9.3. Satellite のバックアップをとる

Red Hat Network Satellite のバックアップはいくつかの方法で行うことができます。 選択する方法に関わらず、 関連するデータベースもバックアップする必要があります。 スタンドアローンのデータベースの場合は、 そのデータベースの管理者に相談してください。 組み込みのデータベースの場合は、 バックアップ手順の全詳細および使用できるオプションについて記載されている RHN DB Control の使い方」 を参照してください。
Red Hat がバックアップを推奨する最低限のファイルとディレクトリは次の通りです。
  • /rhnsat/ - 組み込みデーターベースの場合のみ (データベース稼働中は絶対にバックアップを行わないでください - 「データベースのバックアップをとる」 を参照)
  • /etc/sysconfig/rhn/
  • /etc/rhn/
  • /etc/sudoers
  • /etc/tnsnames.ora
  • /var/www/html/pub/
  • /var/satellite/redhat/1 - カスタムの RPM
  • /root/.gnupg/
  • /root/ssl-build/
  • /etc/dhcp.conf
  • /etc/httpd
  • /tftpboot/
  • /var/lib/cobbler/
  • /var/lib/rhn/kickstarts/
  • /var/www/cobbler
  • /var/lib/nocpulse/
できれば /var/satellite/ もバックアップしてください。 障害が発生した場合にダウンロード時間を短縮できます。 /var/satellite/ (特に /var/satellite/redhat/NULL/) は主として Red Hat の RPM リポジトリの複製となるため、 satellite-sync で再生成することができます。 Red Hat は /var/satellite/ ツリー全体のバックアップを推奨します。 分離モードの Satellite の場合には、 /var/satellite/ のバックアップは必須となります。
上記の最低限のファイルとディレクトリのみのバックアップの場合には、 Red Hat Network Satellite ISO RPM のインストールおよび Satellite の再登録が必要になります。 また、 Red Hat パッケージも satellite-sync ツールで再同期する必要があります。 そのあと、 次のファイルを再インストールします。
/root/ssl-build/rhn-org-httpd-ssl-key-pair-MACHINE_NAME-VER-REL.noarch.rpm
別の方法として、 前述のファイルとディレクトリのバックアップはすべて行い、 Red Hat Network Satellite は登録せずに再インストールする方法です。 インストール中、 Red Hat Network の登録と SSL 証明書の生成の部分は取消しまたは省略します。
そして最後に、 最も包括的な方法としてマシン全体をバックアップする方法があります。 この方法の場合、 ダウンロードと再インストールの時間を節約することができます。 ただし、 余分なディスク領域とバックアップ時間が必要になります。

重要

バックアップの方法に関係なく、 バックアップから Satellite を復元する際には、 次回の rhn-search サービスの起動時に検索インデックスの再作成が行われるようスケジュールしなければなりません。 以下のコマンドを実行します。
/etc/init.d/rhn-search cleanindex