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7.14. 検出スキャン間隔の設定

エージェントはプラットフォームを定期的にスキャンして、検出キューに追加する新しいサーバーまたはサービスを、後でインベントリーに検索します。スキャン間隔を設定するさまざまなパラメーターがあります。
  • で設定したサーバーのスキャン間隔 rhq.agent.plugins.server-discovery.period-secs。デフォルトは 900 秒(15 分)です。
  • で設定したサービスのスキャン間隔 rhq.agent.plugins.service-discovery.period-secs。デフォルトは 86400 秒(24 時間)です。
  • で設定した低レベルの子サービスのスキャン間隔 rhq.agent.plugins.child-discovery.delay-secs。デフォルトは 5 秒です。
    親リソースが検出されるとすぐに子が検出されます。ただし、下位レベルの子は、その後の検出スキャンで検出されます。これにより、初期インポートと次の検出スキャンの間の遅延が設定されます。
これらは agent-configuration.xml ファイルに設定されるため、変更を反映するには、設定を適切にリロードする必要があります。
  1. エージェントプロンプトを開きます。たとえば、エージェントプロセスがすでに実行している場合は、-n オプションで rhq-agent.sh スクリプトを再度実行してプロンプトを開くことができます。
    agentRoot/rhq-agent/bin/rhq-agent.sh -n
  2. setconfig コマンドを使用して、検出スキャン間隔をリセットします。プリファレンス名は、agent-configuration.xml ファイル内のエントリー名になります。例:
    > setconfig rhq.agent.plugins.server-discovery.period-secs=600
    
    > setconfig rhq.agent.plugins.service-discovery.period-secs=1440
    
    > setconfig rhq.agent.plugins.child-discovery.delay-secs=60
  3. エージェントプロセスを再起動して、新しい設定を読み込みます。たとえば、エージェントがサービスとして実行している場合は、以下を実行します。
    [root@server ~]# service rhq-agent-wrapper.sh stop
    
    [root@server ~]# service rhq-agent-wrapper.sh start