第6章 コンポーザブルサービスとカスタムロール

オーバークラウドは通常、コントローラーノード、コンピュートノード、異なるストレージノード種別など、事前定義されたロールのノードで構成されます。これらのデフォルトの各ロールには、director ノード上にあるコア Heat テンプレートコレクションで定義されているサービスセットが含まれます。ただし、コア Heat テンプレートのアーキテクチャーは、以下のような設定を行う手段を提供します。

  • カスタムロールの作成
  • 各ロールへのサービスの追加と削除

これにより、異なるロール上に異なるサービスの組み合わせを作成することができます。本章では、カスタムロールのアーキテクチャー、コンポーザブルサービス、およびそれらを使用する方法について説明します。

6.1. サポートされているカスタムロールアーキテクチャー

テスト/検証済みのコンポーザブルサービスの組み合わせはごく限られています。Red Hat は、カスタムロールとコンポーザブルを使用する場合に、以下のアーキテクチャーをサポートしています。

アーキテクチャー 1: モノリシックコントローラー
すべてのコントローラーサービスが単一の Controller ロールに含まれます。これはデフォルトのアーキテクチャーです。詳しくは、「サービスアーキテクチャー : モノリシックコントローラー」を参照してください。
アーキテクチャー 2: 分割コントローラー

コントローラーサービスが 2 つのロールに分割されます。

  • Controller PCMK: データベースやロードバランシングなど、Pacemaker の管理対象のコアサービス
  • コントローラー Systemd: systemd の管理対象の OpenStack Platform サービス

詳しくは、「サービスアーキテクチャー : 分割コントローラー」を参照してください。

アーキテクチャー 3: スタンドアロンロール
OpenStack Platform のサービスを分割する以外は、アーキテクチャー 1 またはアーキテクチャー 2 を使用します。詳しくは、「サービスアーキテクチャー: スタンドアロンロール」を参照してください。

6.2. ガイドラインおよび制限事項

コンポーザブルノードのアーキテクチャーには、以下のガイドラインおよび制限事項があることに注意してください。

systemd サービスの場合:

  • サポートされているスタンドアロンのカスタムロールに systemd の管理対象サービスを割り当てることができます。
  • 初回のデプロイメント後に追加のカスタムロールを作成してそれらをデプロイし、既存の systemd サービスをスケーリングすることができます。

Pacemaker の管理対象サービスの場合:

  • サポートされているスタンドアロンのカスタムロールに Pacemaker の管理対象サービスを割り当てることができます。
  • Pacemaker のノード数の上限は 16 です。Pacemaker サービス (OS::TripleO::Services::Pacemaker) を 16 のノードに割り当てた場合には、それ以降のノードは、代わりに Pacemaker Remote サービス (OS::TripleO::Services::PacemakerRemote) を使用する必要があります。同じロールで Pacemaker サービスと Pacemaker Remote サービスを割り当てることはできません。
  • Pacemaker の管理対象サービスが割り当てられていないロールには、Pacemaker サービス (OS::TripleO::Services::Pacemaker) を追加しないでください。
  • OS::TripleO::Services::Pacemaker または OS::TripleO::Services::PacemakerRemote のサービスが含まれているカスタムロールはスケールアップまたはスケールダウンできません。

一般的な制限事項

  • Red Hat OpenStack Platform 11 から 12 へのアップグレードプロセス中にカスタムロールとコンポーザブルサービスを変更することはできません。
  • オーバクラウドのデプロイ後には、ロールのサービスリストを変更することはできません。オーバークラウドのデプロイの後にサービスリストを変更すると、デプロイでエラーが発生して、ノード上に孤立したサービスが残ってしまう可能性があります。

6.3. ロール

6.3.1. roles_data ファイルの検証

オーバークラウドの作成プロセスでは、roles_data ファイルを使用して、そのオーバークラウドのロールを定義します。roles_data ファイルには、YAML 形式のロール一覧が含まれます。roles_data 構文の短い例を以下に示します。

- name: Controller
  description: |
    Controller role that has all the controler services loaded and handles
    Database, Messaging and Network functions.
  ServicesDefault:
    - OS::TripleO::Services::AuditD
    - OS::TripleO::Services::CACerts
    - OS::TripleO::Services::CephClient
    ...
- name: Compute
  description: |
    Basic Compute Node role
  ServicesDefault:
    - OS::TripleO::Services::AuditD
    - OS::TripleO::Services::CACerts
    - OS::TripleO::Services::CephClient
    ...

コア Heat テンプレートコレクションには、デフォルトの roles_data ファイルが /usr/share/openstack-tripleo-heat-templates/roles_data.yaml に含まれています。デフォルトのファイルは、以下のロール種別を定義します。

  • Controller
  • Compute
  • BlockStorage
  • ObjectStorage
  • CephStorage.

openstack overcloud deploy コマンドにより、デプロイ中にこのファイルが追加されます。このファイルは、-r 引数を使用して、カスタムの roles_data ファイルで上書きすることができます。以下に例を示します。

$ openstack overcloud deploy --templates -r ~/templates/roles_data-custom.yaml

6.3.2. role_data ファイルの作成

カスタムの roles_data ファイルは、手動で作成することができますが、個別のロールテンプレートを使用して自動生成することも可能です。director は、ロールテンプレートの管理とカスタムの roles_data ファイルの自動生成を行うためのコマンドをいくつか提供しています。

デフォルトロールのテンプレートを一覧表示するには、openstack overcloud role list コマンドを使用します。

$ openstack overcloud role list
BlockStorage
CephStorage
Compute
ComputeHCI
ComputeOvsDpdk
Controller
...

ロールの YAML 定義を確認するには、openstack overcloud role show コマンドを使用します。

$ openstack overcloud role show Compute

カスタムの roles_data ファイルを生成するには、openstack overcloud roles generate コマンドを使用して、複数の事前定義済みロールを単一のロールに統合します。たとえば、以下のコマンドは、 ControllerComputeNetworker のロールを単一のファイルに統合します。

$ openstack overcloud roles generate -o ~/roles_data.yaml Controller Compute Networker

-o は、作成するファイルの名前を定義します。

これにより、カスタムの roles_data ファイルが作成されます。ただし、上記の例では、ControllerNetworker ロールを使用しており、その両方に同じネットワークエージェントが含まれています。これは、ネットワークサービスが Controller から Networker ロールにスケーリングされることを意味します。オーバークラウドは、Controller ノードと Networker ノードの間で、ネットワークサービスの負荷のバランスを取ります。

この Networker ロールをスタンドアロンにするには、独自のカスタム Controller ロールと、その他の必要なロールを作成することができます。これにより、独自のカスタムロールから roles_data ファイルを生成できるようになります。

このディレクトリーを、コア Heat テンプレートコレクションから stack ユーザーのホームディレクトリーにコピーします。

$ cp -r /usr/share/openstack-tripleo-heat-templates/roles ~/.

このディレクトリー内でカスタムロールファイルを追加または変更します。このディレクトリーをカスタムロールのソースとして使用するには、前述したロールのサブコマンドに --roles-path オプションを指定します。以下に例を示します。

$ openstack overcloud roles generate -o my_roles_data.yaml \
  --roles-path ~/roles \
  Controller Compute Networker

このコマンドにより、~/roles ディレクトリー内の個々のロールから、単一の my_roles_data.yaml ファイルが生成されます。

注記

デフォルトのロールコレクションには、NetworkerMessagingDatabase のロール用のサービスが含まれていない ControllerOpenStack ロールも含まれています。ControllerOpenStack は、スタンドアロンの NetworkerMessagingDatabase ロールと組み合わせて使用することができます。

6.3.3. ロールパラメーターの考察

各ロールは、以下のパラメーターを使用します。

name
(必須) 空白または特殊文字を含まないプレーンテキスト形式のロール名。選択した名前により、他のリソースとの競合が発生しないことを確認します。たとえば、Network の代わりに Networker を名前に使用します。ロール名についての推奨事項は、「サービスアーキテクチャー : 分割コントローラー」に記載の例を参照してください。
description
(オプション) プレーンテキスト形式のロールの説明
tags

(オプション) ロールのプロパティーを定義するタグの YAML リスト。このパラメーターを使用してcontrollerprimary タグの両方で、プライマリーロールを定義します。

- name: Controller
  ...
  tags:
    - primary
    - controller
  ...
重要

プライマリーロールをタグ付けしない場合には、最初に定義されたロールがプライマリーロールになります。このロールがコントローラーロールとなるようにしてください。

networks
ロール上で設定するネットワークの一覧。デフォルトのネットワークには、ExternalInternalApiStorageStorageMgmtTenantManagement が含まれます。
CountDefault
(任意) このロールにデプロイするデフォルトのノード数
HostnameFormatDefault

(任意) このロールに対するホスト名のデフォルトの形式を定義します。デフォルトの命名規則では、以下の形式が使用されます。

[STACK NAME]-[ROLE NAME]-[NODE ID]

たとえば、コントローラーノード名はデフォルトで以下のように命名されます。

overcloud-controller-0
overcloud-controller-1
overcloud-controller-2
...
disable_constraints
(任意) director のデプロイ時に OpenStack Compute (nova) および OpenStack Image Storage (glance) の制約を無効にするかどうかを定義します。事前プロビジョニング済みのノードでオーバークラウドをデプロイする場合に使用します。詳しくは、『director のインストールと使用方法』ガイドの「事前にプロビジョニングされたノードを使用した基本的なオーバークラウドの設定」の章を参照してください。
disable_upgrade_deployment
(任意) 特定のロールのアップグレードを無効にするかどうかを定義します。これにより、1 つのロールのノードを個別にアップグレードしてサービスの可用性を確保する方法が提供されます。たとえば、Compute と Swift Storage のロールにこのパラメーターを使用します。
upgrade_batch_size
(任意) アップグレード中に 1 回にまとめて実行するタスクの数を定義します。1 つのタスクは、1 ノードあたりの 1 アップグレードステップとして数えられます。デフォルトのバッチサイズは 1 です。これは、アップグレードプロセスによって各ノードで 1 回に実行されるアップグレードステップは 1 つであることを意味します。バッチサイズを大きくすると、ノードで同時に実行されるタスクの数が増えます。
ServicesDefault
(任意) ノード上で追加するデフォルトのサービス一覧を定義します。詳しくは、「コンポーザブルサービスアーキテクチャーの考察」を参照してください。

これらのパラメーターは、新規ロールの作成方法を指定するのに加えて、追加するサービスを定義します。

openstack overcloud deploy コマンドは、roles_data ファイルのパラメーターをいくつかのJinja2 ベースのテンプレートに統合します。たとえば、特定の時点で overcloud.j2.yaml Heat テンプレートは roles_data.yaml のロールの一覧を繰り返し適用し、対応する各ロール固有のパラメーターとリソースを作成します。

overcloud.j2.yaml Heat テンプレートの各ロールのリソースの定義は、以下のスニペットのようになります。

  {{role.name}}:
    type: OS::Heat::ResourceGroup
    depends_on: Networks
    properties:
      count: {get_param: {{role.name}}Count}
      removal_policies: {get_param: {{role.name}}RemovalPolicies}
      resource_def:
        type: OS::TripleO::{{role.name}}
        properties:
          CloudDomain: {get_param: CloudDomain}
          ServiceNetMap: {get_attr: [ServiceNetMap, service_net_map]}
          EndpointMap: {get_attr: [EndpointMap, endpoint_map]}
...

このスニペットには、Jinja2 ベースのテンプレートが {{role.name}} の変数を組み込み、各ロール名を OS::Heat::ResourceGroup リソースとして定義しているのが示されています。これは、次に roles_data ファイルのそれぞれの name パラメーターを使用して、対応する各 OS::Heat::ResourceGroup リソースを命名します。

6.3.4. 新規ロールの作成

以下の例は、OpenStack Dashboard (horizon) のみをホストする新しい Horizon ロールを作成することを目的としています。このような場合には、新規ロールの情報が含まれるカスタムの roles ディレクトリーを作成します。

デフォルトの roles ディレクトリーのカスタムコピーを作成します。

$ cp -r /usr/share/openstack-tripleo-heat-templates/roles ~/.

~/roles/Horizon.yaml という名前の新規ファイルを作成して、ベースおよびコアの OpenStack Dashboard サービスが含まれた Horizon ロールを新規作成します。以下に例を示します。

- name: Horizon
  CountDefault: 1
  HostnameFormatDefault: '%stackname%-horizon-%index%'
  ServicesDefault:
    - OS::TripleO::Services::CACerts
    - OS::TripleO::Services::Kernel
    - OS::TripleO::Services::Ntp
    - OS::TripleO::Services::Snmp
    - OS::TripleO::Services::Sshd
    - OS::TripleO::Services::Timezone
    - OS::TripleO::Services::TripleoPackages
    - OS::TripleO::Services::TripleoFirewall
    - OS::TripleO::Services::SensuClient
    - OS::TripleO::Services::FluentdClient
    - OS::TripleO::Services::AuditD
    - OS::TripleO::Services::Collectd
    - OS::TripleO::Services::MySQLClient
    - OS::TripleO::Services::Apache
    - OS::TripleO::Services::Horizon

また、CountDefault1 に設定して、デフォルトのオーバークラウドには常に Horizon ノードが含まれるようにした方がよいでしょう。

既存のオーバークラウド内でサービスをスケーリングする場合には、既存のサービスを Controller ロール上に保持します。新規オーバークラウドを作成して、OpenStack Dashboard がスタンドアロンロールに残るようにするには、Controller ロールの定義から OpenStack Dashboard コンポーネントを削除します。

- name: Controller
  CountDefault: 1
  ServicesDefault:
    ...
    - OS::TripleO::Services::GnocchiMetricd
    - OS::TripleO::Services::GnocchiStatsd
    - OS::TripleO::Services::HAproxy
    - OS::TripleO::Services::HeatApi
    - OS::TripleO::Services::HeatApiCfn
    - OS::TripleO::Services::HeatApiCloudwatch
    - OS::TripleO::Services::HeatEngine
    # - OS::TripleO::Services::Horizon                # Remove this service
    - OS::TripleO::Services::IronicApi
    - OS::TripleO::Services::IronicConductor
    - OS::TripleO::Services::Iscsid
    - OS::TripleO::Services::Keepalived
    ...

roles ディレクトリーをソースに使用して、新しい roles_data ファイルを生成します。

$ openstack overcloud roles generate -o roles_data-horizon.yaml \
  --roles-path ~/roles \
  Controller Compute Horizon

このロールに新しいフレーバーを定義して、特定のノードをタグ付けできるようにする必要がある場合があります。この例では、以下のコマンドを使用して horizon フレーバーを作成します。

$ openstack flavor create --id auto --ram 6144 --disk 40 --vcpus 4 horizon
$ openstack flavor set --property "cpu_arch"="x86_64" --property "capabilities:boot_option"="local" --property "capabilities:profile"="horizon" horizon

以下のコマンドを実行して、ノードを新規フレーバーにタグ付けします。

$ openstack baremetal node set --property capabilities='profile:horizon,boot_option:local' 58c3d07e-24f2-48a7-bbb6-6843f0e8ee13

以下の環境ファイルのスニペットを使用して、Horizon ノードの数とフレーバーを定義します。

parameter_defaults:
  OvercloudHorizonFlavor: horizon
  HorizonCount: 1

openstack overcloud deploy コマンドの実行時には、新しい roles_data ファイルと環境ファイルを指定します。以下に例を示します。

$ openstack overcloud deploy --templates -r ~/templates/roles_data-horizon.yaml -e ~/templates/node-count-flavor.yaml

デプロイメントが完了すると、コントローラーノードが 1 台、コンピュートノードが 1 台、Networker ノードが 1 台の 3 ノード構成のオーバークラウドが作成されます。オーバークラウドのノード一覧を表示するには、以下のコマンドを実行します。

$ openstack server list

6.4. コンポーザブルサービス

6.4.1. コンポーザブルサービスアーキテクチャーの考察

コア Heat テンプレートコレクションには、puppet/services サブディレクトリー内のコンポーザブルサービステンプレートのコレクションが含まれます。これらのサービスは、以下のコマンドで表示することができます。

$ ls /usr/share/openstack-tripleo-heat-templates/puppet/services

各サービステンプレートには目的を特定する記述が含まれています。たとえば、keystone.yaml サービステンプレートには以下のような記述が含まれます。

description: >
 Openstack Identity (`keystone`) service configured with Puppet

これらのサービステンプレートは、Red Hat OpenStack Platform デプロイメント固有のリソースとして登録されます。これは、overcloud-resource-registry-puppet.j2.yaml ファイルで定義されている一意な Heat リソース名前空間を使用して各リソースを呼び出すことができることを意味します。サービスはすべて、リソース種別に OS::TripleO::Services 名前空間を使用します。たとえば、keystone.yaml サービステンプレートは OS::TripleO::Services::Keystone リソース種別に登録されます。

grep "OS::TripleO::Services::Keystone" /usr/share/openstack-tripleo-heat-templates/overcloud-resource-registry-puppet.j2.yaml
  OS::TripleO::Services::Keystone: puppet/services/keystone.yaml

overcloud.j2.yaml Heat テンプレートには、roles_data.yaml ファイル内の各カスタムロールのサービス一覧を定義するための Jinja2-based コードのセクションが含まれています。

{{role.name}}Services:
  description: A list of service resources (configured in the Heat
               resource_registry) which represent nested stacks
               for each service that should get installed on the {{role.name}} role.
  type: comma_delimited_list
  default: {{role.ServicesDefault|default([])}}

デフォルトのロールの場合は、これにより次のサービス一覧パラメーターが作成されます: ControllerServicesComputeServicesBlockStorageServicesObjectStorageServicesCephStorageServices

roles_data.yaml ファイル内の各カスタムロールのデフォルトのサービスを定義します。たとえば、デフォルトの Controller ロールには、以下の内容が含まれます。

- name: Controller
  CountDefault: 1
  ServicesDefault:
    - OS::TripleO::Services::CACerts
    - OS::TripleO::Services::CephMon
    - OS::TripleO::Services::CephExternal
    - OS::TripleO::Services::CephRgw
    - OS::TripleO::Services::CinderApi
    - OS::TripleO::Services::CinderBackup
    - OS::TripleO::Services::CinderScheduler
    - OS::TripleO::Services::CinderVolume
    - OS::TripleO::Services::Core
    - OS::TripleO::Services::Kernel
    - OS::TripleO::Services::Keystone
    - OS::TripleO::Services::GlanceApi
    - OS::TripleO::Services::GlanceRegistry
...

これらのサービスは、次に ControllerServices パラメーターのデフォルト一覧として定義されます。

環境ファイルを使用してサービスパラメーターのデフォルト一覧を上書きすることもできます。たとえば、環境ファイルで ControllerServicesparameter_default として定義して、roles_data.yaml ファイルからのサービス一覧を上書きすることができます。

6.4.2. ロールへのサービスの追加と削除

サービスの追加と削除の基本的な方法では、ノードロールのデフォルトサービス一覧を作成してからサービスを追加/削除します。たとえば、OpenStack Orchestration (heat) をコントローラーノードから削除する場合には、デフォルトの roles ディレクトリーのカスタムコピーを作成します。

$ cp -r /usr/share/openstack-tripleo-heat-templates/roles ~/.

~/roles/Controller.yaml ファイルを編集して、ServicesDefault パラメーターのサービス一覧を変更します。OpenStack Orchestration のサービスまでスクロールしてそれらを削除します。

    - OS::TripleO::Services::GlanceApi
    - OS::TripleO::Services::GlanceRegistry
    - OS::TripleO::Services::HeatApi            # Remove this service
    - OS::TripleO::Services::HeatApiCfn         # Remove this service
    - OS::TripleO::Services::HeatApiCloudwatch  # Remove this service
    - OS::TripleO::Services::HeatEngine         # Remove this service
    - OS::TripleO::Services::MySQL
    - OS::TripleO::Services::NeutronDhcpAgent

新しい roles_data ファイルを生成します。以下に例を示します。

$ openstack overcloud roles generate -o roles_data-no_heat.yaml \
  --roles-path ~/roles \
  Controller Compute Networker

openstack overcloud deploy コマンドを実行する際には、この新しい roles_data ファイルを指定します。以下に例を示します。

$ openstack overcloud deploy --templates -r ~/templates/roles_data-no_heat.yaml

このコマンドにより、コントローラノードには OpenStack Orchestration のサービスがインストールされない状態でオーバークラウドがデプロイされます。

注記

また、カスタムの環境ファイルを使用して、roles_data ファイル内のサービスを無効にすることもできます。無効にするサービスを OS::Heat::None リソースにリダイレクトします。以下に例を示します。

resource_registry:
  OS::TripleO::Services::HeatApi: OS::Heat::None
  OS::TripleO::Services::HeatApiCfn: OS::Heat::None
  OS::TripleO::Services::HeatApiCloudwatch: OS::Heat::None
  OS::TripleO::Services::HeatEngine: OS::Heat::None

6.4.3. 無効化されたサービスの有効化

一部のサービスはデフォルトで無効化されています。これらのサービスは、overcloud-resource-registry-puppet.j2.yaml ファイルで null 操作 (OS::Heat::None) として登録されます。たとえば、Block Storage のバックアップサービス (cinder-backup) は無効化されています。

  OS::TripleO::Services::CinderBackup: OS::Heat::None

このサービスを有効化するには、puppet/services ディレクトリー内の対応する Heat テンプレートにリソースをリンクする環境ファイルを追加します。一部のサービスには、environments ディレクトリー内に事前定義済みの環境ファイルがあります。たとえば、Block Storage のバックアップサービスは、以下のような内容を含む environments/cinder-backup.yaml ファイルを使用します。

resource_registry:
  OS::TripleO::Services::CinderBackup: ../puppet/services/pacemaker/cinder-backup.yaml
...

これにより、デフォルトの null 操作のリソースが上書きされ、これらのサービスが有効になります。openstack overcloud deploy コマンドの実行時に、以下の環境ファイルを指定します。

$ openstack overcloud deploy --templates -e /usr/share/openstack-tripleo-heat-templates/environments/cinder-backup.yaml
ヒント

サービスの有効化/無効化の方法についてのその他の例は、『OpenStack Data Processing』ガイドの「Installation」を参照してください。 この項には、オーバークラウドで OpenStack Data Processing サービス (sahara) を有効にする手順が記載されています。

6.4.4. サービスなしの汎用ノードの作成

Red Hat OpenStack Platform では、OpenStack サービスを一切設定しない汎用の Red Hat Enterprise Linux 7 ノードを作成することができます。これは、コアの Red Hat OpenStack Platform 環境外でソフトウェアをホストする必要がある場合に役立ちます。たとえば、OpenStack Platform は Kibana や Sensu (『Monitoring Tools Configuration Guide』を参照) などのモニタリングツールとの統合を提供します。Red Hat は、それらのモニタリングツールに対するサポートは提供しませんが、director では、それらのツールをホストする汎用の Red Hat Enterprise Linux 7 ノードの作成が可能です。

注記

汎用ノードは、ベースの Red Hat Enterprise Linux 7 イメージではなく、ベースの overcloud-full イメージを引き続き使用します。これは、ノードには何らかの Red Hat OpenStack Platform ソフトウェアがインストールされていますが、有効化または設定されていないことを意味します。

汎用ノードを作成するには、ServicesDefault 一覧なしの新規ロールが必要です。

- name: Generic

カスタムの roles_data ファイル (roles_data_with_generic.yaml) にそのロールを追加します。既存の Controller ロールと Compute ロールは必ず維持してください。

また、プロビジョニングするノードを選択する際には、必要な汎用 Red Hat Enterprise Linux 7 ノード数とフレーバーを指定する環境ファイル (generic-node-params.yaml) も追加することができます。以下に例を示します。

parameter_defaults:
  OvercloudGenericFlavor: baremetal
  GenericCount: 1

openstack overcloud deploy コマンドを実行する際に、ロールのファイルと環境ファイルの両方を指定します。以下に例を示します。

$ openstack overcloud deploy --templates -r ~/templates/roles_data_with_generic.yaml -e ~/templates/generic-node-params.yaml

このコマンドにより、コントローラーノードが 1 台、コンピュートノードが 1 台、汎用 Red Hat Enterprise Linux 7 ノードが 1 台の 3 ノード構成の環境がデプロイされます。

6.5. アーキテクチャー

6.5.1. サービスアーキテクチャー : モノリシックコントローラー

コンポーザブルサービスのデフォルトのアーキテクチャーは、Red Hat OpenStack Platform のコアサービスを含むモノリシックなコントローラーを使用します。これらのデフォルトサービスは、 director の Heat テンプレートコレクション (/usr/share/openstack-tripleo-heat-templates/roles_data.yaml) に含まれるロールファイルで定義されます。

重要

一部のサービスはデフォルトで無効化されています。それらのサービスを有効化するための情報は、「無効化されたサービスの有効化」を参照してください。

- name: Controller # the 'primary' role goes first
  CountDefault: 1
  ServicesDefault:
    - OS::TripleO::Services::CACerts
    - OS::TripleO::Services::CephMds
    - OS::TripleO::Services::CephMon
    - OS::TripleO::Services::CephExternal
    - OS::TripleO::Services::CephRbdMirror
    - OS::TripleO::Services::CephRgw
    - OS::TripleO::Services::CinderApi
    - OS::TripleO::Services::CinderBackup
    - OS::TripleO::Services::CinderScheduler
    - OS::TripleO::Services::CinderVolume
    - OS::TripleO::Services::CinderBackendDellPs
    - OS::TripleO::Services::CinderBackendDellSc
    - OS::TripleO::Services::CinderBackendNetApp
    - OS::TripleO::Services::CinderBackendScaleIO
    - OS::TripleO::Services::Congress
    - OS::TripleO::Services::Kernel
    - OS::TripleO::Services::Keystone
    - OS::TripleO::Services::GlanceApi
    - OS::TripleO::Services::HeatApi
    - OS::TripleO::Services::HeatApiCfn
    - OS::TripleO::Services::HeatApiCloudwatch
    - OS::TripleO::Services::HeatEngine
    - OS::TripleO::Services::MySQL
    - OS::TripleO::Services::MySQLClient
    - OS::TripleO::Services::NeutronDhcpAgent
    - OS::TripleO::Services::NeutronL3Agent
    - OS::TripleO::Services::NeutronMetadataAgent
    - OS::TripleO::Services::NeutronApi
    - OS::TripleO::Services::NeutronCorePlugin
    - OS::TripleO::Services::NeutronOvsAgent
    - OS::TripleO::Services::RabbitMQ
    - OS::TripleO::Services::HAproxy
    - OS::TripleO::Services::Keepalived
    - OS::TripleO::Services::Memcached
    - OS::TripleO::Services::Pacemaker
    - OS::TripleO::Services::Redis
    - OS::TripleO::Services::NovaConductor
    - OS::TripleO::Services::MongoDb
    - OS::TripleO::Services::NovaApi
    - OS::TripleO::Services::NovaPlacement
    - OS::TripleO::Services::NovaMetadata
    - OS::TripleO::Services::NovaScheduler
    - OS::TripleO::Services::NovaConsoleauth
    - OS::TripleO::Services::NovaVncProxy
    - OS::TripleO::Services::Ec2Api
    - OS::TripleO::Services::Ntp
    - OS::TripleO::Services::SwiftProxy
    - OS::TripleO::Services::SwiftStorage
    - OS::TripleO::Services::SwiftRingBuilder
    - OS::TripleO::Services::Snmp
    - OS::TripleO::Services::Sshd
    - OS::TripleO::Services::Timezone
    - OS::TripleO::Services::CeilometerApi
    - OS::TripleO::Services::CeilometerCollector
    - OS::TripleO::Services::CeilometerExpirer
    - OS::TripleO::Services::CeilometerAgentCentral
    - OS::TripleO::Services::CeilometerAgentNotification
    - OS::TripleO::Services::Horizon
    - OS::TripleO::Services::GnocchiApi
    - OS::TripleO::Services::GnocchiMetricd
    - OS::TripleO::Services::GnocchiStatsd
    - OS::TripleO::Services::ManilaApi
    - OS::TripleO::Services::ManilaScheduler
    - OS::TripleO::Services::ManilaBackendGeneric
    - OS::TripleO::Services::ManilaBackendNetapp
    - OS::TripleO::Services::ManilaBackendCephFs
    - OS::TripleO::Services::ManilaShare
    - OS::TripleO::Services::AodhApi
    - OS::TripleO::Services::AodhEvaluator
    - OS::TripleO::Services::AodhNotifier
    - OS::TripleO::Services::AodhListener
    - OS::TripleO::Services::SaharaApi
    - OS::TripleO::Services::SaharaEngine
    - OS::TripleO::Services::IronicApi
    - OS::TripleO::Services::IronicConductor
    - OS::TripleO::Services::NovaIronic
    - OS::TripleO::Services::TripleoPackages
    - OS::TripleO::Services::TripleoFirewall
    - OS::TripleO::Services::OpenDaylightApi
    - OS::TripleO::Services::OpenDaylightOvs
    - OS::TripleO::Services::SensuClient
    - OS::TripleO::Services::FluentdClient
    - OS::TripleO::Services::Collectd
    - OS::TripleO::Services::BarbicanApi
    - OS::TripleO::Services::PankoApi
    - OS::TripleO::Services::Tacker
    - OS::TripleO::Services::Zaqar
    - OS::TripleO::Services::OVNDBs
    - OS::TripleO::Services::NeutronML2FujitsuCfab
    - OS::TripleO::Services::NeutronML2FujitsuFossw
    - OS::TripleO::Services::CinderHPELeftHandISCSI
    - OS::TripleO::Services::Etcd
    - OS::TripleO::Services::AuditD
    - OS::TripleO::Services::OctaviaApi
    - OS::TripleO::Services::OctaviaHealthManager
    - OS::TripleO::Services::OctaviaHousekeeping
    - OS::TripleO::Services::OctaviaWorker

6.5.2. サービスアーキテクチャー : 分割コントローラー

コントローラーノード上のサービスを 2 つのロールに分割することができます。

  • Controller PCMK: Pacemaker が管理するコアサービスのみを含みます (データベース、ロードバランシングなど)。
  • Controller systemd: 全 OpenStack サービスを含みます。

残りのデフォルトロール (Compute、Ceph Storage、Object Storage、Block Storage) は引き続き影響を受けません。

分割コントローラーのアーキテクチャーを作成するには、以下の表を参考にしてください。

重要

一部のサービスはデフォルトで無効化されています。それらのサービスを有効化するための情報は、「無効化されたサービスの有効化」を参照してください。

Controller PCMK

以下のサービスは、Controller PCMK ロールが必要とする最小限のサービスです。

- name: Controller
  ServicesDefault:
    - OS::TripleO::Services::CACerts
    - OS::TripleO::Services::Kernel
    - OS::TripleO::Services::Ntp
    - OS::TripleO::Services::Snmp
    - OS::TripleO::Services::Sshd
    - OS::TripleO::Services::Timezone
    - OS::TripleO::Services::TripleoPackages
    - OS::TripleO::Services::TripleoFirewall
    - OS::TripleO::Services::SensuClient
    - OS::TripleO::Services::FluentdClient
    - OS::TripleO::Services::AuditD
    - OS::TripleO::Services::Collectd
    - OS::TripleO::Services::MySQLClient
    - OS::TripleO::Services::CephClient
    - OS::TripleO::Services::CephExternal
    - OS::TripleO::Services::CinderBackup
    - OS::TripleO::Services::CinderVolume
    - OS::TripleO::Services::HAproxy
    - OS::TripleO::Services::Keepalived
    - OS::TripleO::Services::ManilaBackendGeneric
    - OS::TripleO::Services::ManilaBackendNetapp
    - OS::TripleO::Services::ManilaBackendCephFs
    - OS::TripleO::Services::ManilaShare
    - OS::TripleO::Services::Memcached
    - OS::TripleO::Services::MySQL
    - OS::TripleO::Services::Pacemaker
    - OS::TripleO::Services::RabbitMQ
    - OS::TripleO::Services::Redis

Controller systemd

以下の表には、Controller systemd ロールで利用可能なサービスをまとめています。

- name: ControllerSystemd
  ServicesDefault:
    - OS::TripleO::Services::CACerts
    - OS::TripleO::Services::Kernel
    - OS::TripleO::Services::Ntp
    - OS::TripleO::Services::Snmp
    - OS::TripleO::Services::Sshd
    - OS::TripleO::Services::Timezone
    - OS::TripleO::Services::TripleoPackages
    - OS::TripleO::Services::TripleoFirewall
    - OS::TripleO::Services::SensuClient
    - OS::TripleO::Services::FluentdClient
    - OS::TripleO::Services::AuditD
    - OS::TripleO::Services::Collectd
    - OS::TripleO::Services::MySQLClient
    - OS::TripleO::Services::Apache
    - OS::TripleO::Services::AodhApi
    - OS::TripleO::Services::AodhEvaluator
    - OS::TripleO::Services::AodhListener
    - OS::TripleO::Services::AodhNotifier
    - OS::TripleO::Services::CeilometerAgentCentral
    - OS::TripleO::Services::CeilometerAgentNotification
    - OS::TripleO::Services::CeilometerApi
    - OS::TripleO::Services::CeilometerCollector
    - OS::TripleO::Services::CeilometerExpirer
    - OS::TripleO::Services::CephClient
    - OS::TripleO::Services::CephExternal
    - OS::TripleO::Services::CephMon
    - OS::TripleO::Services::CephRgw
    - OS::TripleO::Services::CinderApi
    - OS::TripleO::Services::CinderScheduler
    - OS::TripleO::Services::GlanceApi
    - OS::TripleO::Services::GnocchiApi
    - OS::TripleO::Services::GnocchiMetricd
    - OS::TripleO::Services::GnocchiStatsd
    - OS::TripleO::Services::HeatApi
    - OS::TripleO::Services::HeatApiCfn
    - OS::TripleO::Services::HeatApiCloudwatch
    - OS::TripleO::Services::HeatEngine
    - OS::TripleO::Services::Horizon
    - OS::TripleO::Services::IronicApi
    - OS::TripleO::Services::IronicConductor
    - OS::TripleO::Services::Keystone
    - OS::TripleO::Services::ManilaApi
    - OS::TripleO::Services::ManilaScheduler
    - OS::TripleO::Services::MongoDb
    - OS::TripleO::Services::MySQLClient
    - OS::TripleO::Services::NeutronApi
    - OS::TripleO::Services::NeutronCorePlugin
    - OS::TripleO::Services::NeutronCorePluginML2OVN
    - OS::TripleO::Services::NeutronCorePluginMidonet
    - OS::TripleO::Services::NeutronCorePluginNuage
    - OS::TripleO::Services::NeutronCorePluginOpencontrail
    - OS::TripleO::Services::NeutronCorePluginPlumgrid
    - OS::TripleO::Services::NeutronDhcpAgent
    - OS::TripleO::Services::NeutronL3Agent
    - OS::TripleO::Services::NeutronMetadataAgent
    - OS::TripleO::Services::NeutronOvsAgent
    - OS::TripleO::Services::NovaApi
    - OS::TripleO::Services::NovaConductor
    - OS::TripleO::Services::NovaConsoleauth
    - OS::TripleO::Services::NovaIronic
    - OS::TripleO::Services::NovaPlacement
    - OS::TripleO::Services::NovaScheduler
    - OS::TripleO::Services::NovaVncProxy
    - OS::TripleO::Services::OpenDaylightApi
    - OS::TripleO::Services::OpenDaylightOvs
    - OS::TripleO::Services::PankoApi
    - OS::TripleO::Services::SaharaApi
    - OS::TripleO::Services::SaharaEngine
    - OS::TripleO::Services::SwiftProxy
    - OS::TripleO::Services::SwiftRingBuilder

6.5.3. サービスアーキテクチャー: スタンドアロンロール

以下の表は、Red Hat OpenStack Platform のコンポーザブルサービスアーキテクチャーで作成/スケーリングが可能なサポート対象のカスタムロールを一覧にまとめています。これらのコレクションを個別のロールとしてまとめて、以前のアーキテクチャーと組み合わせてサービスを分離/分割するのに使用してください。

重要

一部のサービスはデフォルトで無効化されています。それらのサービスを有効化するための情報は、「無効化されたサービスの有効化」を参照してください。

すべてのロールは、以下を含む 共通のサービス セットを使用する点に注意してください。

  • OS::TripleO::Services::AuditD
  • OS::TripleO::Services::CACerts
  • OS::TripleO::Services::CertmongerUser
  • OS::TripleO::Services::Collectd
  • OS::TripleO::Services::ContainersLogrotateCrond
  • OS::TripleO::Services::Docker
  • OS::TripleO::Services::FluentdClient
  • OS::TripleO::Services::Kernel
  • OS::TripleO::Services::Ntp
  • OS::TripleO::Services::SensuClient
  • OS::TripleO::Services::Snmp
  • OS::TripleO::Services::Timezone
  • OS::TripleO::Services::TripleoFirewall
  • OS::TripleO::Services::TripleoPackages
  • OS::TripleO::Services::Tuned

オーバークラウドに追加するロールを選択したら、メインの Controller ロールから関連付けられたサービスを削除します (共通のサービス は除く)。たとえば、スタンドアロンの Keystone ロールを作成する場合は、Controller ノードから OS::TripleO::Services::Apache および OS::TripleO::Services::Keystone サービスを削除します。唯一の例外は、カスタムロールサポートが限定されているサービスです (表6.1「カスタムロールのサポート」を参照)。

以下の表でロールをクリックすると、そのロールに関連付けられているサービスが表示されます。

表6.1 カスタムロールのサポート

ロールサポートの状態

Ceph Storage Monitor

対応

Ceph Storage OSD

対応

Ceph Storage RadosGW

限定。分割する場合には、このサービスは Controller systemd ロールの一部にする必要があります。

Cinder API

対応

Controller PCMK

対応

Database

対応

Glance

対応

Heat

対応

Horizon

対応

Ironic

対応

Keystone

対応

Load Balancer

対応

Manila

限定。分割する場合には、このサービスは Controller systemd ロールの一部にする必要があります。

Message Bus

対応

Networker

対応

Neutron API

対応

Nova

対応

Nova Compute

対応

OpenDaylight

テクノロジープレビュー

Redis

対応

Sahara

限定。分割する場合には、このサービスは Controller systemd ロールの一部にする必要があります。

Swift API

対応

Swift Storage

対応

Telemetry

対応

Ceph Storage Monitor

以下のサービスは、Ceph Storage Monitor を構成します。

- name: CephMon
  ServicesDefault:
    # Common Services
    - OS::TripleO::Services::AuditD
    - OS::TripleO::Services::CACerts
    - OS::TripleO::Services::CertmongerUser
    - OS::TripleO::Services::Collectd
    - OS::TripleO::Services::Docker
    - OS::TripleO::Services::FluentdClient
    - OS::TripleO::Services::Kernel
    - OS::TripleO::Services::Ntp
    - OS::TripleO::Services::ContainersLogrotateCrond
    - OS::TripleO::Services::SensuClient
    - OS::TripleO::Services::Snmp
    - OS::TripleO::Services::Timezone
    - OS::TripleO::Services::TripleoFirewall
    - OS::TripleO::Services::TripleoPackages
    - OS::TripleO::Services::Tuned
    # Role-Specific Services
    - OS::TripleO::Services::CephMon

Ceph Storage OSD

以下のサービスは、Ceph Storage OSD を構成します。

- name: CephStorage
  ServicesDefault:
    # Common Services
    - OS::TripleO::Services::AuditD
    - OS::TripleO::Services::CACerts
    - OS::TripleO::Services::CertmongerUser
    - OS::TripleO::Services::Collectd
    - OS::TripleO::Services::Docker
    - OS::TripleO::Services::FluentdClient
    - OS::TripleO::Services::Kernel
    - OS::TripleO::Services::Ntp
    - OS::TripleO::Services::ContainersLogrotateCrond
    - OS::TripleO::Services::SensuClient
    - OS::TripleO::Services::Snmp
    - OS::TripleO::Services::Timezone
    - OS::TripleO::Services::TripleoFirewall
    - OS::TripleO::Services::TripleoPackages
    - OS::TripleO::Services::Tuned
    # Role-Specific Services
    - OS::TripleO::Services::CephOSD

Ceph Storage RadosGW

以下のサービスは、Ceph Storage RadosGW を構成します。これらのサービスを分離する場合には、Controller systemd ロールの一部にする必要があります。

    # Common Services
    - OS::TripleO::Services::AuditD
    - OS::TripleO::Services::CACerts
    - OS::TripleO::Services::CertmongerUser
    - OS::TripleO::Services::Collectd
    - OS::TripleO::Services::Docker
    - OS::TripleO::Services::FluentdClient
    - OS::TripleO::Services::Kernel
    - OS::TripleO::Services::Ntp
    - OS::TripleO::Services::ContainersLogrotateCrond
    - OS::TripleO::Services::SensuClient
    - OS::TripleO::Services::Snmp
    - OS::TripleO::Services::Timezone
    - OS::TripleO::Services::TripleoFirewall
    - OS::TripleO::Services::TripleoPackages
    - OS::TripleO::Services::Tuned
    # Role-Specific Services
    - OS::TripleO::Services::CephRgw

Cinder API

以下のサービスは、OpenStack Block Storage API を構成します。

- name: CinderApi
  ServicesDefault:
    # Common Services
    - OS::TripleO::Services::AuditD
    - OS::TripleO::Services::CACerts
    - OS::TripleO::Services::CertmongerUser
    - OS::TripleO::Services::Collectd
    - OS::TripleO::Services::Docker
    - OS::TripleO::Services::FluentdClient
    - OS::TripleO::Services::Kernel
    - OS::TripleO::Services::Ntp
    - OS::TripleO::Services::ContainersLogrotateCrond
    - OS::TripleO::Services::SensuClient
    - OS::TripleO::Services::Snmp
    - OS::TripleO::Services::Timezone
    - OS::TripleO::Services::TripleoFirewall
    - OS::TripleO::Services::TripleoPackages
    - OS::TripleO::Services::Tuned
    # Role-Specific Services
    - OS::TripleO::Services::CinderApi
    - OS::TripleO::Services::CinderScheduler

Controller PCMK

以下のサービスは、Controller PCMK がスタンドアロンロールとして必要とする最小限のサービスです。

- name: Controller
  ServicesDefault:
    # Common Services
    - OS::TripleO::Services::AuditD
    - OS::TripleO::Services::CACerts
    - OS::TripleO::Services::CertmongerUser
    - OS::TripleO::Services::Collectd
    - OS::TripleO::Services::Docker
    - OS::TripleO::Services::FluentdClient
    - OS::TripleO::Services::Kernel
    - OS::TripleO::Services::Ntp
    - OS::TripleO::Services::ContainersLogrotateCrond
    - OS::TripleO::Services::SensuClient
    - OS::TripleO::Services::Snmp
    - OS::TripleO::Services::Timezone
    - OS::TripleO::Services::TripleoFirewall
    - OS::TripleO::Services::TripleoPackages
    - OS::TripleO::Services::Tuned
    # Role-Specific Services
    - OS::TripleO::Services::CephClient
    - OS::TripleO::Services::CephExternal
    - OS::TripleO::Services::CinderBackup
    - OS::TripleO::Services::CinderVolume
    - OS::TripleO::Services::Keepalived
    - OS::TripleO::Services::ManilaBackendGeneric
    - OS::TripleO::Services::ManilaBackendNetapp
    - OS::TripleO::Services::ManilaBackendCephFs
    - OS::TripleO::Services::ManilaShare
    - OS::TripleO::Services::Memcached
    - OS::TripleO::Services::Pacemaker

これは、分割コントローラーのアーキテクチャーにおける Controller PCMK ロールと同じですが、以下の高可用性サービスをスタンドアロンロールに分割できる点が異なります。

上記のサービスのスタンドアロンロールを作成しない場合には、それらのロールのサービスは Controller PCMK スタンドアロンロールにマージします。

Database

以下のサービスは、メインのデータベースを構成します。このデータベースは MariaDB によって、Pacemaker を使用する Galera クラスターとして管理されます。

- name: Database
  ServicesDefault:
    # Common Services
    - OS::TripleO::Services::AuditD
    - OS::TripleO::Services::CACerts
    - OS::TripleO::Services::CertmongerUser
    - OS::TripleO::Services::Collectd
    - OS::TripleO::Services::Docker
    - OS::TripleO::Services::FluentdClient
    - OS::TripleO::Services::Kernel
    - OS::TripleO::Services::Ntp
    - OS::TripleO::Services::ContainersLogrotateCrond
    - OS::TripleO::Services::SensuClient
    - OS::TripleO::Services::Snmp
    - OS::TripleO::Services::Timezone
    - OS::TripleO::Services::TripleoFirewall
    - OS::TripleO::Services::TripleoPackages
    - OS::TripleO::Services::Tuned
    # Role-Specific Services
    - OS::TripleO::Services::Pacemaker
    - OS::TripleO::Services::MySQL

Glance

以下のサービスは、OpenStack Image サービスを構成します。

- name: Glance
  ServicesDefault:
    # Common Services
    - OS::TripleO::Services::AuditD
    - OS::TripleO::Services::CACerts
    - OS::TripleO::Services::CertmongerUser
    - OS::TripleO::Services::Collectd
    - OS::TripleO::Services::Docker
    - OS::TripleO::Services::FluentdClient
    - OS::TripleO::Services::Kernel
    - OS::TripleO::Services::Ntp
    - OS::TripleO::Services::ContainersLogrotateCrond
    - OS::TripleO::Services::SensuClient
    - OS::TripleO::Services::Snmp
    - OS::TripleO::Services::Timezone
    - OS::TripleO::Services::TripleoFirewall
    - OS::TripleO::Services::TripleoPackages
    - OS::TripleO::Services::Tuned
    # Role-Specific Services
    - OS::TripleO::Services::CephClient
    - OS::TripleO::Services::CephExternal
    - OS::TripleO::Services::GlanceApi

Heat

以下のサービスは、OpenStack Orchestration サービスを構成します。

- name: Heat
  ServicesDefault:
    # Common Services
    - OS::TripleO::Services::AuditD
    - OS::TripleO::Services::CACerts
    - OS::TripleO::Services::CertmongerUser
    - OS::TripleO::Services::Collectd
    - OS::TripleO::Services::Docker
    - OS::TripleO::Services::FluentdClient
    - OS::TripleO::Services::Kernel
    - OS::TripleO::Services::Ntp
    - OS::TripleO::Services::ContainersLogrotateCrond
    - OS::TripleO::Services::SensuClient
    - OS::TripleO::Services::Snmp
    - OS::TripleO::Services::Timezone
    - OS::TripleO::Services::TripleoFirewall
    - OS::TripleO::Services::TripleoPackages
    - OS::TripleO::Services::Tuned
    # Role-Specific Services
    - OS::TripleO::Services::HeatApi
    - OS::TripleO::Services::HeatApiCfn
    - OS::TripleO::Services::HeatApiCloudwatch
    - OS::TripleO::Services::HeatEngine

Horizon

以下のサービスは、OpenStack Dashboard を構成します。

- name: Horizon
  ServicesDefault:
    # Common Services
    - OS::TripleO::Services::AuditD
    - OS::TripleO::Services::CACerts
    - OS::TripleO::Services::CertmongerUser
    - OS::TripleO::Services::Collectd
    - OS::TripleO::Services::Docker
    - OS::TripleO::Services::FluentdClient
    - OS::TripleO::Services::Kernel
    - OS::TripleO::Services::Ntp
    - OS::TripleO::Services::ContainersLogrotateCrond
    - OS::TripleO::Services::SensuClient
    - OS::TripleO::Services::Snmp
    - OS::TripleO::Services::Timezone
    - OS::TripleO::Services::TripleoFirewall
    - OS::TripleO::Services::TripleoPackages
    - OS::TripleO::Services::Tuned
    # Role-Specific Services
    - OS::TripleO::Services::Apache
    - OS::TripleO::Services::Horizon

Ironic

以下のサービスは、 OpenStack Bare Metal Provisioning サービスを構成します。

- name: Ironic
  ServicesDefault:
    # Common Services
    - OS::TripleO::Services::AuditD
    - OS::TripleO::Services::CACerts
    - OS::TripleO::Services::CertmongerUser
    - OS::TripleO::Services::Collectd
    - OS::TripleO::Services::Docker
    - OS::TripleO::Services::FluentdClient
    - OS::TripleO::Services::Kernel
    - OS::TripleO::Services::Ntp
    - OS::TripleO::Services::ContainersLogrotateCrond
    - OS::TripleO::Services::SensuClient
    - OS::TripleO::Services::Snmp
    - OS::TripleO::Services::Timezone
    - OS::TripleO::Services::TripleoFirewall
    - OS::TripleO::Services::TripleoPackages
    - OS::TripleO::Services::Tuned
    # Role-Specific Services
    - OS::TripleO::Services::IronicApi
    - OS::TripleO::Services::IronicConductor
    - OS::TripleO::Services::IronicPxe

以下の点に注意してください。

  • Storage ネットワークへのアクセスが必要です。
  • OS::TripleO::Services::IronicApi サービスは、要件に応じて、Ironic ロールまたは Controller ロールに割り当てることができます。
  • Controller ロールに OS::TripleO::Services::NovaIronic サービスが割り当てられている必要があります。

Keystone

以下のサービスは、OpenStack Identity サービスを構成します。マイナーな更新を実行する際には、他のサービスを更新する前にこのロールを必ず更新してください。

- name: Keystone
  ServicesDefault:
    # Common Services
    - OS::TripleO::Services::AuditD
    - OS::TripleO::Services::CACerts
    - OS::TripleO::Services::CertmongerUser
    - OS::TripleO::Services::Collectd
    - OS::TripleO::Services::Docker
    - OS::TripleO::Services::FluentdClient
    - OS::TripleO::Services::Kernel
    - OS::TripleO::Services::Ntp
    - OS::TripleO::Services::ContainersLogrotateCrond
    - OS::TripleO::Services::SensuClient
    - OS::TripleO::Services::Snmp
    - OS::TripleO::Services::Timezone
    - OS::TripleO::Services::TripleoFirewall
    - OS::TripleO::Services::TripleoPackages
    - OS::TripleO::Services::Tuned
    # Role-Specific Services
    - OS::TripleO::Services::Apache
    - OS::TripleO::Services::Keystone

Load Balancer

以下のサービスは、オーバークラウドのロードバランサーを構成します。ロードバランサーは、Pacemaker を使用して管理される HAProxy です。

- name: LoadBalancer
  ServicesDefault:
    # Common Services
    - OS::TripleO::Services::AuditD
    - OS::TripleO::Services::CACerts
    - OS::TripleO::Services::CertmongerUser
    - OS::TripleO::Services::Collectd
    - OS::TripleO::Services::Docker
    - OS::TripleO::Services::FluentdClient
    - OS::TripleO::Services::Kernel
    - OS::TripleO::Services::Ntp
    - OS::TripleO::Services::ContainersLogrotateCrond
    - OS::TripleO::Services::SensuClient
    - OS::TripleO::Services::Snmp
    - OS::TripleO::Services::Timezone
    - OS::TripleO::Services::TripleoFirewall
    - OS::TripleO::Services::TripleoPackages
    - OS::TripleO::Services::Tuned
    # Role-Specific Services
    - OS::TripleO::Services::Pacemaker
    - OS::TripleO::Services::HAproxy

Manila

以下のサービスは、OpenStack Shared File System サービスを構成します。これらのサービスを分離する場合には、Controller systemd ロールの一部にする必要があります。

    # Common Services
    - OS::TripleO::Services::AuditD
    - OS::TripleO::Services::CACerts
    - OS::TripleO::Services::CertmongerUser
    - OS::TripleO::Services::Collectd
    - OS::TripleO::Services::Docker
    - OS::TripleO::Services::FluentdClient
    - OS::TripleO::Services::Kernel
    - OS::TripleO::Services::Ntp
    - OS::TripleO::Services::ContainersLogrotateCrond
    - OS::TripleO::Services::SensuClient
    - OS::TripleO::Services::Snmp
    - OS::TripleO::Services::Timezone
    - OS::TripleO::Services::TripleoFirewall
    - OS::TripleO::Services::TripleoPackages
    - OS::TripleO::Services::Tuned
    # Role-Specific Services
    - OS::TripleO::Services::ManilaApi
    - OS::TripleO::Services::ManilaScheduler

Message Bus

以下のサービスは、メッセージングキューを構成します。メッセージングキューは、Pacemaker で管理される RabbitMQ です。

- name: MessageBus
  ServicesDefault:
    # Common Services
    - OS::TripleO::Services::AuditD
    - OS::TripleO::Services::CACerts
    - OS::TripleO::Services::CertmongerUser
    - OS::TripleO::Services::Collectd
    - OS::TripleO::Services::Docker
    - OS::TripleO::Services::FluentdClient
    - OS::TripleO::Services::Kernel
    - OS::TripleO::Services::Ntp
    - OS::TripleO::Services::ContainersLogrotateCrond
    - OS::TripleO::Services::SensuClient
    - OS::TripleO::Services::Snmp
    - OS::TripleO::Services::Timezone
    - OS::TripleO::Services::TripleoFirewall
    - OS::TripleO::Services::TripleoPackages
    - OS::TripleO::Services::Tuned
    # Role-Specific Services
    - OS::TripleO::Services::Pacemaker
    - OS::TripleO::Services::RabbitMQ

Networker

以下のサービスは、OpenStack Networking エージェントを構成します。

- name: Networker
  ServicesDefault:
    # Common Services
    - OS::TripleO::Services::AuditD
    - OS::TripleO::Services::CACerts
    - OS::TripleO::Services::CertmongerUser
    - OS::TripleO::Services::Collectd
    - OS::TripleO::Services::Docker
    - OS::TripleO::Services::FluentdClient
    - OS::TripleO::Services::Kernel
    - OS::TripleO::Services::Ntp
    - OS::TripleO::Services::ContainersLogrotateCrond
    - OS::TripleO::Services::SensuClient
    - OS::TripleO::Services::Snmp
    - OS::TripleO::Services::Timezone
    - OS::TripleO::Services::TripleoFirewall
    - OS::TripleO::Services::TripleoPackages
    - OS::TripleO::Services::Tuned
    # Role-Specific Services
    - OS::TripleO::Services::NeutronDhcpAgent
    - OS::TripleO::Services::NeutronL3Agent
    - OS::TripleO::Services::NeutronMetadataAgent
    - OS::TripleO::Services::NeutronOvsAgent

Neutron API

以下のサービスは、OpenStack Networking API を構成します。

- name: NeutronApi
  ServicesDefault:
    # Common Services
    - OS::TripleO::Services::AuditD
    - OS::TripleO::Services::CACerts
    - OS::TripleO::Services::CertmongerUser
    - OS::TripleO::Services::Collectd
    - OS::TripleO::Services::Docker
    - OS::TripleO::Services::FluentdClient
    - OS::TripleO::Services::Kernel
    - OS::TripleO::Services::Ntp
    - OS::TripleO::Services::ContainersLogrotateCrond
    - OS::TripleO::Services::SensuClient
    - OS::TripleO::Services::Snmp
    - OS::TripleO::Services::Timezone
    - OS::TripleO::Services::TripleoFirewall
    - OS::TripleO::Services::TripleoPackages
    - OS::TripleO::Services::Tuned
    # Role-Specific Services
    - OS::TripleO::Services::NeutronApi
    - OS::TripleO::Services::NeutronCorePlugin
    - OS::TripleO::Services::NeutronCorePluginML2OVN
    - OS::TripleO::Services::NeutronCorePluginMidonet
    - OS::TripleO::Services::NeutronCorePluginNuage
    - OS::TripleO::Services::NeutronCorePluginOpencontrail
    - OS::TripleO::Services::NeutronCorePluginPlumgrid

Nova

以下のサービスは、OpenStack Compute サービスを構成します。

- name: Nova
  ServicesDefault:
    # Common Services
    - OS::TripleO::Services::AuditD
    - OS::TripleO::Services::CACerts
    - OS::TripleO::Services::CertmongerUser
    - OS::TripleO::Services::Collectd
    - OS::TripleO::Services::Docker
    - OS::TripleO::Services::FluentdClient
    - OS::TripleO::Services::Kernel
    - OS::TripleO::Services::Ntp
    - OS::TripleO::Services::ContainersLogrotateCrond
    - OS::TripleO::Services::SensuClient
    - OS::TripleO::Services::Snmp
    - OS::TripleO::Services::Timezone
    - OS::TripleO::Services::TripleoFirewall
    - OS::TripleO::Services::TripleoPackages
    - OS::TripleO::Services::Tuned
    # Role-Specific Services
    - OS::TripleO::Services::NovaApi
    - OS::TripleO::Services::NovaConductor
    - OS::TripleO::Services::NovaConsoleauth
    - OS::TripleO::Services::NovaScheduler
    - OS::TripleO::Services::NovaPlacement
    - OS::TripleO::Services::NovaVncProxy

Nova Compute

以下のサービスは、OpenStack Compute ノードを構成します。

- name: Compute
  ServicesDefault:
    # Common Services
    - OS::TripleO::Services::AuditD
    - OS::TripleO::Services::CACerts
    - OS::TripleO::Services::CertmongerUser
    - OS::TripleO::Services::Collectd
    - OS::TripleO::Services::Docker
    - OS::TripleO::Services::FluentdClient
    - OS::TripleO::Services::Kernel
    - OS::TripleO::Services::Ntp
    - OS::TripleO::Services::ContainersLogrotateCrond
    - OS::TripleO::Services::SensuClient
    - OS::TripleO::Services::Snmp
    - OS::TripleO::Services::Timezone
    - OS::TripleO::Services::TripleoFirewall
    - OS::TripleO::Services::TripleoPackages
    - OS::TripleO::Services::Tuned
    # Role-Specific Services
    - OS::TripleO::Services::CephClient
    - OS::TripleO::Services::CephExternal
    - OS::TripleO::Services::ComputeCeilometerAgent
    - OS::TripleO::Services::ComputeNeutronCorePlugin
    - OS::TripleO::Services::ComputeNeutronL3Agent
    - OS::TripleO::Services::ComputeNeutronMetadataAgent
    - OS::TripleO::Services::ComputeNeutronOvsAgent
    - OS::TripleO::Services::NeutronOvsAgent
    - OS::TripleO::Services::NeutronSriovAgent
    - OS::TripleO::Services::NovaCompute
    - OS::TripleO::Services::NovaLibvirt
    - OS::TripleO::Services::OpenDaylightOvs

OpenDaylight

以下のサービスは、OpenDayLight を構成します。これらのサービスは、Red Hat OpenStack Platform 11 ではテクノロジープレビューとして提供しています。

- name: Opendaylight
  ServicesDefault:
    # Common Services
    - OS::TripleO::Services::AuditD
    - OS::TripleO::Services::CACerts
    - OS::TripleO::Services::CertmongerUser
    - OS::TripleO::Services::Collectd
    - OS::TripleO::Services::Docker
    - OS::TripleO::Services::FluentdClient
    - OS::TripleO::Services::Kernel
    - OS::TripleO::Services::Ntp
    - OS::TripleO::Services::ContainersLogrotateCrond
    - OS::TripleO::Services::SensuClient
    - OS::TripleO::Services::Snmp
    - OS::TripleO::Services::Timezone
    - OS::TripleO::Services::TripleoFirewall
    - OS::TripleO::Services::TripleoPackages
    - OS::TripleO::Services::Tuned
    # Role-Specific Services
    - OS::TripleO::Services::OpenDaylightApi
    - OS::TripleO::Services::OpenDaylightOvs

Redis

以下のサービスは、Pacemaker で管理される Redis を構成します。

- name: Redis
  ServicesDefault:
    # Common Services
    - OS::TripleO::Services::AuditD
    - OS::TripleO::Services::CACerts
    - OS::TripleO::Services::CertmongerUser
    - OS::TripleO::Services::Collectd
    - OS::TripleO::Services::Docker
    - OS::TripleO::Services::FluentdClient
    - OS::TripleO::Services::Kernel
    - OS::TripleO::Services::Ntp
    - OS::TripleO::Services::ContainersLogrotateCrond
    - OS::TripleO::Services::SensuClient
    - OS::TripleO::Services::Snmp
    - OS::TripleO::Services::Timezone
    - OS::TripleO::Services::TripleoFirewall
    - OS::TripleO::Services::TripleoPackages
    - OS::TripleO::Services::Tuned
    # Role-Specific Services
    - OS::TripleO::Services::Pacemaker
    - OS::TripleO::Services::Redis

Sahara

以下のサービスは、OpenStack Clustering サービスを構成します。これらのサービスを分離する場合には、Controller systemd ロールの一部にする必要があります。

    # Common Services
    - OS::TripleO::Services::AuditD
    - OS::TripleO::Services::CACerts
    - OS::TripleO::Services::CertmongerUser
    - OS::TripleO::Services::Collectd
    - OS::TripleO::Services::Docker
    - OS::TripleO::Services::FluentdClient
    - OS::TripleO::Services::Kernel
    - OS::TripleO::Services::Ntp
    - OS::TripleO::Services::ContainersLogrotateCrond
    - OS::TripleO::Services::SensuClient
    - OS::TripleO::Services::Snmp
    - OS::TripleO::Services::Timezone
    - OS::TripleO::Services::TripleoFirewall
    - OS::TripleO::Services::TripleoPackages
    - OS::TripleO::Services::Tuned
    # Role-Specific Services
    - OS::TripleO::Services::SaharaApi
    - OS::TripleO::Services::SaharaEngine

Swift API

以下のサービスは、OpenStack Object Storage API を構成します。

- name: SwiftApi
  ServicesDefault:
    # Common Services
    - OS::TripleO::Services::AuditD
    - OS::TripleO::Services::CACerts
    - OS::TripleO::Services::CertmongerUser
    - OS::TripleO::Services::Collectd
    - OS::TripleO::Services::Docker
    - OS::TripleO::Services::FluentdClient
    - OS::TripleO::Services::Kernel
    - OS::TripleO::Services::Ntp
    - OS::TripleO::Services::ContainersLogrotateCrond
    - OS::TripleO::Services::SensuClient
    - OS::TripleO::Services::Snmp
    - OS::TripleO::Services::Timezone
    - OS::TripleO::Services::TripleoFirewall
    - OS::TripleO::Services::TripleoPackages
    - OS::TripleO::Services::Tuned
    # Role-Specific Services
    - OS::TripleO::Services::SwiftProxy
    - OS::TripleO::Services::SwiftRingBuilder

Swift Storage

以下のサービスは、OpenStack Object Storage サービスを構成します。

- name: ObjectStorage
  ServicesDefault:
    # Common Services
    - OS::TripleO::Services::AuditD
    - OS::TripleO::Services::CACerts
    - OS::TripleO::Services::CertmongerUser
    - OS::TripleO::Services::Collectd
    - OS::TripleO::Services::Docker
    - OS::TripleO::Services::FluentdClient
    - OS::TripleO::Services::Kernel
    - OS::TripleO::Services::Ntp
    - OS::TripleO::Services::ContainersLogrotateCrond
    - OS::TripleO::Services::SensuClient
    - OS::TripleO::Services::Snmp
    - OS::TripleO::Services::Timezone
    - OS::TripleO::Services::TripleoFirewall
    - OS::TripleO::Services::TripleoPackages
    - OS::TripleO::Services::Tuned
    # Role-Specific Services
    - OS::TripleO::Services::SwiftRingBuilder
    - OS::TripleO::Services::SwiftStorage

Telemetry

以下のサービスは、OpenStack Telemetry サービスを構成します。

- name: Telemetry
  ServicesDefault:
    # Common Services
    - OS::TripleO::Services::AuditD
    - OS::TripleO::Services::CACerts
    - OS::TripleO::Services::CertmongerUser
    - OS::TripleO::Services::Collectd
    - OS::TripleO::Services::Docker
    - OS::TripleO::Services::FluentdClient
    - OS::TripleO::Services::Kernel
    - OS::TripleO::Services::Ntp
    - OS::TripleO::Services::ContainersLogrotateCrond
    - OS::TripleO::Services::SensuClient
    - OS::TripleO::Services::Snmp
    - OS::TripleO::Services::Timezone
    - OS::TripleO::Services::TripleoFirewall
    - OS::TripleO::Services::TripleoPackages
    - OS::TripleO::Services::Tuned
    # Role-Specific Services
    - OS::TripleO::Services::Apache
    - OS::TripleO::Services::AodhApi
    - OS::TripleO::Services::AodhEvaluator
    - OS::TripleO::Services::AodhListener
    - OS::TripleO::Services::AodhNotifier
    - OS::TripleO::Services::CeilometerAgentCentral
    - OS::TripleO::Services::CeilometerAgentNotification
    - OS::TripleO::Services::CeilometerApi
    - OS::TripleO::Services::CeilometerCollector
    - OS::TripleO::Services::CeilometerExpirer
    - OS::TripleO::Services::GnocchiApi
    - OS::TripleO::Services::GnocchiMetricd
    - OS::TripleO::Services::GnocchiStatsd
    - OS::TripleO::Services::MongoDb
    - OS::TripleO::Services::PankoApi

6.6. コンポーザブルサービスのリファレンス

以下の表には、Red Hat OpenStack Platform 12 で利用可能な全コンポーザブルサービスをまとめています。

重要

一部のサービスはデフォルトで無効化されています。それらのサービスを有効化するための情報は、「無効化されたサービスの有効化」を参照してください。

表6.2 以前のバージョンから引き続き提供されているサービス

サービス説明

OS::TripleO::Services::AodhApi

Puppet で設定される OpenStack Telemetry Alarming (aodh) API サービス

OS::TripleO::Services::AodhEvaluator

Puppet で設定される OpenStack Telemetry Alarming (aodh) Evaluator サービス

OS::TripleO::Services::AodhListener

Puppet で設定される OpenStack Telemetry Alarming (aodh) Listener サービス

OS::TripleO::Services::AodhNotifier

Puppet で設定される OpenStack Telemetry Alarming (aodh) Notifier サービス

OS::TripleO::Services::Apache

Puppet で設定される Apache サービス。通常このサービスは、Apache で実行されるサービスには自動的に含まる点に注意してください。

OS::TripleO::Services::CACerts

Puppet で設定される HAProxy サービス

OS::TripleO::Services::CeilometerAgentCentral

Puppet で設定される OpenStack Telemetry (ceilometer) Central Agent サービス

OS::TripleO::Services::CeilometerAgentNotification

Puppet で設定される OpenStack Telemetry (ceilometer) Notification Agent サービス

OS::TripleO::Services::CeilometerApi

Puppet で設定される OpenStack Telemetry (ceilometer) API サービス

OS::TripleO::Services::CeilometerCollector

Puppet で設定される OpenStack Telemetry (ceilometer) Collector サービス

OS::TripleO::Services::CeilometerExpirer

Puppet で設定される OpenStack Telemetry (ceilometer) Expirer サービス

OS::TripleO::Services::CephClient

(デフォルトでは無効) Ceph Client サービス

OS::TripleO::Services::CephExternal

(デフォルトでは無効) Ceph External サービス

OS::TripleO::Services::CephMon

(デフォルトでは無効) Ceph Monitor サービス

OS::TripleO::Services::CephOSD

(デフォルトでは無効) Ceph OSD サービス

OS::TripleO::Services::CinderApi

Puppet で設定される OpenStack Block Storage (cinder) API サービス

OS::TripleO::Services::CinderBackup

(デフォルトでは無効) Puppet で設定される OpenStack Block Storage (cinder) Backup サービス

OS::TripleO::Services::CinderScheduler

Puppet で設定される OpenStack Block Storage (cinder) Scheduler サービス

OS::TripleO::Services::CinderVolume

Puppet で設定される OpenStack Block Storage (cinder) Volume サービス (Pacemaker の管理対象)

OS::TripleO::Services::ComputeCeilometerAgent

Puppet で設定される OpenStack Telemetry (ceilometer) Compute Agent サービス

OS::TripleO::Services::ComputeNeutronCorePlugin

Puppet で設定される OpenStack Networking (neutron) ML2 プラグイン

OS::TripleO::Services::ComputeNeutronL3Agent

(デフォルトでは無効) Puppet で設定される、DVR 対応のコンピュートノード用 OpenStack Networking (neutron) L3 エージェント

OS::TripleO::Services::ComputeNeutronMetadataAgent

(デフォルトでは無効) Puppet で設定される OpenStack Networking (neutron) Metadata エージェント

OS::TripleO::Services::ComputeNeutronOvsAgent

Puppet で設定される OpenStack Networking (neutron) OVS エージェント

OS::TripleO::Services::FluentdClient

(デフォルトでは無効) Puppet で設定される Fluentd クライアント

OS::TripleO::Services::GlanceApi

Puppet で設定される OpenStack Image (glance) API サービス

OS::TripleO::Services::GnocchiApi

Puppet で設定される OpenStack Telemetry Metrics (gnocchi) サービス

OS::TripleO::Services::GnocchiMetricd

Puppet で設定される OpenStack Telemetry Metrics (gnocchi) サービス

OS::TripleO::Services::GnocchiStatsd

Puppet で設定される OpenStack Telemetry Metrics (gnocchi) サービス

OS::TripleO::Services::HAproxy

Puppet で設定される HAProxy サービス (Pacemaker の管理対象)

OS::TripleO::Services::HeatApi

Puppet で設定される OpenStack Orchestration (heat) API サービス

OS::TripleO::Services::HeatApiCfn

Puppet で設定される OpenStack Orchestration (heat) CloudFormation API サービス

OS::TripleO::Services::HeatApiCloudwatch

Puppet で設定される OpenStack Orchestration (heat) CloudWatch API サービス

OS::TripleO::Services::HeatEngine

Puppet で設定される OpenStack Orchestration (heat) Engine サービス

OS::TripleO::Services::Horizon

Puppet で設定される OpenStack Dashboard (horizon) サービス

OS::TripleO::Services::IronicApi

(デフォルトでは無効) Puppet で設定される OpenStack Bare Metal Provisioning (ironic) API

OS::TripleO::Services::IronicConductor

(デフォルトでは無効) Puppet で設定される OpenStack Bare Metal Provisioning (ironic) コンダクター

OS::TripleO::Services::Keepalived

Puppet で設定される Keepalived サービス

OS::TripleO::Services::Kernel

kmod でカーネルモジュールを読み込み、sysctl でカーネルオプションを設定

OS::TripleO::Services::Keystone

Puppet で設定される OpenStack Identity (keystone) サービス

OS::TripleO::Services::ManilaApi

(デフォルトでは無効) Puppet で設定される OpenStack Shared File Systems (manila) API サービス

OS::TripleO::Services::ManilaScheduler

(デフォルトでは無効) Puppet で設定される OpenStack Shared File Systems (manila) Scheduler サービス

OS::TripleO::Services::ManilaShare

(デフォルトでは無効) Puppet で設定される OpenStack Shared File Systems (manila) Share サービス

OS::TripleO::Services::Memcached

Puppet で設定される Memcached サービス

OS::TripleO::Services::MongoDb

Puppet を使用した MongoDB サービスのデプロイメント

OS::TripleO::Services::MySQL

Puppet を使用する MySQL (Pacemaker の管理対象) サービスのデプロイメント

OS::TripleO::Services::NeutronApi

Puppet で設定される OpenStack Networking (neutron) サーバー

OS::TripleO::Services::NeutronCorePlugin

Puppet で設定される OpenStack Networking (neutron) ML2 プラグイン

OS::TripleO::Services::NeutronCorePluginML2OVN

Puppet で設定される OpenStack Networking (neutron) ML2/OVN プラグイン

OS::TripleO::Services::NeutronCorePluginMidonet

OpenStack Networking (neutron) Midonet プラグインおよびサービス

OS::TripleO::Services::NeutronCorePluginNuage

OpenStack Networking (neutron) Nuage プラグイン

OS::TripleO::Services::NeutronCorePluginOpencontrail

OpenStack Networking (neutron) Opencontrail プラグイン

OS::TripleO::Services::NeutronCorePluginPlumgrid

OpenStack Networking (neutron) Plumgrid プラグイン

OS::TripleO::Services::NeutronDhcpAgent

Puppet で設定される OpenStack Networking (neutron) DHCP エージェント

OS::TripleO::Services::NeutronL3Agent

Puppet で設定される OpenStack Networking (neutron) L3 エージェント

OS::TripleO::Services::NeutronMetadataAgent

Puppet で設定される OpenStack Networking (neutron) Metadata エージェント

OS::TripleO::Services::NeutronOvsAgent

Puppet で設定される OpenStack Networking (neutron) OVS エージェント

OS::TripleO::Services::NeutronServer

Puppet で設定される OpenStack Networking (neutron) サーバー

OS::TripleO::Services::NeutronSriovAgent

(デフォルトでは無効) Puppet で設定される OpenStack Neutron SR-IOV nic エージェント

OS::TripleO::Services::NovaApi

Puppet で設定される OpenStack Compute (nova) API サービス

OS::TripleO::Services::NovaCompute

Puppet で設定される OpenStack Compute (nova) Compute サービス

OS::TripleO::Services::NovaConductor

Puppet で設定される OpenStack Compute (nova) Conductor サービス

OS::TripleO::Services::NovaConsoleauth

Puppet で設定される OpenStack Compute (nova) Consoleauth サービス

OS::TripleO::Services::NovaIronic

(デフォルトでは無効) Puppet で設定される、Ironic を使用する OpenStack Compute (nova) サービス

OS::TripleO::Services::NovaLibvirt

Puppet で設定される Libvirt サービス

OS::TripleO::Services::NovaScheduler

Puppet で設定される OpenStack Compute (nova) Scheduler サービス

OS::TripleO::Services::NovaVncProxy

Puppet で設定される OpenStack Compute (nova) Vncproxy サービス

OS::TripleO::Services::Ntp

Puppet を使用した NTP サービスのデプロイメント

OS::TripleO::Services::OpenDaylightApi

(デフォルトでは無効) OpenDaylight SDN のコントローラー

OS::TripleO::Services::OpenDaylightOvs

(デフォルトでは無効) OpenDaylight OVS の設定

OS::TripleO::Services::Pacemaker

Puppet で設定される Pacemaker サービス

OS::TripleO::Services::RabbitMQ

Puppet で設定される RabbitMQ サービス (Pacemaker の管理対象)

OS::TripleO::Services::Redis

Puppet で設定される OpenStack Redis サービス

OS::TripleO::Services::SaharaApi

(デフォルトでは無効) Puppet で設定される OpenStack Clustering (sahara) API サービス

OS::TripleO::Services::SaharaEngine

(デフォルトでは無効) Puppet で設定される OpenStack Clustering (sahara) Engine サービス

OS::TripleO::Services::SensuClient

(デフォルトでは無効) Puppet で設定される Sensu クライアント

OS::TripleO::Services::Snmp

Puppet で設定される SNMP クライアント。アンダークラウドでの Ceilometer のハードウェアモニタリングを円滑にします。このサービスは、ハードウェアモニタリングを有効化するのに必要です。

OS::TripleO::Services::SwiftProxy

Puppet で設定される OpenStack Object Storage (swift) Proxy サービス

OS::TripleO::Services::SwiftRingBuilder

OpenStack Object Storage (swift) Ringbuilder

OS::TripleO::Services::SwiftStorage

Puppet で設定される OpenStack Object Storage (swift) サービス

OS::TripleO::Services::Timezone

コンポーザブルな Timezone サービス

OS::TripleO::Services::TripleoFirewall

ファイアウォールの設定

OS::TripleO::Services::TripleoPackages

パッケージのインストールの設定

表6.3 Red Hat OpenStack Platform 12 の新しいサービス

サービス説明

OS::TripleO::Services::ApacheTLS

(デフォルトでは無効) TLS/SSL 対応の Apache サービス。このサービスは、Certmonger ベースの TLS/SSL 設定 (environments/enable-internal-tls.yaml) が含まれている場合に有効化されます。

OS::TripleO::Services::AuditD

(デフォルトでは無効) 監査サービスを実装します。監査サービスの環境ファイル (environments/auditd.yaml) が含まれている場合に有効化されます。

OS::TripleO::Services::CephMds

(デフォルトでは無効) Ceph Metadata Server (MDS)。Ceph MDS の環境ファイル (environments/services/ceph-mds.yaml) が含まれている場合に有効化されます。

OS::TripleO::Services::CephRbdMirror

(デフォルトでは無効) Ceph Storage RBD Mirroring サービス。RBD ミラーリングの環境ファイル (environments/services/ceph-rbdmirror.yaml) が含まれている場合に有効化されます。

OS::TripleO::Services::CephRgw

(デフォルトでは無効) Ceph Storage Object Gateway (radosgw)。RadosGW の環境ファイル (environments/ceph-radosgw.yaml) が含まれている場合に有効化されます。また、この環境ファイルにより、OpenStack Object Storage (swift) サービスが無効化されます。

OS::TripleO::Services::CinderHPELeftHandISCSI

(デフォルトでは無効) Cinder HPE LeftHand iSCSI バックエンド。LeftHand iSCSI の環境ファイル (environments/cinder-hpelefthand-config.yaml) が含まれている場合に有効化されます。

OS::TripleO::Services::Collectd

(デフォルトでは無効) 統計コレクションデーモン。Collectd の環境ファイル (environments/collectd-environment.yaml) が含まれている場合に有効化されます。

OS::TripleO::Services::Congress

(デフォルトでは無効) OpenStack Policy-as-a-Service (Congress)。Congress の環境ファイル (environments/enable_congress.yaml) が含まれている場合に有効化されます。

OS::TripleO::Services::Etcd

(デフォルトでは無効) Etcd のキーと値のストレージ。etcd の環境ファイル (environments/services/etcd.yaml) が含まれている場合に有効化されます。

OS::TripleO::Services::HAProxyInternalTLS

(デフォルトでは無効) TLS/SSL 対応の HAProxy サービス用の内部ネットワーク。このサービスは Certmonger ベースの TLS/SSL 設定 (environments/enable-internal-tls.yaml) が含まれている場合に有効化されます。

OS::TripleO::Services::HAProxyPublicTLS

(デフォルトでは無効) TLS/SSL 対応の HAProxy サービス用の External ネットワーク。このサービスは、Certmonger ベースの TLS/SSL 設定 (environments/services/haproxy-public-tls-certmonger.yaml) が含まれている場合に有効化されます

OS::TripleO::Services::ManilaBackendCephFs

(デフォルトでは無効) Ceph Storage 用の Manila バックエンド。各バックエンドの環境ファイル (environments/manila-cephfsnative-config.yaml) が含まれている場合に有効化されます。

OS::TripleO::Services::ManilaBackendGeneric

(デフォルトでは無効) 汎用の Manila バックエンド。各バックエンドの環境ファイル (environments/manila-generic-config.yaml) が含まれている場合に有効化されます。

OS::TripleO::Services::ManilaBackendNetapp

(デフォルトでは無効) NetApp 用の Manila バックエンド。各バックエンドの環境ファイル (environments/manila-netapp-config.yaml) が含まれている場合に有効化されます。

OS::TripleO::Services::MistralApi

(デフォルトでは無効) OpenStack Workflow サービス (mistral) API。mistral の環境ファイル (environments/services/mistral.yaml) が含まれている場合に有効化されます。

OS::TripleO::Services::MistralEngine

(デフォルトでは無効) OpenStack Workflow サービス (mistral) エンジン。mistral の環境ファイル (environments/services/mistral.yaml) が含まれている場合に有効化されます。

OS::TripleO::Services::MistralExecutor

(デフォルトでは無効) OpenStack Workflow サービス (mistral) 実行サーバー。mistral の環境ファイル (environments/services/mistral.yaml) が含まれている場合に有効化されます。

OS::TripleO::Services::MySQLClient

データベースクライアント

OS::TripleO::Services::MySQLTLS

(デフォルトでは無効) TLS/SSL 対応のデータベースサービス。このサービスは、Certmonger ベースの TLS/SSL 設定 (environments/enable-internal-tls.yaml) が含まれている場合に有効化されます。

OS::TripleO::Services::NeutronML2FujitsuCfab

(デフォルトでは無効) OpenStack Networking (neutron) 向けの Fujitsu C-Fabric プラグイン。C-Fabric の環境ファイル (environments/neutron-ml2-fujitsu-cfab.yaml) が含まれている場合に有効化されます。

OS::TripleO::Services::NeutronML2FujitsuFossw

(デフォルトでは無効) OpenStack Networking (neutron) 向けの Fujitsu fossw プラグイン。fossw の環境ファイル (environments/neutron-ml2-fujitsu-fossw.yaml) が含まれている場合に有効化されます。

OS::TripleO::Services::NovaMetadata

OpenStack Compute (nova) Metadata サービス

OS::TripleO::Services::NovaPlacement

OpenStack Compute (nova) Placement サービス

OS::TripleO::Services::OctaviaApi

(デフォルトでは無効) OpenStack Load Balancing-as-a-Service (octavia) API。octavia の環境ファイル (environments/services/octavia.yaml) が含まれている場合に有効化されます。

OS::TripleO::Services::OctaviaHealthManager

(デフォルトでは無効) OpenStack Load Balancing-as-a-Service (octavia) Health Manager。octavia の環境ファイル (environments/services/octavia.yaml) が含まれている場合に有効化されます。

OS::TripleO::Services::OctaviaHousekeeping

(デフォルトでは無効) OpenStack Load Balancing-as-a-Service (octavia) Housekeeping サービス。octavia の環境ファイル (environments/services/octavia.yaml) が含まれている場合に有効化されます。

OS::TripleO::Services::OctaviaWorker

(デフォルトでは無効) OpenStack Load Balancing-as-a-Service (octavia) Worker サービス。octavia の環境ファイル (environments/services/octavia.yaml) が含まれている場合に有効化されます。

OS::TripleO::Services::OVNDBs

(デフォルトでは無効) OVN データベース。OVN の拡張機能 (environments/neutron-ml2-ovn.yaml) が含まれている場合に有効化されます。

OS::TripleO::Services::PankoApi

OpenStack Telemetry Event Storage (panko)

OS::TripleO::Services::Sshd

(デフォルトでは無効) SSH デーモンの設定。デフォルトのサービスとして含まれます。

OS::TripleO::Services::Tacker

(デフォルトでは無効) OpenStack NFV Orchestration (tacker)。tacker の環境ファイル (environments/enable_tacker.yaml) が含まれている場合に有効化されます。

OS::TripleO::Services::TLSProxyBase

(デフォルトでは無効) TLS/SSL を設定するための基本サービス。このサービスは、Certmonger ベースの TLS/SSL 設定 (environments/enable-internal-tls.yaml) が含まれている場合に有効化されます。

OS::TripleO::Services::Zaqar

(デフォルトでは無効) OpenStack Messaging (zaqar)。zaqar の環境ファイル (environments/services/zaqar.yaml) が含まれている場合に有効化されます。