7.5. ストレージデバイスの要件

このセクションでは、内部モードのデプロイメントおよびアップグレードの計画時に考慮できる各種のストレージ容量の要件について説明します。

7.5.1. 動的ストレージデバイス

Red Hat OpenShift Container Storage では、動的ストレージデバイスサイズの要求サイズとして 0.5 TiB、2 TiB または 4 TiB の容量を選択できます。ノードごとに実行できる動的ストレージデバイスの数は、ノードサイズ、基礎となるプロビジョナー制限、および リソース要件の関数です。

通常、ノードごとに 9 以下のデバイスが推奨されます。この推奨事項により、ノードがクラウドプロバイダーの動的ストレージデバイスの割り当て制限下にあり、ローカルストレージデバイスに関連してノードに障害が発生した後の復旧時間を制限することができます。クラスターを(障害ドメインごとに 1 ノードの)3 の倍数に拡張する方法は、Pod の配置ルールに簡単に従える方法です。

注記

ストレージ容量は、インストール時に選択した容量の増分値でのみ拡張できます。

7.5.2. ローカルストレージデバイス

ローカルストレージのデプロイメントの場合、4 TiB 以下のディスクサイズを使用でき、すべてのディスクが同じサイズおよび種類である必要があります。ノードごとに実行できるローカルストレージデバイスの数は、ノードのサイズとリソース要件の関数です。クラスターを(障害ドメインごとに 1 ノードの)3 の倍数に拡張する方法は、Pod の配置ルールに簡単に従える方法です。

注記

ディスクのパーティション設定はサポートされません。

7.5.3. 容量のプランニング

使用する前に、利用可能なストレージ容量を必ず確保するようにしてください。利用可能なストレージ容量が完全に使い切られる場合はリカバリーが難しく、単に容量を追加したり、コンテンツを削除したり、移行したりするよりも多くの介入が必要になります。

容量アラートは、クラスターストレージ容量が合計容量の 75%(ほぼ一杯)および 85% (一杯) になると発行されます。容量についての警告に常に迅速に対応し、ストレージを定期的に確認して、ストレージ領域が不足しないようにします。ストレージ領域が不足する場合は、Red Hat カスタマーポータルにお問い合わせください。

以下の表は、動的なストレージデバイスを持つ Red Hat OpenShift Container Storage のノードの設定例を示しています。

表7.2 3 つのノードで構成される初期設定の例

ストレージデバイスのサイズノードあたりのストレージデバイス合計容量利用可能なストレージ容量

0.5 TiB

1

1.5 TiB

0.5 TiB

2 TiB

1

6 TiB

2 TiB

4 TiB

1

12 TiB

4 TiB

表7.3 30 ノード (N) で拡張された設定の例

ストレージデバイスのサイズ (D)ノードごとのストレージデバイス (M)合計容量 (D * M * N)使用可能なストレージ容量 (D*M*N/3)

0.5 TiB

3

45 TiB

15 TiB

2 TiB

6

360 TiB

120 TiB

4 TiB

9

1080 TiB

360 TiB