Drag & Drop Apps ガイド
Red Hat Mobile Application Platform ホスト型 3 向け
概要
第1章 Drag & Drop Apps の使用の開始
1.1. 概要
Red Hat Mobile Application Platform ホスト型 (RHMAP) Studio は、データ送信をキャプチャーするモバイルアプリを、強力なドラッグアンドドロップ UI ですばやく作成するためのツールを提供しています。本ガイドでは、これらのアプリを「Drag & Drop Apps」と呼んでいます。
このクイックスタートでは、単純なフォームの作成からアプリのビルド、およびモバイルデバイスからフォームごとに送信されるデータの最終確認を行うステップについて説明します。
ステップを要約すると、以下のようになります。
- ルールを含むフォームの作成
- Studio でフォームを使用できるユーザーのグループの作成
- データ送信の通知を受けるユーザーの定義
- フォームのテーマの作成
- フォームのアプリの作成
- アプリのバイナリーの生成と Phone へのインストール
- アプリからのデータの送信
- 送信内容の表示と印刷
1.2. フォームの作成
フォームは、エンドユーザーからソリューションのデータをキャプチャーするために使用されます。新規フォームを作成するには、以下を実行します。
- フォームビルダー メニューをクリックします。
-
新規フォーム をクリックします。
- 開発のブートストラップを実行するテンプレートを選択するか、または独自のテンプレートをゼロから作成するには Blank Form テンプレートを選択します。
- フォームが作成されると、画面上にフォームのダッシュボードが表示されます。フォームを編集 をクリックします。
Text フィールドをクリックして、テキストフィールドをフォームに追加します。
タイトルのないテキストフィールドがフォームに追加されます。
注記フィールドをクリックすると、フォームの末尾に追加されていきます。フィールドをドラッグすると、フォーム内の任意の場所に配置できます。
新規に追加されたフィールドをクリックします。
新規メニューがページの右側に表示されます。このメニューを使って、選択したフィールドを詳細に設定することができます。
テキストフィールドの「Name」 の名前を変更し、「Required」チェックボックスにチェックが付けられていることを確認します。
このボックスにチェックを付けられている状態は、ユーザーがこのフィールドに値を入力しない限り、フォームを提出できないことを意味します。
フォームの外観のプレビューは、ページの右側にある Preview タブをクリックして確認できます。ここで、現在のフォームがデバイス上でどのように表示されるかを示すプレビューを確認できます。
フォームは複数ページを使って簡単に作成でき、フィールドには特定の検証ルールを関連付けることができます。
フォトキャプチャーや署名キャプチャーなどの詳細フィールドは、単純なフィールドの場合と同様に簡単に使用でき、これらはフォーム内で任意の回数繰り返すことができます。
- 保存 をクリックします。これで、現在の状態のフォームが保存され、ブラウザーはフォーム画面に戻ります。
1.3. ルールの作成
フォームの強力なルールセクションでは、フィールドベースのルールとページベースのルールの両方を作成できます。フィールドルールを使うと、他のフィールドの内容に基づいて特定フィールドの表示を有効/無効にできます。一方、ページルールを使うと、特定のフィールドの内容に基づいて特定ページの表示を有効/無効にできます。どちらの場合も、複数のルールと基準を作成できます。
1.4. データ送信の通知を受けるユーザーの定義
メール通知はフォームごとに設定できます。複数の異なるユーザーまたは一連のユーザーが、PDF で添付される送信コンテンツと共に新規の送信について毎回通知を受けることができます。
1.5. フォームのテーマの作成
テーマは Drag & Drop Apps のルックアンドフィールを制御するために使用されます。すぐにスタートしたい場合はデフォルトのテーマをお使いいただけます。アプリに数多くのテーマを作成することはないかもしれませんが、最低でもロゴを設定されたいと思われるかもしれません。
-
ドラッグアンドドロップアプリ>フォームのテーマ>新規テーマに移動します。 - テンプレートの選択
- テーマの名前と説明を入力します。
- Theme の作成 (Create Theme) をクリックして、テーマを編集 ページに移動します。
- お使いのフォームをプレビューウィンドウで選択します (選択されていない場合)。
- 色、フォント、スペースまたはメインロゴに対して必要な変更を行ってください。
- 変更を加えた後に、保存 をクリックします。
1.6. フォームのアプリの作成
Studio 内のプロジェクトには複数のアプリを含めることができますが、フォームプロジェクトには通常 1 つのアプリのみが含まれます。フォームを使ってアプリを作成するには、まずプロジェクトを作成する必要があります。
-
ドラッグアンドドロップアプリエリアのフォームのプロジェクトサブセクションに移動します。
参照できる権限のあるアプリの一覧が表示されます。 - 新規フォームプロジェクト をクリックします。
-
新規プロジェクトの作成 をクリックします。
プロジェクトの名前の入力を求めるプロンプトが表示されます。 次へ進む をクリックします。
これにより、Studio がアプリに必要なすべてのコードの生成を開始します。プロジェクトが正常に作成されると、アプリに含める必要のあるテーマとフォームの選択を求めるプロンプトが出されます。ここで先に作成したテーマとフォームを選択できます。注記複数のフォームをプロジェクトに関連付けることができます。
- Finish をクリックします。
1.7. アプリのバイナリーの生成と Phone へのインストール
アプリケーションをビルドすると、これをモバイルデバイスにインストールすることができます。
-
アプリの特定のフォームプロジェクトのエリアで、スクロールダウンして
Build this Appボタンをクリックします。 -
続いて表示される
バイナリーのビルド画面で、ターゲットのモバイルプラットフォーム (例: Android)、Debug ビルドタイプ、および クラウドアプリ接続 を選択します。
Android デバッグアプリをビルドしている場合、認証情報は不要です。実稼働 Android アプリまたはすべてのタイプの iOS アプリをビルドしている場合には、必要な各種の認証情報を求めるプロンプトが出されます。 - ビルド をクリックします。
アプリケーションがビルドされると、QR コード、ショートリンクおよびダウンロードリンクが表示されます。
1.8. アプリからのデータの送信
QR コードまたは短縮 URL を使用してデバイスにアプリをインストールします。アプリを実行してから、アプリに組み込み済みのフォームでの送信内容の作成を開始します。
1.9. 送信内容の表示と印刷
送信内容が作成されると、ドラッグアンドアプリ > フォームのプロジェクト > 該当プロジェクト > 送信 (サイドバーの左側) に移動できます。アプリから送信したすべてのデータを確認できます。それらのいずれかをクリックします。
それぞれの送信内容には、テキストフィールド、写真、署名、および送信されたその他のフィールドがあります。グループパーミッションに応じて、PDF のダウンロードや、それぞれの送信内容の印刷、削除または編集を実行できます。
1.10. 関連資料
ここまででフォーム関連のコア機能すべて使用しました。他にも使用できる数多くの高度な機能があります。詳細はこちら
第2章 単純なフォームの作成
概要
このチュートリアルでは、以下の実行方法を説明します。
- フォームの作成
- フィールドのフォームへの追加
要件
- App Studio アカウント
2.1. チュートリアル
2.2. ステップ 1: ログイン
認証情報を使って Studio にログインします。
2.3. ステップ 2: フォームの作成
「フォームビルダー」タブをクリックします。フォーム画面が表示されます。フォームがすでに作成されている場合は、それらのフォームがここに表示されます。複数のフォームが作成されている場合、検索ボックスを使用してフォームを検索したり、一覧表示のフォーマットを変更して一度により多くのフォームを表示できるようにしたりできます。フォームが存在しない場合やユーザーにすでに作成されたフォームを参照するための十分な権限がない場合には、「フォームが見つかりません」というメッセージが表示されます。
フォームを選択すると、フォームのダッシュボードが表示されます。このダッシュボードから、選択したフォームについての詳細情報にアクセスできます。この情報には、以下が含まれます。
- このフォームを使用したプロジェクト
- 今日提出する (Submissions Today)
- 送信合計
- ページ
- サブスクライバー
新規フォームを作成するには、「新規フォーム」ボタンをクリックします。
フォーム作成ウィンドウが表示されます。ここでは、フォームテンプレートの選択とフォーム名の入力を求めるプロンプトが表示されます。オプションでフォームの説明を含めることができます。
数多くのフォームテンプレートから選択することができます。これらのテンプレートのいずれかをクリックすると、フォームのプレビューが表示されます。事前に作成されたフォームを使用したくない場合は、「B lank Form」テンプレートを選択します。
テンプレートを選択しても、これをそのままフォームとして使用しなければならないという訳ではありません。テンプレートはフォーム作成の開始時に使用し、編集することができます。
2.4. ステップ 3: フォームの編集
フォームを編集するには、まず該当フォームを一覧から選択します。フォームを選択すると、フォームのプレビューがフォームメニューと共に画面に表示されます。
新規に作成されたフォームが選択されている場合、フォームのプレビューは、フォームのタイトル以外は空白で表示されます。これはフィールドがフォームにまだ追加されていないためです。
サイドバーからフォームを編集を選択します。これにより、「フォームを編集」画面が表示されます。ここからフィールドをフォームに追加できます。フィールドのフォームへの追加は、ドラッグアンドドロップと、単純に追加したいフィールドをクリックする 2 つの方法のいずれかで実行できます。
フィールドをフォームに追加する際、フィールドをクリックするとこれがフォームの末尾に追加されます。フィールドのドラッグアンドドロップの場合は、フォームの任意の場所にフィールドを配置できます。フィールドはフォームに追加した後に、ドラッグアンドドロップで移動できます。
フィールドをクリックしてフォームに追加します。フィールドが追加されると、フォームのプレビューは自動的に更新されます。すべてのフィールドは、フォームに追加されると自動的に「Untitled」というラベルが付けられ、「Required」値が適用されます。
「Required」属性によって、フォームの提出にフィールドへの値の入力が必要かどうかが決まります。「Required」属性がフィールドに追加されている場合は、フォームの提出前に値が該当フィールドに入力または選択されている必要があります。
Number フィールドをフォームに追加します。追加後にプレビューでこのフィールドをクリックします。その後に新規メニューが表示されます。
ここから、選択したフィールドに関連する各種の属性を設定できます。これらには、フィールド名、追加の指示、入力可能な最大/最小値の制限などが含まれます。
各フィールドにはそれぞれ固有の設定オプションがあります。たとえば、テキストフィールドには、入力可能な最大文字セット数の設定オプションがありますが、写真のアップロードフィールドにはアップロード可能な最大ファイルサイズの設定オプションがあります。
「Number」フィールドの属性を以下のように設定します。
- Name: Number field
- Instructions: Please enter your mobile number
ここで Text フィールドをフォームにドラッグして追加します。Text フィールドが Number フィールドの上に置かれるようにこのフィールドの位置を変更します。これを実行するには、Text フィールドを Number フィールドの上にドラッグしてからリリースします。
Text フィールドを選択し、名前を「Name」に設定します。
フォームを保存します。
フォームが正常に作成され、プロジェクトへの関連付けが可能になりました。
第3章 フォームプロジェクトの作成
概要
このチュートリアルでは、以下の実行方法を説明します。
- フォームプロジェクトの作成
- フォームの既存プロジェクトへの関連付け
要件
- App Studio アカウント
3.1. フォームプロジェクトの作成
Drag & Drop Apps を使用してフォームプロジェクトを作成する方法として以下の 2 つの方法があります。
3.1.1. 1. プロジェクトの選択によるフォームプロジェクトの作成
-
プロジェクトセクションをクリックして、プロジェクトの作成エリアに移動します。 -
新規プロジェクトオプションを選択します。
ここでプロジェクトの名前を入力し、プロジェクトのベースとして使用するテンプレートを選択できる画面が表示されます。選択可能なオプションの 1 つはフォームのプロジェクトです。 -
フォームのプロジェクトテンプレートを選択します。 -
作成をクリックします。
プロジェクトが作成されると、これをテーマとフォームを関連付けるように求めるプロンプトが出されます。 - プロジェクトに関連付けるテーマとフォームを選択します。
-
保存をクリックします。
これで、プロジェクト タブからフォームプロジェクトを正常に作成することができました。
3.1.2. 2. ドラッグアンドドロップアプリの選択によるフォームプロジェクトの作成
-
メニューバーから
ドラッグアンドドロップアプリを選択します。 -
サブナビゲーションのメニューバーから
フォームのプロジェクトを選択します。 -
新規フォームプロジェクトオプションを選択します。
ここからCreate New Project、またはUse Existing Projectオプションを選択できます。 -
Create New Projectを選択します。
作成しようとしているプロジェクトの名前を入力するよう求めるプロンプトが表示されます。 -
名前を入力してから
Nextボタンをクリックします。
テーマとフォームをプロジェクトに関連付けることが求められます。 - プロジェクトに関連付けるテーマとフォームを選択します。
-
Finishをクリックします。
これで、ドラッグアンドドロップアプリ タブからフォームプロジェクトを正常に作成することができました。
3.2. フォームの既存プロジェクトへの関連付け
フォームを既存プロジェクトに追加する方法として以下の 2 つの方法があります。
3.2.1. 1. フォームのプロジェクトの選択によるフォームのプロジェクトへの関連付け
-
フォームのプロジェクトセクションからプロジェクトを選択します。
プロジェクトが選択されると、プロジェクトのサブナビゲーションが表示されます。プロジェクトのフォーム & テーマタブがこのサブナビゲーションに表示されます。 -
サブナビゲーションから
プロジェクトのフォーム & テーマオプションを選択します。
「フォーム」セクションからユーザーがテーマとフォームをプロジェクトに関連付けることができます。テーマを追加するには、単純にドロップダウンメニューからテーマを選択できます。フォームを追加するには、「フォーム」フィールドをクリックします。利用可能なすべてのフォームの一覧が表示されます。 - プロジェクトに関連付けるフォームを選択します。
-
保存をクリックします。
フォームがプロジェクトに正常に関連付けられました。
3.2.2. フォームビルダーの選択によるフォームのプロジェクトへの関連付け
-
メニューバーから
フォームビルダーセクションを選択します。 -
新規フォームプロジェクトオプションを選択します。
ここからCreate New ProjectまたはUse Existing Projectオプションを選択できます。 -
Use Existing Projectオプションを選択します。
テーマとフォームをプロジェクトに関連付けることを求めるプロンプトが表示されます。 - プロジェクトに関連付けるテーマとフォームを選択します。
-
Finishをクリックします。
これで フォームビルダー セクションからフォームをプロジェクトに正常に関連付けることができました。
第4章 フォームのテーマの作成
概要
このチュートリアルでは、以下の実行方法を説明します。
- Drag & Drop Apps テーマの作成
デザイナーはテーマを使ってフォームの外観をカスタマイズできます。
要件
- App Studio アカウント
4.1. チュートリアル
4.1.1. テーマのゼロからの作成
- 認証情報を使って Studio にログインします。
-
FormsタブをクリックしてサブナビゲーションからThemesを選択します。
テーマが作成されていないか、現行ユーザーにすでに作成されたテーマを参照するための十分な権限がない場合に、テーマの一覧は空白で表示されます。すでに作成されたテーマがある場合には、テーマの一覧にデータが事前に設定されます。一覧表示されるのは、テーマの名前、最終変更日、テーマを作成したユーザー、およびこのテーマを現在使用しているプロジェクトです。 -
新規テーマを作成するには、
新規テーマボタンをクリックします。
テーマ作成画面が表示されます。テンプレートを選択するためのオプションが表示されます。テーマをゼロから作成するには、いずれのテンプレートも選択しないでください。 -
テーマの名前を入力します。
テーマの説明を入力することもできますが、これは必須ではありません。 Createをクリックします。注記名前フィールドを空白のままにすると、エラーが表示されます。すべてのテーマには名前が必要です。
-
新規に作成されたテーマを一覧から選択します。
テーマのプレビューが自動的に読み込まれます。ここには、使用されるロゴ、フォント、色などのテーマ設定の各種の要素が表示されます。
4.1.2. テンプレートからのテーマの作成
テーマを作成する際には、ユーザーはテーマをゼロから作成することも、既存テンプレートからテーマを選択することも選択できます。テーマをゼロから作るよりも既存テーマを変更する方がはるかに時間を短縮できるため、開発者にとって既存テーマは役立ちます。
-
テンプレートを使用するには、
FormsタブをクリックしてからサブナビゲーションでThemesを選択します。 -
新規テーマを選択します。
テーマ作成画面が表示されます。ここから、テーマをゼロから作成することも、テンプレートの一覧からテーマを選択することもできます。テンプレートを選択すると、テーマのプレビューが表示されます。ここでは、カラースキーム、ロゴ、文字の体裁などのカスタマイズ設定を確認できます。 - テンプレートを選択します。
- テーマ名を入力し、オプションでテーマの説明を入力します。
-
Create Themeを選択します。
これで、テーマが既存テンプレートに基づいて正常に作成され、アプリと関連付けることができるようになりました。
4.2. テーマの編集
サイドバーから 編集 を選択します。これにより同様の画面が生成されますが、ここではテーマの各種セクションの値を変更することができます。
ロゴ
ユーザーは、ロゴ (Logo) セクションのファイルアップロードのオプションを使って独自のロゴをアップロードできます。ロゴとして使用されるイメージは jpeg 形式でなければなりません。
背景
背景 (Background) のセクションでは、テーマの異なるセクションの背景色を変更することができます。セクション名の上にある色の付いた四角をクリックし、ピッカーから色を選択することで変更ができます。色のピッカーを閉じると、更新されます。
文字の体裁
文字の体裁 (Typography) のセクションでは、フォントサイズとテキスト装飾をカスタマイズできます。選択したフィールドの色も、セクションタイトルの横にある色の付いた四角をクリックすると変更できます。四角をクリックすると、色のピッカーが表示されます。
境界線
ここではテーマの境界線 (Border) セクションのカスタマイズを実行できます。色、罫線のタイプ、罫線の幅に基づいてカスタマイズを実行できます。
各セクションでの変更でテーマがどのようになったかをプレビュー表示するには、ドロップダウンメニューからフォームを選択し、これをシミュレーターでプレビューします。
テーマのカスタマイズを確認できたら、画面の下部にある Save ボタンをクリックします。これによりテーマが保存され、テーマのページにもどります 。
第5章 Drag & Drop Apps のライフサイクル管理
5.1. ライフサイクル管理および Drag & Drop Apps の概要
ライフサイクル管理と Drag & Drop Apps の基本的なポイントについては、製品機能ページで説明されています。基本的にライフサイクル管理は、ユーザーがデプロイされているアプリケーションのバージョンとそれらがどの環境にデプロイされているかを分かりやすく確認できるようにするものです。また、環境間でのアプリケーションのデプロイとプロモートを簡単に実行できるようにします。Drag & Drop Apps を使うと、ユーザーは Drag & Drop インターフェースからデータ収集のためのフォームを簡単に定義することができます。これらのフォームは、クライアントアプリケーション内で使用し、統合することができます。
5.1.1. ライフサイクル管理と Drag & Drop Apps のしくみ
Drag & Drop Apps のライフサイクル管理により、ユーザーは新規および更新された Drag & Drop Apps を、すべて同時にではなく個別の環境にデプロイし、プロモートすることができます。さらに Drag & Drop Apps ライフサイクル管理により、ユーザーは複数の環境間で利用可能な Drag & Drop Apps を明確に確認することができます。
5.2. ライフサイクル管理インターフェース
Red Hat Mobile Application Platform ホスト型 (RHMAP) には、ユーザーが Drag & Drop Apps のライフサイクルを個別にまたは全体として管理できる単純なインターフェースが含まれます。
すべての Drag & Drop Apps のライフサイクル管理ページにアクセスするには、以下を実行します。
- Platform に移動し、画面上部にある Drag & Drop Apps をクリックします。
-
上部のナビゲーションにある ライフサイクル をクリックします。この画面には、すべての環境のすべての Drag & Drop App のステータスが表示されます。
-
任意の Drag & Drop App の + ボタンをクリックして詳細を表示します。
単一の Drag & Drop App のライフサイクル管理ページにアクセスするには、以下を実行します。
- Platform に移動し、画面上部にある Drag & Drop Apps をクリックします。
-
上部ナビゲーションの フォームビルダー をクリックします。
- 一覧から必要な Drag & Drop App をクリックします。
-
左側のナビゲーションにある ライフサイクル をクリックします。この画面には、すべての環境における選択した Drag & Drop App のステータスが表示されます。
どちらのページも Drag & Drop App の以下の機能を提供します。
- Deploy Now (すぐにデプロイする)
- プレビュー
- Live Edit (ライブ編集)
- プロモート
- 送信
- コピー
- デプロイ
通常の操作フローは以下のようになります。ユーザーはフォームを作成し、これを Core Platform に保存します。その後フォームが環境にデプロイされる前に編集を続行できます。フォームの準備ができると、これを開発環境または実稼働環境にデプロイできます。デプロイ後に緊急の問題が見つかる場合は、いずれかの環境にデプロイされたフォームに対して Live Edit を実行できます。Live Edit の内容は Core Platform に自動的に伝搬されないため、ユーザーは コピー 機能を使用してこれを手動で実行する必要があります。これにより、Core Platform のマスターコピーが上書きされます。
5.2.1. Deploy Now (すぐにデプロイする)
Deploy Now (すぐにデプロイする) は、ライフサイクルページのドラッグアンドドロップアプリの詳細に表示され、Platform 上のドラッグアンドドロップアプリのコアインスタンスからドラッグアンドドロップアプリを特定の環境に直接デプロイできます。
プロジェクトを Drag & Drop App に関連付ける場合、プロジェクトでは同じ環境 の Drag & Drop App のみが表示され、これを使用できます。たとえば、プロジェクトが 開発環境 にのみデプロイされている Drag & Drop App に関連付けられる場合、そのプロジェクトが 実稼働 にデプロイされると、その Drag & Drop App を表示したり、使用したりすることができなくなります。同じことが Drag & Drop App に対する更新にも当てはまります。更新が開発 の Drag & Drop App にデプロイされても 実稼働 にデプロイされない場合、関連付けられたプロジェクトには 開発 にある場合は更新された Drag & Drop App が表示されますが、実稼働 では更新を確認できません。
5.2.2. プレビュー
プレビュー により、現在その環境にある Drag & Drop App のライブプレビューが表示されます。
5.2.3. Live Edit (ライブ編集)
Drag & Drop App を公開するためのライフサイクルは通常は以下のようになります。
- Platform でコアのドラッグアンドドロップアプリを作成し、これを変更します。
- テストまたはステージング環境に変更をデプロイします。
- 変更の承認後、それらを実稼働環境にプロモートします。
このタイプのライフサイクルに加え、Platform からユーザーは Live Edit を実行できます。Live Edit により、十分な権限を持つユーザーはフォームに変更を加え、プロモーションプロセスを経ずにそれらの変更を環境に直接保存できます。
たとえば、ユーザーはドラッグアンドドロップアプリに変更を加え、他のすべての環境に元のバージョンを置いたまま、この変更を開発またはテスト環境にデプロイできます。または、ユーザーは重大な問題を実稼働で確認する場合、Live Edit 機能を使って変更を実稼働に直接加えることにより問題をすぐに解決できます。その後、ユーザーはこれらの編集内容をコアプロジェトにコピーして、その変更を残りの環境に伝搬することができます。
フォームの Live Edit では、以下を実行します。
- ライフサイクル ページから + をクリックして必要な Drag & Drop App の詳細を表示します。
-
必要な環境で Live Edit をクリックします。
- 必要な編集の後、Save and Deploy をクリックして環境への変更を保存します。
Save and Deploy をクリックし、変更を現在の環境のみに保存またはデプロイし、これを ただちに実行します。これらの変更をドラッグアンドドロップアプリのコアインスタンスに保存するには、Save and Deploy をクリックした後にコピーを使用する必要もあります。
5.2.4. プロモート
プロモートでは、デプロイされたバージョンのドラッグアンドドロップアプリ をある環境から別の環境に複製することができます。バージョンのプロモートを実行する場合とデプロイを実行する場合の違いは、プロモートには Platform のドラッグアンドドロップアプリのコアインスタンスに関係するタスクが不要です。つまり、ある環境に対する Live Edit は Platform のドラッグアンドドロップアプリのコアインスタンスに対してコピーしなくても別の環境にプロモートできます。
フォームを プロモート するには、以下を実行します。
- ライフサイクル ページから + をクリックして必要な Drag & Drop App の詳細を表示します。
-
必要な環境で プロモート をクリックし、プロモート先の環境を選択します。
5.2.5. 送信
送信 では、特定環境の Drag & Drop App に対するすべての送信内容を確認できます。
5.2.6. コピー
コピーは、ある環境に対する Live Edit を Platform 上のドラッグアンドドロップアプリのコアインスタンスにコピーします。これは、Live Edit の実行中に加えられた変更を保持し、それらの変更を他の環境にデプロイするのに役立ちます。
コピーは、基本的に選択した環境を Platform 上のドラッグアンドドロップアプリのコアインスタンスにコピーします (マージではない)。つまり、これは Live Edit が実行された環境にデプロイされていない変更が破棄される可能性があることを意味しています。Live Edit を実行した環境とドラッグアンドドロップアプリのコアインスタンスの両方を確認してからコピーを使用するようにし、コアインスタンスに対する変更が失われないようにしてください。
Undeploy または Redeploy を使用して、Copy を使用して保存したい Live Edit を保存していることを確認してください。
5.2.7. デプロイ
Deploy メニューは、Redeploy と Undeploy の 2 つのオプションを提供します。
Redeploy (再デプロイ) では、ドラッグアンドドロップアプリをコアインスタンスから選択した環境にデプロイすることができます。これにより、その環境に対する Live Edit の実行内容は上書きされます。Undeploy (デプロイ解除) では、選択した環境からドラッグアンドドロップアプリを削除できます。これらの操作のいずれもドラッグアンドドロップアプリがデプロイされている環境には影響を与えません。
5.3. パーミッション
Drag & Drop Apps ライフサイクル管理に関連するすべての操作は、Platform の既存のパーミッションシステムに準拠します。
Drag & Drop App の デプロイ および/または Live Edit を実行するには、ユーザーに以下がなければなりません。
- フォームでの Deploy パーミッションへの 書き込み アクセス
- デプロイされているフォームへの 書き込み アクセス
- フォームをデプロイしている環境への 書き込み アクセス
ライフサイクル管理インターフェースで Drag & Drop App を表示するには、ユーザーに以下が必要です。
- 環境への 読み取りアクセス
- 表示されるフォームへの 読み取り アクセス
たとえば、フォームへの 読み取り アクセスとすべての環境への 読み取り アクセスを持つユーザーはデプロイされたすべてのフォームを閲覧できますが、それらの Drag & Drop Apps に対して Live Edit は実行できません。
5.4. Drag & Drop Apps ライフサイクル管理および $fh.forms
$fh.forms API を使うと、javascript クライアントアプリケーションから ドラッグアンドドロップアプリ API を呼び出すことができます。$fh.forms を使用して呼び出しを行うと、アプリケーションが実行されている現在の環境に応じて結果が自動的にフィルターされます。たとえば、1 つのアプリケーションが 3 つのドラッグアンドドロップアプリに関連付けられている場合、それらの内 1 つのみが現在の環境にデプロイされている場合、$fh.forms.getForms はその 1 つのみを返します。
$fh.forms API についての詳細は、API ドキュメントを参照してください。
