Red Hat Training
A Red Hat training course is available for Red Hat JBoss Operations Network
3.4. *nix システムへのインストールの準備
3.4.1. JBoss ON サーバーの JDK の設定
JBoss ON サーバーには Java 6 以上の JDK が必要です。
- 必要に応じて適切なバージョンの Java をダウンロードし、インストールします。
- を設定します。
JAVA_HOME
インストールディレクトリーへの環境変数。- JBoss ON を実行するシステムユーザー
.bashrc
に対して開きます。例:vim /home/jon/.bashrc
- 設定する行を追加します。
JAVA_HOME
特定の JDK ディレクトリーへの環境変数。例:export JAVA_HOME=/usr/lib/jvm/java-1.6.0-openjdk-1.6.0.0/
- system alternatives コマンドを使用して、システムが正しいバージョンの JDK を使用するように設定します。選択したバージョンには *+ シンボルがあります。
/usr/sbin/alternatives --config javac There are 2 programs which provide 'javac'. Selection Command ----------------------------------------------- 1 /usr/lib/jvm/java-1.6.0-bea/bin/javac *+ 2 /usr/lib/jvm/java-1.6.0-openjdk/bin/javac Enter to keep the current selection[+], or type selection number:
3.4.2. NTP の設定
マシンクロックを同期します。すべての JBoss ON サーバーおよびエージェントには同期されたクロックが必要です。クロックの変動により、可用性のレポート、メトリック測定、グラフ化、およびリソースをインベントリーに識別してインポートする際に問題が発生します。Network Time Protocol プロジェクトには http://www.ntp.org/、クロックが同期されるように NTP をインストールおよび設定するための情報があります。
3.4.3. DNS の設定
すべての IP アドレスに DNS サーバーの対応するエントリーがあるか、JBoss ON によって管理される各システム、またはサーバーまたはストレージノードをホストする各システムに対して明示的に定義する必要が
/etc/hosts
あります。
3.4.4. ポートの設定
サーバー、エージェント、およびストレージノードのポート上での通信を可能にするようにファイアウォールを設定します。 必要なポートがブロックされている場合は、個々のコンポーネントが相互に通信できなくなります。
デフォルト設定を使用すると、JBoss ON はに記載されたポートを使用し 表3.2「デフォルトの JBoss ON ポート」 ます。
表3.2 デフォルトの JBoss ON ポート
ポート | 目的 |
---|---|
7080 | サーバークライアント通信用の標準 HTTP ポート |
7443 | セキュアなサーバークライアント通信用の HTTPS ポート |
16163 | サーバーからのエージェント通信 |
9142 | ストレージクラスターの通信の場合 |
7299 | ストレージノードの JMX 通信の場合 |
7100 | ストレージノードのゴシップ(ノード間の)通信 |