1.2. rosa CLI の設定
以下の手順を使用して、インストールホストに Red Hat OpenShift Service on AWS (ROSA) CLI (rosa
) をインストールし、設定します。
手順
-
OpenShift Cluster Manager の Downloads ページから、お使いのオペレーティングシステムの ROSA CLI (
rosa
) の最新バージョンをダウンロードします。 ダウンロードしたアーカイブから
rosa
バイナリーファイルを展開します。以下の例は、Linux tar アーカイブからバイナリーを展開します。$ tar xvf rosa-linux.tar.gz
パスに
rosa
を加えてください。以下の例では、/usr/local/bin
ディレクトリーがユーザーのパスに含まれます。$ sudo mv rosa /usr/local/bin/rosa
rosa
バージョンをクエリーして、ROSA CLI ツールが適切にインストールされていることを確認します。$ rosa version
出力例
1.2.15 Your ROSA CLI is up to date.
オプション: ROSA CLI のタブ補完を有効にします。タブ補完を有効にすると、
Tab
キーを 2 回押すことでサブコマンドが自動的に補完され、コマンドの提案が表示されます。Linux ホストで Bash のタブ補完を永続的に有効にするには、以下を実行します。
Bash 用の
rosa
タブ補完設定ファイルを生成し、/etc/bash_completion.d/
ディレクトリーに保存します。# rosa completion bash > /etc/bash_completion.d/rosa
- 新しいターミナルを開き、設定を有効にします。
MacOS ホストで Bash のタブ補完を永続的に有効にするには、以下を実行します。
Bash 用の
rosa
タブ補完設定ファイルを生成し、/usr/local/etc/bash_completion.d/
ディレクトリーに保存します。$ rosa completion bash > /usr/local/etc/bash_completion.d/rosa
- 新しいターミナルを開き、設定を有効にします。
Zsh ホストで Bash のタブ補完を永続的に有効にするには、以下を実行します。
Zsh 環境でタブ補完が有効になっていない場合は、以下のコマンドを実行して有効にします。
$ echo "autoload -U compinit; compinit" >> ~/.zshrc
Zsh の
rosa
タブ補完設定ファイルを生成し、関数パスの最初のディレクトリーに保存します。$ rosa completion zsh > "${fpath[1]}/_rosa"
- 新しいターミナルを開き、設定を有効にします。
fish のタブ補完を永続的に有効にするには、以下を実行します。
fish 用の
rosa
タブ補完設定ファイルを生成し、~/.config/fish/completions/
ディレクトリーに保存します。$ rosa completion fish > ~/.config/fish/completions/rosa.fish
- 新しいターミナルを開き、設定を有効にします。
PowerShell のタブ補完を永続的に有効にするには、以下を実行します。
PowerShell の
rosa
タブ補完設定ファイルを生成し、rosa.ps1
という名前のファイルに保存します。PS> rosa completion powershell | Out-String | Invoke-Expression
-
PowerShell プロファイルから
rosa.ps1
ファイルを取得します。
注記rosa
タブ補完の設定に関する詳細は、rosa completion --help
コマンドを実行してヘルプメニューを参照してください。