Red Hat Training
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6.3.3. インポートを実行する
上述のユーザーによる
/var/rhn-sat-import
への全データのコピーが完了したと仮定し、 次に進みます。
- インポート可能なチャンネルをコマンドで一覧表示させます。
# satellite-sync --list-channels --mount-point /var/rhn-sat-import
- 上記一覧に記載されているチャンネルラベルを使って特定チャンネルのインポートを開始します。 次のコマンドを実行します。
# satellite-sync -c [channel-label] --mount-point /var/rhn-sat-import
注記
パッケージデータのインポートは 1 チャンネルにつき最長 2 時間ほどかかることがあります。Red Hat Network Satellite の Web サイトにチャンネルが表示され次第、システムをチャンネルに登録開始することができます。登録を行う場合には実際のパッケージは必要ありません。 ただし、 チャンネルの取り込みが完全に終了するまでは Satellite からの更新の取得はできません。各チャンネルごとにこのステップを繰り返し行います。 あるいは、 以下のように各チャンネルラベル名の先頭に-c
フラグを付けて全チャンネルを一つのコマンドに一度に渡してしまうこともできます。# satellite-sync -c channel-label-1 -c channel-label-2 -mount-point /var/rhn-sat-import
- チャンネルの取り込みが終了したら、 すべてのパッケージがリポジトリから移動されていることを次のコマンドを使って確認します。
# cd /var/rhn-sat-import/; ls -alR | grep rpm
RPM のインストールがすべて完了し恒久的な格納場所に移動されると、 上記のコマンドで返される数値がゼロになります。 これで/var/rhn-sat-import/
の一時リポジトリは安全に削除することができるようになりました。# rm -rf /var/rhn-sat-import