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第2章 OpenShift Container Storage アップグレードチャネルおよびリリース

OpenShift Container Platform 4.1 で、Red Hat はクラスターのアップグレードの適切なリリースバージョンを推奨するためにチャネルという概念を導入しました。アップグレードのペースを制御することで、これらのアップグレードチャネルからアップグレードストラテジーを選択することができます。OpenShift Container Storage は、OpenShift Container Platform の Operator としてデプロイされるため、複数のチャネルに修正を提供し、アップグレードのペースを制御するための同じストラテジーに従います。アップグレードチャネルは OpenShift Container Storage のマイナーバージョンに関連付けられます。たとえば、OpenShift Container Storage 4.6 アップグレードチャネルでは 4.5 から 4.6 へのアップグレードおよび 4.6 内のアップグレードが推奨されます。4.7 以降のリリースへのアップグレードは推奨されていません。このストラテジーにより、管理者は OpenShift Container Storage の次のマイナーバージョンへのアップグレードに関して明確な決定を行うことができます。

アップグレードチャネルはリリースの選択のみを制御し、インストールするクラスターのバージョンには影響を与えません。ocs-operator はインストールされる OpenShift Container Storage のバージョンを決定します。追加設定なしで、OpenShift Container Platform との互換性を維持しながら、最新の OpenShift Container Storage リリースを常にインストールします。そのため、OpenShift Container Platform 4.6 では、OpenShift Container Storage 4.6 はインストールできる最新バージョンになります。

OpenShift Container Storage のアップグレードは、互換性と相互運用性が OpenShift Container Platform で維持されるように OpenShift Container Platform のアップグレードと連動します。OpenShift Container Storage 4.6 では、OpenShift Container Platform 4.5、4.6、および 4.7 がサポートされます。OpenShift Container Platform 4.5 および 4.7 は、OpenShift Container Platform との後方互換性を維持するためにサポートされます。OpenShift Container Storage のバージョンを OpenShift Container Platform と同じにしておくと、そのリリースのすべての機能やエンハンスメントを活用できます。

OpenShift Container Platform 4.6 は以下のアップグレードチャネルを提供します。

  • stable-4.6
  • eus-4.6 (4.6 を実行する場合にのみ利用可能)

    stable-4.6 チャネル
    新規バージョンの GA 後、 マイナーバージョンに対応する stable チャネルが、アップグレードに使用できる新しいイメージで更新されます。stable-4.6 チャネルを使用すると OpenShift Container Storage 4.5 からのアップグレードや 4.6 内のアップグレードが可能です。
    eus-4.6 チャネル

    stable チャネルのほかに、OpenShift Container Platform の特定のマイナーバージョンは Extended Update Support (延長アップデートサポート、EUS) を提供します。これらの EUS バージョンでは、プレミアムサブスクリプションをお持ちのお客様の場合、メンテナンスフェーズを 14 カ月に拡張されています。現時点で、OpenShift Container Storage 4.6 は EUS が適用される唯一のマイナーバージョンです。

    OpenShift Container Platform 4.6 が EUS フェーズに移行するまで stable-4.6 と eus-4.6 チャネル間に相違はありませんが、 EUS チャネルが利用可能になり次第、これに切り換えることができます。OpenShift Container Platform 4.6 がライフサイクルの EUS フェーズに移行すると、stable-4.6 チャネルは後続の z-stream 更新を受信しなくなります。EUS チャネルに排他的なバージョンにアップグレードした後に、そのクラスターは次の EUS バージョンへのアップグレードが利用可能になるまでマイナーバージョンのアップグレードの対象ではなくなります。次に予定される EUS バージョンは 4.10 で、該当バージョンへのアップグレードには、4.6 から 4.7、4.8、4.9、4.10 の順など、バージョンの連続するセットが必要になります。

    さらに、クラスターがサポートされるバージョンの OpenShift Container Platform 4.6 を実行している場合にのみ EUS チャネルに切り替えることができます。

    最後に、EUS にのみ限定されている 4.6 バージョンをインストールする場合、アップグレードが 4.10 に提供されるまで、後続のマイナーバージョンにアップグレードすることはできません。