2.2.3. データベース要件 - スタンドアローンのデータベースインストール

Red Hat でサポートしている Satellite のインストールは、 Oracle Database 10g Release 2 Standard 版および Enterprise 版または Oracle 11g を使用するスタンドアローンのデータベースになります。 スタンドアローンのデータベースは必ず Red Hat Network Satellite とは別のサーバーで稼働させてください。

重要

現在、 組み込みのデータベースから外付けのデータベースへの移行は対応していません。
ほとんどのインストールで単一の 12 GB 表領域が推奨されます。 ただし、 これより小さい表領域でも機能できることが多くのお客様より確認されています。 サイズ要件については、 経験のある Oracle データベース管理者 (DBA) による評価を行ってください。 データベースに必要なサイズを確定する場合は次の計算式をご利用ください。
  • クライアントシステムごと 250 KiB
  • 1 チャンネルにつき 500 KiB に加え、 チャンネル内の 1 パッケージにつき 230 KiB (つまり、 1 チャンネルに 5000 パッケージ含まれている場合は 1.1 Gib になります)
たとえば、 チャンネル数が 4、 管理するシステム数が 10,000 の Red Hat Network Satellite の場合、 クライアントシステム群用に 2.5 GiB およびチャンネル群用に 11 GiB が必要になります。 パッケージのテストおよびステージング用にカスタムのチャンネルを作成する場合はそれについても計算に入れる必要があります。
データベースのストレージニーズは、 次の要因により急速に増大する可能性があるので注意してください。
  • インポートした Red Hat のパブリックパッケージ数 (標準: 5000)
  • 管理を要するプライベートのパッケージ数 (標準: 500)
  • 管理を要するシステム数 (標準: 1000)
  • 平均的なシステムにインストールされているパッケージ数 (標準: 500)
データベースのサイズ見積りに十分な余裕を持たせる以外にも、 サイズによってバックアップに要される時間や他のシステムリソースにかかる負荷などについても考慮する必要があります。 データベースを共有する場合は、 その目的に応じたディスク領域も考慮に入れる必要があります。
また、 Red Hat Network Satellite を正常にインストールするためにブロックサイズは最低でも 8 KB にしてください。
Oracle データベースには、 Red Hat Network Satellite に割り当てるユーザーをひとり持たせます。 そのユーザーのデフォルト表領域には DDL および DML の完全アクセスを与えてください。 このユーザーにはインストール時にデータベースの標準接続情報が必要になります。
この Oracle ユーザーに必要な全アクセスレベルは以下の通りです。
  • ALTER SESSION
  • CREATE SEQUENCE
  • CREATE SYNONYM
  • CREATE TABLE
  • CREATE VIEW
  • CREATE PROCEDURE
  • CREATE TRIGGER
  • CREATE TYPE
  • CREATE SESSION
他にもデータベースには以下のような要件があります。
  • セキュリティ識別子 (SID)
  • リスナーポート
  • ユーザー名
  • UTF-8 文字セット
ユーザーのデフォルト表領域に推奨している構成は以下になります。
  • 均一のエクステントサイズ
  • 自動セグメントスペース管理

重要

外付けデータベースを使用する場合には、 NLS/文字セットの設定が「UTF8」に設定されていることを確認してください。 「AL32UTF8」や他の文字セットではありません。 「UTF8」以外の文字セットを使用すると将来的に問題が発生する可能性があります。
データベースとなるマシンは Satellite とは独立しているため、 そのディスクレイアウトは組織によって異なります。