Red Hat Training

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4.2. コマンドラインのオプション

表4.1 利用できるコマンドラインのオプション

オプション 定義
-h, --help ヘルプのファイルを表示します。
-c CONFIG, --config=CONFIG すべてのオプションを指定した設定ファイルを与えることができるようになります。 コマンドラインで実行できるオプションはすべてこの設定ファイルに指定することができます。 クローンを作成したいチャンネルの一覧が複雑になる場合、 その一覧を用意して後日使用できるよう正確なコマンドで保存しておくことができます。
-u USERNAME, --username=USERNAME Satellite のログインに使用するユーザー名を指定します。
-p PASSWORD, --password=PASSWORD ユーザー名のパスワードを指定します。
-s SERVER, --server=SERVER API 接続に使用するサーバーの URL です。 デフォルトでは https://localhost/rpc/api に設定されます。
-l CHANNELS, --channels=CHANNELS クローン作成するチャンネルを指定します。 オリジナルチャンネル名とクローンチャンネル名を組み合わせてチャンネルラベルを指定しなければなりません。 オリジナルチャンネル名とクローンチャンネル名の間は必ず空白入れて区切ります。 また、 複数のチャンネルを追加することもできます。 その都度 --channels オプションを使用します。
-b BLACKLIST, --blacklist=BLACKLIST クローンのエラータから除外するパッケージ名 (または正規表現) をコンマで区切った一覧です (考慮されるのは追加されたパッケージのみです)。
-r REMOVELIST, --removelist=REMOVELIST コピー先チャンネルから削除するパッケージ名 (または正規表現) をコンマで区切った一覧です (すべてのパッケージが削除可能です)。
-d TO_DATE, --to_date=TO_DATE 指定した日付に対してエラータのクローンを作成します (YYYY-MM-DD)。 オリジナルのパッケージとオリジナルのチャンネル作成日から指定した TO_DATE パラメータまでの間にリリースされたエラータのクローンを作成することができます。 指定した TO_DATE 期間内の時間ベースのチャンネルスナップショットを取得することができます。
-y, --assumeyes 入力を求めるプロンプトに対しすべて自動的に「yes」にします。 ユーザー介入を必要としないクローン作成に使用できます。
-m, --sample-config サンプルの設定ファイルを出力して終了します。
-k, --skip_depsolve すべての依存関係の解決を省略します (非推奨)。
-v, --validate 指定したリポジトリセットで repoclosure を実行します。
-g, --background バックグラウンドでエラータのクローン作成を行います。クローン作成が終了するまでのプロンプトの返りが早くなります。
-o, --security_only セキュリティ関連のエラータ (およびその依存パッケージ) のみをクローン作成します。 このコマンドを --to_date コマンドと併用すると、 指定日または指定日より前にリリースされたセキュリティ関連のエラータのみをクローン作成することができます。