第6章 tempest リソースのクリーニング

tempest の実行後には、テストプロセス中にユーザーとテナントによって作成されたファイルが残るので、削除する必要があります。セルフクリーニングが可能であることは、tempest の設計原則の 1 つです。

6.1. クリーンアップの実行

最初に、保存されている状態を初期化する必要があります。これにより、 saved_state.json が作成され、保持する必要のあるオブジェクトが cleanup によって削除されるのを防ぎます。tempest の実行前には通常、cleanup に --init-saved-state オプションを指定して実行します。そうでない場合には、saved_state.json を編集して、cleanup で消去したいオブジェクトを削除します。

# tempest cleanup --init-saved-state

cleanup を実行します。

# tempest cleanup

6.2. ドライランの実行

ドライランは、クリーンアップによって削除されるファイルを一覧表示しますが、ファイルは一切削除しません。ファイルは、dry_run.json ファイル内に一覧表示されます。

# tempest cleanup --dry-run

6.3. tempest オブジェクトの削除

tempest により作成されたユーザーとテナントを削除します。

# tempest cleanup --delete-tempest-conf-objects