2.7. ストレージクラスがすでに存在する場合の VMware 上でのストレージクラスター作成
Openshift Container Storage Cluster は、ローカルストレージ Operator ページで作成される既存のストレージクラスを使用して作成できます。
前提条件
- ローカルストレージデバイスを使用した OpenShift Container Storage のインストールの要件 についてのセクションにあるすべての要件を満たしていることを確認します。
- ベアメタルでローカルストレージデバイスを使用するには、ワーカーノードが最低でも 3 つ必要で、各ノードに同じストレージタイプおよびサイズを割り当てる必要があります (例: 2TB NVMe ハードドライブ)。
- 最低でも 3 つのノードで設定されるストレージクラスを作成し、このクラスにボリュームをアタッチしておく必要があります。
手順
- OpenShift Web コンソールにログインします。
Operators → Installed Operators をクリックし、インストールされた Operator をすべて表示します。
選択された Project が openshift-storage であることを確認します。
図2.10 OpenShift Container Storage Operator ページ
OpenShift Container Storage をクリックします。
図2.11 OpenShift Container Storage の Details タブ
Storage Cluster の Create Instance リンクをクリックします。
図2.12 Create Storage Cluster ページ
Select Mode に Internal-Attached devices を選択します。デフォルトでは、Internal が選択されます。
図2.13 Create Storage Cluster ページ
- (オプション) Encryption セクションで、トグルを Enabled に設定して、クラスターでデータ暗号化を有効にします。
選択したストレージクラスに対応するノードが表示されます。
選択されたノードには、ラベルが指定されていない場合に
cluster.ocs.openshift.io/openshift-storage=''
のラベルが付けられます。選択されたノードの内の 3 つのノードは初期のデプロイメントに使用され、残りのノードは OpenShift Container Storage のスケーリングのスケジュールターゲットとして使用されます。Create をクリックします。
Create ボタンは、最低でも 3 つのノードを選択した場合にのみ有効になります。
3 つのボリュームからなる新規ストレージクラスターは、1 ワーカーノードごとに 1 つのボリュームを設定して作成されます。デフォルト設定では、レプリケーション係数 3 を使用します。
初期クラスターの容量を拡張するには、Scaling Storage ガイドを参照してください。
検証手順
Verifying your OpenShift Container Storage installation を参照してください。