第5章 エンタイトルメント

Red Hat Network Satellite では、 すべてのサービスをエンタイトルメントで提供しています。 顧客側は必要に応じて Red Hat Network 経由でエンタイトルメントを購入します。 Red Hat Network Satellite の場合には、 エンタイトルメントは事前に合意の上でご契約いただくことになります。 設定はインストール時に行われます。 パブリック チャンネルはすべて自動的に利用可能になります。 プライベートチャンネルについては Red Hat Network エンタイトルメント証明書 に明記されています。
エンタイトルメント証明書には、 その企業に付与されたエンタイトルメント一式の詳細が記載されています。 Red Hat は、随時、データベースのエンタイトルメント設定と Red Hat Network エンタイトルメント証明書の内容を照合して、Red Hat とお客様との契約条件が順守されていることを確認する権利を有します。
初めての Satellite インストールの際に、 本セクションに記載されている手順が Satellite Installer Program によって実行されます。 したがって、 エンタイトルメント数が増加したことが反映されている証明書など、 新規のエンタイトルメント証明書をインポートする場合以外、 本セクションに記載されている手順を実際に行っていただく必要はありません。

5.1. Red Hat Network Satellite のアクティベート

分離モードの Satellite やローカルでの作業を希望するお客様用に、 Red Hat は Red Hat Network エンタイトルメント証明書の管理およびその証明書を使用した Satellite のアクティベートを行うコマンドラインツール、 Red Hat Network Satellite Activate (rhn-satellite-activate) を提供しています。 これは、 rhns-satellite-tools パッケージの一部として Satellite のインストールに含まれています。
rhn-satellite-activate ツールには、 Red Hat Network エンタイトルメント証明書を使って Satellite をアクティベートする際のコマンドラインオプションがいくつかあります。

表5.1 Red Hat Network エンタイトルメント証明書のオプション

オプション 説明
-h--help オプション一覧のヘルプ画面を表示します。
--sanity-only 証明書の健全性を確認します。 ただし、 ローカル、 リモートを問わず Satellite のアクティベートは行いません。
--disconnected ローカルでのアクティベートは行いますが、 リモートの Red Hat Network サーバーではアクティベートしません。
--rhn-cert=/PATH/TO/CERT 新しい証明書をアップロードし、 渡されたオプションが他にあればそのオプションに応じて Satellite をアクティベートします。
--systemid=/PATH/TO/SYSTEMID テスト専用 - パスとファイルで代わりのシステム ID を与えます。 システム ID の指定がない場合はシステムのデフォルトが使用されます。
--no-ssl テスト専用 - SSL を無効にします。
オプションおよび必要に応じてその値を rhn-satellite-activate コマンドの後ろに付けて使用します。