Red Hat Training

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19.2. メトリクスおよびベースラインチャートの表示

監視のコアとなるのは、リソースに対して収集されるメトリック情報です。各リソースには異なるメトリクスがあります(これらについては、「 『リソースリファレンス: Monitoring, Operation, and Configuration Options』」に記載されます)。3 つのモニタリングチャートで同じ情報が表示されますが、パースペクティブと異なる詳細レベルが表示されます。
  • リソースレベルのサマリー
  • グラフ
  • テーブル
JBoss ON インベントリー全体の Dashboard と同様に、リソースの Summary タブには異なるリソース情報を示すポートレットがあります。ほとんどのリソースには、測定、イベント、および範囲外のメトリックの 3 つのポートレットがあります。Measurements ポートレットには、現在の読み取りとメトリクスの傾向を示す小さなサムネイルチャートがあります。
メトリクスのいずれかをクリックすると、そのメトリクスのベースラインチャートが開きます。で説明されているように 「baselines and Out-of-Bounds Metrics」、ベースラインは一定期間の読み取りの平均値を計算します。この期間における高い測定値と低い数値は、上限と下限を作成します。ベースラインは、デフォルトでは、前述の 7 日間のデータを使用して、3 日ごとに計算されます。ベースラインの測定は、管理者がリソースのアラートを効果的に設定できるように、動作規則の確立に不可欠です。

図19.6 個別のメトリックグラフ

個別のメトリックグラフ
Monitoring タブの Metrics エリアには、表内のすべてのメトリクスが表示され、高い読み取り、低、および現在の読み取りの列が表示されます。各メトリクスのアクティブなアラートの数を示す列もあります。

図19.7 メトリクステーブル

メトリクステーブル
メトリックを拡張すると個々のメトリクスグラフが開き、過去 8 時間の傾向が得られます。これにより、サマリーまたはベースラインのチャートよりも粒度の細かい詳細が提供され、各コレクションの読み取りと正確な読み取りが表示されます。

図19.8 テーブル内のメトリクスグラフ

テーブル内のメトリクスグラフ