7.5.3. 利用可能な動的プロビジョニングプラグイン

OpenShift Container Platform は、以下のプロビジョナープラグインを提供します。 これらには、クラスターの設定済みプロバイダーの API を使用して新規ストレージリソースを作成する動的プロビジョニング用の一般的な実装が含まれます。

ストレージタイププロビジョナープラグインの名前注記

OpenStack Cinder

kubernetes.io/cinder

 

AWS Elastic Block Store (EBS)

kubernetes.io/aws-ebs

異なるゾーンで複数のクラスターを使用する場合の動的プロビジョニングの場合、各ノードに Key=kubernetes.io/cluster/<cluster_name>,Value=<cluster_id> のタグを付けます。ここで、<cluster_name><cluster_id> はクラスターごとに一意になります。

AWS Elastic File System (EFS)

 

動的プロビジョニングは、EFS プロビジョナー Pod で実行され、プロビジョナープラグインでは実行されません。

Azure Disk

kubernetes.io/azure-disk

 

Azure File

kubernetes.io/azure-file

persistent-volume-binder ServiceAccount では、Azure ストレージアカウントおよびキーを保存するためにシークレットを作成し、取得するためのパーミッションが必要です。

GCE Persistent Disk (gcePD)

kubernetes.io/gce-pd

マルチゾーン設定では、GCE プロジェクトごとに OpenShift Container Platform クラスターを実行し、現行クラスターのノードが存在しないゾーンで PV が作成されないようにすることが推奨されます。

VMware vSphere

kubernetes.io/vsphere-volume

 
重要

選択したプロビジョナープラグインでは、関連するクラウド、ホスト、またはサードパーティープロバイダーを、関連するドキュメントに従って設定する必要もあります。