Red Hat Training

A Red Hat training course is available for Red Hat Satellite

第5章 カスタムのエラータ管理

カスタムエラータを使用してカスタムチャンネル内のパッケージにエラータアラートを発行することができるようになります。エラータの管理作業はすべて RHN Web サイトの エラータ タブで行います。管理作業については 『Red Hat Network Reference Guide』 の RHN Web サイトの章もあわせてご覧ください

5.1. エラータの管理

標準の RHN Management レベルのユーザーの方が使用できるボタンやページに加え、 RHN Satellite Server および RHN Proxy Server をご利用のユーザーは左側のナビゲーションバーにある エラータの管理 もご利用頂けます。このボタンから エラータ管理 のインターフェースを開き、カスタムエラータの管理作業を行います。

警告

RHN Proxy Server と RHN Satellite Server の両方を使用している場合はエラータの間理は Satellite のみで行ってください。 Proxy サーバーは Satellite から直接更新を受信することになります。 Proxy 上でもエラータの管理をおこなうとサーバーが同期しなくなる恐れがあります。
エラータ管理 一覧内のアドバイザリをクリックすると 管理しているエラータの詳細 (Managed Errata Detail) ページの 詳細 タブに移動します。この部分の詳細については 「管理しているエラータの詳細」 を参照してください。

5.1.1. 発行済みエラータ

発行済みエラータ ページは左側のナビゲーションバーの エラータの管理 をクリックするとデフォルトで表示されます。独自に作成、発信しているエラータアラートを表示します。
既存の発行済みエラータを編集するには、 「エラータの作成と編集」 に記載されている手順に従います。エラータを配信する場合は エラータの詳細 ページの右上にある 通知の送信 をクリックします。エラータアラートは影響を受ける全システムの管理者に送信されます。

5.1.2. 未発行のエラータ

未発行のエラータ ページは左側のナビゲーションバー内の エラータの管理 の下にある 未発行 をクリックすると表示されます。独自に作成し他エラータアラートでまだ配信していないものが表示されます。
既存の未発行エラータを編集する場合は 「エラータの作成と編集」 に記載されている手順に従います。エラータを発行するには エラータの詳細 ページの右上にある エラータの発行 をクリックします。次にエラータに関連付けされているチャンネルを確認してから右下にある エラータの発行 ボタンをクリックします。エラータアラートが 発行済み ページに移動して配信待ちになります。