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6.2.2. RHN Push アプリケーションを使用する

注記

クライアントシステムにパッケージを取得させるにはチャンネルが必要になります。 このため、 カスタムのパッケージをアップロードする前に、 まず、 そのカスタムパッケージを割り当てるプライベートチャンネルを少なくとも 1 つ作成しておきます。
次のコマンドでパッケージヘッダーを RHN Satellite Server にアップロードし、 パッケージを RHN Satellite Server のパッケージリポジトリにコピーします。
rhnpush -c label_of_private_channelpkg-list
RHN Push 設定ファイルの値は、 コマンドラインでオプションと値を指定すると上書きすることができます。
rhnpush -c label_of_private_channel --server=localhost pkg-list
label_of_private_channel は、 パッケージの割り当て用に作成したカスタムのチャンネルです。 作成時に指定した正確なチャンネルラベルを必ず使用してください。 チャンネルをひとつまたは複数指定すると (-c または --channel を使用)、 アップロードするパッケージのヘッダーは指定した全チャンネルにリンクされます。 チャンネルを指定しないと、 そのパッケージは パッケージの管理 ページの チャンネルがありません のセクションに置かれます。 パッケージを再割り当てする方法については 「パッケージをソフトウェアチャンネルに割り当てる」 を参照してください。
--server オプションはパッケージのインストール先となるサーバーを指定するため必須となります。 RHN Push は外部のシステムにインストールしても構いませんが、 RHN Push の実行は RHN Satellite Server 上でローカルに行なうことをお勧めします。
pkg-list はアップロードするパッケージの一覧です。 別の方法として、 -d オプションを使用してチャンネルに追加するパッケージを含んだローカルのディレクトリを指定することもできます。 RHN Push は標準入力からパッケージ一覧を読み込むこともできます (--stdin を使用)。