第1章 概要
本書で使用しているサンプルの HA デプロイメントは、以下のガイドを参考にしています。
図1.1「director を使用してデプロイした OpenStack HA 環境」は、本ガイドに記載の HA 機能のテスト専用に構築された特定の構成を示しています。この環境を再作成するための詳しい方法については、「付録A Red Hat OpenStack Platform 10 HA 環境の構築」を参照して、手順を試すことができます。
図1.1 director を使用してデプロイした OpenStack HA 環境

1.1. 高可用性サービスの管理
High Availability (HA) デプロイメントでは、コア、アクティブ/パッシブ 、systemd の 3 タイプのサービスがあります。コアとアクティブ/パッシブのサービスは、Pacemaker によって起動/管理され、それ以外のサービスはすべて systemctl コマンドを使用して systemd により直接管理されます。OpenStack の core サービス (Galera, RabbitMQ と Redis) は全コントローラーノード上で実行され、起動、停止、再起動の操作に特定の管理を必要とします。
アクティブ/パッシブ のサービスは、1 回に 1 つのコントローラーノードでのみ実行されます (例: openstack-cinder-volume)。アクティブ/パッシブのサービスの移動は Pacemaker で実行する必要があります。これにより、正しい停止-起動のシーケンスが確保されます。
systemd のリソースはすべて独立しており、サービスの中断にも耐えることができるという想定なので、galera の再起動時にサービス (openstack-nova-api.service など) を手動で再起動する必要はないことになります。HA デプロイメントを director で完全にオーケストレーションする場合、director が使用するテンプレートと puppet によって全サービスは、特に HA を対象として、確実に正しく設定され、起動されます。また、HA の問題をトラブルシューティングする際には、HA フレームワークと systemctl コマンドの両方を使用してサービスと対話する必要があります。

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