第1章 動的ストレージデバイスを使用したデプロイ

VMWare vSphere (ディスク形式: thin) で提供される動的ストレージデバイスを使用して OpenShift Container Storage を OpenShift Container Platform にデプロイすると、内部クラスターリソースを作成するオプションが提供されます。これにより、ベースサービスの内部プロビジョニングが可能になり、追加のストレージクラスをアプリケーションで使用可能にすることができます。

注記

VMware vSphere では、内部と外部の両方の Openshift Container Storage クラスターがサポートされます。デプロイメントの要件についての詳細は、『デプロイメントのプランニング』を参照してください。

デプロイメントの以下の手順に従います。

  1. ユーザーによってプロビジョニングされるインフラストラクチャー (UPI) の Red Hat Enterprise Linux ベースのホストについては、基礎となるファイルシステムへのコンテナーのアクセスを有効にします。Red Hat Enterprise Linux ベースのノードでのコンテナーのファイルシステムのアクセスを有効にする方法についての手順に従ってください。

    注記

    Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) の場合は、この手順を省略します。

  2. Red Hat OpenShift Container Storage Operator をインストールします
  3. OpenShift Container Storage Cluster Service を作成します

1.1. Red Hat Enterprise Linux ベースのノード上のコンテナーでのファイルシステムアクセスの有効化

ユーザーによってプロビジョニングされるインフラストラクチャー (UPI) の Red Hat Enterprise Linux ベースに OpenShift Container Platform をデプロイしても、基礎となる Ceph ファイルシステムへのコンテナーアクセスは自動的に提供されません。

注記

このプロセスは、Red Hat Enterprise Linux CoreOS をベースとするホストには不要です。

手順

クラスター内の各ノードで以下の手順を実行します。

  1. Red Hat Enterprise Linux ベースのノードにログインし、ターミナルを開きます。
  2. ノードが rhel-7-server-extras-rpms リポジトリーにアクセスできることを確認します。

    # subscription-manager repos --list-enabled | grep rhel-7-server

    出力に rhel-7-server-rpmsrhel-7-server-extras-rpms の両方が表示されない場合や出力がない場合は、以下のコマンドを実行して各リポジトリーを有効にします。

    # subscription-manager repos --enable=rhel-7-server-rpms
    # subscription-manager repos --enable=rhel-7-server-extras-rpms
  3. 必要なパッケージをインストールします。

    # yum install -y policycoreutils container-selinux
  4. SELinux での Ceph ファイルシステムのコンテナーの使用を永続的に有効にします。

    # setsebool -P container_use_cephfs on