第2章 要件

本章では、 Red Hat Network Satellite インストールの全要件を記載しています。 スタンドアローンのデータベース組み込みデータベース のインストールに関する要件ついても記載しています。

2.1. ソフトウェア要件

インストールを行う場合、次のソフトウェアコンポーネントを使用できるようにしておく必要があります。
ベースのオペレーティングシステム
Red Hat Network Satellite は Red Hat Enterprise Linux 5 および 6 に対応しています。 オペレーティングシステムのインストールは、ディスクやローカルの ISO イメージ、 キックスタートなどを使用する方法の他、 Red Hat がサポートしている方法ならいずれの手段でも行うことができます。 Red Hat Enterprise Linux のインストールには @Base パッケージグループが必要です。 他のパッケージセットに変更を加えたり、サーバーの運用に直接必要とされないサードパーティの構成やソフトウェアは含ませないようにしてください。 また、機能強化や Red Hat 社以外で提供しているセキュリティ関連のソフトウェアなども含ませないようにしてください。 使用するインフラにこのようなソフトウェアが必要な場合には、 まず先に Satellite をインストールして完全に機能することを確認し、 システムのバックアップをとった上で必要なソフトウェアの追加作業を行ってください。
新規の Red Hat Network Satellite インストールを行う場合は、 サポートされている Red Hat Enterprise Linux 最新の更新をインストールすることを推奨しています。
Satellite は、 Xen、 KVM、 VMware など Red Hat が対応している仮想化環境ならいずれの環境下でも Red Hat Enterprise Linux 5 または 6 をインストールすることができます。 仮想化環境向けの機能サポートは、 物理的なハードウェアで稼働しているものとは常に同じ性能を提供するとは限りません。 仮想化環境における性能を考慮した上で、 推奨されているチューニングガイドラインに沿った実装を行ってください。
CD や ISO イメージから Red Hat Enterprise Linux 5 または 6 のイメージをインストールする場合はパッケージグループを選択する必要はありません。 必要となるのはベースインストールのみです。 キックスタートでインストールする場合は @Base パッケージグループを選択してください。

重要

ご購入いただいた Red Hat Network Satellite 製品にはそれぞれ、Red Hat Enterprise Linux Server のサポートインスタンスが 1 つ含まれています。Satellite は、新規インストールした Enterprise Linux 上にインストールしてください。 この Satellite が OS の提供する唯一のアプリケーションでありサービスとなるようにします。 Satellite をインストールしている Red Hat Enterprise Linux オペレーティングシステムを使用して他のデーモン、アプリケーション、またはサービスを実行するとサポート対象外となります。

重要

Satellite のベースオペレーティングシステムは、 Red Hat Network Client を使用して Red Hat Network Classic に登録する必要があります。 Red Hat Subscription Manager を使用して登録すると Satellite のインストールは失敗します。
Satellite のインストール用ディスクまたは ISO
インストールディスクまたは ISO には Satellite Installer が含まれています。 Satellite のサポートに必要なパッケージはすべて自動的にインストールされるのでユーザーの介入は必要ありません。

重要

Red Hat Network Satellite のインストールには @Base 以外のパッケージも追加で必要になります。 Satellite のインストーラにより、 一覧表示されたパッケージをインストールするか、 Red Hat Network からファイルをダウンロードするか尋ねられます。 システムが Red Hat Network に登録されていない場合は Red Hat Enterprise Linux インストールメディアを手元に用意しておいてください。 Satellite のインストール中、 必要に応じてこれらの追加パッケージをインストールする必要があります。
Satellite のインストールに必要なファイルは、 Satellite インストール ISO イメージ上の updates ディレクトリにある rhelrpms ファイルに記載されています。
また、 Satellite のホストシステムは必ず Red Hat Enterprise Linux の Optional チャンネルにもサブスクライブさせ、 インストール中のパッケージ依存を解決できるようにしておいてください。
チャンネルのコンテンツ
エンタイトルメントで適用される全 Red Hat チャンネル用にエクスポートされるすべてのソフトウェアパッケージとデータになります。 このコンテンツは Satellite のインストール後、 Red Hat Network Satellite Synchronization Tool を使用して直接 Satellite にロードします。