2.3. ローカルストレージデバイスを使用した OpenShift Container Storage ノードへの容量の追加によるストレージのスケールアップ
以下の手順を使用して、ベアメタルおよび VMware インフラストラクチャーで設定されたローカルストレージベースの OpenShift Container Storage ワーカーノードにストレージ容量 (追加のストレージデバイス) を追加します。
Amazon EC2 I3 でのストレージのスケールアップはテクノロジープレビュー機能です。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat の実稼働環境のサービスレベルアグリーメント (SLA) ではサポートされていないため、Red Hat では実稼働環境での使用を推奨していません。Red Hat は実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。これらの機能は、近々発表予定の製品機能をリリースに先駆けてご提供することにより、お客様は機能性をテストし、開発プロセス中にフィードバックをお寄せいただくことができます。
Amazon EC2 I3 インフラストラクチャーでは、利用可能な両方の NVMe デバイスを使用してデプロイメントが実行されるため、ノードを追加することが容量を追加するための唯一のオプションになります。
前提条件
- OpenShift Container Platform クラスターにログインしている必要があります。
ローカルストレージ Operator がインストールされている必要があります。お使いのインフラストラクチャーに適用可能な以下の手順のいずれかを使用します。
-
以前のバージョンの OpenShift Container Storage からアップグレードした場合は、更新後の設定の変更 で説明されているように、
LocalVolumeSetオブジェクトを作成し、デバイスの自動プロビジョニングを有効にします。 -
以前のバージョンから OpenShift Container Storage 4.6 にアップグレードした場合、アップグレード後の手順に従って
LocalVolumeDiscoveryオブジェクトを作成していることを確認します。詳細は、更新後の設定の変更 について参照してください。 - 3 つの OpenShift Container Platform ワーカーノードが必要です。それらのノードには、元の OpenShift Container Storage の StorageCluster の作成に使用されたものと同じストレージタイプおよびサイズ (例: 2 TB NVMe ドライブ) が割り当てられている必要があります。
手順
容量を追加するには、デプロイメント時にプロビジョニングしたストレージクラスか、フィルターと合致する他のストレージクラスを使用できます。
OpenShift Web コンソールから、Operators → Installed Operators をクリックします。

- OpenShift Container Storage Operator をクリックします。
Storage Cluster タブをクリックします。

- 表示されるリストには 1 つの項目のみが含まれます。右端の (⋮) をクリックして、オプションメニューを拡張します。
オプションメニューから Add Capacity を選択します。

- 要件に応じてディスクを追加した Storage Class、または新規ストレージクラスを選択します。表示される利用可能な容量は、ストレージクラスで利用可能なローカルディスクをベースとしています。
Add をクリックします。
ストレージクラスターが Ready 状態になるまでに数分待機する必要がある場合があります。
検証手順
Overview → Persistent Storage タブに移動してから、Capacity breakdown カードをチェックします。

容量は選択に応じて増大することに注意してください。
3 つの新規 OSD およびそれらの対応する新規 PVC が作成されていることを確認します。
新規作成された OSD の状態を表示するには、以下を実行します。
- OpenShift Web コンソールから Workloads → Pods をクリックします。
-
Project ドロップダウンリストから
openshift-storageを選択します。
Pod の状態を確認します。
- OpenShift Web コンソールで、Storage → Persistent Volume Claims をクリックします。
-
Project ドロップダウンリストから
openshift-storageを選択します。
(オプション) クラスターでデータの暗号化が有効な場合には、新規 OSD デバイスが暗号化されていることを確認します。
新規 OSD Pod が実行しているノードを特定します。
$ oc get -o=custom-columns=NODE:.spec.nodeName pod/<OSD pod name>
以下に例を示します。
oc get -o=custom-columns=NODE:.spec.nodeName pod/rook-ceph-osd-0-544db49d7f-qrgqm
直前の手順で特定されたノードごとに、以下を実行します。
デバッグ Pod を作成し、選択したホストの chroot 環境を開きます。
$ oc debug node/<node name> $ chroot /host
lsblk を実行し、
ocs-deviceset名の横にある crypt キーワードを確認します。$ lsblk
OpenShift Container Storage では、OSD またはノードの縮小によるクラスターの削減はサポートしていません。