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4.6. NamingStrategy の実装

インターフェース org.hibernate.cfg.NamingStrategy はデータベースオブジェクトとスキーマ要素に対して「命名基準」を指定できるようにします。
Java の識別子からデータベース識別子を自動生成するためのルールや、 マッピングファイルの「論理的な」列とテーブル名を「物理的な」テーブルと列名に処理するためのルールを提供することが可能です。 この機能により、 マッピングドキュメントの詳細度を軽減し、 不要な繰り返し (TBL_の接頭辞など) が発生しないようにします。 Hibernate によって使用されるデフォルトの戦略は最小限になります。
マッピングを追加する前に Configuration.setNamingStrategy() を呼び出して異なる戦略を指定することができます。
SessionFactory sf = new Configuration()
    .setNamingStrategy(ImprovedNamingStrategy.INSTANCE)
    .addFile("Item.hbm.xml")
    .addFile("Bid.hbm.xml")
    .buildSessionFactory();
org.hibernate.cfg.ImprovedNamingStrategy は組み込みの戦略で、 アプリケーションによってはここから始めるとよいでしょう。