A.3.2. コンテナー化された Red Hat Gluster Storage Solutions のデプロイ
以下のセクションでは、コンバージドモード Pod、インディペンデントモード Pod、および *cns-deploy * ツールの使用について説明します。
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OpenShift Container Platform インフラストラクチャーのワークロード(レジストリー、ロギングおよびメトリクス)およびアプリケーション Pod ストレージには、別のクラスターを使用することが推奨されます。したがって、ノードが6 つ以上ある場合は、最低でも 3 つのノードで複数のクラスターを作成します。インフラストラクチャークラスターは
default
プロジェクト namespace に所属する必要があります。 - Red Hat Openshift Container Storage 設定で暗号化を有効にする必要がある場合は、以下の手順に進む前に https://access.redhat.com/documentation/ja-jp/red_hat_openshift_container_storage/3.11/html-single/operations_guide/#chap-Documentation-Red_Hat_Gluster_Storage_Container_Native_with_OpenShift_Platform-Enabling_Encryption を参照してください。
まず、Red Hat Gluster Storage ノードのトポロジーと、アタッチされたストレージデバイスのトポロジーを記述した heketi のトポロジーファイルを指定する必要があります。サンプルのフォーマットされたトポロジーファイル(topology-sample.json)は、 'heketi-client' パッケージで /usr/share/heketi/ ディレクトリーにインストールされます。
{ "clusters": [ { "nodes": [ { "node": { "hostnames": { "manage": [ "node1.example.com" ], "storage": [ "192.168.68.3" ] }, "zone": 1 }, "devices": [ "/dev/sdb", "/dev/sdc", "/dev/sdd", "/dev/sde", "/dev/sdf", "/dev/sdg", "/dev/sdh", "/dev/sdi" ] }, { "node": { "hostnames": { "manage": [ "node2.example.com" ], "storage": [ "192.168.68.2" ] }, "zone": 2 }, "devices": [ "/dev/sdb", "/dev/sdc", "/dev/sdd", "/dev/sde", "/dev/sdf", "/dev/sdg", "/dev/sdh", "/dev/sdi" ] }, ....... .......
** clusters: はクラスターの配列になります。
+ 配列上の各要素は、以下のようにクラスターを記述するマップです。
nodes: Red Hat Gluster Storage コンテナーをホストする OpenShift ノードの配列です。
配列の各要素は、以下のようにノードを記述するマップです。
node: 以下の要素のマップです。
- zone: この値は、ノードが属するゾーン番号を表します。ゾーン番号は、異なるゾーンにブリックのレプリカを配置して、heketi がブリックの最適な位置を選択するために使用します。したがって、ゾーン番号は障害ドメインと似ています。
hostnames: 管理およびストレージアドレスを一覧表示するマップです。
- manage: ノードとの通信に Heketi が使用するホスト名/IP アドレスです。
- storage: ノードと通信するために他の OpenShift ノードによって使用される IP アドレスです。ストレージデータトラフィックは、この IP に割り当てられたインターフェースを使用します。OpenShift環境では、Heketiはこれもエンドポイントと見なすため、これはホスト名ではなくIPアドレスである必要があります。
- devices: 追加する各ディスクの名前
トポロジーファイルをデフォルトの場所からお使いの場所にコピーしてから、これを編集します。
# cp /usr/share/heketi/topology-sample.json /<_Path_>/topology.json
node.hostnames.manage セクションの下にある Red Hat Gluster Storage Pod ホスト名と、node.hostnames.storage セクションの下にある Red Hat Gluster Storage Pod のホスト名に基づいて、IP アドレスを指定してトポロジーファイルを編集します。/usr/share/heketi/topology-sample.json ファイルは、それぞれドライブが 8 個含まれるノード 4 つだけを設定して、簡素化します。
heketi は、そのデータベースを Red Hat Gluster Storage ボリュームに保存します。ボリュームがダウンした場合に、信頼された分散型ストレージプールが提供するボリュームが利用できないので、Heketi サービスは応答しません。この問題を解決するには、Heketi ボリュームを含む、信頼されたストレージプールを再起動します。