12.6. カスタムノートブックイメージの設定

Red Hat および独立系ソフトウェアベンダー (ISV) によって提供およびサポートされているノートブックイメージに加えて、プロジェクトの特定の要件に対応するカスタムノートブックイメージを設定できます。

Red Hat は、OpenShift Data Science のデプロイメントにカスタムノートブックイメージを追加し、ノートブックサーバーを作成するときにそれらを選択できるようにすることをサポートします。ただし、Red Hat はカスタムノートブックイメージのコンテンツをサポートしていません。つまり、ノートブックサーバーの作成中にカスタムノートブックイメージを選択しても、使用可能なノートブックサーバーが作成されない場合、Red Hat はカスタムノートブックイメージを修正するためのサポートを提供しません。

前提条件

  • Red Hat OpenShift Data Science にログインしている。
  • OpenShift Dedicated の dedicated-admins ユーザーグループに属している。
  • カスタムノートブックイメージがイメージレジストリーに存在し、アクセスできる。

手順

  1. OpenShift Data Science ダッシュボードから、SettingsNotebook images をクリックします。

    Notebook image settings ページが表示されます。以前にインポートしたノートブックのイメージが表示されます。以前にインポートしたノートブックイメージを有効または無効にするには、関連するノートブックイメージを含む行で、Enabled 列のトグルをクリックします。

  2. Import new image をクリックします。または、以前にインポートしたイメージが見つからなかった場合は、Import image をクリックします。

    Import Notebook images ダイアログが表示されます。

  3. Repository フィールドに、ノートブックイメージを含むリポジトリーの URL を入力します。
  4. Name フィールドに、ノートブックイメージの適切な名前を入力します。
  5. Description フィールドに、ノートブックイメージの適切な説明を入力します。
  6. オプション: ノートブックイメージにソフトウェアを追加します。インポートが完了すると、ソフトウェアがノートブックイメージのメタデータに追加され、Jupyter サーバーの作成ページに表示されます。

    1. Software タブをクリックします。
    2. Add software ボタンをクリックします。
    3. Edit ( The Edit icon ) をクリックします。
    4. ソフトウェア 名を入力します。
    5. ソフトウェアの Version を入力します。
    6. Confirm ( The Confirm icon ) をクリックしてエントリーを確定します。
    7. ソフトウェアを追加するには、Add software をクリックし、関連するフィールドに入力して、入力を確定します。
  7. オプション: ノートブックイメージにパッケージを追加します。インポートが完了すると、パッケージがノートブックイメージのメタデータに追加され、Jupyter サーバーの作成ページに表示されます。

    1. Packages タブをクリックします。
    2. Add package ボタンをクリックします。
    3. Edit ( The Edit icon ) をクリックします。
    4. Package 名を入力します。
    5. パッケージの バージョン を入力します。
    6. Confirm ( The Confirm icon ) をクリックしてエントリーを確定します。
    7. パッケージを追加するには、Add package をクリックし、関連するフィールドに入力して、入力を確定します。
  8. Import をクリックします。

検証

  • インポートしたノートブックイメージは、Notebook image settings ページの表に表示されます。
  • カスタムノートブックイメージは、Jupyter の Start a notebook server ページで選択できます。