がパイプラインに適用される場合は、バッチ処理が推奨されます。

batch_timeout = 5

整数値

batch_size に達していない場合にサンプルを公開するまで待機する秒数(None は無期限を意味します)

messaging_urls = []

多値

通知をリッスンするメッセージング URL。例:rabbit://user:pass@host1:port1[,user:pass@hostN:portN]/virtual_host (空の場合はDEFAULT/transport_url が使用されます)。これは、全 nova 通知が rabbit-nova:5672 になり、すべての cinder 通知が rabbit-cinder:5672 に送信されます。

notification_control_exchanges = [u'nova', u'glance', u'neutron', u'cinder', u'heat', u'keystone', u'sahara', u'trove', u'zaqar', u'swift', u'ceilometer', u'magnum', u'dns', u'ironic', u'aodh']

多値

通知をリッスンするエクスチェンジ名。

pipeline_processing_queues = 10

整数値

ワークロードを並列化するキューの数。この値は、最適な結果を得るために、アクティブな通知エージェントの数よりも大きくする必要があります。警告:設定が完了すると、この値を減らすと、データが失われる可能性があります。

pipelines = [u'meter', u'event']

多値

データの生成を可能にするパイプラインマネージャーの選択

workers = 1

整数値

通知サービスのワーカー数。デフォルト値は 1 です。

workload_partitioning = False

ブール値

ワークロードパーティション設定を有効にし、複数の通知エージェントを同時に実行できるようにします。

2.1.11. oslo_concurrency

次の表は、/etc/ceilometer/ceilometer.conf ファイルの [oslo_concurrency] グループで使用できるオプションの概要を示しています。

表2.11 oslo_concurrency

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

disable_process_locking = False

ブール値

プロセス間ロックを有効または無効にします。

lock_path = None

文字列値

ロックファイルに使用するディレクトリー。セキュリティー上、指定したディレクトリーは、ロックが必要なプロセスを実行しているユーザーのみが書き込み可能である必要があります。デフォルトは環境変数 OSLO_LOCK_PATH です。外部ロックを使用する場合は、ロックパスを設定する必要があります。

2.1.12. oslo_messaging_amqp

次の表は、/etc/ceilometer/ceilometer.conf ファイルの [oslo_messaging_amqp] グループで使用できるオプションの概要を示しています。

表2.12 oslo_messaging_amqp

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

addressing_mode = dynamic

文字列値

ドライバーが使用するアドレスモードを示します。許可される値:legacy - レガシーのルーティング不可能なアドレス指定を使用します。routable - ルーティング可能なアドレスを使用します。dynamic - メッセージバスがルーティングをサポートしていない場合はレガシーのアドレスを使用します。それ以外の場合は、ルーティング可能なアドレスを使用します。

allow_insecure_clients = False

ブール値

SSL またはプレーン TCP のいずれかを使用してクライアントを受け入れる

anycast_address = anycast

文字列値

コンシューマーのグループに送信する際に、アドレス接頭辞に追加されます。コンシューマー間でラウンドロビン方式で配信される必要のあるメッセージを特定するために、メッセージバスで使用されます。

broadcast_prefix = broadcast

文字列値

すべてのサーバーにブロードキャストする場合に使用されるアドレス接頭辞

connection_retry_backoff = 2

整数値

フェイルオーバーの試みに失敗するたびに、connection_retry_interval をこの秒数だけ増やします。

connection_retry_interval = 1

整数値

再接続を試みる前に一時停止する秒数。

connection_retry_interval_max = 30

整数値

connection_retry_interval + connection_retry_backoff の上限

container_name = None

文字列値

AMQP コンテナーの名前。グローバルで一意でなければなりません。デフォルトは、生成された UUID です。

default_notification_exchange = None

文字列値

通知アドレスで使用される変換名。エクスチェンジ名の解決の優先順位:Target.exchange、他に設定されている場合は default_notification_exchange、他に設定されている場合は control_exchange、他に設定されている場合は notify

default_notify_timeout = 30

整数値

送信された通知メッセージ配信の期限。呼び出し元がタイムアウトを明示的に指定しない場合にのみ使用されます。

default_reply_retry = 0

整数値

リカバリー可能なエラーが原因で失敗した返信メッセージを再送信する最大試行回数。

default_reply_timeout = 30

整数値

rpc 返信メッセージ配信の期限。

default_rpc_exchange = None

文字列値

RPC アドレスで使用される変換名。エクスチェンジ名の解決の優先順位:Target.exchange、他に設定されている場合は default_rpc_exchange、他に設定されている場合は control_exchange、他に設定されている場合は rpc

default_send_timeout = 30

整数値

rpc キャストまたは呼び出しメッセージ配信の期限。呼び出し元がタイムアウトを明示的に指定しない場合にのみ使用されます。

default_sender_link_timeout = 600

整数値

アイドル状態の送信者リンクのパージをスケジュールする時間。期限切れ後にリンクの割り当てを解除します。

group_request_prefix = unicast

文字列値

グループの任意のサーバーに送信する際のアドレス接頭辞

idle_timeout = 0

整数値

非アクティブな接続のタイムアウト (秒単位)

link_retry_delay = 10

整数値

リカバリー可能なエラーが原因で失敗した AMQP 1.0 リンクの再接続間に一時停止する時間。

multicast_address = multicast

文字列値

ファンアウトメッセージを送信するときにアドレス接頭辞に追加されます。ファンアウトメッセージを識別するためにメッセージバスによって使用されます。

notify_address_prefix = openstack.org/om/notify

文字列値

すべての生成される通知アドレスのアドレス接頭辞

notify_server_credit = 100

整数値

受信通知メッセージのウィンドウサイズ

`password = `

文字列値

メッセージブローカー認証のパスワード

pre_settled = [u'rpc-cast', u'rpc-reply']

多値

このタイプのメッセージを事前処置状態で送信します。事前処置されたメッセージは、ピアから確認応答を受信しません。注記: 事前処置されたメッセージは、配信に失敗した場合に警告なしに破棄される可能性があります。許可される値:rpc-call - RPC 呼び出しを事前処置状態で送信します。rpc-reply- RPC 返信を事前処置状態で送信します。rpc-cast - RPC キャストを事前処置状態で送信します。notify - 通知を事前処置状態で送信します。

pseudo_vhost = True

ブール値

仮想ホスト (qpidd など) をネイティブにサポートしていないメッセージバスの仮想ホストサポートを有効にします。true に設定すると、仮想ホスト名はすべてのメッセージバスアドレスに追加され、結果として仮想ホストごとにプライベート サブネット を作成します。メッセージバスが仮想ホストの名前として AMQP 1.0 オープン遂行動詞の hostname フィールドを使用して仮想ホストをサポートする場合は False に設定します。

reply_link_credit = 200

整数値

受信する RPC 返信メッセージのウィンドウサイズ。

rpc_address_prefix = openstack.org/om/rpc

文字列値

すべての生成される RPC アドレスのアドレス接頭辞

rpc_server_credit = 100

整数値

受信する RPC リクエストメッセージのウィンドウサイズ。

`sasl_config_dir = `

文字列値

SASL 設定が含まれるディレクトリーへのパス

`sasl_config_name = `

文字列値

設定ファイルの名前 (.conf 接尾辞なし)

`sasl_default_realm = `

文字列値

ユーザー名にレルムが存在しない場合に使用する SASL レルム

`sasl_mechanisms = `

文字列値

許可される SASL メカニズムのスペース区切りリスト

server_request_prefix = exclusive

文字列値

特定のサーバーに送信する時に使用するアドレス接頭辞

ssl = False

ブール値

SSL 経由で接続を試みます。その他の ssl 関連のパラメーターが指定されていない場合、システムの CA バンドルを使用してサーバーの証明書を検証します。

`ssl_ca_file = `

文字列値

サーバーの証明書の検証に使用する CA 証明書 PEM ファイル

`ssl_cert_file = `

文字列値

クライアント認証用の自己識別証明書 PEM ファイル

`ssl_key_file = `

文字列値

ssl_cert_file 証明書の署名に使用される秘密鍵 PEM ファイル (オプション)

ssl_key_password = None

文字列値

ssl_key_file を復号するためのパスワード (暗号化されている場合)

ssl_verify_vhost = False

ブール値

デフォルトでは、SSL は、サーバーの証明書の名前が transport_url のホスト名と一致することを確認します。設定によっては、代わりに仮想ホスト名を使用することが望ましい場合があります。たとえば、サーバーが Server Name Indication TLS 拡張 (rfc6066) を使用して、仮想ホストごとの証明書を提供する場合などです。サーバーの SSL 証明書が DNS 名ではなく仮想ホスト名を使用する場合は、ssl_verify_vhost を True に設定します。

trace = False

ブール値

デバッグ: AMQP フレームを標準出力 (stdout) にダンプします。

unicast_address = unicast

文字列値

特定の RPC/通知サーバーに送信する際に、アドレス接頭辞に追加されます。単一の送信先に送信されたメッセージを識別するためにメッセージバスによって使用されます。

`username = `

文字列値

メッセージブローカー認証のユーザー名

2.1.13. oslo_messaging_kafka

次の表は、/etc/ceilometer/ceilometer.conf ファイルの [oslo_messaging_kafka] グループで使用できるオプションの概要を示しています。

表2.13 oslo_messaging_kafka

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

conn_pool_min_size = 2

整数値

接続有効期限ポリシーのプールサイズ制限

conn_pool_ttl = 1200

整数値

プールのアイドル状態の接続の存続期間 (秒単位)

consumer_group = oslo_messaging_consumer

文字列値

Kafka コンシューマーのグループ ID。あるグループのコンシューマーは、メッセージ消費を調整します。

kafka_consumer_timeout = 1.0

浮動小数点の値

Kafka コンシューマーのデフォルトタイムアウト

kafka_default_host = localhost

文字列値

デフォルトの Kafka ブローカーホスト

kafka_default_port = 9092

ポート値

デフォルトの Kafka ブローカーポート

kafka_max_fetch_bytes = 1048576

整数値

Kafka コンシューマーの最大フェッチバイト

pool_size = 10

整数値

Kafka コンシューマーのプールサイズ

producer_batch_size = 16384

整数値

プロデューサーの非同期送信のバッチサイズ

producer_batch_timeout = 0.0

浮動小数点の値

KafkaProducer バッチ処理の遅延の上限 (秒単位)

2.1.14. oslo_messaging_notifications

次の表は、/etc/ceilometer/ceilometer.conf ファイルの [oslo_messaging_notifications] グループで使用できるオプションの概要を示しています。

表2.14 oslo_messaging_notifications

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

driver = []

多値

通知の送信を処理するドライバー。使用できる値は messaging、messagingv2、routing、log、test、noop です。

retry = -1

整数値

リカバリー可能なエラーが原因で配信に失敗した通知メッセージを再送信する最大試行回数。0 - 再試行なし、-1 - 無限回

topics = [u'notifications']

リスト値

OpenStack の通知に使用する AMQP トピック。

transport_url = None

文字列値

通知に使用するメッセージングドライバーを表す URL。設定されていない場合は、RPC に使用されるものと同じ設定にフォールバックします。

2.1.15. oslo_messaging_rabbit

次の表は、/etc/ceilometer/ceilometer.conf ファイルの [oslo_messaging_rabbit] グループで使用できるオプションの概要を示しています。

表2.15 oslo_messaging_rabbit

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

amqp_auto_delete = False

ブール値

AMQP の自動削除キュー。

amqp_durable_queues = False

ブール値

AMQP で永続キューを使用します。

channel_max = None

整数値

許可するチャネルの最大数

connection_factory = single

文字列値

接続ファクトリーの実装

default_notification_exchange = ${control_exchange}_notification

文字列値

通知を送信するための交換名

default_notification_retry_attempts = -1

整数値

通知の送信中に接続に問題がある場合に再試行回数の再接続。-1 は再試行が無限を意味します。

default_rpc_exchange = ${control_exchange}_rpc

文字列値

RPC メッセージを送信するための変換名

default_rpc_retry_attempts = -1

整数値

RPC メッセージの送信中に接続に問題がある場合に再試行回数を再接続すると、-1 は再試行が無限を意味します。0 でない実際の再試行を行うと、rpc-request は複数回処理できます。

default_serializer_type = json

文字列値

送信/受信メッセージをシリアライズ/デシリアライズするためのデフォルトのシリアライゼーションメカニズム

fake_rabbit = False

ブール値

非推奨。rpc_backend=kombu+memory または rpc_backend=fake を使用してください。

frame_max = None

整数値

AMQP フレームの最大バイトサイズ

heartbeat_interval = 3

整数値

コンシューマーの接続にハートビートを送信する頻度

heartbeat_rate = 2

整数値

heartbeat_timeout_threshold 中、ハートビートを確認する回数。

heartbeat_timeout_threshold = 60

整数値

ハートビートの keep-alive が失敗した場合に Rabbit ブローカーがダウンとみなされるまでの秒数 (0 はハートビートを無効にします)。実験的

host_connection_reconnect_delay = 0.25

浮動小数点の値

接続エラーのある一部のホストへの再接続の遅延の設定

kombu_compression = None

文字列値

実験的用途: 許容値は gzip、bz2 です。設定されていない場合、圧縮は使用されません。このオプションは、今後のバージョンで利用できない可能性があります。

kombu_failover_strategy = round-robin

文字列値

現在接続しているノードが利用できなくなった場合に、次の RabbitMQ ノードを選択する方法を指定します。設定で複数の RabbitMQ ノードが指定される場合に限り有効になります。

kombu_missing_consumer_retry_timeout = 60

整数値

応答のないクライアントが応答を送信するのを待つ時間。この時間が経過すると無視します。この値は rpc_response_timeout より長くすることはできません。

kombu_reconnect_delay = 1.0

浮動小数点の値

AMQP コンシューマーの取り消し通知への応答で、再接続するまでの待機時間。

notification_listener_prefetch_count = 100

整数値

RabbitMQ が通知リスナーに送信できる確認されていないメッセージの最大数。

notification_persistence = False

ブール値

通知メッセージを永続化します。

notification_retry_delay = 0.25

浮動小数点の値

通知メッセージの送信中に接続に問題がある場合に再試行の遅延の再接続

pool_max_overflow = 0

整数値

pool_max_size を超えて作成する接続の最大数。

pool_max_size = 30

整数値

キューに格納する接続の最大数。

pool_recycle = 600

整数値

接続の有効期間(作成後)または再サイクルなしの場合は None。期限切れの接続は取得時に閉じられます。

pool_stale = 60

整数値

非アクティブな(リリース以降)接続が古いとみなされるしきい値(秒単位)。古い場合は None です。古い接続は取得時に閉じられます。

pool_timeout = 30

整数値

接続が利用可能になるまで待機するデフォルトの秒数

rabbit_ha_queues = False

ブール値

RabbitMQ (x-ha-policy: all) の HA キューの使用を試みます。このオプションを変更する場合は、RabbitMQ データベースを消去する必要があります。RabbitMQ 3.0 では、キューを宣言する際に x-ha-policy 引数によってキューのミラーリングが制御されなくなりました。すべてのキュー (自動生成された名前のキューを除く) がすべてのノードでミラーリングされるようにするには、"rabbitmqctl set_policy HA ^(?!amq\.).* {"ha-mode": "all"}" を実行します。

rabbit_host = localhost

文字列値

単一ノードが使用される RabbitMQ ブローカーアドレス。

rabbit_hosts = [u'$rabbit_host:$rabbit_port']

リスト値

RabbitMQ HA クラスター host:port ペア

rabbit_interval_max = 30

整数値

RabbitMQ 接続を再試行する最大間隔。デフォルトは 30 秒です。

rabbit_login_method = AMQPLAIN

文字列値

RabbitMQ ログイン方法

rabbit_max_retries = 0

整数値

RabbitMQ 接続を再試行する最大回数。デフォルトは 0 (infinite retry count)です。

rabbit_password = guest

文字列値

RabbitMQ パスワード。

rabbit_port = 5672

ポート値

単一ノードが使用される RabbitMQ ブローカーポート。

rabbit_qos_prefetch_count = 0

整数値

事前フェッチするメッセージの数を指定します。ゼロに設定すると、無制限のメッセージのフェッチが許可されます。

rabbit_retry_backoff = 2

整数値

RabbitMQ に接続する際に再試行間でバックオフする長さ

rabbit_retry_interval = 1

整数値

RabbitMQ との接続を再試行する頻度。

rabbit_transient_queues_ttl = 1800

整数値

キューの TTL (x-expires) の期間 (秒単位) を表す正の整数。TTL の期間使用されないキューは自動的に削除されます。このパラメーターは応答キューとファンアウトキューにのみ影響します。

rabbit_userid = guest

文字列値

RabbitMQ ユーザー ID。

rabbit_virtual_host = /

文字列値

RabbitMQ 仮想ホスト。

rpc_listener_prefetch_count = 100

整数値

RabbitMQ が rpc リスナーに送信できる未確認メッセージの最大数。

rpc_queue_expiration = 60

整数値

コンシューマーのない rpc キューの存続時間(秒単位)。

rpc_reply_exchange = ${control_exchange}_rpc_reply

文字列値

RPC 応答を受信するための変換名

rpc_reply_listener_prefetch_count = 100

整数値

RabbitMQ が rpc reply リスナーに送信できる未確認メッセージの最大数。

rpc_reply_retry_attempts = -1

整数値

応答の送信中に接続に問題が発生した場合に再試行回数の再接続。-1 は、rpc_timeout の実行中に無限に再試行されることを意味します。

rpc_reply_retry_delay = 0.25

浮動小数点の値

応答の送信中に接続に問題がある場合に再試行の遅延を再接続します。

rpc_retry_delay = 0.25

浮動小数点の値

RPC メッセージの送信中に接続に問題がある場合に再試行の遅延の再接続

socket_timeout = 0.25

浮動小数点の値

接続のソケットのソケットタイムアウトを秒単位で設定します。

ssl = None

ブール値

SSL の有効化

`ssl_ca_file = `

文字列値

SSL 認証局ファイル (SSL が有効な場合にのみ有効)。

`ssl_cert_file = `

文字列値

SSL 証明書ファイル (SSL が有効な場合にのみ有効)。

`ssl_key_file = `

文字列値

SSL キーファイル (SSL が有効な場合にのみ有効)。

ssl_options = None

dict 値

ssl.wrap_socket に渡される引数

`ssl_version = `

文字列値

使用する SSL バージョン (SSL が有効な場合にのみ有効)。有効な値は TLSv1 および SSLv23 です。SSLv2、SSLv3、TLSv1_1、および TLSv1_2 は、一部のディストリビューションで利用できます。

tcp_user_timeout = 0.25

浮動小数点の値

接続のソケットの TCP_USER_TIMEOUT を秒単位で設定します。

2.1.16. oslo_messaging_zmq

次の表は、/etc/ceilometer/ceilometer.conf ファイルの [oslo_messaging_zmq] グループで使用できるオプションの概要を示しています。

表2.16 oslo_messaging_zmq

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

rpc_ack_timeout_base = 15

整数値

キャスト/呼び出しからの ACK を待機する秒数。各再試行の後、このタイムアウトは指定された乗数で乗算されます。

rpc_ack_timeout_multiplier = 2

整数値

各再試行後にベース ACK タイムアウトを掛ける数値。

rpc_message_ttl = 300

整数値

送信/受信メッセージの有効期限タイムアウト (秒単位)。その後、クライアント/サーバーによって追跡されなくなります。

rpc_poll_timeout = 1

整数値

ポーリングが待機するデフォルトの秒数。タイムアウトの期限が切れると、ポーリングでタイムアウト例外が発生します。

rpc_retry_attempts = 3

整数値

問題が発生した場合のデフォルトのメッセージ送信試行回数: 正の値 N は最大 N 回の再試行を意味し、0 は再試行しないことを意味し、None または -1 (またはその他の負の値) は永久に再試行することを意味します。このオプションは、確認が有効な場合にのみ使用されます。

rpc_thread_pool_size = 100

整数値

同時に動作する (緑の) スレッドの最大数。

rpc_use_acks = False

ブール値

受信者からのメッセージ確認を待ちます。このメカニズムは、PUB/SUB を使用しないプロキシー経由でのみ機能します。

rpc_zmq_bind_address = *

文字列値

ZeroMQ バインドアドレス。ワイルドカード (*)、イーサネットインターフェイス、または IP である必要があります。「ホスト」オプションは、このアドレスを指すか解決する必要があります。

rpc_zmq_bind_port_retries = 100

整数値

ZMQBindError で失敗する前に空きポート番号を見つけるための再試行回数。

rpc_zmq_contexts = 1

整数値

ZeroMQ コンテキストの数。デフォルトは 1 です。

rpc_zmq_host = ccsosp-undercloud.usersys.redhat.com

文字列値

このノードの名前。有効なホスト名、FQDN、または IP アドレスである必要があります。Nova を実行している場合は、"host" オプションと一致する必要があります。

rpc_zmq_ipc_dir = /var/run/openstack

文字列値

IPC ソケットを保持するためのディレクトリー。

rpc_zmq_matchmaker = redis

文字列値

MatchMaker ドライバー。

rpc_zmq_max_port = 65536

整数値

ランダムポート範囲の最大ポート番号。

rpc_zmq_min_port = 49153

ポート値

ランダムなポート範囲の最小ポート番号。

rpc_zmq_serialization = json

文字列値

送信/受信メッセージをシリアライズ/デシリアライズするためのデフォルトのシリアライゼーションメカニズム

rpc_zmq_topic_backlog = None

整数値

トピックごとにローカルにバッファリングする Ingress メッセージの最大数。デフォルトは無制限です。

subscribe_on = []

リスト値

SubConsumer がサブスクライブできるパブリッシャーホストのリスト。このオプションは、matchmaker から取得したデフォルトのパブリッシャーリストよりも優先度が高くなります。

use_dynamic_connections = False

ブール値

このオプションは、直接接続を動的または静的にします。use_router_proxy=False でのみ意味があります。これは、ダイレクトメッセージタイプに直接接続を使用することを意味します (それ以外の場合は無視されます)。

use_pub_sub = False

ブール値

fanout メソッドには PUB/SUB パターンを使用します。PUB/SUB は常にプロキシーを使用します。

use_router_proxy = False

ブール値

ROUTER リモートプロキシーを使用します。

zmq_failover_connections = 2

整数値

フェイルオーバーの理由で、ホストへの追加接続がいくつ行われるか。このオプションは、動的接続モードでのみ有効です。

zmq_immediate = True

ブール値

このオプションは、zmq ソケットでラウンドロビンモードを設定します。True は、サーバー側が切断されたときにキューを保持しないことを意味します。False は、サーバーが切断された場合でもキューとメッセージを保持することを意味し、サーバーが表示されると、蓄積されたすべてのメッセージをサーバーに送信します。

zmq_linger = -1

整数値

ソケットを閉じた後、保留中のすべてのメッセージが送信されるまで待機する秒数。デフォルト値の -1 は、無期限の残存期間を指定します。0 の値は、残存期間を指定しません。保留中のメッセージは、ソケットが閉じられるとすぐに破棄されます。正の値は、残存期間の上限を指定します。

zmq_target_expire = 300

整数値

既存のターゲットに関するネームサービスレコードの有効期限タイムアウト (秒単位) (< 0 はタイムアウトなしを意味します)。

zmq_target_update = 180

整数値

既存のターゲットに関するネームサービスレコードの秒単位の更新期間。

zmq_tcp_keepalive = -1

整数値

TCP キープアライブ (KA) メカニズムを有効/無効にします。デフォルト値の -1 (またはその他の負の値) は、上書きをスキップして OS のデフォルトのままにすることを意味します。0 および 1 (またはその他の正の値) は、それぞれオプションを無効および有効にすることを意味します。

zmq_tcp_keepalive_cnt = -1

整数値

リモートエンドが利用できないことを宣言する前に実行される再送信の回数。デフォルト値の -1 (またはその他の負の値と 0) は、オーバーライドをスキップして OS のデフォルトのままにすることを意味します。

zmq_tcp_keepalive_idle = -1

整数値

アイドル状態での 2 つのキープアライブ送信間の期間。単位はプラットフォームに依存します。たとえば、Linux では秒、Windows ではミリ秒などです。デフォルト値の -1 (またはその他の負の値と 0) は、オーバーライドをスキップして OS のデフォルトのままにすることを意味します。

zmq_tcp_keepalive_intvl = -1

整数値

前のキープアライブ送信に対する確認応答が受信されない場合の、2 つの連続するキープアライブ再送信間の期間。単位はプラットフォームに依存します。たとえば、Linux では秒、Windows ではミリ秒などです。デフォルト値の -1 (またはその他の負の値と 0) は、オーバーライドをスキップして OS のデフォルトのままにすることを意味します。

2.1.17. ポーリング

次の表は、/etc/ceilometer/ceilometer.conf ファイルの [polling] グループで使用できるオプションの概要を示しています。

表2.17 ポーリング

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

cfg_file = polling.yaml

文字列値

ポーリング定義の設定ファイル。

partitioning_group_prefix = None

文字列値

ワークロードパーティション設定グループの接頭辞。異なる設定ファイルで複数のポーリングエージェントを実行する場合にのみ使用します。同じ partitioning_group_prefix を持つエージェントプールのサブグループごとに、pollsters の結合のないサブセットを読み込む必要があります。

2.1.18. publisher

次の表は、/etc/ceilometer/ceilometer.conf ファイルの [publisher] グループで使用できるオプションの概要を示しています。

表2.18 publisher

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

telemetry_secret = change this for valid signing

文字列値

メッセージの署名に使用するシークレット値。計算オーバーヘッドを回避するために署名が必要ない場合は、空の値を設定します。

2.1.19. publisher_notifier

次の表は、/etc/ceilometer/ceilometer.conf ファイルの [publisher_notifier] グループで使用できるオプションの概要を示しています。

表2.19 publisher_notifier

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

event_topic = event

文字列値

ceilometer がイベント通知に使用するトピック。

metering_topic = metering

文字列値

ceilometer がメータリング通知に使用するトピック。

telemetry_driver = messagingv2

文字列値

ceilometer がメータリング通知に使用するドライバー。

2.1.20. rgw_admin_credentials

次の表は、/etc/ceilometer/ceilometer.conf ファイルの [rgw_admin_credentials] グループで使用できるオプションの概要を示しています。

表2.20 rgw_admin_credentials

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

access_key = None

文字列値

Radosgw Admin のアクセスキー。

secret_key = None

文字列値

Radosgw Admin の秘密鍵。

2.1.21. service_credentials

次の表は、/etc/ceilometer/ceilometer.conf ファイルの [service_credentials] グループで使用できるオプションの概要を示しています。

表2.21 service_credentials

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

auth-url = None

文字列値

認証 URL

auth_section = None

文字列値

プラグイン固有のオプションを読み込む config セクション

auth_type = None

文字列値

読み込む認証タイプ

default-domain-id = None

文字列値

v3 および v2 パラメーターで使用するオプションのドメイン ID。これは v3 のユーザーとプロジェクトドメインの両方に使用され、v2 認証では無視されます。

default-domain-name = None

文字列値

v3 API および v2 パラメーターで使用するオプションのドメイン名です。これは v3 のユーザーとプロジェクトドメインの両方に使用され、v2 認証では無視されます。

domain-id = None

文字列値

スコープするドメイン ID

domain-name = None

文字列値

スコープするドメイン名

interface = public

文字列値

OpenStack サービスとの通信に使用する Identity サービスカタログのエンドポイントのタイプ。

password = None

文字列値

ユーザーのパスワード

project-domain-id = None

文字列値

プロジェクトを含むドメイン ID

project-domain-name = None

文字列値

プロジェクトを含むドメイン名

project-id = None

文字列値

スコープするプロジェクト ID

project-name = None

文字列値

スコープするプロジェクト名

region-name = None

文字列値

OpenStack サービスエンドポイントに使用するリージョン名。

system-scope = None

文字列値

システム操作のスコープ

trust-id = None

文字列値

Trust ID

user-domain-id = None

文字列値

ユーザーのドメイン ID

user-domain-name = None

文字列値

ユーザーのドメイン名

user-id = None

文字列値

ユーザー ID

username = None

文字列値

Username

2.1.22. service_types

次の表は、/etc/ceilometer/ceilometer.conf ファイルの [service_types] グループで使用できるオプションの概要を示しています。

表2.22 service_types

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

cinder = volumev3

文字列値

Cinder サービス種別。

glance = image

文字列値

Glance サービス種別。

neutron = network

文字列値

Neutron サービスタイプ。

neutron_lbaas_version = v2

文字列値

Neutron ロードバランサーのバージョン。

nova = compute

文字列値

Nova サービス種別。

radosgw = None

文字列値

radosgw サービスタイプ。

swift = object-store

文字列値

Swift サービスタイプ。

2.1.23. vmware

次の表は、/etc/ceilometer/ceilometer.conf ファイルの [vmware] グループで使用できるオプションの概要を示しています。

表2.23 vmware

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

api_retry_count = 10

整数値

VMware vSphere API が再試行される回数。

ca_file = None

文字列値

vCenter サーバー証明書の検証に使用する CA バンドルファイル。

host_ip = 127.0.0.1

不明な値

VMware vSphere ホストの IP アドレス。

`host_password = `

文字列値

VMware vSphere のパスワード。

host_port = 443

ポート値

VMware vSphere ホストのポート。

`host_username = `

文字列値

VMware vSphere のユーザー名。

insecure = False

ブール値

true の場合、vCenter サーバー証明書は検証されません。false の場合、デフォルトの CA トラストストアが検証に使用されます。"ca_file" が設定されている場合は、このオプションは無視されます。

task_poll_interval = 0.5

浮動小数点の値

進行中の非同期タスクをポーリングするためのスリープ時間(秒単位)。

wsdl_location = None

文字列値

オプションの vim サービスの WSDL の場所 (例: http://<server>/vimService.wsdl)任意設定: バグワークアラウンドの場合はデフォルトの場所にします。

2.1.24. xenapi

次の表は、/etc/ceilometer/ceilometer.conf ファイルの [xenapi] グループで使用できるオプションの概要を示しています。

表2.24 xenapi

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

connection_password = None

文字列値

XenServer/Xen Cloud Platform に接続するためのパスワード

CONNECTION_URL = None

文字列値

XenServer/Xen Cloud Platform に接続するための URL。

connection_username = root

文字列値

XenServer/Xen Cloud Platform に接続するためのユーザー名

第3章 cinder

以下の章では、cinder サービスの設定オプションについて説明します。

3.1. cinder.conf

このセクションには、/etc/cinder/cinder.conf ファイルのオプションが含まれます。

3.1.1. DEFAULT

以下の表は、/etc/cinder/cinder.conf ファイルの [DEFAULT] グループで利用可能なオプションの概要をまとめたものです。

表3.1 DEFAULT

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

allocated_capacity_weight_multiplier = -1.0

浮動小数点の値

割り当てられた容量を重み付けするのに使用する重みの乗数。正の数字は分散ではなくスタックを意味します。

allow_availability_zone_fallback = False

ブール値

要求された Cinder アベイラビリティーゾーンが利用できない場合は、失敗するのではなく、default_availability_zone、続いて storage_availability_zone の値にフォールバックします。

allow_inuse_volume_type_modification = False

ブール値

非推奨:使用中のボリューム種別の追加のスペック設定を変更できるようにします。

allowed_direct_url_schemes = []

リスト値

direct_url で直接ダウンロードできる URL スキームの一覧。現在サポートされているスキーム:[file、cinder]

api_paste_config = api-paste.ini

文字列値

api サービスの paste.deploy 設定のファイル名

api_rate_limit = True

ブール値

API のレート制限を有効または無効にします。

auth_strategy = keystone

文字列値

認証に使用するストラテジー。noauth または keystone に対応します。

az_cache_duration = 3600

整数値

指定された期間ボリュームアベイラビリティーゾーンをメモリーにキャッシュします (秒単位)。

backdoor_port = None

文字列値

eventlet バックドアを有効にします。設定可能な値は 0、<port>、および <start>:<end> です。ここで、0 はランダムの tcp ポート番号でリッスンします。<port> は指定されたポート番号でリッスンします (そのポートが使用中の場合にはバックドアを有効にしません)。また、<start>:<end> は、指定されたポート番号の範囲で最も小さい未使用のポート番号でリッスンします。選択したポートは、サービスのログファイルに表示されます。

backdoor_socket = None

文字列値

指定されたパスを接続を受信できる unix ソケットとして使用して、eventlet バックドアを有効にします。このオプションは、backdoor_port と相互に排他的です。したがって、どちらか 1 つだけを指定する必要があります。両方を指定すると、このオプションの存在によってそのオプションの使用が上書きされます。

backend_availability_zone = None

文字列値

このボリュームバックエンドのアベイラビリティーゾーン。設定されていない場合、storage_availability_zone オプション値がすべてのバックエンドのデフォルトとして使用されます。

backup_api_class = cinder.backup.api.API

文字列値

ボリュームバックアップ API クラスの完全なクラス名

backup_ceph_chunk_size = 134217728

整数値

Ceph オブジェクトストアに転送する前にバックアップが分割される際のチャンクサイズ (バイト単位)。

backup_ceph_conf = /etc/ceph/ceph.conf

文字列値

使用する Ceph 設定ファイル。

backup_ceph_image_journals = False

ブール値

True の場合には、JOURNALING および EXCLUSIVE_LOCK 機能ビットをバックアップ RBD オブジェクトに適用し、ミラーリングを許可します。

backup_ceph_pool = backups

文字列値

ボリュームのバックアップが保存される Ceph プール。

backup_ceph_stripe_count = 0

整数値

バックアップイメージの作成時に使用する RBD ストライプの数。

backup_ceph_stripe_unit = 0

整数値

バックアップイメージの作成時に使用する RBD ストライプユニット。

backup_ceph_user = cinder

文字列値

接続する Ceph ユーザー。デフォルトでは Cinder ボリュームと同じユーザーを使用します。cephx を使用していない場合は、これを None に設定する必要があります。

backup_compression_algorithm = zlib

文字列値

圧縮アルゴリズム (無効にする場合は None)

backup_container = None

文字列値

バックアップに使用するカスタムディレクトリー。

backup_driver = cinder.backup.drivers.swift.SwiftBackupDriver

文字列値

バックアップに使用するドライバー。

backup_enable_progress_timer = True

ブール値

ボリュームをバックエンドストレージにバックアップする際に、Ceilometer に定期的な進捗通知を送信するタイマーを有効または無効にします。デフォルト値は True で、タイマーを有効にします。

backup_file_size = 1999994880

整数値

バックアップを保持するために使用されるファイルの最大サイズ (バイト単位)。バックアップされるボリュームがこのサイズを超える場合、これは複数のファイルにバックアップされます。backup_sha_file_size は、backup_sha_block_size_bytes の倍数でなければなりません。

backup_gcs_block_size = 32768

整数値

増分バックアップで変更が追跡されるサイズ (バイト単位)。backup_gcs_object_size は、backup_gcs_block_size の倍数でなければなりません。

backup_gcs_bucket = None

文字列値

使用する GCS バケット。

backup_gcs_bucket_location = US

文字列値

GCS バケットの場所。

backup_gcs_credential_file = None

文字列値

GCS サービスアカウント認証情報ファイルの絶対パス。

backup_gcs_enable_progress_timer = True

ブール値

ボリュームを GCS バックエンドストレージにバックアップする際に、Ceilometer に定期的な進捗通知を送信するタイマーを有効または無効にします。デフォルト値は True で、タイマーを有効にします。

backup_gcs_num_retries = 3

整数値

再試行する回数。

backup_gcs_object_size = 52428800

整数値

GCS バックアップオブジェクトのサイズ (バイト単位)。

backup_gcs_project_id = None

文字列値

GCS バケットの所有者プロジェクト ID。

backup_gcs_proxy_url = None

URI 値

http プロキシーアクセスの URL。

backup_gcs_reader_chunk_size = 2097152

整数値

GCS オブジェクトはバイトのチャンクでダウンロードされます。

backup_gcs_retry_error_codes = [u'429']

リスト値

GCS エラーコードの一覧

backup_gcs_storage_class = NEARLINE

文字列値

GCS バケットのストレージクラス。

backup_gcs_user_agent = gcscinder

文字列値

gcs api の HTTP ユーザーエージェント文字列。

backup_gcs_writer_chunk_size = 2097152

整数値

GCS オブジェクトはバイトのチャンクでアップロードされます。ファイルが単一のチャンクとしてアップロードされる場合は -1 の値を渡します。

backup_manager = cinder.backup.manager.BackupManager

文字列値

ボリュームバックアップ用の Manager の完全なクラス名

backup_metadata_version = 2

整数値

ボリュームメタデータのバックアップ時に使用するバックアップメタデータバージョン。この数字を変更する場合は、復元を行うサービスが新しいバージョンをサポートすることを確認してください。

backup_mount_options = None

文字列値

NFS クライアントに渡されるマウントオプション。詳細は、NFS の man ページを参照してください。

backup_mount_point_base = $state_path/backup_mount

文字列値

NFS 共有のマウントポイントが含まれるベースディレクトリー。

backup_name_template = backup-%s

文字列値

バックアップ名の生成に使用するテンプレート文字列

backup_native_threads_pool_size = 60

整数値

バックアップ用のネイティブスレッドプールのサイズ。ほとんどのバックアップドライバーは、これに大きく依存しています。依存しない特定のドライバーの場合には、値を減らすことができます。

backup_object_number_per_notification = 10

整数値

1 つの Ceilometer 通知が送信されるチャンクまたはオブジェクトの数。

backup_posix_path = $state_path/backup

文字列値

バックアップの保存先を指定するパス。

backup_service_inithost_offload = True

ブール値

バックアップサービスの起動時に、保留中であるバックアップの削除をオフロードします。false の場合、バックアップサービスは、保留中のバックアップがすべて削除されるまでダウンしたままになります。

backup_sha_block_size_bytes = 32768

整数値

増分バックアップで変更が追跡されるサイズ (バイト単位)。backup_file_size は、backup_sha_block_size_bytes の倍数でなければなりません。

backup_share = None

文字列値

hostname:path、ipv4addr:path、または "[ipv6addr]:path" 形式の NFS 共有。

backup_swift_auth = per_user

文字列値

Swift 認証メカニズム (per_user または single_user)

backup_swift_auth_insecure = False

ブール値

Swift への SSL 接続を確立する際のサーバー証明書の検証を回避します。

backup_swift_auth_url = None

URI 値

Keystone エンドポイントの URL

backup_swift_auth_version = 1

文字列値

Swift 認証バージョン。auth 1.0 には "1" を、auth 2.0 には "2"、または auth 3.0 の場合は "3" を指定します。

backup_swift_block_size = 32768

整数値

増分バックアップで変更が追跡されるサイズ (バイト単位)。backup_swift_object_size は、backup_swift_block_size の倍数でなければなりません。

backup_swift_ca_cert_file = None

文字列値

swift クライアント要求に使用する CA 証明書ファイルの場所。

backup_swift_container = volumebackups

文字列値

使用するデフォルトの Swift コンテナー

backup_swift_enable_progress_timer = True

ブール値

ボリュームを Swift バックエンドストレージにバックアップする際に、Ceilometer に定期的な進捗通知を送信するタイマーを有効または無効にします。デフォルト値は True で、タイマーを有効にします。

backup_swift_key = None

文字列値

認証用の Swift キー

backup_swift_object_size = 52428800

整数値

Swift バックアップオブジェクトのサイズ (バイト単位)。

backup_swift_project = None

文字列値

swift プロジェクト/アカウント名。auth 3.0 システムへの接続時に必須

backup_swift_project_domain = None

文字列値

Swift プロジェクトドメイン名。auth 3.0 システムへの接続時に必須

backup_swift_retry_attempts = 3

整数値

Swift 操作に対する再試行回数

backup_swift_retry_backoff = 2

整数値

Swift 再試行間のバックオフ時間 (秒単位)

backup_swift_tenant = None

文字列値

swift テナント/アカウント名。auth 2.0 システムへの接続時に必須

backup_swift_url = None

URI 値

Swift エンドポイントの URL

backup_swift_user = None

文字列値

Swift ユーザー名

backup_swift_user_domain = None

文字列値

Swift ユーザードメイン名auth 3.0 システムへの接続時に必須

backup_timer_interval = 120

整数値

バックアップステータスを報告する 2 つの進捗通知の間隔 (秒単位)

backup_tsm_compression = True

ブール値

バックアップの圧縮を有効または無効にします。

backup_tsm_password = password

文字列値

実行中のユーザー名の TSM パスワード

backup_tsm_volume_prefix = backup

文字列値

TSM へのバックアップ時のバックアップ ID のボリューム接頭辞

backup_use_same_host = False

ブール値

バックアップサービスは、同じバックエンドを使用します。

backup_use_temp_snapshot = False

ブール値

True に設定すると、非中断バックアップを実行するために一時的なスナップショットが作成されます。それ以外の場合は、バックアップを実行するために一時ボリュームのクローンを作成します。

capacity_weight_multiplier = 1.0

浮動小数点の値

空き容量を重み付けするのに使用する重みの乗数。負の数字は分散ではなくスタックを意味します。

`chap_password = `

文字列値

指定した CHAP アカウント名のパスワード。

`chap_username = `

文字列値

CHAP ユーザー名

chiscsi_conf = /etc/chelsio-iscsi/chiscsi.conf

文字列値

Chiscsi (CXT) グローバルデフォルト設定ファイル

cinder_internal_tenant_project_id = None

文字列値

Cinder 内部テナントとして使用されるプロジェクトの ID。

cinder_internal_tenant_user_id = None

文字列値

Cinder 内部テナントとしてボリューム操作で使用されるユーザーの ID。

client_socket_timeout = 900

整数値

クライアント接続のソケット操作のタイムアウト。受信接続がこの秒数の間アイドル状態であると、閉じられます。0 の値は、永久に待機することを意味します。

cloned_volume_same_az = True

ブール値

新しいボリュームが、スナップショットまたはソースボリュームと同じ AZ となるようにします。

cluster = None

文字列値

このクラスターの名前。HA アクティブ/アクティブモードで機能するように、同じバックエンド設定を共有するボリュームホストをグループ化するために使用します。アクティブ/アクティブはまだサポートされていません。

compute_api_class = cinder.compute.nova.API

文字列値

使用する Compute API クラスの完全なクラス名

config-dir = [u'~/.project/project.conf.d/', u'~/project.conf.d/', u'/etc/project/project.conf.d/', u'/etc/project.conf.d/']

リスト値

*.conf ファイルをプルする設定ディレクトリーへのパス。個々のオプションがオーバーライドされる場合、予測可能な解析順序を提供するように、このファイルセットはソートされます。セットは、以前の --config-file 引数を介して指定されたファイルの後に解析されます。従ってオーバーライドされたオプションが優先されます。

config-file = [u'~/.project/project.conf', u'~/project.conf', u'/etc/project/project.conf', u'/etc/project.conf']

不明な値

使用する設定ファイルへのパス。複数の設定ファイルを指定することができます。この場合、後のファイルの値が優先されます。デフォルトは %(default)s です。

conn_pool_min_size = 2

整数値

接続有効期限ポリシーのプールサイズ制限

conn_pool_ttl = 1200

整数値

プールのアイドル状態の接続の存続期間 (秒単位)

consistencygroup_api_class = cinder.consistencygroup.api.API

文字列値

consistencygroup API クラスの完全なクラス名

control_exchange = openstack

文字列値

トピックがスコープ設定されるデフォルトの変換。transport_url オプションで指定した変換名で上書きできます。

datacore_api_timeout = 300

整数値

DataCore API 呼び出しからの応答を待つ秒数。

datacore_disk_failed_delay = 15

整数値

DataCore 仮想ディスクが Failed 状態でなくなるまで待機する秒数。

datacore_disk_pools = []

リスト値

ボリュームドライバーが使用できる DataCore ディスクプールの一覧。

datacore_disk_type = single

文字列値

DataCore 仮想ディスクタイプ(単一/ミラーリング)。ミラーリングされた仮想ディスクには、サーバーグループに 2 つのストレージサーバーが必要です。

datacore_iscsi_chap_enabled = False

ブール値

iSCSI 接続の CHAP 認証を設定します。

datacore_iscsi_chap_storage = None

文字列値

iSCSI CHAP 認証パスワードストレージファイル。

datacore_iscsi_unallowed_targets = []

リスト値

ボリュームの接続に使用できない iSCSI ターゲットの一覧。DataCore iSCSI ボリュームドライバーがボリュームアタッチメントで一部のフロントエンドターゲットを使用しないようにするには、このオプションを指定し、各ターゲットの IQN およびターゲットマシンを値として一覧表示します(例:<iqn:target name>、<iqn:target name>, <iqn:target name>)。

datacore_storage_profile = None

文字列値

DataCore 仮想ディスクストレージプロファイル。

db_driver = cinder.db

文字列値

データベースアクセスに使用するドライバー

debug = False

ブール値

true に設定すると、ログレベルはデフォルトの INFO レベルではなく DEBUG に設定されます。

default_availability_zone = None

文字列値

新規ボリュームのデフォルトのアベイラビリティーゾーン。設定されていない場合、storage_availability_zone オプションの値が新規ボリュームのデフォルトとして使用されます。

default_group_type = None

文字列値

使用するデフォルトのグループタイプ

default_log_levels = [u'amqp=WARN', u'amqplib=WARN', u'boto=WARN', u'qpid=WARN', u'sqlalchemy=WARN', u'suds=INFO', u'oslo.messaging=INFO', u'oslo_messaging=INFO', u'iso8601=WARN', u'requests.packages.urllib3.connectionpool=WARN', u'urllib3.connectionpool=WARN', u'websocket=WARN', u'requests.packages.urllib3.util.retry=WARN', u'urllib3.util.retry=WARN', u'keystonemiddleware=WARN', u'routes.middleware=WARN', u'stevedore=WARN', u'taskflow=WARN', u'keystoneauth=WARN', u'oslo.cache=INFO', u'dogpile.core.dogpile=INFO']

リスト値

logger=LEVEL ペアのパッケージロギングレベルの一覧。このオプションは、log_config_append が設定されている場合は無視されます。

default_volume_type = None

文字列値

使用するデフォルトのボリュームタイプ

driver_client_cert = None

文字列値

ドライバーがサポートしている場合、検証用のクライアント証明書へのパス。

driver_client_cert_key = None

文字列値

ドライバーがサポートしている場合、検証用のクライアント証明書キーへのパス。

driver_data_namespace = None

文字列値

保存されるドライバープライベートデータ値の namespace。

driver_ssl_cert_path = None

文字列値

バックエンドの検証に使用される CA_BUNDLE ファイルまたは証明書を持つディレクトリーへのデフォルトパスの指定に使用できます。

driver_ssl_cert_verify = False

ブール値

True に設定すると、http クライアントはバックエンドエンドポイントの SSL 証明書を検証します。

driver_use_ssl = False

ブール値

ドライバーが SSL をサポートしている場合は、バックエンドストレージへの接続に SSL を使用するようドライバーに指示します。

enable_force_upload = False

ブール値

upload_to_image で Force オプションを有効にします。これにより、サポートするバックエンド用に、使用中のボリュームで upload_volume を実行できます。

enable_new_services = True

ブール値

作成時に利用可能なプールに追加するサービス

enable_unsupported_driver = False

ブール値

サポート対象外のドライバーを起動できるようにするには、このパラメーターを True に設定します。作業用の CI システムおよびテストを維持していないドライバーは、CI が再び動作するまで、サポート対象外とマークされます。これはドライバーを非推奨としてマークし、次のリリースで削除される可能性があります。

enable_v2_api = True

ブール値

非推奨: Cinder API の v2 をデプロイします。

enable_v3_api = True

ブール値

Cinder API の v3 をデプロイします。

enabled_backends = None

リスト値

使用するバックエンド名の一覧これらのバックエンド名は、一意の [CONFIG] グループとそのオプションでサポートされる必要があります。

enforce_multipath_for_image_xfer = False

ブール値

これが True に設定されている場合、multipathd が実行されていない場合、イメージ転送用のボリュームのアタッチが中断されます。それ以外の場合は、単一のパスにフォールバックします。

executor_thread_pool_size = 64

整数値

エグゼキューターがスレッディングまたはイベントレットの場合のエグゼキュータースレッドプールのサイズ。

fatal_deprecations = False

ブール値

非推奨の致命的なステータスを有効または無効にします。

fatal_exception_format_errors = False

ブール値

例外メッセージ形式のエラーを致命的にします。

filter_function = None

文字列値

ホストのフィルターに使用される式の文字列表現。Cinder スケジューラーがドライバーフィルターを使用するように設定されている場合にのみ使用されます。

glance_api_insecure = False

ブール値

視線に対する安全でない SSL (https) リクエストの実行を許可します (https は使用されますが、証明書の検証は実行されません)。

glance_api_servers = None

リスト値

cinder で利用可能な glance API サーバーの URL の一覧 ([http[s]://][hostname|ip]:port)protocol が指定されていない場合、デフォルトは http に設定されます。

glance_api_ssl_compression = False

ブール値

SSL レイヤー圧縮のネゴシエーションを有効または無効にします。圧縮を無効にすると、ネットワーク帯域幅が高く、qcow2 などの圧縮されたイメージ形式を使用する場合など、データのスループットが向上します。

glance_ca_certificates_file = None

文字列値

glance クライアント要求に使用する ca 証明書ファイルの場所。

glance_catalog_info = image:glance:publicURL

文字列値

サービスカタログで glance を検索する際に一致する情報。フォーマットは <service_type>:<service_name>:<endpoint_type> の形式です。glance_api_servers が指定されていない場合のみ使用されます。

glance_core_properties = [u'checksum', u'container_format', u'disk_format', u'image_name', u'image_id', u'min_disk', u'min_ram', u'name', u'size']

リスト値

イメージのデフォルトのコアプロパティー

glance_num_retries = 0

整数値

glance からイメージをダウンロードする際の再試行回数

glance_request_timeout = None

整数値

glance 操作の HTTP/https タイムアウト値。ここで値 (None) が指定されていない場合には、glanceclient のデフォルト値が使用されます。

glusterfs_backup_mount_point = $state_path/backup_mount

文字列値

gluster 共有のマウントポイントを含むベース dir。

glusterfs_backup_share = None

文字列値

GlusterFS share in <hostname|ipv4addr|ipv6addr>:<gluster_vol_name> format.Eg: 1.2.3.4:backup_vol

goodness_function = None

文字列値

ホストの有効性を決定するために使用される式の文字列表現。Cinder スケジューラーが使用する適切な重み付け関数を使用する場合にのみ使用されます。

graceful_shutdown_timeout = 60

整数値

サーバーを正常にシャットダウンするまでのタイムアウトを指定します。値をゼロにすると、endless の待機を意味します。

group_api_class = cinder.group.api.API

文字列値

グループ API クラスの完全クラス名

host = ccsosp-undercloud.usersys.redhat.com

不明な値

このノードの名前。これは不透明な ID にすることができます。必ずしもホスト名、FQDN、または IP アドレスではありません。

iet_conf = /etc/iet/ietd.conf

文字列値

IET 設定ファイル

image_conversion_dir = $state_path/conversion

文字列値

イメージの変換中に一時ストレージに使用されるディレクトリー

image_upload_use_cinder_backend = False

ブール値

True に設定すると、raw 形式の upload-to-image は、ボリュームコンテンツをアップロードする代わりに、クローン作成されたボリュームを作成し、その場所をイメージサービスに登録します。Image サービスで cinder バックエンドおよび場所のサポートを有効にする必要があります。

image_upload_use_internal_tenant = False

ブール値

True に設定すると、upload-to-image で作成したイメージボリュームは内部テナントに配置されます。それ以外の場合は、イメージボリュームが現在のコンテキストのテナントに作成されます。

image_volume_cache_enabled = False

ブール値

このバックエンドのイメージボリュームキャッシュを有効にします。

image_volume_cache_max_count = 0

整数値

イメージボリュームキャッシュで許可されるエントリーの最大数。0 ⇒ 無制限

image_volume_cache_max_size_gb = 0

整数値

このバックエンドのイメージボリュームキャッシュの最大サイズ (単位: GB)。0 ⇒ 無制限

instance_format = [instance: %(uuid)s]

文字列値

ログメッセージで渡されるインスタンスの形式。

instance_uuid_format = [instance: %(uuid)s]

文字列値

ログメッセージで渡されるインスタンス UUID の形式。

instorage_mcs_allow_tenant_qos = False

ブール値

テナントが作成時に QoS を指定できるようにする

instorage_mcs_iscsi_chap_enabled = True

ブール値

iSCSI 接続に CHAP 認証を設定する (デフォルト: Enabled)。

instorage_mcs_localcopy_rate = 50

整数値

完全なボリュームコピーの作成時に使用される InStorage LocalCopy のコピーレートを指定します。デフォルトは rate は 50 で、有効なレートは 1-100 です。

instorage_mcs_localcopy_timeout = 120

整数値

LocalCopy が準備されるまで待機する最大秒数。

instorage_mcs_vol_autoexpand = True

ブール値

ボリュームのストレージシステムの自動展開パラメーター (True/False)

instorage_mcs_vol_compression = False

ブール値

ボリュームのストレージシステム圧縮オプション

instorage_mcs_vol_grainsize = 256

整数値

ボリュームのストレージシステムの粒度パラメーター (32/64/128/256)

instorage_mcs_vol_intier = True

ブール値

ボリュームの InTier の有効化

instorage_mcs_vol_iogrp = 0

文字列値

ボリュームを割り当てる I/O グループ。これには、コンマ区切りのリストがあり、その場合は、io_group に関連付けられたボリュームの数が最も少ないボリュームに基づいて io_group を選択します。

instorage_mcs_vol_rsize = 2

整数値

ボリュームに対するストレージシステムの空間効率パラメーター (パーセンテージ)

instorage_mcs_vol_warning = 0

整数値

ボリューム容量の警告に対するストレージシステムのしきい値 (パーセンテージ)

instorage_mcs_volpool_name = [u'volpool']

リスト値

ボリュームのストレージシステムストレージプールのコンマ区切りリスト。

instorage_san_secondary_ip = None

文字列値

san_ip が無効であるか、またはアクセスできなくなる場合に使用されるセカンダリー管理 IP またはホスト名を指定します。

iscsi_iotype = fileio

文字列値

iSCSI ターゲットの動作を、任意で blockio または fileio のいずれかを実行するように設定します。auto を設定すると、Cinder はバッキングデバイスのタイプを自動検出できます。

iscsi_secondary_ip_addresses = []

リスト値

iSCSI デーモンのセカンダリー IP アドレスの一覧

`iscsi_target_flags = `

文字列値

iSCSI ターゲットにターゲット固有のフラグを設定します。tgtadm で bsoflags オプションを使用してバッキングデバイスフラグを指定するためにのみ使用されます。指定された文字列は、基礎となるツールと同様に渡されます。

iscsi_write_cache = on

文字列値

iSCSI ターゲットの動作を、ライトバックオン (on) または write-through (off) のいずれかを実行するように設定します。このパラメーターは、target_helper が tgtadm に設定されている場合に有効です。

iser_helper = tgtadm

文字列値

使用する iSER ターゲットユーザーランドツールの名前

iser_ip_address = $my_ip

文字列値

iSER デーモンがリッスンする IP アドレス

iser_port = 3260

ポート値

iSER デーモンがリッスンするポート

iser_target_prefix = iqn.2010-10.org.openstack:

文字列値

iSER ボリュームの接頭辞

keystone_catalog_info = identity:Identity Service:publicURL

文字列値

サービスカタログで keystone を検索する際に一致する情報形式: <service_type>:<service_name>:<endpoint_type> の形式区切りの値: backup_swift_auth_url が設定されていない場合のみ使用されます。

log-config-append = None

文字列値

ロギング設定ファイルの名前。このファイルは、既存のロギング設定ファイルに追加されます。ロギング設定ファイルの詳細は、Python のロギングモジュールのドキュメントを参照してください。ロギング設定ファイルを使用すると、すべてのロギング設定が設定ファイルで設定され、その他のロギング設定オプションは無視されます (例: logging_context_format_string)。

log-date-format = %Y-%m-%d %H:%M:%S

文字列値

ログレコードの %%(asctime)s のフォーマット文字列を定義します。デフォルト:%(default)sこのオプションは、log_config_append が設定されている場合は無視されます。

log-dir = None

文字列値

(オプション)log_file の相対パスに使用されるベースディレクトリー。このオプションは、log_config_append が設定されている場合は無視されます。

log-file = None

文字列値

(オプション) ロギング出力を送信するログファイルの名前。デフォルトが設定されていない場合、ロギングは use_stderr で定義されているように stderr に送信されます。このオプションは、log_config_append が設定されている場合は無視されます。

log_options = True

ブール値

サービスの起動時 (DEBUG レベル) に、登録されているすべてのオプションの値をログに記録することを有効または無効にします。

logging_context_format_string = %(asctime)s.%(msecs)03d %(process)d %(levelname)s %(name)s [%(request_id)s %(user_identity)s] %(instance)s%(message)s

文字列値

コンテキスト付きログメッセージに使用するフォーマット文字列。

logging_debug_format_suffix = %(funcName)s %(pathname)s:%(lineno)d

文字列値

メッセージのロギングレベルが DEBUG の場合にログメッセージに追加する追加のデータ。

logging_default_format_string = %(asctime)s.%(msecs)03d %(process)d %(levelname)s %(name)s [-] %(instance)s%(message)s

文字列値

コンテキストが定義されていない場合に、ログメッセージに使用するフォーマット文字列。

logging_exception_prefix = %(asctime)s.%(msecs)03d %(process)d ERROR %(name)s %(instance)s

文字列値

この形式で、例外出力の各行の前に接頭辞が付けられます。

logging_user_identity_format = %(user)s %(tenant)s %(domain)s %(user_domain)s %(project_domain)s

文字列値

logging_context_format_string で使用される %(user_identity)s のフォーマット文字列を定義します。

max_age = 0

整数値

次の使用状況の更新までの秒数

max_header_line = 16384

整数値

許可されるメッセージヘッダー行の最大サイズ。max_header_line は、大きなトークンを使用する際に増やす必要がある場合があります (特に、keystone が大きなサービスカタログの PKI トークンを使用するように設定された場合に生成されるトークン)。

max_over_subscription_ratio = 20.0

文字列値

シンプロビジョニングが有効な場合にサブスクリプションに対する比率を表す。デフォルトの比率は 20.0 です。つまり、プロビジョニングした容量は、物理容量の合計の 20 倍になります。比率が 10.5 の場合は、プロビジョニング容量が物理容量の合計の 10.5 倍になることを意味します。比率が 1.0 の場合は、プロビジョニングした容量が物理容量の合計を超えることができません。比率が auto の場合、Cinder はプロビジョニングされた容量と使用領域に基づいて比率を自動的に算出します。auto に設定されていない場合は、比率は 1.0 以上である必要があります。

message_reap_interval = 86400

整数値

期限切れのメッセージをクリーニングするための定期的なタスク実行の間隔を秒単位で指定します。

message_ttl = 2592000

整数値

メッセージの最小寿命を秒単位で表示します。

migration_create_volume_timeout_secs = 300

整数値

ボリュームマイグレーションを行う際に、マイグレーション先のボリュームを作成するためのタイムアウト (秒)

monkey_patch = False

ブール値

モンキーパッチの有効化

monkey_patch_modules = []

リスト値

モンキーパッチの対象となるモジュール/デコレーターのリスト

my_ip = 10.65.176.99

不明な値

このホストの IP アドレス

no_snapshot_gb_quota = False

ブール値

スナップショットがギガバイトクォータに対してカウントされるかどうか

num_iser_scan_tries = 3

整数値

ボリュームを見つけるために iSER ターゲットを再スキャンする最大回数

num_shell_tries = 3

整数値

flakey シェルコマンドの実行を試行する回数

num_volume_device_scan_tries = 3

整数値

ボリュームを検索するためにターゲットを再スキャンする最大回数

osapi_max_limit = 1000

整数値

1 つの応答でコレクションリソースが返すアイテムの最大数。

osapi_volume_ext_list = []

リスト値

cinder.api.contrib.select_extensions で osapi_volume_extension オプションを使用する際にロードするエクステンションのリストを指定します。

osapi_volume_extension = [u'cinder.api.contrib.standard_extensions']

多値

osapi ボリューム拡張によるロード

osapi_volume_listen = 0.0.0.0

文字列値

OpenStack Volume API がリッスンする IP アドレス

osapi_volume_listen_port = 8776

ポート値

OpenStack Volume API がリッスンするポート

osapi_volume_use_ssl = False

ブール値

True が設定されている場合は、SSL コンテキストでソケットをラップします。証明書ファイルとキーファイルを指定する必要があります。

osapi_volume_workers = None

整数値

OpenStack Volume API サービスのワーカー数。デフォルトは、利用可能な CPU の数と同じです。

per_volume_size_limit = -1

整数値

ボリュームごとに許可される最大サイズ (ギガバイト単位)

periodic_fuzzy_delay = 60

整数値

周期的タスクスケジューラーの起動時に、スタンピングを減らすためにランダムに遅延させる範囲 (秒単位)。(0 に設定すると無効になります)

periodic_interval = 60

整数値

周期的なタスクを実行する際のインターバル (秒単位)

public_endpoint = None

文字列値

バージョンエンドポイントに使用するパブリック URL。デフォルトは None で、リクエストの host_url 属性を使用して URL ベースを設定します。Cinder がプロキシーの背後で動作している場合は、これをプロキシーの URL を表すように変更する必要があります。

publish_errors = False

ブール値

エラーイベントの公開を有効または無効にします。

query_volume_filters = [u'name', u'status', u'metadata', u'availability_zone', u'bootable', u'group_id']

リスト値

管理者以外のユーザーがボリュームのクエリーに使用できるボリュームフィルターオプション。デフォルト値は [name, status, metadata, availability_zone ,bootable, group_id] です。

quota_backup_gigabytes = 1000

整数値

プロジェクトごとのバックアップに許容されるストレージの総量 (単位: ギガバイト)

quota_backups = 10

整数値

プロジェクトごとに許可されるボリュームバックアップの数

quota_consistencygroups = 10

整数値

プロジェクトごとに許可される整合性グループの数

quota_driver = cinder.quota.DbQuotaDriver

文字列値

クォータチェックに使用するデフォルトのドライバー

quota_gigabytes = 1000

整数値

プロジェクトごとのボリュームとスナップショットに許可されるストレージの総量 (ギガバイト)。

quota_groups = 10

整数値

プロジェクトごとに許可されるグループ数

quota_snapshots = 10

整数値

プロジェクトごとに許可されるボリュームスナップショットの数

quota_volumes = 10

整数値

プロジェクトごとに許可されるボリュームの数

rate_limit_burst = 0

整数値

rate_limit_interval ごとのログ記録されたメッセージの最大数。

rate_limit_except_level = CRITICAL

文字列値

レート制限で使用されるログレベル名:CRITICAL、ERROR、INFO、WARNING、DEBUG または空の文字列。rate_limit_except_level 以上のレベルのログはフィルターされません。空の文字列は、すべてのレベルがフィルターされることを意味します。

rate_limit_interval = 0

整数値

ログのレート制限の間隔 (秒数)。

replication_device = None

dict 値

レプリケーションターゲットデバイスを表すディクショナリーのマルチオプト。このオプションは、1 つの config セクションで複数回指定して、複数のレプリケーションターゲットデバイスを指定できます。各エントリーは、以下の標準の dict 設定形式を使います: replication_device = target_device_id:<required>,key1:value1,key2:value2…​

report_discard_supported = False

ブール値

Cinder のクライアントに、バックエンドが破棄 (別名: trim/unmap) をサポートしていることを報告します。これは実際にバックエンドやクライアントの動作を直接変更するものではなく、使用可能であることを通知するだけです。

report_interval = 10

整数値

ノードがデータストアに状態を報告する間隔 (秒)

reservation_clean_interval = $reservation_expire

整数値

期限切れの予約を削除するための定期的なタスク実行の間隔 (秒)。

reservation_expire = 86400

整数値

予約の有効期限が切れるまでの秒数

reserved_percentage = 0

整数値

バックエンド容量のパーセンテージが予約される

resource_query_filters_file = /etc/cinder/resource_filters.json

文字列値

リストクエリーのユーザーに表示されるフィルターパラメーターを示す JSON ファイル。

restore_discard_excess_bytes = True

ブール値

True の場合には、ゼロで pad などのボリュームを復元する際に、例外を超えるバイトを常に破棄します。

rootwrap_config = /etc/cinder/rootwrap.conf

文字列値

root としてコマンドを実行するために使用する rootwrap 設定ファイルへのパス

rpc_ack_timeout_base = 15

整数値

キャスト/呼び出しからの ACK を待機する秒数。各再試行の後、このタイムアウトは指定された乗数で乗算されます。

rpc_ack_timeout_multiplier = 2

整数値

各再試行後にベース ACK タイムアウトを掛ける数値。

rpc_backend = rabbit

文字列値

使用するメッセージングドライバー。デフォルトは rabbit です。その他のドライバーには、amqp と zmq があります。

rpc_conn_pool_size = 30

整数値

RPC 接続プールのサイズ。

rpc_message_ttl = 300

整数値

送信/受信メッセージの有効期限タイムアウト (秒単位)。その後、クライアント/サーバーによって追跡されなくなります。

rpc_poll_timeout = 1

整数値

ポーリングが待機するデフォルトの秒数。タイムアウトの期限が切れると、ポーリングでタイムアウト例外が発生します。

rpc_response_timeout = 60

整数値

呼び出しからの応答を待つ秒数。

rpc_retry_attempts = 3

整数値

問題が発生した場合のデフォルトのメッセージ送信試行回数: 正の値 N は最大 N 回の再試行を意味し、0 は再試行しないことを意味し、None または -1 (またはその他の負の値) は永久に再試行することを意味します。このオプションは、確認が有効な場合にのみ使用されます。

rpc_thread_pool_size = 100

整数値

同時に動作する (緑の) スレッドの最大数。

rpc_use_acks = False

ブール値

受信者からのメッセージ確認を待ちます。このメカニズムは、PUB/SUB を使用しないプロキシー経由でのみ機能します。

rpc_zmq_bind_address = *

文字列値

ZeroMQ バインドアドレス。ワイルドカード (*)、イーサネットインターフェイス、または IP である必要があります。「ホスト」オプションは、このアドレスを指すか解決する必要があります。

rpc_zmq_bind_port_retries = 100

整数値

ZMQBindError で失敗する前に空きポート番号を見つけるための再試行回数。

rpc_zmq_contexts = 1

整数値

ZeroMQ コンテキストの数。デフォルトは 1 です。

rpc_zmq_host = ccsosp-undercloud.usersys.redhat.com

文字列値

このノードの名前。有効なホスト名、FQDN、または IP アドレスである必要があります。Nova を実行している場合は、"host" オプションと一致する必要があります。

rpc_zmq_ipc_dir = /var/run/openstack

文字列値

IPC ソケットを保持するためのディレクトリー。

rpc_zmq_matchmaker = redis

文字列値

MatchMaker ドライバー。

rpc_zmq_max_port = 65536

整数値

ランダムポート範囲の最大ポート番号。

rpc_zmq_min_port = 49153

ポート値

ランダムなポート範囲の最小ポート番号。

rpc_zmq_serialization = json

文字列値

送信/受信メッセージをシリアライズ/デシリアライズするためのデフォルトのシリアライゼーションメカニズム

rpc_zmq_topic_backlog = None

整数値

トピックごとにローカルにバッファリングする Ingress メッセージの最大数。デフォルトは無制限です。

run_external_periodic_tasks = True

ブール値

一部の定期的なタスクは個別のプロセスで実行できます。ここで実行すべきですか ?

scheduler_default_filters = [u'AvailabilityZoneFilter', u'CapacityFilter', u'CapabilitiesFilter']

リスト値

要求で指定されていない場合に、ホストをフィルターするために使用するフィルタークラス名。

scheduler_default_weighers = [u'CapacityWeigher']

リスト値

ホストの重み付けに使用するクラスを重み付けします。

scheduler_driver = cinder.scheduler.filter_scheduler.FilterScheduler

文字列値

使用するデフォルトのスケジューラードライバー

scheduler_host_manager = cinder.scheduler.host_manager.HostManager

文字列値

使用するスケジューラーホストマネージャークラス

`scheduler_json_config_location = `

文字列値

スケジューラー設定の JSON ファイルへの絶対パス。

scheduler_manager = cinder.scheduler.manager.SchedulerManager

文字列値

スケジューラー用の Manager のフルクラス名

scheduler_max_attempts = 3

整数値

ボリュームのスケジュールを試行する最大回数

scheduler_weight_handler = cinder.scheduler.weights.OrderedHostWeightHandler

文字列値

重み付け後にホスト/プールを選択するのに使用するハンドラー。

scst_target_driver = iscsi

文字列値

SCST ターゲット実装は、複数の SCST ターゲットドライバーから選択できます。

scst_target_iqn_name = None

文字列値

特定の ISCSI ターゲットには事前に定義されたターゲット名があり、SCST ターゲットドライバーはこの名前を使用します。

service_down_time = 60

整数値

サービスの最後のチェックインからの最大時間

snapshot_name_template = snapshot-%s

文字列値

スナップショット名の生成に使用するテンプレートの文字列

snapshot_same_host = True

ブール値

スナップショットがあるホストでのスナップショットからボリュームの作成

ssh_hosts_key_file = $state_path/ssh_known_hosts

文字列値

Cinder が通信する必要のあるシステムの SSH ホストキーを含むファイル。オプション: Default=$state_path/ssh_known_hosts

state_path = /var/lib/cinder

文字列値

cinder の状態を維持する最上位のディレクトリー

storage_availability_zone = nova

文字列値

このノードのアベイラビリティーゾーン。ボリュームバックエンドごとに、"backend_availability_zone" オプションで上書きできます。

storage_protocol = iscsi

文字列値

ホストとストレージバックエンド間でデータを転送するためのプロトコル。

storpool_replication = 3

整数値

デフォルトの StorPool チェーンレプリケーション値。storpool_template が設定されていない場合は、指定したタイプでボリュームを作成する際に使用されます。統計で報告された明らかな空き領域の計算にも使われます。

storpool_template = None

文字列値

タイプのないボリュームの StorPool テンプレート。

strict_ssh_host_key_policy = False

ブール値

厳密なホストキーチェックを有効にするオプション。True に設定すると、Cinder は設定された ssh_hosts_key_file に設定されたホスト鍵を持つシステムにのみ接続します。False に設定すると、ホストキーは最初の接続に保存され、その後の接続に使用されます。Default=False

subscribe_on = []

リスト値

SubConsumer がサブスクライブできるパブリッシャーホストのリスト。このオプションは、matchmaker から取得したデフォルトのパブリッシャーリストよりも優先度が高くなります。

swift_catalog_info = object-store:swift:publicURL

文字列値

サービスカタログで swift を検索する際に一致する情報。形式: <service_type>:<service_name>:<endpoint_type> の形式区切りの値: backup_swift_url が設定されていない場合にのみ使用されます。

syslog-log-facility = LOG_USER

文字列値

ログ行を受け取る syslog ファシリティー。このオプションは、log_config_append が設定されている場合は無視されます。

target_helper = tgtadm

文字列値

使用する iSCSI ターゲットユーザーランドツール。tgtadm はデフォルトで、LIO iSCSI サポートに lioadm、SCST ターゲットサポートには scstadmin、iSCSI エンタープライズターゲットの場合は ietadm、Chelsio iSCSI ターゲットの場合は iscsictl、テストには fake を使用します。

target_ip_address = $my_ip

文字列値

iSCSI デーモンがリッスンする IP アドレス

target_port = 3260

ポート値

iSCSI デーモンがリッスンするポート

target_prefix = iqn.2010-10.org.openstack:

文字列値

iSCSI ボリュームの接頭辞

target_protocol = iscsi

文字列値

tgtadm または lioadm ターゲットヘルパーで作成した新しい iSCSI ボリュームの iSCSI プロトコルを決定します。RDMA を有効にするには、このパラメーターを "iser" の値で設定する必要があります。サポートされている iSCSI プロトコルの値は iscsi および iser です。

tcp_keepalive = True

ブール値

各サーバーソケットの TCP_KEEPALIVE(True/False) の値を設定します。

tcp_keepalive_count = None

整数値

各サーバーソケットの TCP_KEEPCNT の値を設定します。OS X では対応していません。

tcp_keepalive_interval = None

整数値

各サーバーソケットの TCP_KEEPINTVL の値を秒単位で設定します。OS X では対応していません。

tcp_keepidle = 600

整数値

各サーバーソケットの TCP_KEEPIDLE の値を設定します (秒単位)。OS X では対応していません。

trace_flags = None

リスト値

開発者を支援する DEBUG ログレベルにどのトレース情報を書き込むかを制御するオプションの一覧。有効な値は method および api です。

transfer_api_class = cinder.transfer.api.API

文字列値

ボリューム転送 API クラスの完全なクラス名

transport_url = None

文字列値

メッセージングバックエンドに接続するためのネットワークアドレスおよびオプションのユーザー認証情報 (URL 形式)。想定される形式は次のとおりです。

driver://[user:pass@]host:port[,[userN:passN@]hostN:portN]/virtual_host?query

例:rabbit://rabbitmq:password@127.0.0.1:5672//

URL のフィールドの詳細は、https://docs.openstack.org/oslo.messaging/latest/reference/transport.html で oslo_messaging.TransportURL のドキュメントを参照してください。

until_refresh = 0

整数値

使用率がリフレッシュされるまでの予約数

use-journal = False

ブール値

ロギング用の journald を有効にします。systemd 環境で実行している場合は、ジャーナルサポートを有効にしたい場合があります。その場合、ログメッセージに加えて構造化されたメタデータが含まれる journal ネイティブプロトコルが使用されます。このオプションは、log_config_append が設定されている場合は無視されます。

use-json = False

ブール値

ロギングに JSON 形式を使用します。このオプションは、log_config_append が設定されている場合は無視されます。

use-syslog = False

ブール値

ロギングに syslog を使用します。既存の syslog 形式は非推奨であり、後に RFC5424 に従うように変更されます。このオプションは、log_config_append が設定されている場合は無視されます。

use_chap_auth = False

ブール値

ターゲットの CHAP 認証を有効/無効にするオプション。

use_default_quota_class = True

ブール値

デフォルトクォータでのデフォルトクォータクラスの使用を有効または無効にします。

use_dynamic_connections = False

ブール値

このオプションは、直接接続を動的または静的にします。use_router_proxy=False でのみ意味があります。これは、ダイレクトメッセージタイプに直接接続を使用することを意味します (それ以外の場合は無視されます)。

use_forwarded_for = False

ブール値

X-Forwarded-For を正規のリモートアドレスとして扱います。これは、プロキシーをサニタイズしている場合のみ有効にします。

use_multipath_for_image_xfer = False

ブール値

ボリュームとボリュームの譲渡用のマルチパスを使用して cinder のボリュームを接続/割り当て解除しますか。

use_pub_sub = False

ブール値

fanout メソッドには PUB/SUB パターンを使用します。PUB/SUB は常にプロキシーを使用します。

use_router_proxy = False

ブール値

ROUTER リモートプロキシーを使用します。

use_stderr = False

ブール値

出力を標準エラーに記録します。このオプションは、log_config_append が設定されている場合は無視されます。

volume_api_class = cinder.volume.api.API

文字列値

使用するボリューム API クラスの完全クラス名

volume_backend_name = None

文字列値

特定のドライバー実装のバックエンド名

volume_clear = zero

文字列値

古いボリュームの消去に使用するメソッド

volume_clear_ionice = None

文字列値

削除後のボリュームをゼロにするために使用されるプロセスの i/o 優先度を変更するために ionice に渡すフラグで、例えば-c3 はアイドルのみの優先度です。

volume_clear_size = 0

整数値

古いボリュームの開始時に消去する MiB 単位のサイズ。1024 MiBat max. 0 NORMAL all

volume_copy_blkio_cgroup_name = cinder-volume-copy

文字列値

ボリュームコピーの帯域幅を制限するために使用される blkio cgroup 名

volume_copy_bps_limit = 0

整数値

ボリュームコピーの帯域幅の上限。0 ⇒ 無制限

volume_dd_blocksize = 1M

文字列値

ボリュームのコピー/消去時に使用されるデフォルトのブロックサイズ

volume_manager = cinder.volume.manager.VolumeManager

文字列値

ボリュームの Manager のフルクラス名

volume_name_template = volume-%s

文字列値

ボリューム名の生成に使用するテンプレートの文字列

volume_number_multiplier = -1.0

浮動小数点の値

ボリューム番号の重み付けに使用する乗数。負の数値は、分散とスタックに対する意味です。

volume_service_inithost_offload = False

ブール値

ボリュームサービスの起動時に保留中のボリューム削除のオフロード

volume_transfer_key_length = 16

整数値

自動生成される認証キーの文字数。

volume_transfer_salt_length = 8

整数値

salt の文字数。

volume_usage_audit_period = month

文字列値

ボリュームの使用状況を生成する期間。オプションは、hour、day、month、または year です。

volumes_dir = $state_path/volumes

文字列値

ボリューム設定ファイルのストレージディレクトリー

watch-log-file = False

ブール値

ファイルシステムを監視するように設計されたログハンドラーを使用します。ログファイルが移動または削除されると、このハンドラーは、指定されたパスで新しいログファイルを即時に開きます。これは、log_file オプションを指定し、Linux プラットフォームが使用される場合にのみ有効です。このオプションは、log_config_append が設定されている場合は無視されます。

wsgi_default_pool_size = 100

整数値

wsgi で使用される greenthread のプールのサイズ

wsgi_keep_alive = True

ブール値

False の場合は、クライアントのソケット接続を明示的に閉じます。

wsgi_log_format = %(client_ip)s "%(request_line)s" status: %(status_code)s len: %(body_length)s time: %(wall_seconds).7f

文字列値

ログ行を生成するためにテンプレートとして使用される Python 形式の文字列。client_ip、date_time、request_line、status_code、body_length、wall_seconds をこの形式にフォーマットできます。

zmq_failover_connections = 2

整数値

フェイルオーバーの理由で、ホストへの追加接続がいくつ行われるか。このオプションは、動的接続モードでのみ有効です。

zmq_immediate = True

ブール値

このオプションは、zmq ソケットでラウンドロビンモードを設定します。True は、サーバー側が切断されたときにキューを保持しないことを意味します。False は、サーバーが切断された場合でもキューとメッセージを保持することを意味し、サーバーが表示されると、蓄積されたすべてのメッセージをサーバーに送信します。

zmq_linger = -1

整数値

ソケットを閉じた後、保留中のすべてのメッセージが送信されるまで待機する秒数。デフォルト値の -1 は、無期限の残存期間を指定します。0 の値は、残存期間を指定しません。保留中のメッセージは、ソケットが閉じられるとすぐに破棄されます。正の値は、残存期間の上限を指定します。

zmq_target_expire = 300

整数値

既存のターゲットに関するネームサービスレコードの有効期限タイムアウト (秒単位) (< 0 はタイムアウトなしを意味します)。

zmq_target_update = 180

整数値

既存のターゲットに関するネームサービスレコードの秒単位の更新期間。

zmq_tcp_keepalive = -1

整数値

TCP キープアライブ (KA) メカニズムを有効/無効にします。デフォルト値の -1 (またはその他の負の値) は、上書きをスキップして OS のデフォルトのままにすることを意味します。0 および 1 (またはその他の正の値) は、それぞれオプションを無効および有効にすることを意味します。

zmq_tcp_keepalive_cnt = -1

整数値

リモートエンドが利用できないことを宣言する前に実行される再送信の回数。デフォルト値の -1 (またはその他の負の値と 0) は、オーバーライドをスキップして OS のデフォルトのままにすることを意味します。

zmq_tcp_keepalive_idle = -1

整数値

アイドル状態での 2 つのキープアライブ送信間の期間。単位はプラットフォームに依存します。たとえば、Linux では秒、Windows ではミリ秒などです。デフォルト値の -1 (またはその他の負の値と 0) は、オーバーライドをスキップして OS のデフォルトのままにすることを意味します。

zmq_tcp_keepalive_intvl = -1

整数値

前のキープアライブ送信に対する確認応答が受信されない場合の、2 つの連続するキープアライブ再送信間の期間。単位はプラットフォームに依存します。たとえば、Linux では秒、Windows ではミリ秒などです。デフォルト値の -1 (またはその他の負の値と 0) は、オーバーライドをスキップして OS のデフォルトのままにすることを意味します。

zoning_mode = None

文字列値

FC Zoning モードが設定され、ファブリック のみに対応するようになりました。

3.1.2. backend

以下の表は、/etc/cinder/cinder.conf ファイルの [backend] グループで使用できるオプションの概要をまとめたものです。

表3.2 backend

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

backend_host = None

文字列値

ホスト値のバックエンドオーバーライド。

3.1.3. backend_defaults

以下の表は、/etc/cinder/cinder.conf ファイルの [backend_defaults] グループ下で使用できるオプションの概要をまとめたものです。

表3.3 backend_defaults

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

auto_calc_max_oversubscription_ratio = False

ブール値

K2 ドライバーは、このオプションを True に設定すると max_oversubscription_ratio が計算されます。

backend_availability_zone = None

文字列値

このボリュームバックエンドのアベイラビリティーゾーン。設定されていない場合、storage_availability_zone オプション値がすべてのバックエンドのデフォルトとして使用されます。

backend_native_threads_pool_size = 20

整数値

バックエンドのネイティブスレッドプールのサイズ。RBD ドライバーなど、これに大きく依存するバックエンドについては、増やします。

backup_use_temp_snapshot = False

ブール値

True に設定すると、非中断バックアップを実行するために一時的なスナップショットが作成されます。それ以外の場合は、バックアップを実行するために一時ボリュームのクローンを作成します。

chap = disabled

文字列値

iscsi でのみ有効な CHAP 認証モード (disabled|enabled)

`chap_password = `

文字列値

指定した CHAP アカウント名のパスワード。

`chap_username = `

文字列値

CHAP ユーザー名

check_max_pool_luns_threshold = False

ブール値

プール LUN の最大数の上限に達すると、free_capacity_gb を 0 として報告します。デフォルト値は false です。

chiscsi_conf = /etc/chelsio-iscsi/chiscsi.conf

文字列値

Chiscsi (CXT) グローバルデフォルト設定ファイル

cinder_dell_emc_config_file = /etc/cinder/cinder_dell_emc_config.xml

文字列値

このファイルは、cinder emc プラグインの設定データに使用します。

cinder_eternus_config_file = /etc/cinder/cinder_fujitsu_eternus_dx.xml

文字列値

cinder eternus_dx ボリュームドライバー用設定ファイル

cinder_huawei_conf_file = /etc/cinder/cinder_huawei_conf.xml

文字列値

Cinder Huawei ドライバーの設定ファイルです。

clone_volume_timeout = 680

整数値

クローンボリュームのタイムアウトを作成します。

connection_type = iscsi

文字列値

IBM Storage アレイへの接続タイプ

coprhd_emulate_snapshot = False

ブール値

True | False: CoprHD のストレージアレイが VMAX または VPLEX であるかどうかを示します。

coprhd_hostname = None

文字列値

CoprHD インスタンスのホスト名

coprhd_password = None

文字列値

CoprHD インスタンスにアクセスするためのパスワード

coprhd_port = 4443

ポート値

CoprHD インスタンスのポート

coprhd_project = None

文字列値

CoprHD インスタンス内で使用するプロジェクト

coprhd_scaleio_rest_gateway_host = None

文字列値

Scaleio の REST Gateway IP または FQDN

coprhd_scaleio_rest_gateway_port = 4984

ポート値

Scaleio 用の REST ゲートウェイポート

coprhd_scaleio_rest_server_password = None

文字列値

REST ゲートウェイのパスワード

coprhd_scaleio_rest_server_username = None

文字列値

Rest Gateway のユーザー名

coprhd_tenant = None

文字列値

CoprHD インスタンス内で使用するテナント

coprhd_username = None

文字列値

CoprHD インスタンスにアクセスするためのユーザー名

coprhd_varray = None

文字列値

CoprHD インスタンス内で使用する仮想アレイ

cycle_period_seconds = 300

整数値

これは、シリクリングモードのマルチとのグローバルミラー関係に適用される任意のサイクル期間を定義します。複数の cycling_mode を使用するグローバルミラー関係は、各期間に最大 1 回の完全なサイクルを実行します。デフォルトは 300 秒で、有効な秒数は 60-86400 です。

datera_503_interval = 5

整数値

503 の再試行の間隔

datera_503_timeout = 120

整数値

HTTP 503 再試行メッセージのタイムアウト

datera_api_port = 7717

文字列値

Datera API ポート

datera_api_version = 2

文字列値

Datera API バージョン。

datera_debug = False

ブール値

true: 関数引数を設定し、ロギングを返します。

datera_debug_replica_count_override = False

ブール値

デバッグ/テスト用途にのみ使用してください。replica_count を 1 に設定するには True に設定します。

datera_disable_profiler = False

ブール値

Datera ドライバーでプロファイリングを無効にするには、True に設定します。

datera_tenant_id = None

文字列値

Map に設定した場合 -→ OpenStack プロジェクト ID は Datara テナント ID に暗黙的にマッピングされます。None に設定した場合 -→ Datera テナント ID はボリュームプロビジョニング時に使用されません。それ以外に設定した場合 -→ Datera テナント ID は提供された値になります

default_timeout = 31536000

整数値

CLI 操作のデフォルトのタイムアウト (単位: 分)。たとえば、LUN 移行は通常の長時間実行される操作で、LUN のサイズとアレイの負荷により異なります。特定のデプロイメントの上限を設定して、不要な待機時間を避けることができます。デフォルトでは 365 日長くなります。

dell_sc_api_port = 3033

ポート値

Dell API ポート

dell_sc_server_folder = openstack

文字列値

ストレージセンターで使用するサーバーフォルダーの名前

dell_sc_ssn = 64702

整数値

Storage Center システムのシリアル番号

dell_sc_verify_cert = False

ブール値

HTTPS SC 証明書の検証を有効にする

dell_sc_volume_folder = openstack

文字列値

ストレージセンターで使用するボリュームフォルダーの名前

dell_server_os = Red Hat Linux 6.x

文字列値

ストレージセンターで新しいサーバーを作成する際に使用するサーバー OS タイプ。

destroy_empty_storage_group = False

ブール値

最後の LUN が削除されたときにストレージグループを破棄します。デフォルト値は false です。

disable_discovery = False

ブール値

K2 ドライバーでマルチパス接続の iSCSI ディスカバリー (sendtargets) を無効にする。

disco_choice_client = None

文字列値

DISCO との通信に soap クライアントまたは REST クライアントを使用します。使用できる値は soap または rest です。

disco_client = 127.0.0.1

IP アドレス値

DMS クライアントソケットサーバーの IP

disco_client_port = 9898

ポート値

DMS クライアントソケットサーバーに接続するためのポート

disco_clone_check_timeout = 3600

整数値

クローンが完了しているかどうかを確認する時間

disco_rest_ip = None

IP アドレス値

REST サーバーの IP アドレス

disco_restore_check_timeout = 3600

整数値

復元の終了を確認する時間

disco_retry_interval = 1

整数値

アイテムの詳細を取得するために再試行するまでの待機時間

disco_snapshot_check_timeout = 3600

整数値

スナップショットが完了する前にどのくらいの時間がかかるかを確認する時間

disco_src_api_port = 8080

ポート値

DISCO ソース API のポート

disco_volume_name_prefix = openstack-

文字列値

openstack を介して作成された DISCO ボリュームとその他のボリュームを区別するために、ボリューム名の前に接頭辞を付けます。

disco_wsdl_path = /etc/cinder/DISCOService.wsdl

文字列値

DISCO 要求マネージャーと通信するための wsdl ファイルへのパス

`dpl_pool = `

文字列値

DPL プール uuid: DPL ボリュームを保存します。

dpl_port = 8357

ポート値

DPL ポート番号。

drbdmanage_devs_on_controller = True

ブール値

設定されている場合、実際のデータが他のノードにのみ保存されている場合でも、c-vol ノードは使用可能な /dev/drbdX デバイスを受け取ります。これは、c-vol ノードから iSCSI エクスポートをデバッグ、メンテナーンス、および実行できる場合に役立ちます。

drbdmanage_disk_options = {"c-min-rate": "4M"}

文字列値

新しいリソースに設定するディスクオプション。詳細については、http://www.drbd.org/en/doc/users-guide-90/re-drbdconf を参照してください。

drbdmanage_net_options = {"connect-int": "4", "allow-two-primaries": "yes", "ko-count": "30", "max-buffers": "20000", "ping-timeout": "100"}

文字列値

新しいリソースに設定する net オプション。詳細については、http://www.drbd.org/en/doc/users-guide-90/re-drbdconf を参照してください。

drbdmanage_redundancy = 1

整数値

データを複製する必要のあるノードの数。

drbdmanage_resize_plugin = drbdmanage.plugins.plugins.wait_for.WaitForVolumeSize

文字列値

ボリュームサイズ変更の完了待ちプラグイン。

drbdmanage_resize_policy = {"timeout": "60"}

文字列値

ボリュームのサイズ変更の完了の待機ポリシー。

drbdmanage_resource_options = {"auto-promote-timeout": "300"}

文字列値

新しいリソースに設定するリソースオプション。詳細については、http://www.drbd.org/en/doc/users-guide-90/re-drbdconf を参照してください。

drbdmanage_resource_plugin = drbdmanage.plugins.plugins.wait_for.WaitForResource

文字列値

リソースデプロイメントの完了待ちプラグイン。

drbdmanage_resource_policy = {"ratio": "0.51", "timeout": "60"}

文字列値

リソースデプロイメントの完了の待機ポリシー。

drbdmanage_snapshot_plugin = drbdmanage.plugins.plugins.wait_for.WaitForSnapshot

文字列値

スナップショット補完の待機プラグイン。

drbdmanage_snapshot_policy = {"count": "1", "timeout": "60"}

文字列値

スナップショット完了の待機ポリシー。

driver_client_cert = None

文字列値

ドライバーがサポートしている場合、検証用のクライアント証明書へのパス。

driver_client_cert_key = None

文字列値

ドライバーがサポートしている場合、検証用のクライアント証明書キーへのパス。

driver_data_namespace = None

文字列値

保存されるドライバープライベートデータ値の namespace。

driver_ssl_cert_path = None

文字列値

バックエンドの検証に使用される CA_BUNDLE ファイルまたは証明書を持つディレクトリーへのデフォルトパスの指定に使用できます。

driver_ssl_cert_verify = False

ブール値

True に設定すると、http クライアントはバックエンドエンドポイントの SSL 証明書を検証します。

driver_use_ssl = False

ブール値

ドライバーが SSL をサポートしている場合は、バックエンドストレージへの接続に SSL を使用するようドライバーに指示します。

`ds8k_devadd_unitadd_mapping = `

文字列値

IODevice アドレスとユニットアドレス間のマッピング。

ds8k_host_type = auto

文字列値

OpenStack のバージョンが取得前のバージョンで、zLinux システムに接続している場合は zLinux に設定します。それ以外の場合は、auto に設定されます。このパラメーターの有効な値は以下のとおりです。autoAMDLinuxRHELAMDLinuxSuseAppleOSXFujitsuHpHpTru64HpVmsLinuxDTLinuxRFLinuxRHELLinuxSuseNovellSGISVCSanFsAIXSanFsLinuxSunVMWareWin2000Win2003Win2008Win2012iLinuxnSeriespLinuxpSeriespSeriesPowerswapzLinuxiSeries

ds8k_ssid_prefix = FF

文字列値

SSID の最初の 2 桁の数字を設定します。

dsware_isthin = False

ブール値

シンストレージ割り当てのフラグ。

`dsware_manager = `

文字列値

cider-volume 用の fusionstorage manager ip addr

enable_unsupported_driver = False

ブール値

サポート対象外のドライバーを起動できるようにするには、このパラメーターを True に設定します。作業用の CI システムおよびテストを維持していないドライバーは、CI が再び動作するまで、サポート対象外とマークされます。これはドライバーを非推奨としてマークし、次のリリースで削除される可能性があります。

enforce_multipath_for_image_xfer = False

ブール値

これが True に設定されている場合、multipathd が実行されていない場合、イメージ転送用のボリュームのアタッチが中断されます。それ以外の場合は、単一のパスにフォールバックします。

eqlx_cli_max_retries = 5

整数値

再接続の最大再試行回数。デフォルトは 5 です。

eqlx_group_name = group-0

文字列値

ボリュームの作成に使用するグループ名。デフォルトは group-0 です。

eqlx_pool = default

文字列値

ボリュームが作成されるプール。デフォルトは default です。

excluded_domain_ip = None

IP アドレス値

iSCSI から除外されるドメイン IP が返されます。

expiry_thres_minutes = 720

整数値

このオプションは、NFS イメージキャッシュ内のイメージの最後のアクセス時間のしきい値を指定します。キャッシュクリーニングサイクルが開始されると、過去 M 分以内にアクセスされていないキャッシュ内のイメージが削除され、NFS 共有に空き領域が作られます (M はこのパラメーターの値)。

extra_capabilities = {}

文字列値

ユーザー定義のケイパビリティー。キーと値のペアを指定する JSON 形式の文字列です。キー/値のペアは、CapabilitiesFilter により使用され、リクエストがボリューム種別を指定するときにバックエンド間を選択できます。たとえば、バックエンドのサービスレベルまたは地理的な場所を指定してから、異なるプロパティーでユーザーが選択できるようにするボリューム種別を作成します。

filter_function = None

文字列値

ホストのフィルターに使用される式の文字列表現。Cinder スケジューラーがドライバーフィルターを使用するように設定されている場合にのみ使用されます。

flashsystem_connection_protocol = FC

文字列値

接続プロトコルは FC である必要があります。(デフォルトは FC です)

flashsystem_iscsi_portid = 0

整数値

デフォルトの iSCSI ポート ID は FlashSystem です。(デフォルトのポートは 0 です。)

flashsystem_multihostmap_enabled = True

ブール値

vdisk によるマルチホストマッピングを許可します。(デフォルトは True)

flashsystem_multipath_enabled = False

ブール値

このオプションは影響を受けなくなりました。これは非推奨で、次のリリースで削除されます。

force_delete_lun_in_storagegroup = False

ブール値

ストレージグループに属する場合でも LUN を削除します。デフォルト値は false です。

`fusionstorageagent = `

文字列値

Fusionstorage agent ip addr range

goodness_function = None

文字列値

ホストの有効性を決定するために使用される式の文字列表現。Cinder スケジューラーが使用する適切な重み付け関数を使用する場合にのみ使用されます。

gpfs_hosts = []

リスト値

GPFS ノードの IP アドレスまたはホスト名のコンマ区切りリスト。

gpfs_hosts_key_file = $state_path/ssh_known_hosts

文字列値

gpfs ノードの SSH ホストキーを含むファイルで、どのドライバーが通信する必要があります。Default=$state_path/ssh_known_hosts

gpfs_images_dir = None

文字列値

GPFS の Image サービスリポジトリーのパスを指定します。イメージを GPFS に保存しない場合は、未定義のままにします。

gpfs_images_share_mode = None

文字列値

使用するイメージのコピーのタイプを指定します。Image サービスのリポジトリーで GPFS も使用している場合に、Image サービスから Block Storage サービスにイメージファイルを効率的に移行できるように設定します。有効な値は 2 つあります。"copy" は、イメージの完全なコピーを作成することを指定し、"copy_on_write" は、コピーオンライト最適化戦略が使用され、イメージファイルの変更されていないブロックが効率的に共有されることを指定します。

gpfs_max_clone_depth = 0

整数値

スナップショットやクローンによって特定のブロックに到達するために必要な間接回数の上限を指定します。コピーオンライトスナップショットまたはクローンの長いチェーンは、パフォーマンスに悪影響を与える可能性がありますが、領域の使用率が向上します。0 は、無制限のクローンの深度を示します。

gpfs_mount_point_base = None

文字列値

Block Storage ボリュームおよびスナップショットファイルが保存される GPFS ディレクトリーのパスを指定します。

`gpfs_private_key = `

文字列値

SSH 認証に使用する秘密鍵のファイル名。

gpfs_sparse_volumes = True

ブール値

最初に領域を消費するスパースファイルとしてボリュームが作成されるように指定します。False に設定すると、ボリュームが完全に割り当てられたファイルとして作成されます。その場合には、作成にはかなり時間がかかる可能性があります。

gpfs_ssh_port = 22

ポート値

使用する SSH ポート。

gpfs_storage_pool = system

文字列値

ボリュームが割り当てられるストレージプールを指定します。デフォルトでは、システムストレージプールが使用されます。

gpfs_strict_host_key_policy = False

ブール値

gpfs ノードへの接続中に厳密な gpfs ホストキーチェックを有効にするオプション。Default=False

gpfs_user_login = root

文字列値

GPFS ノードのユーザー名

`gpfs_user_password = `

文字列値

GPFS ノードユーザーのパスワード。

hgst_net = Net 1 (IPv4)

文字列値

データ転送に使用するスペースネットワーク名

hgst_redundancy = 0

文字列値

スペースを冗長に保存する必要がある(1/0)

hgst_space_group = disk

文字列値

自己作成したスペースのグループ化

hgst_space_mode = 0600

文字列値

作成されたスペースの UNIX モード

hgst_space_user = root

文字列値

ユーザーが作成したスペース

hgst_storage_servers = os:gbd0

文字列値

Space ストレージ servers:devices のコンマ区切りの一覧。例:os1_stor:gbd0,os2_stor:gbd0

`hpe3par_api_url = `

文字列値

https://<3par ip>:8080/api/v1 のような 3PAR WSAPI サーバーの URL

hpe3par_cpg = [u'OpenStack']

リスト値

ボリュームの作成に使用する CPG の一覧

`hpe3par_cpg_snap = `

文字列値

ボリュームのスナップショットに使用する CPG。空の場合、userCPG が使用されます。

hpe3par_debug = False

ブール値

3PAR への HTTP デバッグの有効化

hpe3par_iscsi_chap_enabled = False

ブール値

iSCSI 接続の CHAP 認証を有効にします。

hpe3par_iscsi_ips = []

リスト値

使用するターゲット iSCSI アドレスの一覧。

`hpe3par_password = `

文字列値

hpe3par_username で指定したユーザーの 3PAR パスワード

`hpe3par_snapshot_expiration = `

文字列値

スナップショットの有効期限が切れて削除されるまでの時間 (時間単位)。これは、有効期限よりも大きくなければなりません。

`hpe3par_snapshot_retention = `

文字列値

スナップショットを保持する時間 (時間単位)。この期限が切れる前に削除することはできません。

`hpe3par_username = `

文字列値

edit ロールを持つ 3PAR ユーザー名

hpelefthand_api_url = None

URI 値

HPE LeftHand WSAPI Server Url: (例: https://<LeftHand ip>:8081/lhos)

hpelefthand_clustername = None

文字列値

HPE LeftHand クラスター名

hpelefthand_debug = False

ブール値

LeftHand への HTTP デバッグの有効化

hpelefthand_iscsi_chap_enabled = False

ブール値

iSCSI 接続に CHAP 認証を設定する (デフォルト: Disabled)。

hpelefthand_password = None

文字列値

HPE LeftHand Super ユーザーパスワード

hpelefthand_ssh_port = 16022

ポート値

SSH サービスのポート番号。

hpelefthand_username = None

文字列値

HPE LeftHand Super ユーザー名

hpmsa_api_protocol = https

文字列値

HPMSA API インターフェイスプロトコル。

hpmsa_backend_name = A

文字列値

ボリュームの作成に使用するプールまたは Vdisk 名。

hpmsa_backend_type = virtual

文字列値

リニア (Vdisk) または仮想 (Pool)

hpmsa_iscsi_ips = []

リスト値

コンマ区切りのターゲット iSCSI IP アドレスのリスト。

hpmsa_verify_certificate = False

ブール値

HPMSA アレイ SSL 証明書を検証するかどうか。

hpmsa_verify_certificate_path = None

文字列値

HPMSA 配列 SSL 証明書パス。

hypermetro_devices = None

文字列値

リモートデバイスハイパーメトロが使用されます。

iet_conf = /etc/iet/ietd.conf

文字列値

IET 設定ファイル

ignore_pool_full_threshold = False

ブール値

プールの完全なしきい値に達した場合でも LUN の作成を強制します。デフォルト値は false です。

image_upload_use_cinder_backend = False

ブール値

True に設定すると、raw 形式の upload-to-image は、ボリュームコンテンツをアップロードする代わりに、クローン作成されたボリュームを作成し、その場所をイメージサービスに登録します。Image サービスで cinder バックエンドおよび場所のサポートを有効にする必要があります。

image_upload_use_internal_tenant = False

ブール値

True に設定すると、upload-to-image で作成したイメージボリュームは内部テナントに配置されます。それ以外の場合は、イメージボリュームが現在のコンテキストのテナントに作成されます。

image_volume_cache_enabled = False

ブール値

このバックエンドのイメージボリュームキャッシュを有効にします。

image_volume_cache_max_count = 0

整数値

イメージボリュームキャッシュで許可されるエントリーの最大数。0 ⇒ 無制限

image_volume_cache_max_size_gb = 0

整数値

このバックエンドのイメージボリュームキャッシュの最大サイズ (単位: GB)。0 ⇒ 無制限

infinidat_iscsi_netspaces = []

リスト値

iSCSI 接続に使用するネットワークスペースの名前の一覧

infinidat_pool_name = None

文字列値

ボリュームの割り当て元となるプールの名前

infinidat_storage_protocol = fc

文字列値

ホストとストレージバックエンド間でデータを転送するためのプロトコル。

infinidat_use_compression = False

ブール値

新規に作成されたボリュームの圧縮を有効にするかどうかを指定します。

initiator_auto_deregistration = False

ブール値

関連するストレージグループが破棄された後に、イニシエーターを自動的に登録解除します。デフォルト値は false です。

initiator_auto_registration = False

ブール値

イニシエーターを自動的に登録します。デフォルト値は false です。

initiator_check = False

ブール値

この値を使用して initiator_check を有効にします。

interval = 3

整数値

この値を使用して間隔の長さを秒単位で指定します。

io_port_list = None

リスト値

Nova または Cinder で使用されるコンマ区切りの iSCSI ポートまたは FC ポート

iscsi_initiators = None

文字列値

ホスト名と iSCSI イニシエーター IP アドレス間のマッピング。

iscsi_iotype = fileio

文字列値

iSCSI ターゲットの動作を、任意で blockio または fileio のいずれかを実行するように設定します。auto を設定すると、Cinder はバッキングデバイスのタイプを自動検出できます。

iscsi_secondary_ip_addresses = []

リスト値

iSCSI デーモンのセカンダリー IP アドレスの一覧

`iscsi_target_flags = `

文字列値

iSCSI ターゲットにターゲット固有のフラグを設定します。tgtadm で bsoflags オプションを使用してバッキングデバイスフラグを指定するためにのみ使用されます。指定された文字列は、基礎となるツールと同様に渡されます。

iscsi_write_cache = on

文字列値

iSCSI ターゲットの動作を、ライトバックオン (on) または write-through (off) のいずれかを実行するように設定します。このパラメーターは、target_helper が tgtadm に設定されている場合に有効です。

iser_helper = tgtadm

文字列値

使用する iSER ターゲットユーザーランドツールの名前

iser_ip_address = $my_ip

文字列値

iSER デーモンがリッスンする IP アドレス

iser_port = 3260

ポート値

iSER デーモンがリッスンするポート

iser_target_prefix = iqn.2010-10.org.openstack:

文字列値

iSER ボリュームの接頭辞

lenovo_api_protocol = https

文字列値

Lenovo API インターフェイスプロトコル。

lenovo_backend_name = A

文字列値

ボリュームの作成に使用するプールまたは Vdisk 名。

lenovo_backend_type = virtual

文字列値

リニア (VDisk) または仮想 (Pool)

lenovo_iscsi_ips = []

リスト値

コンマ区切りのターゲット iSCSI IP アドレスのリスト。

lenovo_verify_certificate = False

ブール値

Lenovo アレイ SSL 証明書を検証するかどうか。

lenovo_verify_certificate_path = None

文字列値

Lenovo アレイの SSL 証明書のパスです。

`lss_range_for_cg = `

文字列値

整合性グループの LSS を確保します。

lvm_conf_file = /etc/cinder/lvm.conf

文字列値

Cinder の LVM ドライバーに使用する LVM conf ファイル。指定されたファイルが存在しない場合、この設定は無視されます (conf ファイルが存在しても使用しない場合は None を指定することもできます)。

lvm_max_over_subscription_ratio = None

浮動小数点の値

LVM ドライバーの max_over_subscription_ratio 設定。None (デフォルト)に設定すると、一般的な max_over_subscription_ratio が使用されます。

lvm_mirrors = 0

整数値

0 を超える場合、複数のミラーを持つ LV を作成します。これには、lvm_mirrors と利用可能な領域が 2 つの PV が必要であることに注意してください。

lvm_suppress_fd_warnings = False

ブール値

LVM コマンドでリークしたファイル記述子の警告を抑制します。

lvm_type = auto

文字列値

配置する LVM ボリュームのタイプ (default、thin、auto) を指定します。thin がサポートされる場合、auto はデフォルトで thin になります。

`management_ips = `

文字列値

管理 IP アドレスのリスト (コンマで区切る)

max_luns_per_storage_group = 255

整数値

ストレージグループのデフォルトの LUN の最大数。デフォルトでは、値は 255 です。

max_over_subscription_ratio = 20.0

文字列値

シンプロビジョニングが有効な場合にサブスクリプションに対する比率を表す。デフォルトの比率は 20.0 です。つまり、プロビジョニングした容量は、物理容量の合計の 20 倍になります。比率が 10.5 の場合は、プロビジョニング容量が物理容量の合計の 10.5 倍になることを意味します。比率が 1.0 の場合は、プロビジョニングした容量が物理容量の合計を超えることができません。比率が auto の場合、Cinder はプロビジョニングされた容量と使用領域に基づいて比率を自動的に算出します。auto に設定されていない場合は、比率は 1.0 以上である必要があります。

metro_domain_name = None

文字列値

リモートクラスのデバイスドメイン名。

metro_san_address = None

文字列値

リモート Mero デバイス要求の URL。

metro_san_password = None

文字列値

リモートメトロデバイスの san パスワード。

metro_san_user = None

文字列値

リモート metro デバイス san ユーザー。

metro_storage_pools = None

文字列値

リモート Mero デバイスプール名。

`nas_host = `

文字列値

NAS システムの IP アドレスまたはホスト名。

nas_login = admin

文字列値

NAS システムに接続するためのユーザー名

nas_mount_options = None

文字列値

Cinder ボリュームが保存されるストレージバックエンドファイルシステムのマウントに使用されるオプション。

`nas_password = `

文字列値

NAS システムに接続するためのパスワード

`nas_private_key = `

文字列値

SSH 認証に使用する秘密鍵のファイル名。

nas_secure_file_operations = auto

文字列値

ネットワーク接続ストレージシステムは、ルートレベルのアクセスが許可されていない安全な環境で運用できるようにします。False に設定すると、アクセスは root ユーザーとして行われ、安全ではありません。True に設定すると、アクセスは root ではありません。auto に設定すると、これが新規インストールかどうかを判別するためにチェックが行われます。新規インストールの場合は True が使用され、それ以外の場合は False が使用されます。デフォルトは auto です。

nas_secure_file_permissions = auto

文字列値

ネットワーク接続されたストレージボリュームファイルによりセキュアなファイルパーミッションを設定し、幅広いその他/アクセスを制限します。False に設定すると、ボリュームは open パーミッションで作成されます。True に設定すると、cinder ユーザーおよびグループ (660) の権限でボリュームが作成されます。auto に設定すると、これが新規インストールかどうかを判別するためにチェックが行われます。新規インストールの場合は True が使用され、それ以外の場合は False が使用されます。デフォルトは auto です。

`nas_share_path = `

文字列値

Cinder ボリュームの格納に使用するファイル共有へのパス。たとえば、10.0.5.10:/srv/export1 で利用可能な NFS サーバーエクスポートの場合は "/srv/export1" になります。

nas_ssh_port = 22

ポート値

NAS システムへの接続に使用する SSH ポート。

nas_volume_prov_type = thin

文字列値

ボリュームの作成時に使用されるプロビジョニングタイプ。

naviseccli_path = None

文字列値

Naviseccli パス

netapp_api_trace_pattern = (.*)

文字列値

API トレースを制限する正規表現。このオプションは、trace_flags オプションで api トレースを有効にする場合にのみ許可されます。デフォルトでは、すべての API はトレースされます。

netapp_controller_ips = None

文字列値

このオプションは、ストレージファミリーが eseries に設定されている場合にのみ使用されます。このオプションは、プロビジョニングを指定されたコントローラーに制限するために使用されます。このオプションの値を、プロビジョニングに使用するコントローラーのホスト名または IP アドレスのコンマ区切りリストで指定します。

netapp_copyoffload_tool_path = None

文字列値

このオプションは、NetApp コピーオフロードツールバイナリーのパスを指定します。バイナリーに実行権限が設定され、cinder-volume プロセスの実効ユーザーがファイルを実行できるようにします。

netapp_enable_multiattach = False

ブール値

このオプションは、ドライバーがボリュームへの複数のアタッチメントを必要とする操作を許可するかどうかを指定します。たとえば、ボリュームがアタッチされたサーバーのライブマイグレーションを行います。有効にすると、複数のホストがボリュームにアクセスできるように、このバックエンドは合計ボリューム 256 に制限されます。

netapp_host_type = None

文字列値

このオプションは、LUN にアクセスできるすべてのイニシエーターのオペレーティングシステムのタイプを定義します。この情報は、LUN を個々のホストまたはホストのグループにマッピングする際に使用されます。

netapp_login = None

文字列値

ストレージシステムまたはプロキシーサーバーへのアクセスに使用される管理ユーザーアカウント名。

netapp_lun_ostype = None

文字列値

このオプションは、データからエクスポートされた LUN にアクセスするオペレーティングシステムのタイプを定義します。これは、作成時に LUN に割り当てられます。

netapp_lun_space_reservation = enabled

文字列値

このオプションは、LUN の割り当て用にストレージ領域が予約されているかどうかを判断します。有効にすると、LUN はシックプロビジョニングされます。領域予約が無効になっていると、ストレージ領域はオンデマンドで割り当てられます。

netapp_password = None

文字列値

netapp_login オプションで指定した管理ユーザーアカウントのパスワード。

netapp_pool_name_search_pattern = (.+)

文字列値

このオプションは、プロビジョニングを指定のプールに制限するために使用されます。このオプションの値を正規表現で指定します。これは、Cinder のプールを表すストレージバックエンドからオブジェクトの名前に適用されます。このオプションは、iSCSI または FC を使用するようにストレージプロトコルが設定されている場合にのみ使用されます。

netapp_replication_aggregate_map = None

dict 値

バックエンドレプリケーション全体を使用する場合に、ソースバックエンドと宛先バックエンド間の集約マッピングを表すディクショナリーのマルチオプト。cinder プール (NetApp FlexVol) に関連付けられたすべてのソースアグリゲートについて、レプリケーションターゲットデバイスで宛先アグリゲートを指定する必要があります。レプリケーションターゲットデバイスは、設定オプション replication_device を使用して設定されます。このオプションは、レプリケーションデバイスがある回数だけ指定します。各エントリーは標準の dict 設定形式を使います: netapp_replication_aggregate_map = backend_id:<name_of_replication_device_section>,src_aggr_name1:dest_aggr_name1,src_aggr_name2:dest_aggr_name2,…​

netapp_sa_password = None

文字列値

NetApp E シリーズストレージアレイのパスワード。

netapp_server_hostname = None

文字列値

ストレージシステムまたはプロキシーサーバーのホスト名 (または IP アドレス)。

netapp_server_port = None

整数値

ストレージシステムまたはプロキシーサーバーとの通信に使用する TCP ポート。指定されていない場合、Data ONTAP ドライバーは HTTP に 80 を使用し、HTTPS に 443 を使用します。E-Series は HTTP に 8080 を使用し、HTTPS に 8443 を使用します。

netapp_size_multiplier = 1.2

浮動小数点の値

要求されたボリュームサイズに乗算する数量。仮想ストレージサーバー (Vserver) で十分な領域を確保して、ボリュームの作成要求に対応できるようにします。注記: このオプションは非推奨であり、Mitaka リリースでは reserved_percentage のために削除されます。

netapp_snapmirror_quiesce_timeout = 3600

整数値

フェイルオーバー中に中止する前に、既存の SnapMirror 転送が完了するまで待機する最大時間 (秒単位)。

netapp_storage_family = ontap_cluster

文字列値

ストレージシステムで使用されるストレージファミリータイプ。有効な値は、クラスター化された Data ONTAP を使用するための ontap_cluster、または E-Series を使用するための eseries です。

netapp_storage_protocol = None

文字列値

ストレージシステムと共にデータパスで使用するストレージプロトコル。

netapp_transport_type = http

文字列値

ストレージシステムまたはプロキシーサーバーとの通信時に使用されるトランスポートプロトコル。

netapp_vserver = None

文字列値

このオプションは、ブロックストレージボリュームのプロビジョニングを行うストレージクラスター上の仮想ストレージサーバー (Vserver) 名を指定します。

netapp_webservice_path = /devmgr/v2

文字列値

このオプションは、プロキシーサーバーの E-Series プロキシーアプリケーションへのパスを指定するために使用されます。この値は netapp_transport_type オプション、netapp_server_hostname オプション、netapp_server_hostname オプション、および netapp_server_port オプションの値と組み合わせて、プロキシーアプリケーションに接続するためにドライバーが使用する URL を作成します。

nexenta_blocksize = 4096

整数値

データセットのブロックサイズ

nexenta_chunksize = 32768

整数値

NexentaEdge iSCSI LUN オブジェクトのチャンクサイズ

`nexenta_client_address = `

文字列値

非 VIP サービス用の NexentaEdge iSCSI ゲートウェイクライアントアドレス

nexenta_dataset_compression = on

文字列値

新しい ZFS フォルダーの圧縮値。

nexenta_dataset_dedup = off

文字列値

新しい ZFS フォルダーの重複排除値。

`nexenta_dataset_description = `

文字列値

フォルダーの人間が判読できる説明。

`nexenta_host = `

文字列値

Nexenta SA の IP アドレス

`nexenta_iscsi_service = `

文字列値

NexentaEdge iSCSI サービス名

nexenta_iscsi_target_portal_port = 3260

整数値

Nexenta ターゲットポータルポート

`nexenta_lun_container = `

文字列値

LUN のバケットの NexentaEdge 論理パス

nexenta_mount_point_base = $state_path/mnt

文字列値

NFS 共有マウントポイントを含むベースディレクトリー

nexenta_nbd_symlinks_dir = /dev/disk/by-path

文字列値

NBD へのシンボリックリンクを格納するディレクトリーの NexentaEdge 論理パス

nexenta_nms_cache_volroot = True

ブール値

True キャッシュの NexentaStor アプライアンスの volroot オプションの値が設定されている場合。

nexenta_ns5_blocksize = 32

整数値

データセットのブロックサイズ

nexenta_password = nexenta

文字列値

Nexenta SA に接続するためのパスワード

`nexenta_rest_address = `

文字列値

NexentaEdge 管理 REST API エンドポイントの IP アドレス

nexenta_rest_password = nexenta

文字列値

NexentaEdge に接続するパスワード

nexenta_rest_port = 0

整数値

Nexenta REST API サーバーに接続するための HTTP (S)ポート。ゼロの場合、HTTPS の場合は 8443、HTTP の場合は 8080 が使用されます。

nexenta_rest_protocol = auto

文字列値

REST 接続には http または https を使用します(デフォルトは auto)。

nexenta_rest_user = admin

文字列値

NexentaEdge に接続するためのユーザー名

nexenta_rrmgr_compression = 0

整数値

ストリーム圧縮、レベル 1..9 を有効にします。1 が最速となります。9 は圧縮が最大となります。

nexenta_rrmgr_connections = 2

整数値

TCP 接続の数。

nexenta_rrmgr_tcp_buf_size = 4096

整数値

KiloBytes の TCP バッファーサイズ。

nexenta_shares_config = /etc/cinder/nfs_shares

文字列値

利用可能な nfs 共有の一覧が含まれるファイル

nexenta_sparse = False

ブール値

スパースデータセットの作成を有効または無効にします。

nexenta_sparsed_volumes = True

ブール値

領域を使用しないスパースファイルとしてボリュームの作成を有効または無効にします。無効 (False) の場合、ボリュームは通常のファイルとして作成されますが、これには時間がかかります。

nexenta_target_group_prefix = cinder/

文字列値

SA 上の iSCSI ターゲットグループの接頭辞

nexenta_target_prefix = iqn.1986-03.com.sun:02:cinder-

文字列値

iSCSI ターゲットの IQN 接頭辞

nexenta_use_https = True

ブール値

REST 接続にセキュアな HTTP を使用します(デフォルトは True)。

nexenta_user = admin

文字列値

Nexenta SA に接続するためのユーザー名

nexenta_volume = cinder

文字列値

すべてのボリュームを保持する SA プール

nexenta_volume_group = iscsi

文字列値

ns5 のボリュームグループ

nfs_mount_attempts = 3

整数値

エラーを発生させるまでに NFS 共有のマウントを試みる回数。指定された値に関係なく、少なくとも 1 つの NFS 共有をマウントしようとします。

nfs_mount_options = None

文字列値

NFS クライアントに渡されるマウントオプション。詳細は、NFS man ページの セクションを参照してください。

nfs_mount_point_base = $state_path/mnt

文字列値

NFS 共有のマウントポイントが含まれるベース dir。

nfs_qcow2_volumes = False

ブール値

raw ファイルではなく QCOW2 ファイルとしてボリュームを作成します。

nfs_shares_config = /etc/cinder/nfs_shares

文字列値

利用可能な NFS 共有の一覧が含まれるファイル。

nfs_snapshot_support = False

ブール値

NFS ドライバーでスナップショットのサポートを有効にします。libvirt <1.2.7 を使用するプラットフォームでは、この機能に問題が発生します。

nfs_sparsed_volumes = True

ブール値

容量を取らないスパースファイルとしてボリュームを作成します。False ボリュームが設定されている場合は、通常のファイルとして作成されます。このような場合、ボリュームの作成には時間がかかります。

nimble_pool_name = default

文字列値

Nimble Controller プール名

nimble_subnet_label = *

文字列値

Nimble Subnet Label

nimble_verify_cert_path = None

文字列値

Nimble Array SSL 証明書へのパス

nimble_verify_certificate = False

ブール値

Nimble SSL 証明書を検証するかどうか。

num_iser_scan_tries = 3

整数値

ボリュームを見つけるために iSER ターゲットを再スキャンする最大回数

num_shell_tries = 3

整数値

flakey シェルコマンドの実行を試行する回数

num_volume_device_scan_tries = 3

整数値

ボリュームを検索するためにターゲットを再スキャンする最大回数

pool_id_filter = []

リスト値

使用するプール ID permit。

pool_type = default

文字列値

sata-2copy などのプールタイプ。

proxy = cinder.volume.drivers.ibm.ibm_storage.proxy.IBMStorageProxy

文字列値

IBM Storage アレイに接続するプロキシードライバー

pure_api_token = None

文字列値

REST API 認証トークン。

pure_automatic_max_oversubscription_ratio = True

ブール値

現在のデータ削減値に基づいて、オーバーサブスクリプション比率を自動的に決定します。この計算値を使用すると、max_over_subscription_ratio 設定オプションが上書きされます。

pure_eradicate_on_delete = False

ブール値

有効にすると、Cinder で削除時にすべての Pure ボリューム、スナップショット、および保護グループが消去されます。この設定を True に設定して削除しても、データは回復できません。無効にすると、ボリュームおよびスナップショットは保留中の削除 (eradication) 状態になり、復元できます。

pure_replica_interval_default = 3600

整数値

秒単位のスナップショットレプリケーション間隔。

pure_replica_retention_long_term_default = 7

整数値

この時間 (日数) のターゲットで 1 日あたりのスナップショットを保持します。

pure_replica_retention_long_term_per_day_default = 3

整数値

各日のスナップショット数を保持します。

pure_replica_retention_short_term_default = 14400

整数値

この間 (秒単位)、すべてのスナップショットをターゲットに保持します。

qnap_management_url = None

URI 値

QNAP ストレージを管理する URL

qnap_poolname = None

文字列値

QNAP ストレージのプール名

qnap_storage_protocol = iscsi

文字列値

QNAP ストレージにアクセスするための通信プロトコル

quobyte_client_cfg = None

文字列値

Quobyte クライアント設定ファイルへのパス。

quobyte_mount_point_base = $state_path/mnt

文字列値

Quobyte ボリュームのマウントポイントが含まれるベース dir。

quobyte_qcow2_volumes = True

ブール値

raw ファイルではなく QCOW2 ファイルとしてボリュームを作成します。

quobyte_sparsed_volumes = True

ブール値

領域を使用しないスパースファイルとしてボリュームを作成します。False に設定すると、ボリュームは通常のファイルとして作成されます。

quobyte_volume_url = None

文字列値

DNS の SRV レコード (推奨)、または quobyte://<DIR host1>, <DIR host2>/<volume name> のようなホストリスト (代替) を使用して、Quobyte ボリュームの URL を指定します。

rados_connect_timeout = -1

整数値

ceph クラスターへの接続時に使用されるタイムアウト値 (秒単位)。値が 0 未満の場合、タイムアウトは設定されず、デフォルトの librados 値が使用されます。

rados_connection_interval = 5

整数値

Ceph クラスターへの接続再試行の間隔値 (秒単位)。

rados_connection_retries = 3

整数値

Ceph クラスターへの接続に失敗した場合の再試行回数。

`rbd_ceph_conf = `

文字列値

Ceph 設定ファイルへのパス

rbd_cluster_name = ceph

文字列値

Ceph クラスターの名前

rbd_exclusive_cinder_pool = True

ブール値

プールが Cinder によって排他的に使用される場合は True に設定します。排他的な使用の場合には、イメージのプロビジョニングしたサイズを排他的にクエリーしません。これは、assigned_capacity_gb の Cinder コアコードで算出される値と一致します。これにより、Ceph クラスターやボリュームサービスの負荷が軽減されます。

rbd_flatten_volume_from_snapshot = False

ブール値

スナップショットから作成されたボリュームをフラット化して、ボリュームからスナップショットへの依存関係を削除する

`rbd_keyring_conf = `

文字列値

Ceph キーリングファイルへのパス

rbd_max_clone_depth = 5

整数値

フラット化が発生する前に取られるネストされたボリュームクローンの最大数。クローン作成を無効にするには 0 に設定します。

rbd_pool = rbd

文字列値

rbd ボリュームが保存される RADOS プール

rbd_secret_uuid = None

文字列値

rbd_user ボリュームのシークレットの libvirt uuid

rbd_store_chunk_size = 4

整数値

ボリュームは、このサイズ (メガバイト単位) のオブジェクトにチャンク化されます。

rbd_user = None

文字列値

rbd ボリュームにアクセスするための RADOS クライアント名。cephx 認証を使用する場合のみ設定されます。

remove_empty_host = False

ブール値

最後の LUN が切り離された時に、そのホストを Unity から削除します。デフォルトでは False です。

replication_connect_timeout = 5

整数値

ボリュームの降格/昇格を行うために ceph クラスターに接続するときに使用されるタイムアウト値 (秒単位)。値が 0 未満の場合、タイムアウトは設定されず、デフォルトの librados 値が使用されます。

replication_device = None

dict 値

レプリケーションターゲットデバイスを表すディクショナリーのマルチオプト。このオプションは、1 つの config セクションで複数回指定して、複数のレプリケーションターゲットデバイスを指定できます。各エントリーは、以下の標準の dict 設定形式を使います: replication_device = target_device_id:<required>,key1:value1,key2:value2…​

report_discard_supported = False

ブール値

Cinder のクライアントに、バックエンドが破棄 (別名: trim/unmap) をサポートしていることを報告します。これは実際にバックエンドやクライアントの動作を直接変更するものではなく、使用可能であることを通知するだけです。

report_dynamic_total_capacity = True

ブール値

ドライバーが動的な値 (使用済み+現在の空き) として合計容量を報告する場合は True に設定し、静的な値 (定義されている場合はクォータ最大バイト数、定義されていない場合はクラスターのグローバルサイズ) を報告する場合は False に設定します。

reserved_percentage = 0

整数値

バックエンド容量のパーセンテージが予約される

retries = 200

整数値

この値を使用して、再試行回数を指定します。

san_api_port = None

ポート値

SAN API へのアクセスに使用するポート

`san_clustername = `

文字列値

ボリュームの作成に使用するクラスター名

`san_ip = `

文字列値

SAN コントローラーの IP アドレス

san_is_local = False

ブール値

SSH ではなくコマンドをローカルで実行します。ボリュームサービスが SAN デバイスで実行している場合は を使用します。

san_login = admin

文字列値

SAN コントローラーのユーザー名

`san_password = `

文字列値

SAN コントローラーのパスワード

`san_private_key = `

文字列値

SSH 認証に使用する秘密鍵のファイル名

san_rest_port = 8443

ポート値

REST サーバーのポート番号。

san_ssh_port = 22

ポート値

SAN で使用する SSH ポート

san_thin_provision = True

ブール値

SAN ボリュームにはシンプロビジョニングを使用しますか ?

scaleio_server_certificate_path = None

文字列値

サーバー証明書のパス

scaleio_verify_server_certificate = False

ブール値

サーバー証明書の確認

scst_target_driver = iscsi

文字列値

SCST ターゲット実装は、複数の SCST ターゲットドライバーから選択できます。

scst_target_iqn_name = None

文字列値

特定の ISCSI ターゲットには事前に定義されたターゲット名があり、SCST ターゲットドライバーはこの名前を使用します。

`secondary_san_ip = `

文字列値

セカンダリー DSM コントローラーの IP アドレス

secondary_san_login = Admin

文字列値

セカンダリー DSM ユーザー名

`secondary_san_password = `

文字列値

セカンダリー DSM ユーザーのパスワード名

secondary_sc_api_port = 3033

ポート値

セカンダリー Dell API ポート

sf_account_prefix = None

文字列値

この接頭辞を使用して SolidFire アカウントを作成します。ここでは任意の文字列を使用できますが、文字列 hostname は特殊であり、cinder ノードのホスト名を使用して接頭辞を作成します (以前のデフォルトの動作)。デフォルトは接頭辞なしです。

sf_allow_template_caching = False

ブール値

このオプションは非推奨で、次の OpenStack リリースで削除される予定です。代わりに、一般的な cinder イメージキャッシュ機能を使用してください。

sf_allow_tenant_qos = False

ブール値

テナントが作成時に QoS を指定できるようにする

sf_api_port = 443

ポート値

SolidFire API ポートデバイス API が別のポートのプロキシーの背後にある場合に役立ちます。

sf_emulate_512 = True

ブール値

ボリュームの作成時に 512 バイトエミュレーションを設定します。

sf_enable_vag = False

ブール値

テナントごとにボリュームアクセスグループを利用します。

sf_svip = None

文字列値

デフォルトのクラスター SVIP を指定されたクラスター SVIP で上書きします。これは、クラウドで iSCSI ネットワークに VLAN を使用するための VLAN の使用を実装した必須またはデプロイメントです。

sf_template_account_name = openstack-vtemplate

文字列値

テンプレート/キャッシュボリュームの所有者として使用する SolidFire クラスターのアカウント名(が存在しない場合に作成)。

sf_volume_prefix = UUID-

文字列値

この接頭辞を使用して、SolidFire ボリュームを作成します。ボリューム名は <sf_volume_prefix><cinder-volume-id> の形式になります。デフォルトでは、接頭辞として UUID- が使用されます。

sheepdog_store_address = 127.0.0.1

文字列値

sheep デーモンの IP アドレス。

sheepdog_store_port = 7000

ポート値

sheep デーモンのポート。

sio_allow_non_padded_volumes = False

ブール値

ゼロパディングが無効になると、ストレージプールでボリュームを作成できるようにします。複数のテナントが共有ストレージプールのボリュームを使用する場合には、このオプションを有効にしないでください。

sio_max_over_subscription_ratio = 10.0

浮動小数点の値

ScaleIO ドライバーの max_over_subscription_ratio 設定。これは、このドライバーには影響のない一般的な max_over_subscription_ratio に代わるものです。ScaleIO に許可されるMaximum 値は 10.0 です。

sio_protection_domain_id = None

文字列値

非推奨:保護ドメイン ID。

sio_protection_domain_name = None

文字列値

非推奨:保護ドメイン名。

sio_rest_server_port = 443

文字列値

REST サーバーポート。

sio_round_volume_capacity = True

ブール値

ボリューム容量を切り上げます。

sio_server_api_version = None

文字列値

ScaleIO API バージョン。

sio_server_certificate_path = None

文字列値

サーバー証明書のパス。

sio_storage_pool_id = None

文字列値

非推奨:ストレージプール ID。

sio_storage_pool_name = None

文字列値

非推奨:ストレージプール名。

sio_storage_pools = None

文字列値

ストレージプール

sio_unmap_volume_before_deletion = False

ブール値

削除する前にボリュームのマッピングを解除します。

sio_verify_server_certificate = False

ブール値

サーバー証明書を確認します。

smbfs_default_volume_format = vhd

文字列値

ボリューム形式が指定されていない場合に、ボリュームの作成時に使用されるデフォルトの形式。

smbfs_mount_point_base = C:\OpenStack\_mnt

文字列値

smbfs 共有のマウントポイントを含むベース dir。

smbfs_pool_mappings = {}

dict 値

共有の場所とプール名間のマッピング。指定しない場合、共有名はプール名として使用されます。例: //addr/share:pool_name,//addr/share2:pool_name2

smbfs_shares_config = C:\OpenStack\smbfs_shares.txt

文字列値

使用可能な smbfs 共有のリストをファイルします。

ssh_conn_timeout = 30

整数値

SSH 接続タイムアウト (秒単位)

ssh_max_pool_conn = 5

整数値

プールの ssh 接続の最大数

ssh_min_pool_conn = 1

整数値

プールの最小 ssh 接続

storage_protocol = iscsi

文字列値

ホストとストレージバックエンド間でデータを転送するためのプロトコル。

storage_vnx_authentication_type = global

文字列値

VNX 認証スコープタイプ。デフォルトでは、値は global です。

storage_vnx_pool_names = None

リスト値

使用されるストレージプール名のコンマ区切りリスト。

storage_vnx_security_file_dir = None

文字列値

VNX セキュリティーファイルが含まれるディレクトリーパス。セキュリティーファイルが最初に生成されることを確認します。

storwize_peer_pool = None

文字列値

hyperswap ボリュームのピアプールの名前を指定します。ピアプールは他のサイトに存在する必要があります。

storwize_preferred_host_site = {}

dict 値

ホストのサイト情報を指定します。ホストで使用される WWPN または複数 WWPN のいずれかを指定できます。例: storwize_preferred_host_site=site1:wwpn1,site2:wwpn2&wwpn3 または storwize_preferred_host_site=site1:iqn1,site2:iqn2

storwize_san_secondary_ip = None

文字列値

san_ip が無効であるか、またはアクセスできなくなる場合に使用されるセカンダリー管理 IP またはホスト名を指定します。

storwize_svc_allow_tenant_qos = False

ブール値

テナントが作成時に QoS を指定できるようにする

storwize_svc_flashcopy_rate = 50

整数値

完全なボリュームコピーの作成時に使用される Storwize FlashCopy のコピーレートを指定します。デフォルトは rate は 50 で、有効なレートは 1-100 です。

storwize_svc_flashcopy_timeout = 120

整数値

FlashCopy の作成を待機する最大秒数。

storwize_svc_iscsi_chap_enabled = True

ブール値

iSCSI 接続に CHAP 認証を設定する (デフォルト: Enabled)。

storwize_svc_mirror_pool = None

文字列値

ミラーリングされたコピーが保存されるプールの名前を指定します。例: "pool2"

storwize_svc_multihostmap_enabled = True

ブール値

このオプションは影響を受けなくなりました。これは非推奨で、次のリリースで削除されます。

storwize_svc_multipath_enabled = False

ブール値

マルチパスで接続 (FC のみ。iSCSI マルチパスは Nova によって制御されます)

storwize_svc_stretched_cluster_partner = None

文字列値

ストレッチクラスターモードで動作している場合は、ミラーリングされたコピーが保存されているプールの名前を指定します。例: pool2

storwize_svc_vol_autoexpand = True

ブール値

ボリュームのストレージシステムの自動展開パラメーター (True/False)

storwize_svc_vol_compression = False

ブール値

ボリュームのストレージシステム圧縮オプション

storwize_svc_vol_easytier = True

ブール値

ボリュームの簡単な階層の有効化

storwize_svc_vol_grainsize = 256

整数値

ボリュームのストレージシステムの粒度パラメーター (32/64/128/256)

storwize_svc_vol_iogrp = 0

文字列値

ボリュームを割り当てる I/O グループ。これには、コンマ区切りのリストがあり、その場合は、io_group に関連付けられたボリュームの数が最も少ないボリュームに基づいて io_group を選択します。

storwize_svc_vol_nofmtdisk = False

ブール値

ボリュームの作成時にフォーマットされないことを指定します。

storwize_svc_vol_rsize = 2

整数値

ボリュームに対するストレージシステムの空間効率パラメーター (パーセンテージ)

storwize_svc_vol_warning = 0

整数値

ボリューム容量の警告に対するストレージシステムのしきい値 (パーセンテージ)

storwize_svc_volpool_name = [u'volpool']

リスト値

ボリュームのストレージシステムストレージプールのコンマ区切りリスト。

suppress_requests_ssl_warnings = False

ブール値

リクエストライブラリーの SSL 証明書の警告を表示しません。

synology_admin_port = 5000

ポート値

Synology ストレージの管理ポート。

synology_device_id = None

文字列値

OTP が有効な場合に Synology ストレージにログインするためのワンタイムパスワードチェックを行うデバイス ID。

synology_one_time_pass = None

文字列値

OTP が有効な場合、Synology ストレージにログインする管理者のワンタイムパスワード。

`synology_password = `

文字列値

Synology ストレージにログインする管理者のパスワード

`synology_pool_name = `

文字列値

lun の作成に使用する Synology ストレージ上のボリューム。

synology_ssl_verify = True

ブール値

証明書の検証を行うか、$driver_use_ssl が True の場合ではありません。

synology_username = admin

文字列値

Synology ストレージ管理者。

target_helper = tgtadm

文字列値

使用する iSCSI ターゲットユーザーランドツール。tgtadm はデフォルトで、LIO iSCSI サポートに lioadm、SCST ターゲットサポートには scstadmin、iSCSI エンタープライズターゲットの場合は ietadm、Chelsio iSCSI ターゲットの場合は iscsictl、テストには fake を使用します。

target_ip_address = $my_ip

文字列値

iSCSI デーモンがリッスンする IP アドレス

target_port = 3260

ポート値

iSCSI デーモンがリッスンするポート

target_prefix = iqn.2010-10.org.openstack:

文字列値

iSCSI ボリュームの接頭辞

target_protocol = iscsi

文字列値

tgtadm または lioadm ターゲットヘルパーで作成した新しい iSCSI ボリュームの iSCSI プロトコルを決定します。RDMA を有効にするには、このパラメーターを "iser" の値で設定する必要があります。サポートされている iSCSI プロトコルの値は iscsi および iser です。

thres_avl_size_perc_start = 20

整数値

NFS 共有の利用可能な領域の割合がこのオプションで指定された値以下にドロップすると、NFS イメージキャッシュは消去されます。

thres_avl_size_perc_stop = 60

整数値

NFS 共有上の使用可能な領域の割合が、このオプションで指定された割合に到達すると、ドライバーは、最後の M 分間アクセスされていない NFS イメージキャッシュからファイルを消去を停止します。M は expiry_thres_minutes 設定オプションの値になります。

tintri_api_version = v310

文字列値

ストレージシステムの API バージョン

tintri_image_cache_expiry_days = 30

整数値

前述の日数より古い未使用のイメージスナップショットを削除します。

tintri_image_shares_config = None

文字列値

イメージの nfs 共有ファイルへのパス

tintri_server_hostname = None

文字列値

ストレージシステムのホスト名(または IP アドレス)

tintri_server_password = None

文字列値

ストレージシステムのパスワード

tintri_server_username = None

文字列値

ストレージシステムのユーザー名

trace_flags = None

リスト値

開発者を支援する DEBUG ログレベルにどのトレース情報を書き込むかを制御するオプションの一覧。有効な値は method および api です。

unique_fqdn_network = True

ブール値

プライベートネットワークが各イニシエーターに固有の FQDN を持つかどうか。たとえば、QA システムを使用するネットワークには、通常、同じ FQDN を持つ複数のサーバー/VM があります。true の場合は、FQDN を使用して K2 にホストエントリーが作成されます。false の場合は、逆の IQN/WWNN が使用されます。

unity_io_ports = []

リスト値

使用する iSCSI ポートまたは FC ポートのコンマ区切りの一覧。各ポートは Unix スタイルの glob 表現にすることができます。

unity_storage_pool_names = []

リスト値

使用されるストレージプール名のコンマ区切りリスト。

use_chap_auth = False

ブール値

ターゲットの CHAP 認証を有効/無効にするオプション。

use_multipath_for_image_xfer = False

ブール値

ボリュームとボリュームの譲渡用のマルチパスを使用して cinder のボリュームを接続/割り当て解除しますか。

vmax_array = None

文字列値

接続するアレイのシリアル番号。

vmax_port_groups = None

リスト値

サーバー接続前に設定されたフロントエンドポートが含まれるポートグループの一覧。

vmax_service_level = None

文字列値

プロビジョニングストレージに使用するサービスレベル。

vmax_srp = None

文字列値

プロビジョニングに使用するアレイ上のストレージリソースプール。

vmax_workload = None

文字列値

ワークロード

vmware_adapter_type = lsiLogic

文字列値

ボリュームの割り当てに使用するデフォルトのアダプタータイプ。

vmware_api_retry_count = 10

整数値

接続関連の問題の発生時に VMware vCenter Server API を再試行する必要がある回数。

vmware_ca_file = None

文字列値

vCenter サーバー証明書の検証に使用する CA バンドルファイル。

vmware_cluster_name = None

多値

ボリュームが作成される vCenter コンピュートクラスターの名前。

vmware_connection_pool_size = 10

整数値

http 接続プールの接続の最大数。

vmware_host_ip = None

文字列値

VMware vCenter サーバーに接続するための IP アドレス。

vmware_host_password = None

文字列値

VMware vCenter サーバーに対して認証するためのパスワード。

vmware_host_port = 443

ポート値

VMware vCenter サーバーに接続するためのポート番号。

vmware_host_username = None

文字列値

VMware vCenter サーバーでの認証用のユーザー名。

vmware_host_version = None

文字列値

VMware vCenter サーバーバージョンを指定するオプションの文字列。ドライバーは、VMware vCenter サーバーからバージョンの取得を試みます。vCenter サーバーのバージョンを上書きする場合にのみ、この設定を設定します。

vmware_image_transfer_timeout_secs = 7200

整数値

Cinder と Glance 間の VMDK ボリューム転送の秒単位のタイムアウト。

vmware_insecure = False

ブール値

true の場合、vCenter サーバー証明書は検証されません。false の場合、デフォルトの CA トラストストアが検証に使用されます。このオプションは、vmware_ca_file が設定されている場合は無視されます。

vmware_lazy_create = True

ブール値

true の場合、ボリュームがソースなしで作成されると、vCenter サーバーのバックエンドボリュームは遅延的に作成されます。バックエンドボリュームは、ボリュームが割り当てられる際に作成され、イメージサービスにアップロードされるか、またはバックアップ時に作成されます。

vmware_max_objects_retrieval = 100

整数値

バッチごとに取得するオブジェクトの最大数。クエリー結果は、サーバーからバッチで取得され、1 つのショットでは取得されません。また、サーバーは、設定された値よりも小さい数に制限できます。

vmware_snapshot_format = template

文字列値

vCenter サーバーのボリュームスナップショットの形式。

vmware_task_poll_interval = 2.0

浮動小数点の値

VMware v Center サーバーで呼び出されたリモートタスクをポーリングする間隔 (秒単位)。

vmware_tmp_dir = /tmp

文字列値

ボリュームのバックアップおよび復元時に仮想ディスクが保存されるディレクトリー。

vmware_volume_folder = Volumes

文字列値

Cinder ボリュームが含まれる vCenter インベントリーフォルダーの名前。このフォルダーは OpenStack/<project_folder>の下に作成されます。ここで、project_folder の形式は "Project (<volume_project_id>)" になります。

vmware_wsdl_location = None

文字列値

オプションの VIM サービスの WSDL Location (http://<server>/vimService.wsdl)任意設定: バグワークアラウンドの場合はデフォルトの場所にします。

volume_backend_name = None

文字列値

特定のドライバー実装のバックエンド名

volume_clear = zero

文字列値

古いボリュームの消去に使用するメソッド

volume_clear_ionice = None

文字列値

削除後のボリュームをゼロにするために使用されるプロセスの i/o 優先度を変更するために ionice に渡すフラグで、例えば-c3 はアイドルのみの優先度です。

volume_clear_size = 0

整数値

古いボリュームの開始時に消去する MiB 単位のサイズ。1024 MiBat max. 0 NORMAL all

volume_copy_blkio_cgroup_name = cinder-volume-copy

文字列値

ボリュームコピーの帯域幅を制限するために使用される blkio cgroup 名

volume_copy_bps_limit = 0

整数値

ボリュームコピーの帯域幅の上限。0 ⇒ 無制限

volume_dd_blocksize = 1M

文字列値

ボリュームのコピー/消去時に使用されるデフォルトのブロックサイズ

volume_driver = cinder.volume.drivers.lvm.LVMVolumeDriver

文字列値

ボリュームの作成に使用するドライバー

volume_group = cinder-volumes

文字列値

エクスポートされたボリュームが含まれる VG の名前

volumes_dir = $state_path/volumes

文字列値

ボリューム設定ファイルのストレージディレクトリー

vzstorage_default_volume_format = raw

文字列値

ボリューム形式が指定されていない場合に、ボリュームの作成時に使用されるデフォルトの形式。

vzstorage_mount_options = None

リスト値

vzstorage クライアントに渡されるマウントオプション。詳細は、man ページの pstorage-mount セクションを参照してください。

vzstorage_mount_point_base = $state_path/mnt

文字列値

vzstorage 共有のマウントポイントが含まれるベース dir。

vzstorage_shares_config = /etc/cinder/vzstorage_shares

文字列値

利用可能な vzstorage 共有の一覧が含まれるファイル。

vzstorage_sparsed_volumes = True

ブール値

raw 形式を使用する場合は、通常のファイルではなく、スペースを取り除くボリュームをスパースファイルとして作成します。この場合、ボリュームの作成には多くの時間がかかります。

vzstorage_used_ratio = 0.95

浮動小数点の値

ボリュームの宛先に新規ボリュームを割り当てないようにする前の、基礎となるボリュームの ACTUAL 使用量のパーセント。

windows_iscsi_lun_path = C:\iSCSIVirtualDisks

文字列値

VHD 対応ボリュームを保存するパス

xtremio_array_busy_retry_count = 5

整数値

アレイがビジー状態になる場合の再試行回数

xtremio_array_busy_retry_interval = 5

整数値

アレイがビジー状態になる場合の再試行の間隔

xtremio_clean_unused_ig = False

ブール値

最後の接続の終了後に、ドライバーがボリュームを持たないイニシエーターグループを削除する必要があります。これまでの動作は IG をそのままにしておくことであったため、デフォルトで False に設定されています (ボリュームが接続されていない IG は削除されません)。このパラメーターを True に設定すると、最後のボリュームへの接続が終了した後、IG が削除されます。

`xtremio_cluster_name = `

文字列値

マルチクラスター環境の XMS クラスター ID

xtremio_volumes_per_glance_cache = 100

整数値

キャッシュされた各 glance イメージから作成されたボリュームの数

zadara_default_snap_policy = False

ブール値

VPSA: ボリュームのスナップショットポリシーの割り当て

zadara_password = None

文字列値

VPSA: パスワード

zadara_ssl_cert_verify = True

ブール値

True に設定すると、http クライアントは VPSA エンドポイントの SSL 証明書を検証します。

zadara_use_iser = True

ブール値

VPSA - iSCSI の代わりに ISER を使用

zadara_user = None

文字列値

VPSA - ユーザー名

zadara_vol_encrypt = False

ブール値

VPSA: ボリュームのデフォルトの暗号化ポリシー

zadara_vol_name_template = OS_%s

文字列値

VPSA: VPSA ボリュームのデフォルトテンプレート名

zadara_vpsa_host = None

文字列値

VPSA - 管理ホスト名または IP アドレス

zadara_vpsa_poolname = None

文字列値

VPSA: ボリュームに割り当てられたストレージプール

zadara_vpsa_port = None

ポート値

VPSA: ポート番号

zadara_vpsa_use_ssl = False

ブール値

VPSA: SSL 接続を使用

zfssa_cache_directory = os-cinder-cache

文字列値

キャッシュボリュームが格納されている zfssa_nfs_share 内のディレクトリーの名前。

zfssa_cache_project = os-cinder-cache

文字列値

キャッシュボリュームが保存される ZFSSA プロジェクトの名前。

zfssa_data_ip = None

文字列値

データパスの IP アドレス

zfssa_enable_local_cache = True

ブール値

ローカルキャッシュを有効にするフラグ: True、False。

zfssa_https_port = 443

文字列値

HTTPS ポート番号

`zfssa_initiator = `

文字列値

iSCSI イニシエーター IQN。(コンマ区切り)

`zfssa_initiator_config = `

文字列値

iSCSI イニシエーターの設定。

`zfssa_initiator_group = `

文字列値

iSCSI イニシエーターグループ。

`zfssa_initiator_password = `

文字列値

iSCSI イニシエーター CHAP ユーザーのシークレット。

`zfssa_initiator_user = `

文字列値

iSCSI イニシエーター CHAP ユーザー (名前)

zfssa_lun_compression = off

文字列値

データ圧縮。

zfssa_lun_logbias = latency

文字列値

同期バイアを書く。

zfssa_lun_sparse = False

ブール値

スパース (シンプロビジョニング) を有効にするフラグ: True、False。

zfssa_lun_volblocksize = 8k

文字列値

ブロックサイズ。

zfssa_manage_policy = loose

文字列値

ボリューム管理のドライバーポリシー。

`zfssa_nfs_mount_options = `

文字列値

nfs でファイル共有のマウント中に渡されるオプション

`zfssa_nfs_pool = `

文字列値

ストレージプール名。

zfssa_nfs_project = NFSProject

文字列値

プロジェクト名。

zfssa_nfs_share = nfs_share

文字列値

共有名。

zfssa_nfs_share_compression = off

文字列値

データ圧縮。

zfssa_nfs_share_logbias = latency

文字列値

同期書き込みバイアスレイテンシー、スループット。

zfssa_pool = None

文字列値

ストレージプール名。

zfssa_project = None

文字列値

プロジェクト名。

`zfssa_replication_ip = `

文字列値

レプリケーションデータに使用される IP アドレス。(おそらくデータ IP と同じです)

zfssa_rest_timeout = None

整数値

REST 接続のタイムアウト。(秒)

zfssa_target_group = tgt-grp

文字列値

iSCSI ターゲットグループ名。

zfssa_target_interfaces = None

文字列値

iSCSI ターゲットのネットワークインターフェイス。(コンマ区切り)

`zfssa_target_password = `

文字列値

iSCSI ターゲット CHAP ユーザーのシークレット。

zfssa_target_portal = None

文字列値

iSCSI ターゲットポータル (Data-IP:Port、wxyz:3260)。

`zfssa_target_user = `

文字列値

iSCSI ターゲット CHAP ユーザー (名前)。

3.1.4. barbican

以下の表は、/etc/cinder/cinder.conf ファイルの [barbican] グループで使用できるオプションの概要をまとめたものです。

表3.4 barbican

設定オプション = デフォルト値タイプ説明

auth_endpoint = http://localhost/identity/v3

文字列値

このエンドポイントを使用して Keystone に接続します。

barbican_api_version = None

文字列値

Barbican API のバージョン。例: "v1"

barbican_endpoint = None

文字列値

このエンドポイントを使用して、Barbican に接続します (例: http://localhost:9311/)。

number_of_retries = 60

整数値

キー作成の完了のためにポーリングを再試行する回数

retry_delay = 1

整数値

キー作成の完了をポーリングを再試行するまで待機する秒数

verify_ssl = True

ブール値

セキュアでない TLS (https) 要求を指定します。False の場合、サーバーの証明書は検証されません。

3.1.5. brcd_fabric_example

以下の表は、/etc/cinder/cinder.conf