1.2. Regional-DR デプロイメントワークフロー

このセクションでは、OpenShift Data Foundation バージョン 4.9 および RHACM バージョン 2.4 を使用して Regional-DR 機能を 2 つの異なる OpenShift Container Platform クラスターに設定およびデプロイするために必要な手順の概要を説明します。2 つのマネージドクラスターに加えて、Advanced Cluster Management ハブソリューションをデプロイするのに、3 つ目の OpenShift Container Platform クラスターが必要です。

インフラストラクチャーを設定するには、指定した順序で以下の手順を実行します。

  1. Regional-DR の各要件を満たしていることを確認してください。Regional-DR を有効にするための要件を参照してください。
  2. 2 つの OpenShift Data Foundation マネージドクラスター間でミラーリング関係を作成して、マルチサイトストレージレプリケーションを設定します。マルチサイトストレージレプリケーションの設定を参照してください。
  3. 各マネージドクラスターに VolumeReplicationClass リソースを作成して、レプリケーションスケジュールを設定します (たとえば、5 分ごとにピア間でレプリケートします)。Creating VolumeReplicationClass resourceを参照してください。
  4. ミラーリングが有効になっているブロックボリュームの新しい imageFeatures をサポートする各マネージドクラスターにミラーリング Storage Class リソースを作成します。ミラーリング Storage Class リソースの作成 を参照してください。
  5. マネージドクラスターに OpenShift DR Cluster Operator をインストールし、必要なオブジェクトバケット、シークレット、および configmap を作成します。Installing OpenShift DR Cluster Operator on Managed clusters を参照してください。
  6. ハブクラスターに OpenShift DR Hub Operator をインストールし、必要なオブジェクトバケット、シークレット、および configmap を作成します。Installing OpenShift DR Hub Operator on Hub clusterを参照してください。
  7. マネージドクラスター全体でワークロードをデプロイ、フェイルオーバー、および再配置するために使用されるハブクラスターに DRPolicy リソースを作成します。Creating Disaster Recovery Policy on Hub cluster を参照してください。