Red Hat JBoss Web Server 5.5 Service pack 1 リリースノート

Red Hat JBoss Web Server 5.5

Red Hat JBoss Web Server 5.5 向け

概要

本リリースノートには、Red Hat JBoss Web Server 5.5 Service Pack 1 に関連する重要な情報が含まれています。

第1章 RedHat JBoss Web Server 5.5 Service Pack 1

Red Hat JBoss Web Server バージョン 5.5 Service Pack 1 リリースへようこそ。

Red Hat JBoss Web Server は、Java Web アプリケーションをホストするための完全に統合され認定されたコンポーネントセットです。これは、アプリケーションサーバー (Apache Tomcat Servlet コンテナー) および Tomcat Native Library から成ります。キーコンポーネントの簡単な説明を以下に示します。

  • Apache tomcat: Java Servlet Specification に準拠するサーブレットコンテナー。JBoss Web Server には Apache Tomcat 9 が含まれています。
  • Apache tomcat ネイティブライブラリー: Tomcat ライブラリーでは、Tomcat のスケーラビリティー、パフォーマンス、ネイティブサーバー技術との統合が改善されます。
  • Tomcat-vault: JBoss Web Server によって使用されるパスワードおよび他の機密情報をセキュアに保存するために使用される JBoss Web Server の拡張機能。
  • mod_cluster ライブラリー: Apache Tomcat と Apache HTTP Server の mod_proxy_cluster モジュール間の通信を可能にするライブラリー。これにより、Apache HTTP Server を JBoss Web サーバーのロードバランサーとして使用できます。mod_cluster の設定、mod_jk および mod_proxy の代替ロードバランサーのインストールおよび設定の詳細は、『HTTP Connectors and Load Balancing Guide』を参照してください。
  • Apache ポータブルランタイム (APR): ネイティブサーバー技術との優れたスケーラビリティー、パフォーマンス、および改善された統合を提供するランタイム。APR は、Apache HTTP Server 2.x の中核となる大変ポータブルなライブラリーです。これにより、高度な IO 機能 (sendfile、epoll、OpenSSL など)、オペレーティングシステムレベルの機能 (例: 乱数生成およびシステム状態、ネイティブプロセス処理 (共有メモリー、NT パイプ、Unix ソケットなど) へのアクセスが可能になります。
  • OpenSSL: Secure Sockets Layer (SSL) プロトコルおよび TLS (Transport Layer Security) プロトコルを実装するソフトウェアライブラリー。基本的な暗号化ライブラリーが含まれています。

JBoss Web Serverのこのリリースは、主要なセキュリティ更新をカバーしています。

Red Hat Enterprise Linux 7 をベースとした Red Hat JBoss Web Server 5.5 OpenShift イメージは、本リリースでは提供されなくなりました。Red Hat Enterprise Linux 8 をベースとした Red Hat JBoss Web Server 5.5 イメージは、本リリースで提供されます。

第2章 Red Hat JBoss Web Server 5.5 のインストール

JBoss Web Server 5.5 は、インストールガイドの以下のセクションのいずれかを使用してインストールできます。

第3章 このサービスパックを使用したRed Hat JBoss Web Server のアップグレード

この Service Pack をインストールするには以下を行います。

  1. こちら のダウンロードリンクを使用して、お使いのプラットフォームに適した Red Hat JBoss Web Server 5.5 Service Pack 1 ファイル (.zip 形式) をダウンロードします (サブスクリプションが必要です)。
  2. .zip ファイルを Red Hat JBoss Web Server のインストールディレクトリーで展開します。

Red Hat Enterprise Linux で RPM パッケージから Red Hat JBoss Web Server をインストールした場合は、以下の yum コマンドを使用して最新のサービスパックにアップグレードできます。

# yum upgrade

第4章 OS/JVM の認定

オペレーティングシステムチップセットアーキテクチャーJava 仮想マシン

Red Hat Enterprise Linux 8

x86_64

Red Hat OpenJDK 1.8.x、Red Hat OpenJDK 11、OracleJDK 11

Red Hat Enterprise Linux 7

x86_64

Red Hat OpenJDK 1.8.x、Red Hat OpenJDK 11、Oracle JDK 1.8.x、Oracle JDK 11、IBM JDK 1.8.x

Microsoft Windows 2019 Server

x86_64

Red Hat OpenJDK 1.8.x、Red Hat OpenJDK 11、Oracle JDK 1.8.x、Oracle JDK 11

Microsoft Windows 2016 Server

x86_64

Red Hat OpenJDK 1.8.x、Red Hat OpenJDK 11、Oracle JDK 1.8.x、Oracle JDK 11

Microsoft Windows 2012 Server R2

x86_64

Red Hat OpenJDK 1.8.x、Red Hat OpenJDK 11、Oracle JDK 1.8.x、Oracle JDK 11

第5章 セキュリティーの修正

この更新には、以下のセキュリティー関連の問題修正が含まれています。

ID影響概要

CVE-2021-41079

重要な影響

Tomcat: OpenSSL JSSE エンジンを使用した予期しない TLS パケットの読み取り中に無限ループが発生します。

第6章 解決した問題

本リリースで解決された問題はありません。

第7章 既知の問題

本リリースには既知の問題がありません。

第8章 Red Hat JBoss Web Server 5.5 に含まれるコンポーネント

Red Hat JBoss Web Server 5.5 Service Pack 1 には以下のコンポーネントが含まれています。

コンポーネントバージョン

Apache CXF

3.3.5

Apache Tomcat

9.0.43

ECJ

4.12.0

Hibernate

5.3.20.Final

JBoss Logging

3.4.1.Final

libapr

1.6.3

mod_cluster

1.4.3.Final

OpenSSL

1.1.1g

Tomcat-Native

1.2.26

Tomcat-Vault

1.1.8.Final