Red Hat Training

A Red Hat training course is available for Red Hat JBoss Web Server

6.5.2. JDK 5.0 アノテーションの使用

JDK5.0 ではタイプセーフかつコンパイル時にチェックできる、言語レベルの XDoclet スタイルのアノテーションを導入しました。このメカニズムは XDoclet のアノテーションよりも強力で、ツールや IDE も多くがサポートしています。例えば IntelliJ IDEA は、JDK5.0 にアノテーションの自動補完と構文の強調表示をサポートしています。EJB 仕様 (JSR-220) の新しいバージョンでは、エンティティ Bean に対する主要なメタデータメカニズムとして JDK5.0 のアノテーションを使用しています。Hibernate3 では JSR-220 (永続化 API) の EntityManager を実装し、メタデータマッピングに対するサポートは、 Hibernate Annotations パッケージを別途ダウンロードすることで 利用可能です。これは EJB3 (JSR-220) と Hibernate3 のメタデータをどちらもサポートしています。
以下は EJB のエンティティ Bean として注釈された POJO クラスの例です:
@Entity
public class Customer implements Serializable {

    @Id
    Long id;

    String firstName;
    String lastName;
    Date birthday;

    @Transient
    Integer age;

    @Embedded
    private Address homeAddress;

    @OneToMany(cascade=CascadeType.ALL)
    @JoinColumn(name="CUSTOMER_ID")
    Set<Order> orders;

    // Getter/setter and business methods
}