第2章 新機能

このセクションでは、Red Hat OpenShift Container Storage 4.7 で導入された新機能について説明します。

IBM Power Systems の一般公開サポート

OpenShift Container Storage が IBM Power Systems を使用してインストールされ、管理できるようになりました。詳細は、『IBM Power Systems を使用した OpenShift Container Storage のデプロイ』ガイドを参照してください。

IBM Power Systems での OpenShift Container Storage 4.6 の OpenShift Container Storage 4.7 へのアップグレードはサポートされません。OpenShift Container Storage 4.7 の IBM Power Systems は、グリーンフィールドインストールである必要があります。

IBM Power Systems でサポートされない機能が特定されています。サポートされない機能を確認してください。

IBM Z および LinuxONE の一般公開サポート

OpenShift Container Storage が IBM Z および LinuxONE を使用してインストールされ、管理できるようになりました。詳細は、『IBM Z および LinuxONE を使用した OpenShift Container Storage のデプロイ』を参照してください。

IBM Z および LinuxONE での OpenShift Container Storage 4.6 の OpenShift Container Storage 4.7 へのアップグレードはサポートされません。OpenShift Container Storage 4.7 の IBM Z および LinuxONE は、グリーンフィールドインストールである必要があります。

IBM Z および LinuxONE でサポートされない機能が特定されています。サポートされない機能を確認してください。

VMware vSphere 7 の一般公開サポート

OpenShift Container Storage が VMware vSphere 7 を使用してインストールされ、管理できるようになりました。内部クラスターをサポートし、外部クラスターの使用をサポートします。推奨されるバージョンは vSphere 6.7 Update 2 または vSphere 7 です。詳細は、VMware vSphere インフラストラクチャーの要件について参照してください。

VMware vSphere インストーラーでプロビジョニングされるインフラストラクチャーの一般公開サポート

OpenShift Container Storage は、インストーラーでプロビジョニングされるインフラストラクチャーおよびユーザーによってプロビジョニングされるインフラストラクチャーの両方で、VMware vSphere を使用してインストールされ、管理できるようになりました。詳細は、Deploying OpenShift Container Storage on VMware vSphereを参照してください。

Red Hat Virtualization の一般公開(GA)のサポート

OpenShift Container Storage が Red Hat Virtualization を使用してインストールできるようになりました。詳細は、『Red Hat Virtualization を使用した OpenShift Container Storage のデプロイおよび管理』ガイドを参照してください。

暗号化されたストレージデータ

Red Hat OpenShift Container Storage は、ストレージクラスター内のすべてのディスクについてクラスター全体の暗号化 (保存時の暗号化、encryption-at-rest) をサポートします。これは Multicloud Object Gateway データの暗号化にも使用されます。外部の鍵管理システム (KMS) を使用して、暗号化キーを Red Hat OpenShift Container Storage 4.7 に保存できます。

クラスター全体の暗号化は、KMS を使用せずに OpenShift Container Storage 4.6 でサポートされますが、KMS の有無にかかわらず OpenShift Container Storage 4.7 でサポートされます。

現時点で、HashiCorp Vault は唯一サポートされている KMS です。OpenShift Container Storage 4.7.0 および 4.7.1 では、HashiCorp Vault Key/Value (KV) シークレットエンジン API (バージョン 1) のみがサポートされます。OpenShift Container Storage 4.7.2 以降では、HashiCorp Vault KV シークレットエンジン API (バージョン 1 および 2) がサポートされるようになりました。

重要

Red Hat はテクノロジーパートナーと連携して、本書をお客様へのサービスとして提供します。ただし、Red Hat では、Hashicorp 製品のサポートを提供していません。この製品に関するテクニカルサポートについては、HashiCorp にお問い合わせください。

詳細は、データ暗号化のオプションを参照し、クラウドまたはオンプレミス環境のデプロイについて OpenShift Container Storage ドキュメントを参照してください。

OpenShift Container Storage クラスターの柔軟なスケーリング

柔軟なスケーリング機能が有効な状態で、デフォルトの 3 つの OSD のセットではなく、YAML ファイルを使用して一度に 1 つ以上の OSD で容量を追加できます。ただし、クラスターのバランスを維持した状態でディスクを追加する必要があります。

柔軟なスケーリングは、internal-attached モードのストレージクラスター作成の場合にのみサポートされます。ストレージクラスターの柔軟なスケーリングは、Red Hat OpenShift Container Storage 4.7 の新規デプロイメントでのみ使用でき、アップグレードされたクラスターでは使用できません。

柔軟なスケーリングを有効にするには、3 未満のアベイラビリティーゾーンで 3 つ以上のノードを含むクラスターを作成します。OpenShift Web コンソールは、3 未満のアベイラビリティーゾーンに分散している 3 つ以上ノードを検出し、柔軟なスケーリングを可能にします。

詳細は、スケーリングについてのガイドを参照してください。

オブジェクトバケットクラスのバッキングストア設定の更新

OpenShift Container Storage 4.7 では、OpenShift Web コンソールを使用してバケットクラスのオブジェクトバッキングストア設定を更新できます。

詳細は、『ハイブリッドおよびマルチクラウドリソースの管理ガイド』を参照してください。

Multicloud Object Gateway CLI および YAML を使用した namespace バケットの追加

Red Hat OpenShift Container Storage 4.7 ドキュメントには、Multicloud Object Gateway コマンドラインインターフェースおよび YAML を使用して namespace バケットを追加する手順が追加されました。詳細は、『ハイブリッドおよびマルチクラウドリソースの管理ガイド』を参照してください。

ガイド付きツアー

ガイド付きツアーが OpenShift Container Platform 4.7 Web コンソールの OpenShift Container Storage 4.7 で利用可能になりました。

ツアーは、コンソールで階層化されたガイダンスを提供する新しい機能です。ガイド付きツアーは、コンソールの右上にある Overview セクションの Quick Starts で利用できます。

Quick Starts は、お客様が OpenShift Container Storage を検出および有効にするのに役立ち、ユーザーに OpenShift Container Storage 機能を最大限に使用する方法を示し、新規ユーザーのオンボーティングの時間を短縮します。

Quick Starts では、以下のさまざまなトピックについて説明します。

  • OpenShift Container Storage Operator のインストール
  • OpenShift Container Storage の使用開始
  • OpenShift Container Storage の設定と管理