Red Hat Training
A Red Hat training course is available for Red Hat JBoss Operations Network
1.2. JBoss ON サーバーについて
JBoss ON は中央サーバーを中心に構築されます。サーバーは 2 つの必須機能を実行します。
- リソースとリソースグループの両方の設定を保存します。
- エージェントが収集するデータを整理して応答します。
JBoss ON サーバーは、管理者が操作環境を管理するための中心的な場所です。サーバーは、ベースラインの設定およびアプリケーションのプロビジョニング、アラートと通知の定義、および操作の開始に使用されます。エージェントがリソースからサーバーに情報を送信すると、サーバーは監視タスクも実行できます(メトリクスとレポートを提供することにより)。また、アラートや起動操作を送信することでイベントに応答することもできます。
JBoss ON サーバーによって使用されるデータは、バックエンド SQL データベースに保存されます。これらのデータには以下が含まれます。
- リソースのインベントリー
- 設定済みのグループ
- データのモニタリング
- 設定データ
- リソースで利用可能なコンテンツ
- ユーザーおよびアクセス制御情報
JBoss ON サーバーは、JBoss ON と対話するために使用されるグラフィカルユーザーインターフェースをホストします。
JBoss ON サーバーの非常に重要な機能の 1 つは、バックエンドデータベースおよび JBoss ON エージェントのみと通信することです。JBoss ON サーバーが同じバックエンドデータベースを使用している場合は、サーバーまたはデータベースに追加の設定がなくても、フェイルオーバーとスケーラビリティーが可能になります。JBoss ON エージェントは、実際にサーバー間でエージェント負荷を分散し、詳細な設定なしにエージェントサーバーフェイルオーバーを提供する、推奨される JBoss ON サーバーのリストを使用するように設定できます。