Red Hat Training

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第17章 ネットワークインターフェースのパラメーター

以下の表には、各ネットワークインターフェース種別の Heat テンプレートのパラメーターの定義をまとめています。

17.1. インターフェースのオプション

オプション

デフォルト

説明

name

 

インターフェース名

use_dhcp

False

DHCP を使用して IP アドレスを取得します。

use_dhcpv6

False

DHCP を使用して v6 の IP アドレスを取得します。

addresses

 

インターフェースに割り当てられる IP アドレスのシーケンス

routes

 

インターフェースに割り当てられるルートのシーケンス

mtu

1500

接続の最大伝送単位 (MTU: Maximum Transmission Unit)

primary

False

プライマリーインターフェースとしてインターフェースを定義します。

defroute

True

このインターフェースをデフォルトルートとして使用します。

persist_mapping

False

システム名の代わりにデバイスのエイリアス設定を記述します。

dhclient_args

なし

DHCP クライアントに渡す引数

dns_servers

なし

インターフェースに使用する DNS サーバーの一覧

17.2. VLAN のオプション

オプション

デフォルト

説明

vlan_id

 

VLAN ID

device

 

VLAN の接続先となる VLAN の親デバイス。たとえば、このパラメーターを使用して、ボンディングされたインターフェースデバイスに VLAN を接続します。

use_dhcp

False

DHCP を使用して IP アドレスを取得します。

use_dhcpv6

False

DHCP を使用して v6 の IP アドレスを取得します。

addresses

 

VLAN を割り当てる IP アドレスのシーケンス

routes

 

VLAN を割り当てるルートのシーケンス

mtu

1500

接続の最大伝送単位 (MTU: Maximum Transmission Unit)

primary

False

プライマリーインターフェースとして VLAN を定義します。

defroute

True

このインターフェースをデフォルトルートとして使用します。

persist_mapping

False

システム名の代わりにデバイスのエイリアス設定を記述します。

dhclient_args

なし

DHCP クライアントに渡す引数

dns_servers

なし

VLAN に使用する DNS サーバーの一覧

17.3. OVS ボンディングのオプション

オプション

デフォルト

説明

name

 

ボンディング名

use_dhcp

False

DHCP を使用して IP アドレスを取得します。

use_dhcpv6

False

DHCP を使用して v6 の IP アドレスを取得します。

addresses

 

ボンディングに割り当てられる IP アドレスのシーケンス

routes

 

ボンディングに割り当てられるルートのシーケンス

mtu

1500

接続の最大伝送単位 (MTU: Maximum Transmission Unit)

primary

False

プライマリーインターフェースとしてインターフェースを定義します。

members

 

ボンディングで使用するインターフェースオブジェクトのシーケンス

ovs_options

 

ボンディング作成時に OVS に渡すオプションセット

ovs_extra

 

ボンディングのネットワーク設定ファイルで OVS_EXTRA パラメーターとして設定するオプションセット

defroute

True

このインターフェースをデフォルトルートとして使用します。

persist_mapping

False

システム名の代わりにデバイスのエイリアス設定を記述します。

dhclient_args

なし

DHCP クライアントに渡す引数

dns_servers

なし

ボンディングに使用する DNS サーバーの一覧

17.4. OVS ブリッジのオプション

オプション

デフォルト

説明

name

 

ブリッジ名

use_dhcp

False

DHCP を使用して IP アドレスを取得します。

use_dhcpv6

False

DHCP を使用して v6 の IP アドレスを取得します。

addresses

 

ブリッジに割り当てられる IP アドレスのシーケンス

routes

 

ブリッジに割り当てられるルートのシーケンス

mtu

1500

接続の最大伝送単位 (MTU: Maximum Transmission Unit)

members

 

ブリッジで使用するインターフェース、VLAN、ボンディングオブジェクトのシーケンス

ovs_options

 

ブリッジ作成時に OVS に渡すオプションセット

ovs_extra

 

ブリッジのネットワーク設定ファイルで OVS_EXTRA パラメーターとして設定するオプションセット

defroute

True

このインターフェースをデフォルトルートとして使用します。

persist_mapping

False

システム名の代わりにデバイスのエイリアス設定を記述します。

dhclient_args

なし

DHCP クライアントに渡す引数

dns_servers

なし

ブリッジに使用する DNS サーバーの一覧

17.5. Linux ボンディングのオプション

オプション

デフォルト

説明

name

 

ボンディング名

use_dhcp

False

DHCP を使用して IP アドレスを取得します。

use_dhcpv6

False

DHCP を使用して v6 の IP アドレスを取得します。

addresses

 

ボンディングに割り当てられる IP アドレスのシーケンス

routes

 

ボンディングに割り当てられるルートのシーケンス

mtu

1500

接続の最大伝送単位 (MTU: Maximum Transmission Unit)

primary

False

プライマリーインターフェースとしてインターフェースを定義します。

members

 

ボンディングで使用するインターフェースオブジェクトのシーケンス

bonding_options

 

ボンディングを作成する際のオプションのセット。nmcli ツールの使用方法についての詳細は、『Red Hat Enterprise Linux 7 ネットワークガイド』の「4.5.1. ボンディングモジュールのディレクティブ」を参照してください。

defroute

True

このインターフェースをデフォルトルートとして使用します。

persist_mapping

False

システム名の代わりにデバイスのエイリアス設定を記述します。

dhclient_args

なし

DHCP クライアントに渡す引数

dns_servers

なし

ボンディングに使用する DNS サーバーの一覧

17.6. Linux Bridge のオプション

オプション

デフォルト

説明

name

 

ブリッジ名

use_dhcp

False

DHCP を使用して IP アドレスを取得します。

use_dhcpv6

False

DHCP を使用して v6 の IP アドレスを取得します。

addresses

 

ブリッジに割り当てられる IP アドレスのシーケンス

routes

 

ブリッジに割り当てられるルートのシーケンス

mtu

1500

接続の最大伝送単位 (MTU: Maximum Transmission Unit)

members

 

ブリッジで使用するインターフェース、VLAN、ボンディングオブジェクトのシーケンス

defroute

True

このインターフェースをデフォルトルートとして使用します。

persist_mapping

False

システム名の代わりにデバイスのエイリアス設定を記述します。

dhclient_args

なし

DHCP クライアントに渡す引数

dns_servers

なし

ブリッジに使用する DNS サーバーの一覧