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第8章 Object Bucket Claim(オブジェクトバケット要求)

Object Bucket Claim(オブジェクトバケット要求)は、ワークロードの S3 と互換性のあるバケットバックエンドを要求するために使用できます。

Object Bucket Claim(オブジェクトバケット要求)は 3 つの方法で作成できます。

Object Bucket Claim(オブジェクトバケット要求)は、新規アクセスキーおよびシークレットアクセスキーを含む、バケットへのパーミッションを持つ NooBaa に新しいバケットおよびアプリケーションアカウントを作成します。アプリケーションアカウントは単一のバケットにのみアクセスでき、デフォルトで新規バケットを作成することはできません。

8.1. 動的 Object Bucket Claim(オブジェクトバケット要求)

永続ボリュームと同様に、Object Bucket Claim(オブジェクトバケット要求)の詳細をアプリケーションの YAML に追加し、設定マップおよびシークレットで利用可能なオブジェクトサービスエンドポイント、アクセスキー、およびシークレットアクセスキーを取得できます。この情報は、アプリケーションの環境変数に動的に読み込むことができます。

手順

  1. 以下の行をアプリケーション YAML に追加します。

    apiVersion: objectbucket.io/v1alpha1
    kind: ObjectBucketClaim
    metadata:
      name: <obc-name>
    spec:
      generateBucketName: <obc-bucket-name>
      storageClassName: openshift-storage.noobaa.io

    これらの行は Object Bucket Claim(オブジェクトバケット要求)自体になります。

    1. <obc-name> を一意の Object Bucket Claim(オブジェクトバケット要求)の名前に置き換えます。
    2. <obc-bucket-name> を、Object Bucket Claim(オブジェクトバケット要求)の一意のバケット名に置き換えます。
  2. YAML ファイルにさらに行を追加して、Object Bucket Claim(オブジェクトバケット要求)の使用を自動化できます。以下の例は、バケット要求の結果のマッピングです。これは、データを含む設定マップおよび認証情報のあるシークレットです。この特定のジョブは NooBaa からオブジェクトバケットを要求し、バケットとアカウントを作成します。

    apiVersion: batch/v1
    kind: Job
    metadata:
      name: testjob
    spec:
      template:
        spec:
          restartPolicy: OnFailure
          containers:
            - image: <your application image>
              name: test
              env:
                - name: BUCKET_NAME
                  valueFrom:
                    configMapKeyRef:
                      name: <obc-name>
                      key: BUCKET_NAME
                - name: BUCKET_HOST
                  valueFrom:
                    configMapKeyRef:
                      name: <obc-name>
                      key: BUCKET_HOST
                - name: BUCKET_PORT
                  valueFrom:
                    configMapKeyRef:
                      name: <obc-name>
                      key: BUCKET_PORT
                - name: AWS_ACCESS_KEY_ID
                  valueFrom:
                    secretKeyRef:
                      name: <obc-name>
                      key: AWS_ACCESS_KEY_ID
                - name: AWS_SECRET_ACCESS_KEY
                  valueFrom:
                    secretKeyRef:
                      name: <obc-name>
                      key: AWS_SECRET_ACCESS_KEY
    1. <obc-name> のすべてのインスタンスを Object Bucket Claim(オブジェクトバケット要求)の名前に置き換えます。
    2. <your application image> をアプリケーションイメージに置き換えます。
  3. 更新された YAML ファイルを適用します。

    # oc apply -f <yaml.file>
    1. <yaml.file> を YAML ファイルの名前に置き換えます。
  4. 新規設定マップを表示するには、以下を実行します。

    # oc get cm <obc-name>
    1. obc-name を、Object Bucket Claim(オブジェクトバケット要求)の名前に置き換えます。

      出力では、以下の環境変数が表示されることが予想されます。

      • BUCKET_HOST: アプリケーションで使用するエンドポイント
      • BUCKET_PORT: アプリケーションで利用できるポート

        • ポートは BUCKET_HOST に関連します。たとえば、BUCKET_HOSThttps://my.example.com で、BUCKET_PORT が 443 の場合、オブジェクトサービスのエンドポイントは https://my.example.com:443 になります。
      • BUCKET_NAME: 要求されるか、または生成されるバケット名
      • AWS_ACCESS_KEY_ID: 認証情報の一部であるアクセスキー
      • AWS_SECRET_ACCESS_KEY: 認証情報の一部であるシークレットのアクセスキー
重要

AWS_ACCESS_KEY_ID および AWS_SECRET_ACCESS_KEY を取得します。名前は AWS S3 API との互換性を確保するために使用されます。S3 操作の実行中にキーを指定する必要があります(特に Multicloud Object Gateway(MCG)バケットから読み取り、書き込み、または一覧する場合)。キーは Base64 でエンコードされます。鍵を使用する前にデコードします。

# oc get secret <obc_name> -o yaml
<obc_name>
Object Bucket Claim(オブジェクトバケット要求)の名前を指定します。