第3章 Red Hat OpenShift Container Storage 4.8 の Red Hat OpenShift Data Foundation 4.9 への更新

本章では、すべての Red Hat OpenShift Data Foundation デプロイメント (Internal、Internal-Attached、および External) の z-stream リリース間でアップグレードする方法を説明します。アップグレードプロセスは、すべてのデプロイメントで引き続き同じとなります。唯一の違いは、アップグレードされるものとアップグレードされないものがあることです。

  • Internal および Internal-attached のデプロイメントの場合、OpenShift Container Storage をアップグレードすると、バックエンド Ceph Storage クラスターを含むすべての OpenShift Container Storage サービスがアップグレードされます。
  • 外部モードのデプロイメントの場合、OpenShift Container Storage をアップグレードすると、OpenShift Container Storageサービスのみがアップグレードされ、バックエンド Ceph ストレージクラスターは変更されないままとなり、個別にアップグレードする必要があります。

    新機能のサポート、セキュリティー修正、およびその他のバグ修正を取得するために、RHCS を OpenShift Container Storage と共にアップグレードすることが推奨されます。RHCS アップグレードに強く依存していないため、最初に OpenShift Data Foundation Operator をアップグレードしてから、RHCS をアップグレードするか、またはその逆を行うことができます。Red Hat Ceph Storage リリースの詳細は、solution を参照してください。

重要

4.8 よりも古いバージョンから 4.9 への直接のアップグレードはサポートされていません。

前提条件

  • OpenShift Container Platform クラスターがバージョン 4.9.X の最新の安定したリリースに更新されていることを確認します。Updating Clusters を参照してください。
  • OpenShift Container Storage クラスターが正常であること、およびデータに回復性があることを確認します。

    • Storage → Overview に移動しBlock and File および Object タブの両方のステータスカードの緑色のチェックマークを確認します。緑色のチェックマークは、ストレージクラスターオブジェクトサービス、および データ回復性 がすべて正常であることを示します。
  • Operator Pod を含むすべての OpenShift Container Storage Pod が openshift-storage namespace で Running 状態にあることを確認します。

    Pod の状態を表示するには、OpenShift Web コンソールで Workloads → Pods をクリックします。Project ドロップダウンリストから openshift-storage を選択します。

    注記

    Show default projects オプションが無効になっている場合は、切り替えボタンを使用して、すべてのデフォルトプロジェクトを一覧表示します。

  • 更新時間はクラスターで実行される OSD の数によって異なるため、OpenShift Data Foundation 更新プロセスを完了するのに十分な時間を確保してください。

手順

  1. OpenShift Web コンソールで、OperatorHub に移動します。
  2. Filter by keyword ボックスを使用して OpenShift Data Foundation を検索し、OpenShift Data Foundation タイルをクリックします。
  3. Install をクリックします。
  4. Operator のインストールページで、Install をクリックします。Operator のインストールが完了するまで待ちます。

    注記

    すべてのデフォルト設定を使用することが推奨されます。これを変更すると、予期しない動作が発生する可能性があります。変更後にどうなるのかを認識している場合に限り変更します。

検証手順

  1. このページに、Create StorageSystem のオプションと共に Succeeded メッセージが表示されることを確認します。

    注記

    アップグレードされたクラスターの場合、ストレージシステムは自動的に作成されるため、再度作成しないでください。

  2. 通知ポップアップで Refresh web console リンクをクリックし、OpenShift コンソールで OpenShift Data Foundation の変更を反映します。
  3. OpenShift Web コンソールの Pod の状態を確認します。

    • Workloads → Pods をクリックします。
    • Project ドロップダウンリストから openshift-storage を選択します。

      注記

      Show default projects オプションが無効になっている場合は、切り替えボタンを使用して、すべてのデフォルトプロジェクトを一覧表示します。

      openshift-storage namespace のすべての Pod が再起動し、Running 状態に達するまで待機します。

  4. OpenShift Data Foundation クラスターが正常であること、およびデータに回復性があることを確認します。

    • StorageOpenShift Data foundationStorage Systems タブに移動し、ストレージシステム名をクリックします。
    • Block and File および Object タブの両方のステータスカードの緑色のチェックマークを確認します。緑色のチェックマークは、ストレージクラスター、オブジェクトサービス、およびデータ回復性がすべて正常であることを示します。
重要

関連情報

OpenShift Data Foundation の更新中に問題が発生した場合は、『Troubleshooting guide』の「Commonly required logs for troubleshooting」セクションを参照してください。