IBM Cloud を使用した OpenShift Container Storage のデプロイ

Red Hat OpenShift Container Storage 4.7

インストール方法

Red Hat Storage Documentation Team

概要

Red Hat OpenShift Container Storage の IBM Cloud へのインストール方法については、本書をお読みください。
重要
IBM Cloud での OpenShift Container Storage のデプロイおよび管理機能はテクノロジープレビュー機能です。テクノロジープレビュー機能は Red Hat の実稼働環境でのサービスレベルアグリーメント (SLA) ではサポートされていないため、Red Hat では実稼働環境での使用を推奨していません。Red Hat は実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。これらの機能は、近々発表予定の製品機能をリリースに先駆けてご提供することにより、お客様は機能性をテストし、開発プロセス中にフィードバックをお寄せいただくことができます。

はじめに

Red Hat OpenShift Container Storage 4.7 では、接続された環境での IBM Cloud クラスターの Red Hat OpenShift でのデプロイメントをサポートします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。まずは、マスター (master)、スレーブ (slave)、ブラックリスト (blacklist)、ホワイトリスト (whitelist) の 4 つの用語の置き換えから始めます。これは大規模な取り組みであるため、これらの変更は今後の複数のリリースで段階的に実施されます。詳細は、Red Hat CTO である Chris Wright のメッセージをご覧ください。

Red Hat ドキュメントについてのフィードバック

弊社のドキュメントについてのご意見をお聞かせください。ドキュメントの改善点があれば、ぜひお知らせください。フィードバックをお寄せいただくには、以下をご確認ください。

  • 特定の部分についての簡単なコメントをお寄せいただく場合は、以下をご確認ください。

    1. ドキュメントが Multi-page HTML 形式で表示されていることを確認します。また、ドキュメントの右上に Feedback ボタンがあることを確認します。
    2. マウスカーソルを使用して、コメントを追加するテキストの部分を強調表示します。
    3. 強調表示されたテキストの下に表示される Add Feedback ポップアップをクリックします。
    4. 表示される指示に従ってください。
  • より詳細なフィードバックをお寄せいただく場合は、Bugzilla のチケットを作成してください。

    1. Bugzilla の Web サイトに移動します。
    2. 「Component (コンポーネント)」として Documentation を使用します。
    3. Description フィールドに、ドキュメントの改善に向けたご提案を記入してください。ドキュメントの該当部分へのリンクも追加してください。
    4. Submit Bug をクリックします。

第1章 IBM Cloud を使用した OpenShift Container Storage のデプロイ 

IBM Cloud で実行されるワークロードには、Red Hat OpenShift Container Storage を使用できます。  これらのワークロードは、パブリッククラウドまたは独自の IBM Cloud Satellite の場所にある IBM Cloud クラスターの Red Hat OpenShift で実行される場合があります。 

1.1. IBM Cloud パブリックへのデプロイ

IBM Cloud クラスターで Red Hat OpenShift を作成する場合、classic または Virtual Private Cloud (VPC) インフラストラクチャーのいずれかを選択できます。Red Hat OpenShift Container Storage のマネージドクラスターアドオンは、どちらのインフラストラクチャープロバイダーもサポートします。classic クラスターの場合、アドオンはローカルストレージ Operator を使用して OpenShift Container Storage Operator をデプロイします。VPC クラスターの場合、アドオンは OpenShift Container Storage Operator をデプロイします。これは VPC ストレージボリュームの IBM Cloud Block Storage で使用できます。

OperatorHub からのインストールではなく、OpenShift Container Storage マネージドクラスターアドオンを使用した OpenShift Container Storage のインストールについての利点

  • 個別のリソースを手動で作成するのではなく、単一の CRD から OpenShift Container Storage をデプロイします。たとえば、アドオンが有効にする単一 CRD で、OpenShift Container Storage の実行に必要な namespace、storagecluster、その他のリソースを設定します。
  • Classic - OpenShift Container Storage CRD に指定するストレージデバイスを使用して PV を自動的に作成します。
  • VPC - OpenShift Container Storage ストレージクラスターの VPC ストレージボリュームで IBM Cloud Block Storage を動的にプロビジョニングします。
  • マネージドアドオンについてのパッチ更新を自動的に取得します。
  • CRD の単一フィールドを変更して、OpenShift Container Storage バージョンを更新します。
  • CRD に認証情報を指定して、IBM Cloud Object Storage と統合します。

1.1.1. IBM Cloud での classic インフラストラクチャーへのデプロイ

マネージドクラスターアドオンを使用して OpenShift Container Storage Operator およびローカルストレージ Operator をインストールして、IBM Cloud classic クラスターに OpenShift Container Storage をデプロイすることができます。OpenShift Container Storage アドオンを IBM Cloud classic クラスターにインストールした後に、ストレージデバイスの設定情報が含まれる単一のカスタムリソース定義を作成します。

詳細は、『OpenShift Container Storage のプランニング』ガイドを参照してください。

1.1.2. IBM Cloud の VPC インフラストラクチャーへのデプロイ

マネージドクラスターアドオンを使用して OpenShift Container Storage Operator をインストールして、IBM Cloud VPC クラスターに OpenShift Container Storage をデプロイすることができます。OpenShift Container Storage アドオンを IBM Cloud の classic クラスターにインストールした後に、ワーカーノード情報、および OpenShift Container Storage ストレージデバイスを動的にプロビジョニングするために使用する VPC ストレージクラスの IBM Cloud Block Storage を含むカスタムリソース定義を作成します。

詳細は、クラスターの OpenShift Container Storage の準備について参照してください。

1.2. IBM Cloud Satellite へのデプロイ

IBM Cloud Satellite では、オンプレミスデータセンターや別のクラウドプロバイダーなど、独自のインフラストラクチャーでロケーションを作成して、IBM Cloud サービスを、データがある場所などの任意の場所に移すことができます。Red Hat OpenShift Container Storage を使用してデータを保存する場合は、Satellite ストレージテンプレートを使用して、Satellite の場所にあるクラスター全体に OpenShift Container Storage を一貫してインストールできます。テンプレートは、ローカルディスクへのデバイスパスや、ボリュームを動的にプロビジョニングするために使用するストレージクラスなど、さまざまな OpenShift Container Storage パラメーターの Satellite 設定を作成するのに役立ちます。次に、Satellite 設定を OpenShift Container Storage をインストールするクラスターに割り当てます。

OperatorHub からのインストールではなく、Satellite ストレージを使用した OpenShift Container Storage のインストールについての利点

  • バージョンを OpenShift Container Storage 設定で作成して、複数のクラスターにインストールするか、または既存の設定を拡張します。
  • OpenShift Container Storage を一貫した方法で複数のクラスターで 更新します。
  • 開発者がクラスター全体で永続ストレージに使用できるストレージクラスを標準化します。
  • Satellite Config を使用してアプリケーションに同様のデプロイメントパターンを使用します。
  • ワーカーノードでローカルディスクを使用する OpenShift Container Storage クラスター、またはストレージプロバイダーから動的にプロビジョニングされたボリュームを使用する OpenShift Container Storage クラスターのテンプレートから選択します。
  • テンプレートに認証情報を指定して、IBM Cloud Object Storage と統合します。

1.2.1. IBM Cloud Satellite のワーカーノードに存在するローカルストレージを使用する OpenShift Container Storage の使用

ワーカーノードにあるローカルストレージを使用する OpenShift Container Storage 設定の場合、Satellite テンプレートを使用して OpenShift Container Storage 設定を設定できます。クラスターは、CPU およびメモリー要件、ならびに利用可能な raw 形式の未フォーマットのアンマウントされたディスクのサイズ要件などの特定の要件を満たす必要があります。ワーカーノードにすでに存在するローカルストレージデバイス、またはワーカーノードに割り当てる静的にプロビジョニングされた raw ボリュームを使用する場合、ローカルの OpenShift Container Storage 設定を選択します。

詳細は、IBM Cloud Satellite のローカルの OpenShift Container Storage ストレージについてのドキュメントを参照してください。

1.2.2. リモートの動的にプロビジョニングされるストレージボリュームを使用する OpenShift Container Storage の IBM Cloud Satellite での使用

優先されるストレージプロバイダーリモートの動的にプロビジョニングされるストレージボリュームを使用する OpenShift Container Storage 設定については、Satellite ストレージテンプレートを使用してストレージ設定を作成できます。OpenShift Container Storage 設定で、使用するストレージクラスとプロビジョニングするボリュームサイズを指定します。クラスターは、CPU やメモリーの要件など、特定の要件を満たす必要があります。OpenShift Container Storage 設定でストレージプロバイダーから動的にプロビジョニングされるリモートボリュームを使用する必要がある場合は、OpenShift Container Storage のリモートストレージテンプレートを選択します。

詳細は、IBM Cloud Satellite のリモート OpenShift Container Storage ストレージについてのドキュメントを参照してください。