10.2. ボリュームスナップショットの復元
ボリュームスナップショットを復元する際に、新規の Persistent Volume Claim(永続ボリューム要求、PVC) が作成されます。復元される PVC はボリュームスナップショットおよび親 PVC とは切り離されています。
Persistent Volume Claim ページまたは Volume Snapshots ページのいずれかからボリュームスナップショットを復元できます。
手順
- Persistent Volume Claims ページで以下を実行します。
親 PVC が存在する場合に限り、Persistent Volume Claims ページからボリュームスナップショットを復元できます。
- OpenShift Web コンソールで、Storage → Persistent Volume Claims をクリックします。
- 新規 PVC として復元する必要のあるボリュームスナップショットがある PVC 名をクリックします。
- Volume Snapshots タブで、必要なボリュームスナップショットの横にある Action メニュー (⋮) → Restore as new PVC をクリックします。
- 新規 PVC の名前を入力します。
Storage Class 名を選択します。
注記(Rados Block Device (RBD) の場合) 親 PVC と同じプールが指定されるストレージクラスを選択する必要があります。
- Restore をクリックします。新規 PVC の詳細ページにリダイレクトされます。
- Volume Snapshots ページの使用
- OpenShift Web コンソールで Storage → Volume Snapshots をクリックします。
- 必要なボリュームスナップショットの横にある Action Menu (⋮) → Restore as new PVC をクリックします。
- 新規 PVC の名前を入力します。
Storage Class 名を選択します。
注記(Rados Block Device (RBD) の場合) 親 PVC と同じプールが指定されるストレージクラスを選択する必要があります。
- Restore をクリックします。新規 PVC の詳細ページにリダイレクトされます。
ボリュームスナップショットの復元時に、PVC は親 PVC が存在する場合にのみ、親 PVC のアクセスモードで作成されます。それ以外の場合は、PVC は ReadWriteOnce (RWO) アクセスモードでのみ作成されます。現時点で、OpenShift Web コンソールを使用してアクセスモードを指定することはできません。ただし、YAML を使用して CLI からアクセスモードを指定できます。詳細は、ボリュームスナップショットの復元 について参照してください。
検証手順
- OpenShift Web コンソールから Storage → Persistent Volume Claims をクリックし、新規 PVC が Persistent Volume Claims ページに一覧表示されていることを確認します。
-
新規 PVC が
Bound
の状態になるまで待機します。