1.3. 内部モードでの OpenShift Container Storage Cluster Service の作成
以下の手順を使用して、OpenShift Container Storage Operator のインストール後に OpenShift Container Storage Cluster Service を作成します。
前提条件
- OpenShift Container Storage は Operator Hub からインストールする必要があります。詳細は、「Installing OpenShift Container Storage Operator using the Operator Hub」を参照してください。
-
VMware の仮想マシンでは、
disk.EnableUUID
オプションがTRUE
に設定されていることを確認してください。仮想マシンを設定するには、vCenter アカウントの権限が必要です。詳細は、「Required vCenter account privileges」を参照してください。disk.EnableUUID
オプションを設定するには、Customize hardware タブの VM Options の Advanced オプションを使用します。詳細は、「Creating Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) machines in vSphere」を参照してください。
手順
- OpenShift Web コンソールから Operators → Installed Operators をクリックし、インストールされた Operator を表示します。選択された Project が openshift-storage であることを確認します。
Installed Operators ページで、Openshift Container Storage をクリックします。
図1.2 OpenShift Container Storage Operator ページ
Installed Operators → Operator Details ページで、以下のいずれかを実行して Storage Cluster Service を作成します。
Details タブで Provided APIs → OCS Storage Cluster で、Create Instance をクリックします。
図1.3 Operator Details ページ
または、Storage cluster タブを選択し、Create OCS Cluster Service をクリックします。
図1.4 Storage Cluster タブ
Create Storage Cluster ページで、以下のオプションが選択されていることを確認します。
図1.5 Create Storage Cluster ページ
- デフォルトでは、Select Mode に Internal が選択されています。
Nodes セクションでは、OpenShift Container Storage サービスを使用するには、利用可能な一覧から 3 つ以上のワーカーノードを選択します。
高可用性を確保するために、ワーカーノードは 3 つの異なる物理ノード、ラック、障害ドメインに分散することが推奨されます。
注記クラスターで特定のワーカーノードを見つけるには、Name または Label に基づいてノードをフィルターできます。
- Name では、ノード名で検索できます。
- Label では、事前に定義されたラベルを選択して検索できます。
- vCenter の非アフィニティーを使用して OpenShift Container Storage のラックラベルをデータセンターの物理ノードおよびラックラベルに合わせて調整し、同じ物理シャーシに 2 つのワーカーノードがスケジュールされないようにします。
ノードの最小要件については、『プランニング』ガイドの「リソース要件」セクションを参照してください。
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Storage Class は、VMware ではデフォルトで
thin
に設定されます。 ドロップダウンリストから OCS Service Capacity を選択します。
注記初期ストレージ容量を選択すると、クラスターの拡張は、選択された使用可能な容量を使用してのみ実行されます (raw ストレージの 3 倍)。
Create をクリックします。
注記Create ボタンは、最低でも 3 つのワーカーノードを選択した後にのみ有効になります。
デプロイメントに成功すると、3 つのストレージデバイスを持つストレージクラスターが作成されます。これらのデバイスは、選択したノードの 3 つに分散されます。この設定では、3 のレプリケーション係数が使用されます。初期クラスターをスケーリングするには、「 ストレージノードのスケーリング 」を参照してください。
検証手順
- OpenShift Container Storage が正常にインストールされていることを確認するには、「OpenShift Container Storage インストールの確認」を参照してください。