Red Hat Training
A Red Hat training course is available for Red Hat OpenStack Platform
第22章 ネットワークインターフェースのパラメーター
以下の表には、各ネットワークインターフェース種別の Heat テンプレートのパラメーターの定義をまとめています。
22.1. インターフェースのオプション
オプション |
デフォルト |
説明 |
name |
インターフェース名 | |
use_dhcp |
False |
DHCP を使用して IP アドレスを取得します。 |
use_dhcpv6 |
False |
DHCP を使用して v6 の IP アドレスを取得します。 |
addresses |
インターフェースに割り当てられる IP アドレスのシーケンス | |
routes |
インターフェースに割り当てられるルートのシーケンス | |
mtu |
1500 |
接続の最大伝送単位 (MTU: Maximum Transmission Unit) |
primary |
False |
プライマリーインターフェースとしてインターフェースを定義します。 |
defroute |
True |
このインターフェースをデフォルトルートとして使用します。 |
persist_mapping |
False |
システム名の代わりにデバイスのエイリアス設定を記述します。 |
dhclient_args |
なし |
DHCP クライアントに渡す引数 |
dns_servers |
なし |
インターフェースに使用する DNS サーバーの一覧 |
22.2. VLAN のオプション
オプション |
デフォルト |
説明 |
vlan_id |
VLAN ID | |
device |
VLAN の接続先となる VLAN の親デバイス。たとえば、このパラメーターを使用して、ボンディングされたインターフェースデバイスに VLAN を接続します。 | |
use_dhcp |
False |
DHCP を使用して IP アドレスを取得します。 |
use_dhcpv6 |
False |
DHCP を使用して v6 の IP アドレスを取得します。 |
addresses |
VLAN を割り当てる IP アドレスのシーケンス | |
routes |
VLAN を割り当てるルートのシーケンス | |
mtu |
1500 |
接続の最大伝送単位 (MTU: Maximum Transmission Unit) |
primary |
False |
プライマリーインターフェースとして VLAN を定義します。 |
defroute |
True |
このインターフェースをデフォルトルートとして使用します。 |
persist_mapping |
False |
システム名の代わりにデバイスのエイリアス設定を記述します。 |
dhclient_args |
なし |
DHCP クライアントに渡す引数 |
dns_servers |
なし |
VLAN に使用する DNS サーバーの一覧 |
22.3. OVS ボンディングのオプション
オプション |
デフォルト |
説明 |
name |
ボンディング名 | |
use_dhcp |
False |
DHCP を使用して IP アドレスを取得します。 |
use_dhcpv6 |
False |
DHCP を使用して v6 の IP アドレスを取得します。 |
addresses |
ボンディングに割り当てられる IP アドレスのシーケンス | |
routes |
ボンディングに割り当てられるルートのシーケンス | |
mtu |
1500 |
接続の最大伝送単位 (MTU: Maximum Transmission Unit) |
primary |
False |
プライマリーインターフェースとしてインターフェースを定義します。 |
members |
ボンディングで使用するインターフェースオブジェクトのシーケンス | |
ovs_options |
ボンディング作成時に OVS に渡すオプションセット | |
ovs_extra |
ボンディングのネットワーク設定ファイルで OVS_EXTRA パラメーターとして設定するオプションセット | |
defroute |
True |
このインターフェースをデフォルトルートとして使用します。 |
persist_mapping |
False |
システム名の代わりにデバイスのエイリアス設定を記述します。 |
dhclient_args |
なし |
DHCP クライアントに渡す引数 |
dns_servers |
なし |
ボンディングに使用する DNS サーバーの一覧 |
22.4. OVS ブリッジのオプション
オプション |
デフォルト |
説明 |
name |
ブリッジ名 | |
use_dhcp |
False |
DHCP を使用して IP アドレスを取得します。 |
use_dhcpv6 |
False |
DHCP を使用して v6 の IP アドレスを取得します。 |
addresses |
ブリッジに割り当てられる IP アドレスのシーケンス | |
routes |
ブリッジに割り当てられるルートのシーケンス | |
mtu |
1500 |
接続の最大伝送単位 (MTU: Maximum Transmission Unit) |
members |
ブリッジで使用するインターフェース、VLAN、ボンディングオブジェクトのシーケンス | |
ovs_options |
ブリッジ作成時に OVS に渡すオプションセット | |
ovs_extra |
ブリッジのネットワーク設定ファイルで OVS_EXTRA パラメーターとして設定するオプションセット | |
defroute |
True |
このインターフェースをデフォルトルートとして使用します。 |
persist_mapping |
False |
システム名の代わりにデバイスのエイリアス設定を記述します。 |
dhclient_args |
なし |
DHCP クライアントに渡す引数 |
dns_servers |
なし |
ブリッジに使用する DNS サーバーの一覧 |
22.5. Linux ボンディングのオプション
オプション |
デフォルト |
説明 |
name |
ボンディング名 | |
use_dhcp |
False |
DHCP を使用して IP アドレスを取得します。 |
use_dhcpv6 |
False |
DHCP を使用して v6 の IP アドレスを取得します。 |
addresses |
ボンディングに割り当てられる IP アドレスのシーケンス | |
routes |
ボンディングに割り当てられるルートのシーケンス | |
mtu |
1500 |
接続の最大伝送単位 (MTU: Maximum Transmission Unit) |
primary |
False |
プライマリーインターフェースとしてインターフェースを定義します。 |
members |
ボンディングで使用するインターフェースオブジェクトのシーケンス | |
bonding_options |
ボンディングを作成する際のオプションのセット。nmcli ツールの使用方法についての詳細は、『Red Hat Enterprise Linux 7 ネットワークガイド』の「4.5.1. ボンディングモジュールのディレクティブ」を参照してください。 | |
defroute |
True |
このインターフェースをデフォルトルートとして使用します。 |
persist_mapping |
False |
システム名の代わりにデバイスのエイリアス設定を記述します。 |
dhclient_args |
なし |
DHCP クライアントに渡す引数 |
dns_servers |
なし |
ボンディングに使用する DNS サーバーの一覧 |
22.6. Linux Bridge のオプション
オプション |
デフォルト |
説明 |
name |
ブリッジ名 | |
use_dhcp |
False |
DHCP を使用して IP アドレスを取得します。 |
use_dhcpv6 |
False |
DHCP を使用して v6 の IP アドレスを取得します。 |
addresses |
ブリッジに割り当てられる IP アドレスのシーケンス | |
routes |
ブリッジに割り当てられるルートのシーケンス | |
mtu |
1500 |
接続の最大伝送単位 (MTU: Maximum Transmission Unit) |
members |
ブリッジで使用するインターフェース、VLAN、ボンディングオブジェクトのシーケンス | |
defroute |
True |
このインターフェースをデフォルトルートとして使用します。 |
persist_mapping |
False |
システム名の代わりにデバイスのエイリアス設定を記述します。 |
dhclient_args |
なし |
DHCP クライアントに渡す引数 |
dns_servers |
なし |
ブリッジに使用する DNS サーバーの一覧 |