1.2. デフォルトのクラスター仕様の概要

デフォルトのインストールオプションを使用すると、AWS Security Token Service (STS) を使用して HCP クラスターを備えた ROSA をすばやく作成できます。次の要約では、デフォルトのクラスター仕様について説明します。

表1.2 HCP クラスター仕様を備えたデフォルト ROSA

コンポーネントデフォルトの仕様

アカウントおよびロール

  • デフォルトの IAM ロールの接頭辞: ManagedOpenShift

クラスター設定

  • デフォルトのクラスターバージョン: 最新
  • ROSA CLI (rosa) を使用したインストールのデフォルトの AWS リージョン: aws CLI 設定によって定義されます。
  • デフォルトの EC2 IMDS エンドポイント(v1 と v2)の両方が有効になっている
  • 可用性: データプレーンの単一ゾーン
  • ユーザー定義プロジェクトの監視: 有効

暗号化

  • クラウドストレージは保存時に暗号化されます。
  • 追加の etcd 暗号化が有効になっていません。
  • デフォルトの AWS Key Management Service (KMS) キーは、永続データの暗号化キーとして使用されます。

コンピュートノードマシンプール

  • コンピュートノードインスタンスタイプ: m5.xlarge (4 vCPU 16, GiB RAM)
  • コンピュートノード数: 2
  • 自動スケーリング: 無効
  • 追加のノードラベルなし

ネットワーク設定

  • クラスターのプライバシー: パブリック
  • 独自の Virtual Private Cloud (VPC) を設定しておく必要があります。
  • クラスター全体のプロキシーは設定されていません。

Classless Inter-Domain Routing (CIDR) の範囲

  • Machine CIDR: 10.0.0.0/16
  • Service CIDR: 172.30.0.0/16
  • Pod CIDR: 10.128.0.0/16
  • Host prefix: /23

    注記

    HCP で ROSA を使用する場合、静的 IP アドレス 172.20.0.1 は内部 Kubernetes API アドレス用に予約されています。マシン、Pod、およびサービスの CIDR 範囲は、この IP アドレスと競合してはなりません。

クラスターのロールおよびポリシー

  • Operator ロールおよび OpenID Connect (OIDC) プロバイダーの作成に使用されるモード: auto

    注記

    OpenShift Cluster Manager Hybrid Cloud Console Hybrid Cloud Console を使用したインストールの場合は、自動 モードに管理者特権の OpenShift Cluster Manager ロールが必要です。

  • デフォルトの Operator ロールの接頭辞: <cluster_name>-<4_digit_random_string>

クラスター更新戦略

  • 個別の更新
  • ノードドレインの 1 時間の猶予期間